JFEグループ インベスターズ・ミーティング 2016年7月29日 JFEホールディングス 目次 JFEグループ2016年度第1四半期決算 及び 2016年度業績見通し 配当について 本資料は、金融商品取引法上のディスクロージャー資料ではなく、その情報の正確性、完全性を保証するも のではありません。また、提示された予測等は説明会の時点で入手された情報に基づくものであり、不確定 要素を含んでおります。従いまして、本資料のみに依拠して投資判断されますことはお控え下さいますよう お願い致します。本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。 2 JFEグループ 2016年度 第1四半期決算 33 JFEホールディングス 2016年度 第1四半期決算 2015年度 第1四半期 2016年度 第1四半期 (億円) 増減 売上高 営業利益 8,571 246 7,406 ▲42 ▲1,165 ▲288 営業外損益 経常利益 特別損益 税前利益 41 287 287 ▲113 ▲91 ▲133 ▲133 16 ▲132 ▲420 ▲420 129 173 ▲117 ▲290 税・非支配株主損益 親会社株主帰属 当期純利益 4 JFEホールディングス 2016年度 第1四半期決算 セグメント別売上高/経常利益 (億円) 鉄鋼事業 2015年度 2016年度 第1四半期 第1四半期 増減 6,208 5,284 ▲924 694 804 110 4,651 3,930 ▲721 ▲2,984 ▲2,612 372 8,571 7,406 ▲1,165 鉄鋼事業 215 ▲203 ▲418 エンジニアリング事業 ▲3 18 21 商社事業 54 45 ▲9 調整額 21 6 ▲15 経常利益 287 ▲133 ▲420 エンジニアリング事業 商社事業 調整額 売上高 5 JFEグループ 2016年度 連結業績見通し 66 JFEホールディングス 2016年度業績見通し (億円) 対 前年度 2015年度実績 2016年度見通し 増減 上期 年間 上期 17,132 年間 34,317 上期 15,300 494 906 ▲50 ▲1,832 ▲544 ▲10 483 ▲263 642 ▲150 ▲200 ▲140 ▲683 - 100 - - 483 743 ▲200 ▲683 ▲184 ▲406 20 204 当期純利益 299 336 ▲180 ▲479 ROS 2.8% 1.9% ▲1.3% ▲4.1% 売上高 営業利益 営業外損益 経常利益 特別損益 税前利益 税・非支配株主損益 親会社株主帰属 年間 増減 650 8 7 JFEホールディングス 2016年度業績見通し セグメント別売上高/経常利益 (億円) 対 前年度 2015年度実績 上期 年間 2016年度見通し 上期 年間 増減 増減 上期 年間 12,460 24,451 11,000 ▲1,460 エンジニアリング事業 1,535 3,975 1,800 265 商社事業 9,145 17,564 7,800 ▲1,345 ▲11,674 ▲5,300 34,317 15,300 710 鉄鋼事業 調整額 売上高 ▲6,010 17,132 ▲1,832 鉄鋼事業 386 278 ▲330 200 ▲716 ▲78 エンジニアリング事業 ▲0 200 55 250 55 50 98 157 75 200 ▲23 43 ▲0 483 6 642 0 0 0 ▲6 ▲200 650 ▲683 8 商社事業 調整額 経常利益 8 JFEスチール 2016年度 第1四半期決算 99 JFEスチール 生産・出荷状況 ■単独粗鋼・出荷(万t) 2015年度 4-6月 A 2015年度 年間 2016年度 4-6月 B 対前年度 同四半期 B-A 粗鋼生産 654 2,736 694 40 出荷 598 2,539 626 28 719 2,975 752 33 ■連結粗鋼(万t) 粗鋼生産 10 JFEスチール 2016年1-3月⇒4-6月連結経常利益 ▲73億円内訳 単位:億円 JFEスチール 経常利益 2015年 4-6月 2015年 7-9月 215 2015年 10-12月 2016年 1-3月 2016年 4-6月 22 ▲ 130 ▲ 203 171 コスト削減 + 数量・構成 販価・原料 + 30 棚卸資産評価差等 ▲ 260 その他 + 147 合計 ▲ 73 対直前 四半期 ▲ 73 10 0 11 JFEスチール 2016年度 業績見通し 12 12 足下の事業環境 13 13 JFEスチール 足下の事業環境認識(国内) 国内環境 鉄鋼需要は一部分野では足踏み状態も、対前年度の鋼材消費量は微増の見通し。 