ぽ~れぽ~れ(会報) - 認知症・家族の会 岡山県支部

「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
「ぼけ 」ても安心して暮らせる社会を
Contents
1
♢
表紙
♢
2016年度本部総会に参加して
♢
蒜山認知症介護者の会の報告
4
♢
おあしすの会
(津山市)
定期総会報告
5
♢
会員さんからのおたより ∼その2∼
6
岡山県支部版
♢
事務局だより(平成27年度後半)
7
No. 190 2016. 7
♢
ニュース短信
8
ゆっくり、やさしく、おだやかに
pole-pole(スワヒリ語)
2∼3
認知症啓発リーフレット配布と記念講演会のご案内(予定)
世界アルツハイマーデー啓発街頭活動と記念講演会を全国で取り組みます。
【認知症啓発リーフレット配布】
地域
岡山・倉敷地域 9月24日(土)
井笠地域 8月27日(土)
是非皆さんのご参加を
お待ちしています
岡山地域
倉敷地域
井笠地域
岡山天満屋本店前
10:30 ∼11:30
イオンモール倉敷
10:30 ∼11:30
(ハートフル福祉大会)
笠岡市民会館
13:00 ∼14:00
今年度のテーマ「∼忘れても 寄り添うこころが 支えている∼」
【記念講演会のご案内】
日 時
場 所
講 演
平成28年9月24日(土)14:00∼16:00
きらめきプラザ 401会議室
◇ 藤田 文博 先生(岡山ひだまりの里病院院長)
(演題)
「認知症の理解と対応」
◇ 戸田 惠さん (当事者・会員)「当事者の思いを語る」アシスタント:景山副代表
主催(公益社団法人)認知症の人と家族の会岡山県支部
支部交流・研修旅行のご案内(旧リフレッシュ旅行)予定
日 時
場 所
平成28年10月11日(火)∼12日(水)
山陰から大山方面一泊(大型バス利用)
介護家族のつどいのご案内
・岡山地域
・井笠地域
・倉敷地域
・笠岡地域
8 月 12日
8 月 18日
8 月 26日
8 月 2日
( 金 ) 13:00∼15:30
( 木 ) 13:00∼15:00
( 金 ) 10:30∼12:30
( 火 ) 13:00∼15:00
岡山市保健福祉会館 4 F ほのぼのルーム
笠岡市認知症介護研修センター (金浦中学校裏)
くらしき健康福祉プラザ 3F・301 研修室
サンライフ笠岡 第2研修室 (笠岡市在住の方を対象に)
◇この会報は、岡山県共同募金会の一部助成により発行しています。◇
「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
2016年度 第7回(通算第37回)
∼本部総会に参加して∼
* 開 催 日 平成28年6月11日
(土)∼12日
(日)
* 総会場所 新・都ホテル
(報告:坂本 惠子)
* 総会参加者 304名
* 支部交流会 立命館大学 朱雀キャンパス
* 支部参加者 (代議員)尾﨑善規・景山富久子・中嶋文章・坂本惠子
(7名)(補助代議員)清田玲子・武南恵美子・高橋望
第①日目 6月11日(土)13:00∼
人同士のつながりをサポートするための具体案に
ついて検討し、今年度は本人ネットワークの構築
を考えたいとの発言がとても印象に残った。
昨年の総会以降の物故者に対して全員起立して黙
祷を捧げた後、高見代表の挨拶があった。今年の4
月には熊本地震が発生し、「家族の会 ] も「災害義
援金」に取り組んできて、多くの義援金が集まった
事・A D I 国際会議の紹介の中では、世界にはない
日本の「家族の会」の特色として、認知症当事者の
組織があり、繋がっている事・日本の介護の中身は
世界に誇れるものである等の説明を聞いて、「家族
の会」の37年の歩みや活動の素晴らしさを改めて
感じる事が出来た。また、議事に入る前に特別報告
として、熊本・大分両県支部の代表から被害状況の
報告と支援に対しての感謝の言葉が述べられた。
15:00から 一号・二号議案について、代議員か
らの質問・提言・意見等の質疑応答の時間が設けら
れた。
❶「家族の会」の定款があるのか、私たち会員にき
ちんと見せて欲しいという質問に対して高見代
