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20438921 (M)
AEY-4030SVX (ヘッダーユニット内蔵)
AEY-4030SVXF
●この据付工事説明書は機器(室外ユニット)を単独で設置(使用)する場合の説明書です。
室内ユニットと組み合わせて設置(使用)する場合は、温水床暖房付エアコンの据付工事説明書に従ってください。
ヒートポンプ式温水床暖房熱源機
据 付 工 事 説 明 書 ●本文中のイラストは AEY-4030SVX です。
電源について
安全上の注意
●据付工事を行う前に、この「安全上の注意」をよくお読みの上、正しく据付けてください。
●ここに示した事項は、いずれも安全に関する重大な内容を記載していますので、必ず守ってください。
警告
注意
この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって
使用者が死亡、重傷を負う可能性、または火災の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって
使用者が傷害を負う可能性や物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
●電源は機器の定格電圧に合った専用の電源回路を設けてください。
電圧を間違えると機器が破損するおそれがあります。
後でエアコンの室内ユニットを取り付ける場合は屋内にコンセント
を設置してください。
定
格
電
圧
単相 200V 50/60Hz
コンセント定格
250V 15A
ブレーカ容量
●絵表示には次のような意味があります。
電
禁止
アースを接続すること
●据付工事完了後、試運転を行い異常がないことを確認するとともに、取扱説明書に従ってお客様に使用方法、
お手入れのしかたを説明してください。
また、この据付工事説明書は取扱説明書とともに、お客様に保管していただくように依頼してください。
●製品改良により、本体・仕様等が説明書の内容と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
源
電
付
●据付けはお買い求めの販売店または専門業者に依頼してください。
ご自分で据付工事をされ不備があると、感電・火災・水漏れ・ガス漏れの原因になります。
●補修工事は R410A 用に製造された専用工具・配管部材を使用してください。
使用している HFC 系新冷媒(R410A)は、従来の冷媒に比べて圧力が約 1.6 倍高くなります。
専用の配管部材を使用しないと破裂やガス漏れの原因になります。
●据付工事はこの据付工事説明書に従って確実に行ってください。
据付けに不備があると感電・火災・水漏れ・ガス漏れの原因になります。
●据付工事部品は必ず付属部品および指定部品を使用してください。
当社指定部品を使用しないと、機器の落下・感電・火災・水漏れ・ガス漏れの原因になることがあります。
●作業中に冷媒ガスが漏れた場合は換気してください。
冷媒ガスが火気に触れると有毒ガスが発生する原因になります。
●据付けは重量に充分耐えられる場所に確実に行ってください。
強度不足や取り付けが不完全な場合は、機器の落下によりケガの原因になります。
●機器の設置や補修の場合、冷凍サイクル内に指定冷媒(R410A)以外の空気などを混入させないでください。
空気などが混入すると冷凍サイクル内が異常高圧になり、破裂・ケガなどの原因になります。
●電気工事は「電気設備に関する技術基準」、「内線規程」、および据付工事説明書に従って施工し、必ず専用回路
を使用してください。
電源回路容量不足や施工不備があると感電・火災の原因になります。
●電源電線は確実に接続し、端子台接続部に電源電線の外力が伝わらないように確実に固定してください。
接続や固定が不完全な場合は、発熱・火災の原因になります。
●電源電線はバルブカバーが浮き上がらないように整形し、バルブカバーを確実に取り付けてください。
バルブカバーの取り付けが不完全な場合は、端子台接続部の発熱・火災や感電の原因になります。