16年上期から下期にかけては、自動車分野の回復に加えて、オリンピック・パラリンピック に向けた都市再開発を始めとした建設分野での需要増加等が期待される。 【普通鋼鋼材消費見通し】 60 (百万t) 30 50.9 49.4 49.5 その他 その他 造船 造船 造船 自動車 自動車 自動車 50 その他 40 30 24.2 25.4 25 20 その他 造船 15 その他 造船 自動車 自動車 建築 建築 土木 土木 16年度上期 16年度下期 10 20 建築 建築 建築 5 10 0 (百万t) 土木 土木 土木 14年度 15年度 16年度 0 JFE予想 14 JFEスチール 国内販売環境 5,000 (千t) メーカー 薄板3品在庫 問屋 コイルセンター 在庫率 (ヶ月) 4 4,500 4,000 3 3,500 3,000 2,500 2 2,000 1,500 2016年5月 500 4,176千t 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 1,000 2012 2013 2014 2015 1 0 2016 15 JFEスチール 国内販売環境 厚板シャー・H形鋼在庫 (千t) (千t) (ヶ月) 450 H形鋼出荷 在庫率 (ヶ月) 3.0 250 4.0 シャー在庫 在庫率 2.5 400 3.5 200 3.0 2.0 350 2.5 150 1.5 300 2.0 100 1.5 1.0 0.5 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 368千t 2013 2014 2015 2016 0.0 50 0 2016年6月 1.0 197千t 0.5 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 2016年6月 250 200 H形鋼在庫量 2013 2014 2015 0.0 2016 16 600 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 JFEスチール 国内販売環境 (千t) 韓国 2012 2013 輸入鋼材(普通鋼/国別) 中国 台湾 2014 他 500 400 300 200 100 0 2015 2016 17 JFEスチール 足下の事業環境認識(海外) 海外環境 中国国内での鉄鋼業の構造調整に向けた動きがようやく見え始めたものの、3月以 降は市況回復を受けて再増産傾向が見られ、引き続き生産動向への注視が必要。 海外鋼材市況は、中国薄板市況におけるように分野によっては一定の回復が見られ るものの、エネルギー分野が引き続き停滞するなど、全面的に回復する状況とはなっ ておらず、依然として今後の動向は不透明な状況。 【中国薄板市況推移】 【中国日当たり粗鋼生産】 100% 400 95% 350 300 2016/7 2016/6 2016/5 2016/4 2016/3 2016/2 2016/1 2015/12 2015/11 2015/10 中国21都市平均価格 2015/9 200 2015/8 2015/1 2015/2 2015/3 2015/4 2015/5 2015/6 2015/7 2015/8 2015/9 2015/10 2015/11 2015/12 2016/1 2016/2 2016/3 2016/4 2016/5 2016/6 250 2015/7 85% 熱延 2015/6 90% 前年同月比:右軸、折れ線グラフ 0 冷延 450 2015/5 粗鋼生産 :左軸、棒グラフ 105% 2015/4 50 ($/t) 500 2015/3 100 550 2015/2 150 110% 2015/1 250 (万t/日) 112.01 95.59 207.60 200 18 JFEスチール 海外販売環境 80,000 中国ミル別粗鋼生産 千t 140% 前年同月比(上位10社+他重点ミル)[右軸] 前年同月比(非重点ミル)[右軸] 70,000 130% 非重点ミル 60,000 120% 50,000 110% 40,000 100% 30,000 90% 他重点ミル 80% 20,000 10,000 70% 上位10社 0 2016/5 2016/4 2016/3 2016/2 2016/1 2015/12 2015/11 2015/10 2015/9 2015/8 2015/7 2015/6 2015/5 2015/4 2015/3 2015/2 2015/1 60% 19 