表理事より、「定款とバッジ」は入会時に送付し
ている。「家族の会」のホームページ上にも記載
しているとの返答があった。
❷ 成年後見制度について、利用している人の声を
反映しているのか。
❸ 全国の電話相談の記録の集計・分析の件につい
て委託のみの場合、データ集計が2重手間にな
る。キリン福祉財団の3年間の助成期間が終了
した後はどうなるのか?という、私が一番聞き
たかった質問も飛び出る等、とても参考になった。
第一号議案
田部井副代表理事から、2015年度の活動のまと
めとして次のような項目で詳細な説明があった。
❶「認知症時代」をさらにすすめることを目指した
❷ 認知症の人の思い、家族の思いを社会に伝えた
❸ 三本柱の活動をいっそう重視してすすめた
❹ 先を見た役員体制、事務局体制を目指して努力
した
第三号議案 2015年度決算報告及び監査報告
2016年度収支予算(案)
第四号議案 議案議決効力発生の件について
第二号議案
高見代表理事から、2016年度の活動のすすめ方
について次のような項目で詳細な説明があった。
❶ A D I 国際会議を成功させるために
❷ 認知症の人の生き甲斐を支え、思いを伝える
❸ 介護することの困難を和らげる
❹ 社会福祉の充実を求める
❺「家族の会」の存在をさらに広める
❻ 先を見た役員体制、事務局体制をつくる
第一号議案から第三号議案までは代議員の挙手に
より可決され、第四号議案は拍手により承認された。
「杉山 Dr 講座」について杉山 Dr から説明の後、最
後に「総会アピール」が採択され、総会は終了した。
次に各専門委員会 の委員長から、2016年度
の活動のすすめ方についての説明があった。
特に「本人・若年支援専門委員会」の取り組みの
中で、ぽ∼れぽ∼れ特別企画で実施された、当事者
「丹野氏・杉野氏の対談」より得られた成果から、
本人会員80名と潜在している本人会員を含め、本
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2
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「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
第②日目 6月12日(日)9:00∼
❸ 地域での認知症情報
支部交流会 [学習会]
第Ⅰ班 2017ADI国際会議の成功のために
❺「家族の会」の活動を知らせるさまたげ
❹ 入会のさまたげ
目標数に到達した新潟県では薬局の協力があっ
(報告)高橋 望 (参加)景山富久子
本部事務局より、来年度のADI国際会議開催に
た。実現可能な目標数を過去のデータから分析し
向けた今後の予定や決定事項などが説明された。
鹿児島県。
肝心の参加費についても出来る限り多くの参加者
福島県の古い映画館でするカフェ、滋賀県の男
に来場してもらえるように本部が考えた価格設定
性介護者のつどいなど、あらゆる機会で入会案内
(案)が発表されたが、総会参加者からの意見が活
を配布している。具体的な悩み、活動努力を聞く
決定した滋賀県。努力しても目標に達していない
発に出された為、それを踏まえた最終的な価格設定
ことができ参考になった。
が決まることになった。また国際会議のチラシやポ
第Ⅳ班 会計担当者会議
スターが完成したことにより、それらを活用した積
(報告)中嶋文章 (参加)尾﨑善規・坂本惠子
当日資料の目次に従って本部の担当者から会計に
極的な広報活動を全国で取り組んでいく事が本部か
ら説明された。
関するポイントとして「寄付金」控除の説明、「源
今回はグループワーク等の支部同士の意見交換は
泉徴収」「消費税」等でクイズ形式の質問を交えた
なかったものの、本部との質疑応答では各支部とも
説明に続いて、支部決算書についての留意点や今年
必ず成功させたいといった気概がとても感じられる
度の支部会計のソフトの件、入力の件等について説
ほどの非常に活発な意見交換がなされていた。各支
明があった。次に、意見交換があり、各支部の現状
部から「世界に自分たちの活動を発信していきたい」