●床暖房にソフトパネルを使用する場合は、通常のコンセントの上部に温水コンセント(床暖房関連部品)を設置
しないでください。
水漏れした場合に火災や感電の原因になります。
●電源コードの加工・途中接続・たこ足配線はしない。
接触不良・絶縁不良・許容電流オーバー等により、火災・感電の原因になります。
●電源プラグを差し込む際は、電源プラグ側だけでなくコンセント側にもホコリの付着・詰まり・がたつきがな
いことを確認し、刃の根元まで確実に差し込む。
ホコリの付着・詰まり・がたつきがあると、感電・火災の原因になります。
コンセントのがたつきがある場合は交換してください。
注意
●アース工事を行ってください。
アース線はガス管、水道管、避雷針、電話のアース線などに接続しないでください。
アースが不完全な場合は故障や漏電のとき感電の原因になることがあります。
●設置場所によっては漏電ブレーカの取り付けが必要です。
漏電ブレーカが取り付けられていないと感電の原因になることがあります。
●可燃性ガスの漏れるおそれのある場所には設置しないでください。
万一ガスが漏れて機器の周囲にたまると、火災の原因になることがあります。
●機器の下に注意してください。
機器から水滴が滴下することがありますので電気製品や濡れて困るものを下に置かないでください。
故障・感電の原因になります。
●不凍液を幼児の手の届くところに置かないでください。
健康を害するおそれがあります。万一飲んだ場合は、すぐに吐かせて医師の診断を受けてください。
●運転中や停止直後は給水タンクふたをあけないでください。
循環水が飛び散ってやけどをするおそれがあります。
据 付 図
後方
以上
cm
10
側方
10
15A
VVF1.6mm 2 心 または VVF2.0mm 2 心
●機器を水気のある場所に設置する場合は、漏電ブレーカを設置して
ください。その他の場所に設置する場合もできるだけ漏電ブレーカ
を設置するようにしてください。
●電源電線は現地で手配してください。
警告
●壁面、屋根、屋上に取り付ける場合は地震、
強風等を考慮し据付台を釘、針金等で確実
に固定してください。
●振動が家屋に伝わるおそれのある場合は、
防振マット(現地手配)をはさむなどして固
定してください。
線
cm
以上
バルブカバー
付属部品
ドレンエルボ
ゴムブッシュ
属
部
個数
品
付属部品
1
熱動弁1用
リード線(※)
1
2
熱動弁2用
リード線(※)
1
床暖房用
メインリモコン
1
サーミスタ用
リード線(※)
1
皿木ねじ
(床暖房用リモコン取付用)
2
E-CON・HDB用
リード線(※)
1
皿小ねじ
(床暖房用リモコン取付用)
2
防振ゴム
4
※ AEY-4030SVXF のみに付属し、ヘッダーユニット(別売)またはヘッダー
ボックス(別売)を使用する場合に使用します。
別
・床暖房用メインリモコン
・床暖房用サブリモコン
・床暖房用リモコンコード
・ヘッダーユニット
・ヘッダーボックス
・ジョイント
売
部
品
・クイックファスナ
・L バンド
・排水ホース
・アース棒
・その他床暖房部材
固定用穴位置
●コンクリートまたは丈夫な台に
ボルト(M10)、ナットで強固に
かつ水平に固定してください。
140
500
●雨や直射日光があたりにくく風通しのよい場所
●機器の重量に充分耐える場所で振動・騒音が増大しない場所
●吹き出した風や音が近所迷惑にならない場所
●据付図の 印の間隔があけられる場所
●可燃性ガスの漏れるおそれのない場所 ●塩害の起きにくい場所
●硫化ガスにさらされない場所
●アンモニアにさらされない場所
●水や油の蒸気にさらされない場所
●積雪により機器がふさがれない場所
●吹出口からの風が動植物にあたらない場所
●温水配管のロスを最小限にするため、できるだけ床暖房パネルを
使用する部屋の近くに設置してください。
●下に濡れて困る物がない場所
●機器と床暖房パネルとの間の配管が片道 10m 以内の場所に設置し
てください。高低差は機器据付面から上下 4m 以内です。
● 2 部屋以上に配管する場合は主に使用する部屋、あるいは暖房負荷
の大きい部屋に近い場所に設置してください。