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 JFEスチール 海外販売環境 百万t 輸出 2012 2013 中国粗鋼生産・輸出入 輸入 粗鋼生産(右軸) 2014 2015 百万t 12 80 10 70 60 8 50 6 40 4 30 20 2 10 0 0 2016 ※1,2月粗鋼生産量はWSA推定 20 JFEスチール (中国スポットベース) 海外販売環境 メタルスプレッド 700 ($/t) ($/t) 700 600 600 500 500 熱延価格 400 400 300 300 200 200 100 100 メタルスプレッド 16年7月 16年4月 16年1月 15年10月 15年7月 15年4月 15年1月 14年10月 14年7月 14年4月 14年1月 13年10月 13年7月 13年4月 13年1月 12年10月 12年7月 12年4月 0 12年1月 0 メタルスプレッド=熱延価格-主原料コスト ※熱延価格:中国21都市平均価格,主原料コスト:粉鉱石、超良質強粘炭市況ベース 21 JFEスチール 原料 主原料価格 ($/t) 350 330 315 285 300 300 200 225 125116 150 100 46 55 50 0 19 22 38 46 粉鉱石(Fe62%) 235 210 225 225 200 209 250 強粘炭 170 165 172 145152143 120120119117110 98 90 171169167 147 144 136 137126 130 129120 127137 118122118 117 103 99 50 60 03 04 05 06 07 08 09 85 70 62 93 89 84 93 81 52 51 47 39 53 1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 22 70 2016年7月 円/米㌦ 2016年3月 2015年11月 2015年8月 2015年4月 2014年12月 90 2014年9月 130 2014年5月 2014年1月 2013年10月 2013年6月 2013年2月 2012年11月 2012年7月 2012年3月 2011年12月 2011年8月 2011年4月 2011年1月 JFEスチール 為替レート推移(対米ドル、対韓国ウォン) 円/韓国ウォン 円/米㌦ (左軸) 0.14 120 0.13 0.12 110 0.11 100 0.10 円/韓国ウォン (右軸) 0.09 0.08 80 0.07 0.06 23 JFEスチール 生産・出荷の見通し ■単体粗鋼/出荷 (万㌧) 2015 年度 2016年度上期 4-6月 7-9月 計 (実績) (実績) (見通し) (見通し) 粗鋼生産 2,736 694 700程度 1,400程度 鋼材出荷 2,539 626 670程度 1,300程度 平均単価(千円/㌧) 66.8 58.5 58程度 58程度 為替レート(円/㌦) 120.6 111.1 104程度 108程度 年間 2,800 強 ■連結粗鋼 (万㌧) 粗鋼生産 2,975 752 760程度 1,520程度 24 JFEスチール 2016年度業績見通し 単位:億円 2015年度 JFEスチール (連結) 2016年度 上期 下期 (見通し) (見通し) (見通し) 年度差異 2015 → 2016 - - - 上期 下期 (実績) (実績) (実績) 12,460 11,991 24,451 5,284 11,000 経常利益 386 ▲108 278 ▲203 ▲330 ROS 3.1% -0.9% 1.1% -3.8% -3.0% 売上高 4-6月 (実績) 530 - 200 - ▲7 8 - 25 JFEスチール 2016年4-6月⇒7-9月 連結経常利益 +76億円内訳 単位:億円 2016年度(見通し) JFEスチール 経常利益 4-6月 7-9月 上期 ▲ 203 ▲ 127 ▲ 330 コスト削減 + 10 数量・構成 + 0 販価・原料 ▲ 40 棚卸資産評価差等 + 350 その他 ▲ 244 合計 + 76 差異 4-6月→ 7-9月 + 76 26 JFEスチール 2015年度下期⇒2016年度上期連結経常利益 ▲222億円内訳 単位:億円 JFEスチール 2015年度下期 2 0 1 6 年度上期 差異 実績 見通し 2015下→2016上 経常利益 ▲ 108 コスト削減 + 70 数量・構成 + 10 販価・原料 ▲ 100 棚卸資産評価差等 ▲ 140 その他 ▲ 62 合計 ▲ ▲ 330 ▲ 222 222 27 JFEスチール 