と取り扱い、後継者をどうしているか、委託事業や
といった意気込みを強く感じ、岡山県支部としても
経費削減から見た会報発送の各支部の取り扱い、予
国際会議成功に向け準備をしっかりしていきたいと
算の立て方等の説明が参考になった。
思った。
後方に
報道陣の
カメラが
ずらり
第Ⅱ班 介護保険制度の改善のために
(参加・報告)清田玲子
9:05∼10:05まで、立命館大学教授 小川英
二先生の講演≪次期介護保険改定で検討され始めた
「軽度者」訪問介護の原則自己負担化≫の中で今回
は「要介護1・2全額自己負担化」の問題に絞り、
今回のいきさつ、問題の構造、「要支援認定者の総
合事業への移行」について説明があった。福祉現場
長男 高井氏 ( 写真中央 )
での豊富な実践・経験を生かした内容で、歴史的背
30∼11:30で意見交換も活発に行われ、16点提
全体会 12:30∼
報告「JR列車事故裁判をたたかって」
案された。総会でも発表された「認知症の人も家族
認知症の男性が徘徊中にJR東海の電車にはねら
も安心して暮らせるための要望書(2016年版)」
れ死亡した事故をめぐって、家族が賠償責任を負う
景から奥深い視点で今後の方向性を示された。
10:
かどうかが争われた訴訟判決は、最高裁判決で一応
(素案)は、各県に差し戻し再度検討を加えて再提
の結着を迎えたが、この判決は、全国の家族と認知
出することになった。
症介護に関わる人々に大きな安心と元気を与えてく
第Ⅲ班 会員増を進めるために
れた。
(参加・報告)武南恵美子
趣旨と流れの説明後、37支部52名は10グルー
長い期間裁判を闘ってこられたご遺族の高井氏
(長男)が、時には涙ぐみ、声をつまらせながら経
プに別れ、1∼5に沿って個人的な意見も加え発表
し、質問・感想を交えながら話し合った。
過と心情を語られ、会場には奥さんの姿もあった。
「家族の会」に入会され、今後は会員として活動を
❶ 16年度会員目標数値決定経過
して行きたいという高井氏に参加者一同、温かい
❷ 会員増で今年度の強化策
エールを送った。
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「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
で蒜山認知症介護者の会がつどう
「菜の花」
小規模多機能ホーム
「おぼろ月夜」∼菜の花畠に 入日薄れ∼ を合唱
蒜山認知症介護者の会 亀山 泉
蒜山認知症介護者の会が発足して早や8年。年長
組は8年生。愚痴をこぼし、いっぱい喋って、いっ
ぱい聞いてもらう。時には介護の苦労を笑って話す
ことも。「ストレス、悩みを少しでも軽減」がモッ
トー。
愚痴をこぼし、ストレスを解消することが大事。
特に笑うことが大事。人目など気にすることはない。
笑って生きるのも、悩みながら生きるのも同じ一生。
「笑い」には精神を緩和させる作用がある。脳の中
にベータ・エンドルフィンなる物質が分泌され、気
持ちいいリラックスした状態を造りだすらしい。辛
いときは笑えなくても、笑えるときは、おおいに笑
う。自虐的な笑いでもいいから笑って生きたい。
ところで、当会では、行事のマンネリ化を避ける
ため、たまに遠出をして息抜きする。鳥取の花回廊
などもってこいの場所が多数ある。花を観賞し、昼
食を取りながらの会話。「無理矢理デイサービスに
通わせたとき、施設に預けたとき、親戚から薄情と
言われ悩んだこと」、
「今では、そういう意識は薄れ、
あまり頑張らずにやっていくのがいいと感じている
こと」、「あっちが痛い、こっちが悪いと言っている
人の方が長生きしている」等々たわいない話で盛り
上がり、談笑が止まらない。
平成28年6月2日
(木)梅雨時でもあるので
すがこの日は快晴。昨年度より景山副代表から
タッチして私が「家族の会岡山県支部」を代表
しての参加。介護者の会参加者は18名でした。
つどいでは「菜の花」の石田春世所長からの
施設紹介。私からは「認知症の人と家族の会」
の情報を伝え質問にもお答えしました。
この後、施設入所者、職員方との交流会では
全員で6曲合唱、施設の方達は歌詞なしで歌わ