側方
cm
前方
以上
cm
60
以上
アースねじ
防振ゴム
排水栓
アース棒
(別売)
140 (単位:mm)
据付場所の選定
電源電線
30
個数
300
形名
10m
以内
4m以内
1 据付け
5 床暖房用リモコンの取り付け
●据付けは「据付場所の選定」をお読み になり、「据付図」に従って据付けます。
●機器とリモコンの接続は小勢力回路の工事に該当し、電気工事士の資格がなくても工事で
きますが、電気設備に関する技術基準に従って工事を行ってください。
●リモコンコードは電源が入っていない状態で接続してください。
●リモコンコードは別売の「KFR-3P」を使用してください。
2 電源電線の接続
リモコン取り付け上の注意
●電源電線(VVF φ 1.6mm 2 心、または VVF φ 2.0mm 2 心)は現地で手配してください。
●心線は 15mm 皮むきした後、下図の形に合わせてください。
●電源電線を機器の端子台 1・2 に接続してください。
誤配線をすると正常な動きができないだけでなく、機器が破損する場合があります。
●電源電線は端子台の向きに合わせて、検電口から心線が見えるまで差し込みます。
●電源電線を軽く引っぱり、心線が完全に挿入されて
検電口
抜けないことを確認してください。
電源電線を抜く場合は端子台の 部を ドラ
イバー等で押しながら電源電線を引っぱると抜けます。
●不完全に差し込むと発熱し、端子台の温度ヒューズ
が溶断します。このとき、エラーコード表示部にエ
ラーコードを表示し、機器は全く作動しません。
●電源電線をコード止め金具で固定します。
1 2
検電口1・2
から心線が
見えるまで
完全に差し
込む
端子台
エラーコード
表示部
注意
コード止め金具
皮むきの寸法は15mmです。
短いと接触不良になり、発熱の原因になります。
長いとショートや感電の原因になります。
ループをとる
アースねじ
約11mm
床暖房用リモコンの取り付け
1
2
●電圧を間違えると機器が破損するおそれがあります。
(実物大)
悪い例
●絶対に浴室内に取り付けないでください。
●ガステーブル・こんろなどの燃焼器具の上部には絶対
薬品
に取り付けないでください。
電気部品の故障・外装の変形をおこします。
●炊飯器・電気ポットなどの蒸気・水滴・じゃ口からの
水しぶきがかかる場所には取り付けないでください。
●直射日光のあたる場所には取り付けないでください。
禁止
●床暖房パネルのある部屋に取り付けていただくと便利
です。
●業務用薬品(アンモニア・イオウ・塩素・エチレン化
合物・酸類など)を使用する場所に取り付けないでく
ださい。
●電気器具の近くには取り付けないでください。
テレビやラジオの近くに取り付けると映像の乱れや雑音が入ることがあります。
●リモコンコードは直接熱の影響を受けないところに配線してください。
●リモコンコードをコンクリート、壁などに埋め込む場合は、必ず電線管などを使用して
コードを傷つけないようにしてください。
単相200V
接続電線
3
15mm
約20mm
ブレーカ容量15A
2
リモコン下部の取付ねじ(1 個)をはずし
ます。
上ケース
上ケースの下側を手前に引き出してから
上に持ち上げて、上ケースをはずします。
上ケース内面の基板には手を触れないで
ください。故障の原因になります。
下ケース
1
取付ねじ
下ケースを壁に固定します。
露出配線の場合
壁の丈夫な場所(柱等)に下ケースを付属の皿
木ねじ(2 個)で直接固定します。
付属の皿木ねじ以外は使用できません。
タイル、コンクリート、モルタルなどの壁に
下ケースをねじ止めする場合は、カールプラ
グを使用してください。
3 アース工事
警告
下ケース
皿木ねじ
埋め込み配線の場合
●アース線の取付工事は「電気設備に関する技術基準」に従ってください。
不備があると感電の原因になります。
①事前に壁内部に電線管を通して、配線
ボックスを設置します。
②リモコンコードを電線管に通して、下
ケースの配線用穴を通してリモコンコー
ドを引き出します。
③下ケースを配線ボックスの取付ねじ穴に
合わせて、付属の皿小ねじ(2 個)で固定