2016年度上期⇒下期連結経常利益 +860億円内訳 単位:億円 差異 2016年度見通し JFEスチール 経常利益 上期 下期 ▲ 330 530 コスト削減 + 70 数量・構成 + 40 販価・原料 + 150 棚卸資産評価差等 + 460 その他 + 140 合計 + 860 年間 200 2016上→下 + 860 28 JFEスチール 2016年度 連結経常利益 対前年 ▲78億円内訳 単位:億円 JFEスチール 15年度 1 6 年度 年度差異 実績 見通し 15→16 経常利益 278 200 コスト削減 + 300 数量・構成 ▲ 50 販価・原料 ▲ 400 棚卸資産評価差等 + 230 その他 ▲ 158 合計 ▲ ▲ 78 品種構成差等 為替円高影響(フロー差)等 78 29 第5次中期経営計画の取り組み 30 30 JFEスチール メキシコでのNucor社との自動車鋼板合弁事業 (2016年6月9日発表) 米国最大の鉄鋼メーカーであるNucor社との間で、メキシコで自動車用鋼板の製造および 販売を行う合弁会社を設立することに合意。 ⇒さらなる成長が見込まれるメキシコの自動車向け高級鋼需要を捕捉 メキシコの自動車生産能力の 80%が中央部に集中 建設予定地 (バヒオ地区) メキシコシティ 多くの日系・欧米系 自動車メーカー工場が立地 【新会社の概要】 新会社 NUCOR-JFE STEEL MEXICO 出資比率 JFE スチール50% Nucor Corporation 50% 製造品種 自動車用亜鉛鍍金鋼板 生産能力 約40万トン/年 建設費 約270百万米㌦ 営業生産開始 2019年 ◆NAFTA地域は世界第2位の自動車マーケットであり、 日本の自動車メーカーにとっては 海外最大の生産地域である。 ◆メキシコでは多くの自動車メーカーが能力増強を計画しており、国内の自動車生産台数は 2015年の300万台強から2020年には500万台程度へと、成長が期待されている。 31 製鉄所基幹システムの全面刷新 JFEスチール ~業務プロセスの全社統一化によるワークスタイルの改革~ (2016年6月7日発表) 現状、製鉄所毎で保有している製造に関わる業務全般のシステムについて、業務プロセスを全社 統一化するため、データベースの一元化を通じて仮想的な1つの製鉄所を構築。 KPI:Key Performance Indicator (重要業績管理指標) リアルタイムデータを利用した全社最適生産の実現や、ビッグデータの活用を通じて ◆製造技術の向上・所間での展開、品質・設備の安定化の推進など、さらなる競争力の向上へ ◆製造現場でのノウハウやナレッジを取り込み、人材育成・技能伝承のさらなる推進へ 32 JFEエンジニアリング 2016年度 業績見通し 33 JFEエンジニアリング JFEエンジニアリング 2016年度業績見通し 対 前年度 (億円) 2015年度実績 上期 年間 2016年度見通し 上期 年間 増減 上期 受注高 1,972 5,094 2,200 +228 売上高 1,535 3,975 1,800 +265 ▲0 200 55 経常利益 250 +55 増減 年間 +50 【主な増減要因】 (15年度上期 対 16年度上期) 受注高 +228 主として環境エネルギー分野の増加 売上高 +265 受注拡大に伴う増加 経常利益 +55 売上高増に伴う増加 34 JFEエンジニアリング JFEエンジニアリング 受注内容 (単位:億円) 分野 2015年度 2016年度 上期実績 上期見通し 増減 2016年度第1四半期の主な受注内容 前橋市六供清掃工場改造延命化 バイオマス発電設備 1件 環境 エネルギー 1,420 1,600 180 太陽光発電所 全国 3ヶ所 四日市港霞ヶ浦北ふ頭地区道路(霞4号幹線)橋梁 鋼構造 産業機械 他 合計 中央自動車道富士吉田北スマートインターチェンジランプ橋 552 600 48 ふ頭向け 輸送設備 船舶用バラスト水管理システム(商品名:バラストエース) 6隻分 1,972 2,200 228 35 JFEエンジニアリング JFEエンジニアリング 受注金額・経常利益の推移 [経常利益(億円)] [受注金額(億円)] 5,094 4,595 3,670 経常利益 (右軸) 2,698 鋼構造・産業機械他 環境・エネルギー (見通し) 36 JFEエンジニアリング 事業拡大に向けたJFEハイパーリモート®の活用 JFEハイパーリモート® の活用 今後、国内において拡大が見込まれる廃棄物処理施設の建設・更新ニーズに対し、 JFEハイパーリモート® を活用した受注活動を展開し、事業拡大を図っていく。 