ファイルサーバ × クラウド ソリューション ハイブリッドクラウドファイルサーバ ご紹介 2016年7月 日本電気株式会社 ファイルサーバの利用実態 ▌ ファイルサーバに格納されたファイルの容量は増加の一途をたどり、その増加率 は年間1.55倍、5年間で9倍の容量になることがわかっています。 ▌ その一方、利用状況を調査した結果は 68% 90 日 以上 未参照のファイル 76% 53% 28% 1 年以上 更新がない ファイル 巨大ファイル (10MB以上) 重複ファイル ファイル数で 換算すると 全体のわずか 1 % 重複をなくせば 14% 容量削減 (NEC調査 50企業/団体の統計値より) 容量の増加は進みつつも、「放置されている」データが大半を占めている コスト最適化にはデータの”ライフサイクル”に応じた”場所”で データを管理することが重要です 2 © NEC Corporation 2016 ライフサイクルにあわせたデータ管理 ハイブリッドクラウドファイルサーバでは利用頻度が低いファイルを安価な クラウドサービスに保管することでデータ保管に関わるコストを削減します。 適用後 適用前 ファイルサーバ 利用頻度が 高いファイル ファイルサーバ オブジェクトストレージ 統合ファイル サーバの更改/ アドオン導入 利用頻度が 低いファイル 利用容量 に応じた 課金 利用頻度が 高いファイル お客様サイト 空き領域 拠点A 3 利用頻度が 低いファイル 拠点B NEC Cloud IaaS 分散ファイル サーバの統合 拠点C 移動 拠点D © NEC Corporation 2016 Amazon S3 Microsoft Azure など お客様サイト クラウド(オブジェクトストレージ)の活用方法 ▌クラウド(オブジェクトストレージ※)は低コストで大容量保管できることが特徴 ▌使った分だけ課金される方式のため、残容量を気にせずに使用することが可能 ▌料金体系は大きく2つの料金の組み合わせ ※ クラウドで使用できるストレージの1種 データ保管料金 : クラウドに保管しているデータ容量に応じて GB/月で請求 例)NECCI オブジェクトストレージ(N) : 2円10銭 データ流量料金 : クラウドに保管されたデータにアクセスした際にネットワークを 流れるデータ容量に応じてGB/月で請求 ※ Upload時には流量料金が発生しません 重要 Point 例) NECCI オブジェクトストレージ(N) : 12円67銭 10GBのアーカイブは たった21円/月!! クラウド(オブジェクトストレージ)は頻繁にアクセスしない、 アーカイブで活用することが最適な利用方法です 4 © NEC Corporation 2016 ハイブリッドクラウドファイルサーバ 実現イメージ アクセスしないが捨てられないデータは安価なクラウドで保管 お客様 オンプレ クラウド Point ① 簡単 ファイルサーバ内の古いデータを自動抽出し、 CloudArrayへ転送。CloudArrayが NECCloudIaaSへ自動でアップロード 不活性ファイル をNIAS選別 Point ③ 1GBあたり約2~3円/月で データ保存が可能。 クラウドへ アップロード CloudArray 安価 クラウドで保管 REST オブジェクトストレージ サービス(N) NEC Cloud IaaS Point② 快適 ユーザはデータの場所を 意識せずに全てのデータに 今まで通りアクセス可能。 お客様オンプレ ファイルサーバ 5 © NEC Corporation 2016 アーカイブデータ Point ④ 安全 クラウドへの転送を暗号化。 更にデータ圧縮後の転送で クラウド保存量を削減。 ハイブリッドクラウドファイルサーバのポイント Point ① 簡単 ファイルサーバ内の利用頻度が低いデータを簡単に抽出 クラウドへのアーカイブ自動化を実現 Point ② 快適 ユーザはデータの場所(ファイルサーバ/クラウド)を意識せずにアクセスが可能 Point ③ 安価 クラウドサービスは従量課金型で超安価 NECCI オブジェクトストレージサービス(N)は、1GBあたりたった2.1円/月 Point ④ 安全 クラウドに転送する前に暗号化しセキュリティを確保 6 © NEC Corporation 2016 Point ① 簡単 ファイルサーバ内の利用頻度が低いデータを簡単に抽出 クラウドへのアーカイブ自動化を実現 Before After 利用状況がわからずデータは無尽蔵に増加 管理者が人力でアーカイブ対象を選別 NIASで利用状況が「見える化」でき、 様々な条件でアーカイブ対象の選別が可能 管理者がクラウド上にデータを手動で コピーする必要あり アクセス要望があれば管理者が手動で クラウドからリストアする必要あり 選別するルールに基づいて自動でクラウド へデータをアーカイブ ユーザはショートカット経由でデータへの アクセスが可能 7 © NEC Corporation 2016 Point ② 快適 利用者はデータの場所(ファイルサーバ/クラウド)を 意識することなく今まで通りのアクセスが可能 ショートカットファイル ファイルサーバ アーカイブデータはショットカット経由で クラウド上のファイルを利用 NEC Cloud IaaS クラウド 8 © NEC Corporation 2016 ファイルの本体 Point ③ 安価 クラウドサービスは1GBあたり、2.1円/月 (NECCIのオブジェクトストレージサービス(N)) クラウドサービスを連携/活用することでコスト削減が可能 例えば、5年間のランニングコストを比較すると・・・ データ量 年増加率 : 50% ハイブリッドクラウドファイルサーバ 70%のデータをクラウドに保存 ランニングコスト オンプレ ※ 全データをオンプレファイルサーバで構築/運用した場合 初年度に3年目に必要となる容量を初期導入、3年目に5年目に必要となる容量に増設 5年間で約51%のコスト削減 9 © NEC Corporation 2016 Point ④ 安全 クラウド格納前にAES-256の暗号化によりセキュリティを確保 暗号化データのため、クラウドへの不正アクセスにも対応可 ファイル自体の暗号化により クラウドへの不正アクセスにも対応 NEC Cloud IaaS クラウド ゲートウェイ 10 © NEC Corporation 2016 転送データを解析されても 暗号化されているため、 漏えいの心配が不要
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