します。
ねじを強く締め付けすぎると下ケースが
変形して破損したり、上ケースが取り付
けられなくなったりします。
また、付属の皿小ねじを使用しないと上
ケースが取り付けられません。
注意
●万一漏電したときのため、アース工事(D 種接地工事)を行ってください。
●水気の多いところに据付けたときは、アース工事のほかに漏電ブレーカも取り付けてく
ださい。漏電ブレーカを取り付けた場合、規定の接地抵抗値は 500 Ω以下になります。
●ガス管、水道管、避雷針、電話のアース線などにアース線を接続しないでください。
●特に本機はインバータ(周波数変換器)を内蔵していますので、静電気に
よる帯電およびノイズを吸収するために、アース工事を行ってください。
●規定の抵抗値(100 Ω以下)にならない場合は、アース棒を増やして規定
の抵抗値になるようにしてください。
アースをする
●アースねじは機器の右側面(三方弁の右下)にあります。
埋設に適する場所
●湿気の多い場所
4
ツメ
ドレンエルボ
床暖房用リモコン
のリード線
2
外周部を押し、確実に挿入してください。不完全
挿入、外周部のめくれ、挟み込みは水漏れの原因
になります。
引っかけ部
下ケースから引き出したリモコンコード
を接続します。
コネクタと余ったリモコンコードは配
線ボックス内に入れてください。
引っかけ部
排水ホース
(別売)
別売のリモコンコード
別売のリモコンコード
5
上ケースのツメを下ケースの引っかけ部に合わせて組み付け、取付ねじ(1 個)で元通りに
固定します。
6
露出配線の場合は配線カバー(現地手配)で床暖房用リモコンのリード線とリモコンコード
を覆って固定します。
機器との接続
1
電源が入っていないことを確認します。
電源が入ったままリモコンコードを接続しないでください。
2
表示基板防滴板の右側面(表示基板と端子台との間)のみを
手前に抜いてはずします。
3
リモコンコードをリモコン端子台に接続します。
別売のサブリモコンを同時に取り付ける場合は、同じリモ
コン端子台にリモコンコードを接続してください。
リモコンコードは無極性ですので、+−はありません。
ドライバーなどが他の電子部品に接触しないように注意し
てください。
電動ドライバーを使用すると、端子のねじ穴が破損するお
それがありますので、使用しないでください。
●ドレンエルボは右図のように取り付けてください。
底板下側からゴムブッシュ(2 個)を長穴に合わせ、
4 本の指でゴムブッシュのへこみ部を押し上げて
挿入します。
リモコンコード
(別売品)
くぼみ
機器の底板には運転時の除霜水を効率よく排水するため、2 個の長穴があいています。
壁面やベランダ等、集中排水が必要な場所に取り付ける場合はドレンエルボとともに、
必ず長穴にゴムブッシュを取り付けてください。
寒冷地(0℃以下の気温が連続する地域)ではドレン水が凍結して、ファンが回らなくなる
おそれがありますので、ドレンエルボ、ゴムブッシュは取り付けないでください。
1
配線用穴
ツメ
4 ドレンエルボ、ゴムブッシュの取り付け
ゴムブッシュ
皿小ねじ
埋め込み配線の場合
上ケース下部のノックアウト部を切り取り、
そのくぼみに床暖房用リモコンのリード線
を入れます。
●地下埋設物のある場所
(ガス管、水道管、地下ケーブル、引込管等)
●避雷針や電話のアースから2m以内
●ガス、酸などで腐食するおそれのある場所
●人通りの多い場所
下ケース
上ケースのリード線のコネクタとリモコンコードのコネクタを接続します。
露出配線の場合
埋設に適さない場所
配線ボックス
(1個用)
ドレンエルボ
ゴムブッシュ
4
リモコンコードをコード止め金具でしっかりと固定します。
表示基板防滴板は「11 工事のチェックと試運転」が終了す
るまではずしたままにしておいてください。
表示基板
リモコン
端子台
リモコンコード
コード止め金具
表示基板
防滴板
6 床暖房パネルの据付例
●回路数や取付部品によって取付方法が異なります。以下の取付例を参考にして取り付けて
ください。
参 マークのあるものはその機器および部品に同梱の説明書に従って取り付けてください。
