淑徳大学Visiting Researcher募集要項

募集要項
Asia Research Institute for International Social Work
淑徳大学アジア国際社会福祉研究所
博士論文書き上げ準備のある方のための
ビジティングリサーチャー論博プログラム募集要項
2016 年 5 月 26 日
Asia Research Institute for International Social Work
淑徳大学アジア国際社会福祉研究所は博士論文を書き上げる準備のある方の
ために博士論文を完成し、学位を取得する機会を提供するビジティングリサー
チャー論博プログラムを開始します。アジア諸国のソーシャルワーク大学教員
養成ニーズに応えるのが目的です。日本の方、日本在住の外国の方も歓迎しま
す。
アジアの主に大学に所属する教員を当研究所に 2 年間ビジティングリサーチ
ャーとしてお迎えし、その間に自力で論文を完成していただき、同時に研究所
の提供する調査研究法を中心としたいくつかのコースを履修していただきま
す。完成し、履修を終えた方は淑徳大学大学院に論文博士(論博)申請者として
推薦・紹介します。論文の審査は淑徳大学大学院が行い、合格した方には「社
会福祉博士」が授与されます。
International Social Work
国際社会福祉あるいはアジア仏教“ソーシャルワーク”分野の論文をお書き
の方、ご応募下さい。
記
1.応募締め切り
2016 年 7 月 20 日
2.プログラムの開始
2016 年 10 月 1 日 (初年度に限り 1 月 1 日、4 月 1 日開始も可。ただし、より
早い開始日を選んだ方を優先します。)
3.年限
2 年間(最長)
4.論文のテーマ
次の2分野のいずれかに属するテーマであること
1
募集要項
International Social Work
(A) 国際社会福祉/インターナショナルソーシャルワーク
(B) アジア仏教“ソーシャルワーク”
5.授与される学位
社会福祉博士 (淑徳大学)
6.応募資格
(1)修士(出来れば MSW)を持つもの。
(2)博士論文のテーマ、枠組み、構想がすでに出来ており、2 年以内に論文提出が出来る
こと。望むらくはすでに執筆をはじめていること。
(3)研究所の提供する下記10(1)のコースを履修/理解出来ること。
(4)国籍および応募時の居住地は不問。
(5)所属する大学・学部あるいは組織の一切の職務・業務から 2 年間解放され、キャン
パスを離れ、当研究所ビジティングリサーチャーとして論文執筆に専念出来ることが
望ましい。これが不可能である場合には自ら十分な執筆時間を見いだせる旨の保証を
示せること。
(6)所属大学または学部、組織を含めた 3 通の推薦状(いずれかにおいてプログラム参
加期間中の身元保証、研究遂行能力、人柄、英語能力に言及のこと)を提出できるこ
と。(何らかの理由によりこれが不可能である場合は研究所にご相談下さい。)
7.選考
(1)選考判断の中心要素は 2 年以内の論文完成の実現性と論文内容のレベルである。
(2)2016 年 10 月 1 日、2017 年 1 月 1 日、4 月 1 日のうちプログラム参加開始日の早
い順に優先権を与える。(上記 2 参照)
(3)独立の選考委員会によって公正になされる。(選考の前、後を問わず選考経過、内
容についての問い合わせにはお答え出来ません。)
8.日程 (2016 年 10 月 1 日開始の場合)
①
応募(2016 年 5 月 26 日-7 月 20 日)
②
選考結果の通知(7 月 31 日)
③
プログラム開始(10 月 1-7 日)
④
博士論文の執筆とコース受講(2016 年 10 月 1 日~2018 年 8 月 31 日;この間い
つでも執筆完了可)
⑤
論文、研究所経由で淑徳大学大学院(総合福祉研究科)に提出
日まで。
2
(2018 年 8 月 31
募集要項
⑥
研究所から淑徳大学総合福祉研究科に紹介状/推薦状を付して転送。(2018 年
9 月 30 日まで;あるいは論文提出後最も近い 3 月、または 9 月)
