ダムの排砂技術 ダムのない自然の川でも土砂が流れる洪水時に、貯水池から下流の川へ土砂を供給する 排砂技術の開発を行っています。効率的な排砂技術には以下の条件が求められます。 概要 ●ダムの運用に影響を与えない ●出水時に安全に使用できる ●経済的 排砂実験結果 潜行吸引式排砂管 吐口へつなぐ 上流管底部の吸引孔 取水口 平面図 底部の吸引孔 シート 側面の吸引孔 土砂吸引後 土砂吸引前 縦断図 潜行吸引式排砂管 サイフォンを形成 •水位差または動力を用いて土砂を水とともに吸引 •土砂吸引部はU字形状(湾曲部) •土砂吸引部底面に不透水性のシートを設置 •土砂吸引部底部、側部及び上流部の管に (特許5305439号) 土砂吸引口を設置 (特許5599069号) 排砂 •千葉県市原市にある高滝ダム貯水池内の貯砂ダムで管径 300mmの排砂管を用いて現地土砂の排砂実験を実施 •2時間で約21m3を排砂(水位差約1.6m、流量約 170L/s、土砂濃度推定1~2%、排砂粒径最大150mm) 問い合わせ 水理チーム 〒305-8516 茨城県つくば市南原1-6 TEL:029-879-0867 FAX:029-879-6737
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