●複数回路を設ける場合は主に使用する部屋、あるいは暖房負荷の大きい部屋を A (メイン
回路)としてください。
2 回路以上の場合
●別売部品
・ヘッダーボックス(HDB-41)
・床暖房用メインリモコン(CMR-1401)
A
AEY-4030SVX の場合(2 回路)
B
付属の床暖房用
メインリモコン
(CMR-1401)
メイン回路
●ヘッダーユニット(熱動弁)を内蔵しています。
●別売部品
・床暖房用サブリモコン(CMR-1401S)
・ジョイント ・L バンド
・床暖房用リモコンコード
・クイックファスナ
床暖房パネル
参
サーミスタ
(ヘッダーボックス付属)
A
付属のE-CON用
リード線(赤・白)
サブ回路
メイン回路
B
の部屋は床暖房用サブ
リモコン(CMR-1401S)
と接続してください。
A
の部屋は床暖房用メインリモコン(CMR-1401)と接続して
ください。
付属の床暖房用
メインリモコン
床暖房パネル
(CMR-1401)
延長コード
(現地手配)
B
※付属のHDB用
リード線(灰) 制御基板
サブ回路
制御基板
別売の床暖房用
メインリモコン
(CMR-1401)
参
別売の床暖房用
サブリモコン
(CMR-1401S)
機器
参
床暖房パネル
制御基板
参
床暖房パネル
サーミスタ
ヘッダー ボックス付属
ヘッダーボックス
(HDB-41)
リモコン端子台
参
機器
※HDB用リード線は A (メイン回路)の温水配管を接続したヘッダーボックス制御基板の熱動弁と同じ
番号のリモコン端子台(ヘッダーボックス)に接続してください。合っていないと運転しません。
1
2
ジョイントに架橋ポリエチレン管を差し込み、L バンドで固定します。
循環水往き口と循環水戻り口にジョイントを差し込みクイックファスナで固定します。
A (メイン回路)の温水配管は循環水往き口 A ・循環水戻り口 A と接続してください。
(サブ回路)の温水配管は循環水往き口 ・循環水戻り口 B
B
B と接続してください。
A
循環水戻り口( )
1
B
循環水戻り口( )
2
A
循環水往き口( )
1
B
循環水往き口( )
2
クイックファスナ
1
天板のねじ(2 個)をはずし、天板を取りはずします。
2
付属の E-CON・HDB 用リード線のコネクタを制御基板
の E-CON・HDB 通信コネクタに差し込みます。
E-CON・HDB 用リード線を側面から取り出します。
4
HDB 用リード線と E-CON 用リード線の圧着接続子に
延長コード(現地手配)を差し込み圧着接続します。
5
E-CON 用リード線の延長コードをヘッダーボックス制
御基板の外部熱源接続端子台に接続します。
ヘッダーボックスの工事説明書を参照してください。
極性がありますので接続を間違えないようにしてくださ
い。
ジョイント
架橋ポリエチレン管
6
HDB 用リード線の延長コードを A (メイン回路)の温水
配管を接続したヘッダーボックス制御基板の熱動弁と同
じ番号のリモコン端子台(ヘッダーボックス)に取り付け
ます。
7
延長コードをコードクリップ(現地手配)で機器に固定し
ます。
8
天板を元通りに取り付けます。
付属の床暖房用
メインリモコン
(CMR-1401)
1 回路の場合
E-CON用リード線(赤)
HDB用リード線(灰)
E-CON用リード線(白)
HDB用リード線(灰)
3
Lバンド
AEY-4030SVXF の場合
圧着接続子
E-CON・HDB通信コネクタ
制御基板
上から見た図
床暖房パネル
参
機器
コードクリップ
(現地手配)
2 回路の場合
●別売部品
・ヘッダーユニット(VH-HD-RAY2N)
・ジョイント
・床暖房用サブリモコン(CMR-1401S)
・クイックファスナ
・床暖房用リモコンコード
・L バンド
●取付方法は別売部品のヘッダーユニットに同梱の工事説明書を参照してください。
●ヘッダーユニットを取り付けると AEY-4030SVX と同じ外形寸法になります。
7 温水配管工事
23
780
70
15
278
278
17
131
53
47
15
24
300