JFEハイパーリモート® :廃棄物処理施設の遠隔操業支援システム ・リモートサービスセンターでの集中管理により、運営費を抑制、 トラブルを防止・最小化。 ・電力小売り事業者との連携により、売電収入を最適化。 [メリット]運転コスト低減(約20%)、売電収入の増加(約3%)を実現 リモートサービスセンター(横浜本社内) 【対象施設数の推移】 今後さらに対象を拡大 集中管理 海外でも導入を計画 2018年度に、10施設へ拡大予定 現在支援中のごみ処理施設 37 JFE商事 2016年度 業績見通し 38 JFE商事 JFE商事 2016年度業績見通し 対 前年度 売上高 経常利益 (億円) 2015年度実績 2016年度見通し 増減 増減 上期 上期 上期 年間 年間 年間 9,145 17,564 7,800 98 157 75 ▲1,345 200 ▲23 +43 【経常利益の主な増減要因】 (15年度上期実績vs16年度上期見通し) ・主として鋼材価格の下落や為替影響により減益 (15年度実績vs16年度見通し) ・主として鋼材価格の下落や為替による影響があるものの、海外グループ会社(Kelly Pipe等)の 収益改善等により増益 39 JFE商事 JFE商事 セグメント別売上高見通し 単位 : 億円 2015年度 上期実績 2016年度 上期見通し 増減 国内 4,623 4,214 ▲409 輸出 2,210 海外 1,826 3,675 海外事業 1,465 ▲384 2,916 1,090 ▲759 ▲375 その他(原材料・資機材・調整額他) 847 670 ▲177 合計 9,145 7,800 ▲1,345 40 JFEホールディングス 2016年度 業績見通し 41 JFEホールディングス 2016年度業績見通し (億円) 対 前年度 2015年度実績 2016年度見通し 増減 上期 年間 上期 17,132 年間 34,317 上期 15,300 494 906 ▲50 ▲1,832 ▲544 ▲10 483 ▲263 642 ▲150 ▲200 ▲140 ▲683 - 100 - - 483 743 ▲200 ▲683 ▲184 ▲406 20 204 当期純利益 299 336 ▲180 ▲479 ROS 2.8% 1.9% ▲1.3% ▲4.1% 売上高 営業利益 営業外損益 経常利益 特別損益 税前利益 税・非支配株主損益 親会社株主帰属 年間 増減 650 8 42 JFEホールディングス 一過性要因前経常利益(JFEホールディングス連結) 2015年度 実績 売上高 経常利益 ROS (億円) 2016年度 概算 34,317 - 642 1.9% 650 - 一過性要因 ▲780 ▲460 一過性要因前経常利益 1,400 1,100 ROS 4.1% 43 JFEホールディングス 借入金・社債等残高、D/Eレシオ 16年度上期末(見通し)の借入金・社債等残高は、劣後特約付ローンによる借 入のため一時的に増加も、ネット借入金・社債等残高では減少。年度末に向け ては資産圧縮等により更なる残高削減を図る。 16,000 (億円) 59.0% 15,017 D/Eレシオ 58.1% 56.9% 14,400 14,000 13,793 14,159 13,147 ネット借入金・社債等残高(*) 13,100 12,000 借入金・社債等残高 10,000 14年度末 15年度末 *ネット借入金・社債等残高:借入金・社債等残高-現預金残高 16年度 (見通し) 上期末 44 JFEホールディングス 劣後特約付ローンによる資金調達について (2016年6月15日発表) 第5次中期経営計画にて策定した国内製造基盤投資、および海外成長投資 の取り組みを着実に実行し、収益基盤の強化を推進。 本ローンは、格付会社より一定の資本性が認められることで、 株式の希薄化なしに実質的な財務体質の強化に寄与。 資本効率を維持しつつ、成長戦略と財務健全性を両立。 <本ローン概要> 借入額 契約締結日 借入実行日 2,000億円 2016年6月15日 2016年6月30日 2076年6月30日 弁済期日 但し、借入実行日より5年または10年経過以降、元本の全部または一部を 期限前に弁済することが可能 資本性評価 ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク 株式会社格付投資情報センター 株式会社日本格付研究所 50% 30% 25% 44 配当について 46 46 JFEホールディングス 配当について 当期の中間配当については、現下の損益 状況を踏まえ、見送る予定であります。 期末の配当については、今後、業績動向を 見極めつつ検討することとしており、未定で あります。 