和光市教育・保育量の見込みとその確保策

資料1
和光市教育・保育量の見込みとその確保策
~日常生活圏域における提供体制の整備~
和光市における教育・保育の必要量の推移
0-5歳計
4,999
1277
1491
173
190
3,131
62.6%
・平成25年時点で、待機児童含めた教育・保育の利用率は児童全体
の62.6%である3,131名となっている
0-5歳計
4,988
1,202
1,212
559
534
3,507
70.3%
・量の見込みとしては、幼稚園、保育園の需要が減少し、認定子ども
園、小規模保育事業所の需要が大幅に増大している。また、利用率も
62.6%⇒70.3%と増大する。
和光市における教育・保育の提供体制の推移
0-5歳計
4,999
1,170
1,480
228
0
2,878
・保育園については、待機児童解消のため、弾力化により定員超過し
て児童を受け入れている。また、幼稚園については利用者の4割強が
市外施設利用者。
0-5歳計
4,988
1,216
1,214
556
534
3,520
・認定こども園、小規模保育事業所を主として整備を進め、待機児童
の解消を図る。整備に当たっては地域ごとの待機児童発生状況等踏ま
え、日常生活圏域における整備を基本とする。
教育・保育の提供体制の推移(グラフ)
平成31年度までの整備
計画について、各施設
ごとの利用数の推移を
グラフ化した。
教育・保育の利
用率(平成25年
度10月時点で62.
6%)を施設の整
備に伴い増加させ、
平成31年度におい
て目標値である70.
3%を達成する。
和光市における圏域別の現況①
北圏域:新倉・下新倉・白子(3・4丁目)地区
・地域人口 34,023人
・0-5歳人口 2,158人 (地域人口の6.3%)
中央圏域:本町・広沢・丸山台・中央・西大和地区
・地域人口 23,098人
・0-5歳人口 1,582人 (地域人口の6.8%)
南圏域:南・諏訪・諏訪原・白子(1・2丁目)地区
・地域人口 22,315人
・0-5歳人口 1,259人 (地域人口の5.6%)
和光市における圏域別の現況②
北圏域
・保育園 7園 定員計460名
・幼稚園 2園 定員計490名
中央圏域
・保育園 4園 定員計360名
・幼稚園 1園 定員計275名
南圏域
・保育園 3園 定員計340名
・幼稚園 1園 定員計280名
圏域別の比率でみ
ると、北圏域の児
童人口が全体の約
43.2%に対し、保
育の提供量の比率
が約39.6%と、
人口対施設比から
見ても、北圏域は
整備が必要である
ことがわかる。
※左記票に家庭保育室を見込んだ場合、家庭
保育室は駅周辺に集中していることから、上記
の傾向はさらに顕著になる
31年度時点の圏域別の整備状況
北圏域
・保育園 8園 定員計526名
・小規模保育事業 16園 定員計295名
・認定こども園 1園 定員計 47名
中央圏域
・保育園 5園 定員計452名
・小規模保育事業 8園 定員計149名
・認定こども園 1園 定員計 60名
南圏域
・保育園 3園 定員計238名
・小規模保育事業 6園 定員計112名
・認定こども園 1園 定員計173名
圏域別に、保育必
要量を見込んだ施
設整備を進める。小
規模保育事業及び
認定こども園を各圏
域ごとに整備すると
ともに、0-2歳の
待機児童が多く発
生している北圏域に
ついては小規模保
育を重点的に整備
する。
日常生活圏域における保育の量の見込みと提供体制
北圏域
平成26年度
平成31年度
増減率
保育量の見込み
707
847
19.8%
保育提供体制
460
868
88.6%
中央圏域
平成26年度
平成31年度
増減率
保育量の見込み
550
652
18.5%
保育提供体制
360
661
83.6%
南圏域
平成26年度
平成31年度
増減率
保育量の見込み
459
540
17.8%
保育提供体制
340
523
53.8%
・全域で保育の必要量が約20%弱増加する見込み。
・主として小規模保育事業所の整備により、保育提供量は大幅に増大
し、圏域ごとのニーズを31年度時点ではほぼ充足する。
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※参考:保育園の圏域別利用率(グラフ)
北圏域
中央圏域
南圏域
・施設利用者を在住地域別の割合でみたとき、北圏域の施設については平均する
と9割近くが地域在住者によって利用されているが、中央圏域、南圏域の施設にお
いては、その地域在住者の利用率は6~7割程度であり、北圏域在住者が一定以
上他圏域の施設を利用している現状がある。