408
203
循環水往き口
R3/4(20A)
50
50
780
銅パイプでの配管例
70
45
140
500
140
排水栓
アースねじ
循環水戻り口
クイックファスナー接続(呼び6)
305.5
538
ユニオン継手
(※)
175
214
27
27
循環水往き口
クイックファスナー接続(呼び6)
循環水往き口
R3/4(20A)
140
500
140
12
12
排水栓
161
112
538
冷媒配管
接続口
305.5
循環水戻り口
R3/4(20A)
214
50
27
ドレンエルボ接続口
(底面)
329
ドレン穴(ゴムブッシュ付属)
(底面)
14
27
14
50
循環水戻り口
R3/4(20A)
取付固定脚
100 100
15
24
278
300
2-12×20
長穴
51
408
ドレン穴(ゴムブッシュ付属)
(底面)
2-12×20長穴
ドレンエルボ接続口
(底面)
6
20
● AEY-4030SVXF
取付固定脚
329
配管内に空気が残ると、暖房のききが悪くなるばかりでなく機器を破損するおそれが
ありますので、絶対に空気が抜けるようにしてください。
100 100
● AEY-4030SVX
●銅管で配管する場合は、循環水往き管は最高部に向かって 1/250 以上の上り勾配で配管
してください。循環水戻り管は機器に向かって 1/250 以上の上り勾配か水平で配管して
ください。
また、室外ユニットの取りはずしができるようにユニオン継手で接続してください。
51
●暖房する部屋の広さ、数、配管の径、長さにより性能が左右されますので、充分検討して
ください。
●配管材料は必ず銅管または架橋ポリエチレン管を使用してください。
既設住宅で亜鉛メッキ鋼管(白ガス管)等を使用している場合は、必ず銅管または架橋ポリ
エチレン管に交換してください。
●床暖房パネルまでの配管の長さは片道10m以内、高低差は機器据付面から上下4m以内で
すが、できるだけ短くなるように配管してください。
アースねじ
排水栓
※架橋ポリエチレン管で配管する場合は別売のエルボアダプタを取り付けてください。
ヘッダーユニット(別売)を取り付けた場合はAEY-4030SVXと同じ外形寸法になります。
(単位:mm)
8 循環水について
10 設定スイッチの切り替え
●循環水には必ず別売の不凍液を使用してください。水道水は使用できません。
注意
●循環水に不凍液を使用しているため凍結予防運転を行う必要がありません。
表示基板の設定スイッチの 1 番を「OFF」にして凍結予防運転を行わないように設定してく
ださい。
工場出荷時は「ON」になっています。
●不凍液(濃度 50%)は外気温− 20℃(無風状態)まで凍結しません。
●不凍液は当社純正部品の不凍液を必ず使用してください。他メーカー品の不凍液や古
い不凍液を混ぜたり、使用したりしないでください。また、不凍液を薄めないでくだ
さい。正常な運転ができないだけでなく、故障・能力低下の原因になります。
●不凍液は数年おきに交換が必要です。交換時期は不凍液の種類によって異なります。
交換の際は古い不凍液を全部抜いて配管の洗浄を行ってから新しい不凍液を入れてく
ださい。
●運転中や停止直後は給水タンクふたをあけないでください。循環水が飛び散ってやけど
をするおそれがあります。運転停止後しばらくして循環水が冷めてから行ってください。
9 循環水の給水方法
電源が接続されていることを確認します。
2
給水タンクカバーのねじ(1 個)をはずし、給水タンク
カバーを取りはずします。
3
給水タンクふたをあけます。
4
●循環水量の目安と表示基板の水位表示を目安にして
給水タンクに循環水を入れます。
こぼしたり、あふれたりしないように注意してください。
給水タンク
カバー
5
ON
OFF
1番を「OFF」にします。
●お客様に操作方法を取扱説明書でよく説明してください。
あける
給水タンク
ふた
しめる
循環水
給水口
循環ポンプ運転中は
周囲が順番に点灯し
ます。(時計回り)
表示基板
満水位
□の中に 印を入れてチェックしてください。
□据付場所の選定条件を満たしていますか?