47 参考資料 48 48 JFEホールディングス 主な財務関連データ (見通し) 年度 '03 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 16 上期 【主要財務指標】(億円、%) 経常利益 2,183 5,029 4,005 692 1,658 529 522 1,736 2,310 642 ▲200 ROS ※1 8.8% 14.2% 10.2% 2.4% 5.2% 1.7% 1.6% 4.7% 6.0% 1.9% ▲1.3% ROE ※2 15.9% 17.5% 13.7% 3.3% 4.1% -2.6% 2.7% 6.3% 7.7% 1.8% ▲2.0% ROA ※3 6.5% 13.0% 10.0% 2.2% 4.6% 1.7% 1.6% 4.5% 5.5% 1.7% ▲0.3% 借入金・社債等残高 (期末) 18,374 12,819 17,687 14,684 14,964 15,936 15,963 15,340 15,017 13,793 14,400 D/Eレシオ※4 246.2% 61.4% 98.9% 75.5% 76.5% 83.5% 76.9% 67.9% 59.0% 56.9% 58.1% 185.8 450.5 355.6 86.3 110.7 -68.7 71.2 177.4 241.6 58.4 ▲31.2 30 120 90 20 35 20 20 40 60 30 - 16.1% 26.6% 25.3% 23.2% 31.6% 28.1% 22.5% 24.8% 51.4% - 【1株当たり情報】(円/株、%) 親会社株主に帰属す る当期純利益 配当金 配当性向 - ※1 ROS: 経常利益/売上高 ※2 年間ROE: 親会社株主に帰属する当期純利益/自己資本 上期ROE: 親会社株主に帰属する当期純利益×2/自己資本 ※3 年間ROA: (経常利益+支払利息)/総資産、上期ROA: (経常利益+支払利息)×2/総資産 ※資本性を併せ持つ負債(劣後特約付ローン) ※4 D/Eレシオ: 借入金・社債等残高/自己資本 借入実行日 借入金額 資本性評価 資本算入額 (億円) (%) (億円) 但し、格付け評価上の資本性を併せ持つ負債※について、 格付機関の評価により資本に算入。 平成25年3月18日 平成28年6月30日 3,000 2,000 75% 25% 2,250 500 49 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 JFEスチール 国内販売環境 2013 日本鉄鋼連盟データより作成 輸入鋼材価格 (千円/t) 70 65 60 55 50 45 40 2014 2015 2016 50 JFEスチール 海外販売環境 主要国自動車販売 自動車販売台数(対前年同月比) 60% 韓国 中国 インドネシア タイ インド 40% 20% 0% -20% -40% 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 -60% 2013 2014 2015 2016 51 12,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 JFEスチール 海外販売環境 10,000 8,000 2011 2012 中国輸出(品種別) 千t 表面処理 冷延 熱延(非合金) 熱延(合金) 棒線・その他 6,000 4,000 2,000 0 2013 2014 2015 2016 52 JFEスチール 海外販売環境 中国品種別在庫数量 53 2016/4/1 2015/10/1 2015/4/1 2014/10/1 2014/4/1 2013/10/1 2013/4/1 2012/10/1 2012/4/1 2011/10/1 2011/4/1 2010/10/1 2010/4/1 2009/10/1 2009/4/1 2008/10/1 原料 2008/4/1 2007/10/1 2007/4/1 2006/10/1 2006/4/1 2005/10/1 80,000 2005/4/1 JFEスチール スクラップ価格 (円/t) 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 54 2016/4/1 2015/10/1 2015/4/1 2014/10/1 2014/4/1 2013/10/1 2013/4/1 2012/10/1 2012/4/1 2011/10/1 2011/4/1 2010/10/1 2010/4/1 2009/10/1 2009/4/1 