⑦
大学院(総合福祉研究科)審査委員会および研究科委員会による審査、合否判定。
(2018 年 10 月-2019 年 3 月;あるいは提出後 6 ヶ月以内)
学位授与(2019 年 3 月;あるいは上記⑦の 6 ヶ月目の終わり)
⑧
9.論文の執筆
(1)論文作成は独力で行う。論博であるので研究所からはいわゆる「指導教授」はつけ
ない。(テーマにより研究所のリソースがあるかぎり出来るだけのサポートは致し
ますが、完成へ向けてのペースメーカー役レベルとお考え下さい。このレベルを超
えた「指導教授」が必要でしたらご自分で見つけ定めて下さい。)
(2)論文は完成次第いつでも提出出来るが、最も遅くとも 2018 年 9 月 30 日(研究所に
8 月 31 日)までに提出のこと。
(3)論文の言語は、英語か日本語とする。英語による場合は自らの責任で英文の概要を
付すること。
(4)審査委員会は通常 3 名の淑徳大学大学院教授と学外の教授 1、2 名からなる。
10.コースの提供
(1)研究所は研究員滞在中に以下のコース(15 週)の一部または全部を提供する。
①
②
③
④
調査研究法と調査研究設計 I:定量的調査
調査研究法と調査研究設計 II:定性的調査
プログラム
事 業 計画・管理・評価調査
論文作成指導(一論文の査読付雑誌への投稿・掲載を目指す)
⑤ 国際社会福祉
⑥
日本語と日本文化(日本人および日本に居住するものを除く)
⑦
ソーシャルワーク原論(MSW を持たない者のみ)
⑧
特別講義・セミナー(参加者の関心による)
[各研究員の論文テーマ内容に関わるものを含めいわゆる分野論的コース(e.g. 高齢
者、児童、障害、貧困、HIV/AIDS、災害その他)は提供しない。]
(2)これらは原則として各学期のはじめに 1~2 週間、個人面接教授としてなされ、15 回
におよばぬ残る部分はスカイプにてなされる。コースは原則として英語でなされる。
(3)各コースの修了者にはコースごとの学長名の修了書(certificate)を発行する。(学生
向けコースではないのでいわゆる「単位」ではありません。)
(4)講師は日本および海外の大学教授から成る講師団リストの中から逐次任命される。
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募集要項
11.大学院への推薦/紹介
各研究員の論文提出にあたって研究所の推薦を得るためには次の 3 条件を満たさなけれ
ばならない。
(1)本学大学院の基準を満たしていると研究所により判断される論文が完成しているこ
と。
(2)研究所から提供される上記10(1)のコースをすべて履修し修了書を得ていること。
(3)本学大学院がすべての学位論文申請者に求める次の著書論文等が書かれていること。
「ア 学位請求論文に関連のある研究書(単著)1 冊以上、イ 査読のある『学術雑誌』
に掲載された学位請求論文に関連する論文 3 篇以上、ウ 査読のある『学術雑誌』に
掲載された論文 2 篇及び研究科が研究論文と認める論文 5 篇以上、エ [大学院が]
これと同等の研究業績を有すると認定した[場合]」(努力次第では、本プログラム
在籍中に査読論文を書くことも可能でしょう。)
12.費用
登録料(プログラム参加時)
¥10,000
コース受講料(上記10(1)) ¥15,000(1 コースあたり)
通常 2 年間に 6 コースほどが提供されます。
なお、博士論文作成(調査研究/執筆)にかかる経費、論文完成後の大学院学位審
査料は参加者の負担となります。
13.定員
年間 1 名
14.応募用紙
添付 付1
15.詳細
添付 付2Q&A (本要項の一部を成す)
16.問い合わせおよび提出先
〒260-8701 千葉市中央区大巌寺町 200
淑徳大学アジア国際社会福祉研究所
Tel (043)265-9879
Fax (043)265-7339
E-mail: [email protected]
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