□電源電圧は規定通りですか?
□電源電線の接続は確実ですか?
●不完全に差し込むと発熱し、端子台の中の温度ヒューズ(102℃)
が溶断します。
□電源電線の端子番号は合っていますか?
□アース線の接続は確実ですか?
□通常のコンセントの上部に温水コンセントはありませんか?
(床暖房にソフトパネルを使用する場合のみ)
□機器や配管の接続部から循環水の漏れはありませんか?
中水位
1 2
1 2
試運転
異常低水位
温水パイプ(7A)・合計長さが 200m の場合
循環水量= 2.4L +(200 × 0.04L/m)= 10.4L
1 2 3 4
工事のチェック項目
●循環水量の目安
例
設定スイッチ
11 工事のチェックと試運転
1
・機器本体:約 2.4L
・温水パイプ(1m 当たり)
:約
6A
0.03L
:約
7A
0.04L
:約
10A
0.08L
表示基板
リセットスイッチ
給排水スイッチ
表示基板の給排水スイッチを押します。循環ポンプが運転します。
熱動弁が開くまで約 2 分間かかることがあります。
暖房回路の空気抜きについて
●給排水スイッチを押す(3 秒未満)と循環ポンプが運転し、循環水を床暖房パ ネル
に給水します。循環ポンプ運転中は表示基板のデジタル表示の右側の「 」の周囲
が順番に点灯します。
《解除》
再度、給排水スイッチを押すと循環ポンプが停止します。
6
すべての床暖房用リモコンの運転スイッチを「入」にし、設定温度を最高に設定します。
(熱動弁が開きます。)
7
空気が抜けると給水タンク内の循環水が減りますので、表示基板の表示部を見ながら満
水位になるまで循環水を補給してください。満水位以上入れると循環水が膨張したとき
にあふれて、故障の原因になります。
8
循環ポンプは約 10 分間で自動的に停止します。
空気抜きが充分でない場合は 5・7 を繰り返してください。
9
給水タンクふたをつけ、「カチカチ」と音がするまでしめ、給水タンクカバーを元通りに
取り付けます。
(1)取扱説明書に従って、試運転を行ってください。
循環水の温度が上がるのに 20 ∼ 60 分必要です。
(試運転状況は設置状況によって異なります。)
(2)正常運転するか確認してください。
□温度調節、予約運転はできますか?
□循環水が規定の範囲まで入っていますか?
□異常音はありませんか?
12 バルブカバーの取り付け
1
表示基板防滴板を元通りに取り付けます。
2
バルブカバーのツメ(4 カ所)を挿入した後、
バルブカバーを上に持ち上げ、ねじ(1 個)
で固定します。
表示基板防滴板
バルブカバー
ねじ
ツメ(4カ所)
10
すべての床暖房用リモコンの運転スイッチを「切」にします。(熱動弁が閉じます。
)
配管内に空気が残ると、暖房のききが悪くなるばかりでなく機器を破損するおそれが
ありますので、絶対に空気が抜けるようにしてください。
13 室内ユニットについて
●室内ユニットを接続すると床暖房にエアコン機能を追加したシステムとして使用できます。
室内ユニットを設置する場合は、室内ユニット付属の据付工事説明書をご覧ください。
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