2008/10/1 2008/4/1 原料 2007/10/1 2007/4/1 2006/10/1 2006/4/1 2005/10/1 2005/4/1 JFEスチール スポット傭船料 ($/日) 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 55 0 2016/4/1 2015/10/1 2015/4/1 2014/10/1 2014/4/1 2013/10/1 2013/4/1 2012/10/1 2012/4/1 2011/10/1 2011/4/1 2010/10/1 2010/4/1 2009/10/1 2009/4/1 2008/10/1 2008/4/1 原料 2007/10/1 2007/4/1 2006/10/1 2006/4/1 2005/10/1 2005/4/1 JFEスチール LNG市況 (円/t) 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 56 140 2005-Apr Jul Oct 2006-Jan Apr Jul Oct 2007-Jan Apr Jul Oct 2008-Jan Apr Jul Oct 2009-Jan Apr Jul Oct 2010-Jan Apr Jul Oct 2011-Jan Apr Jul Oct 2012-Jan Apr Jul Oct 2013-Jan Apr Jul Oct 2014-Jan Apr Jul Oct 2015-Jan Apr Jul Oct 2016-Jan Apr Jul JFEスチール 原料 原油・バンカー価格 (crude oil: $/bbl) 160 (Bunker oil: $/t) WTI原油 120 40 20 0 900 DUBAI原油 800 バンカー(JAPAN 380CST)(右軸) 700 600 100 500 80 400 60 300 200 100 0 57 JFEスチール コスト削減推移(鉄鋼事業) コスト削減額推移(JFEスチール発足以降) (億円) 1,400 1,200 1,200 1,000 1,200 920 800 600 400 200 - 700 562 410 第1次中期 平均490億円 500 500 330 300 第2次中期 平均520億円 第3次中期 平均800億円 800 (見通し) 400 350 300 第4次中期 平均800億円 58 JFEスチール (参考)2015年4-6月⇒2016年4-6月連結経常利益 ▲418億円内訳 単位:億円 JFEスチール 2015年 4-6月 経常利益 215 2015年 7-9月 2015年 10-12月 171 22 コスト削減 + 80 数量・構成 + 30 販価・原料 ▲ 180 棚卸資産評価差等 ▲ 230 その他 ▲ 118 合計 ▲ 418 2016年 1-3月 2016年 4-6月 対前年 ▲ 130 ▲ 203 ▲ 418 同期比 59 JFEスチール (参考)2015年度上期⇒2016年度上期連結経常利益 ▲716億円内訳 単位:億円 JFEスチール 15年度上期 1 6 年度上期 対前年 実績 見通し 同期比 経常利益 386 コスト削減 数量・構成 販価・原料 ▲ 500 棚卸資産評価差等 ▲ 100 その他 ▲ 246 合計 + ▲ 330 ▲ 716 130 0 ▲ 716 60 JFEエンジニアリング (参考) エネルギー分野における事業拡大に向けた取り組み 2017年に予定されている都市ガスの小売全面自由化に伴い、今後、ガス供 給設備の効率化やパイプライン整備のニーズの拡大が予想される。 事業規模の約3割を占めるエネルギー・発電事業において、これまでの豊富 な実績や独自の技術開発・提案を通じ、拡大する需要に対応していく。 ® 【例】熱量調整(*)装置(AtoMS )の開発 従来、2系列必要であった熱量調整装置を1系列化 ⇒設置スペース縮小(4割)・運営コスト低減が可能 今後5年間で、 50億円の受注(目標) (*)都市ガス製造には、天然ガスに高カロリーのLPGを混ぜて熱量を調整することが必要 (新型熱量調整装置) (従来) 従来ノズル 新型ノズル ( 大 流 量 ) 天 然 ガ ス ( 小 流 量 ) 天 然 ガ ス 平成28年度 日本ガス協会 技術大賞受賞 都 市 ガ ス 都 市 ガ ス 天 然 ガ ス 建設中の国内大型LNG基地(石狩湾LNG基地)における採用を含め、4基の採用実績あり。 都 市 ガ ス 61 Copyright 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