れ楽しく過ごしました。昼食は「蒜山おこわ、
蒜山焼きそば」を美味しく頂き帰りました。
家族の会岡山県支部代表 尾﨑善規
6月2日、小規模多機能ホーム「菜の花」におけ
る交流会。「菜の花」利用者を含めて多数の参加。
認知症の人と家族の会・尾﨑代表の絶妙なるハーモ
ニカ伴奏で童謡・唱歌「おぼろ月夜」等の日本の美
しい歌を合唱。すると、まさかのハプニング発生。
うつむいていた人が元気に歌っているではないか。
両手で指揮をとる人もいる。突然、人が変わった。
信じられないくらいに生き生きしている。懐かしい
音楽は人を元気にする力がある。
今後も、こういった有意義な交流会を続けたいと
思った瞬間であった。
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「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
平成28年度
津山市認知症の人と家族の会の総会とつどいの報告
津山市認知症の人と家族の会 会長 廣本 美智子
平成28年6月7日 ( 火曜日 ) 津山市総合福祉会
館にて津山市認知症の人と家族の会の総会が行われ
ました。
総会におきましては、来賓の方々には公務のお忙
しい中ご臨席を賜り、多大なご支援のお言葉をいた
だきありがとうございました。
お話しの中にありましたように私たち「おあしす
の会」も益々元気に社会に向け、情報を発信してい
くことが今後の継続への重要性であると痛感いたし
ました。
その後、議事に従い、平成27年度活動報告、決
算報告が事務と会計からあり、監事による監査結果
の適正に会計処理された旨の報告もなされました。
次に、平成28年度の活動計画についてと予算案
も何も言うことなく原案通りに行われることになり
ました。皆様のご協力により、とどこおりなく無事
に総会をおえることが出来ました。
また、今年は役員改選の年に当たり、役員の互選
により会長として廣本美智子が再任のご指名をいた
だき、僭越ながら再度新しい年を始めさせていただ
くことになりました。副会長に藤原和江、再任で会
計に岩佐静子、監事に尾原洋子、相談員として介護
家族でもある柴田洋一・正木勇士・井伊美鈴三氏を
加え、山本節子・高橋由紀子・甲本甲 の10名で
活動していくことになりました。至らないことも
数々あると思いますが、皆様のご指導、ご鞭撻のほ
どよろしくお願いいたします。
総会の後、恒例のリフレッシュのつどいが行われ
ました。参加者の一人ひとりから介護の大変さ、苦
しみ、そこから見える お声をお聞かせいただきま
した。
Mさんは奥様の介護を長い間続けられていました
が、ご自分も超高齢になり、耳が聞こえなくなって
家族の勧めもあり、やむなく施設に預けておられま
す。一人暮らしのさみしさと戦っておられる様子を
切々と話してくださいました。一日中誰とも話せな
い、家の中には誰もいない、寂しさの中で暮らして
いかなければならない、現代社会の縮図でしょう
か?お聞きしながら涙が出てきました。そのような
中、退職後、津山に帰ってこられた方が、奥様の介
護をしながら町内の老人会の会長を引き受け、近所
-
の寂しい方、困っている方に声かけをされ、通院
の介助等自分に出来ることを楽しんでしておられ
る前向きの姿勢に心が躍る思いがしました。参加
者の皆さまからいっぱいの思いを聴き、これから
もいつも皆様に寄り添っていける自分を見つめて
いかなくてはならないと考えています。
会員の方のお話がすみ、最後の締めくくりとし
て「認知症の人と家族の会」岡山県支部・尾﨑代
表にお話しをしていただきました。世界アルツハ
イマーデー統一行動の話や、若年性認知症の人と
「家族の会」の支援等、丁寧に指導して頂き,恒例
のハーモニカの演奏をお願いして全員で歌をうた
い、楽しく会を終わることが出来ました。
おあしすの会では、美作大学の協力を得て3月
22日の火曜日より毎月、市内上之町の城東じ・ば・
子の茶の間において、おあしすカフェを開催して
います。1ヵ月に1回ですが認知症のご本人、ご
家族の皆様がゆっくり、くつろげる場所をめざし
ています。どうぞお越しください。相談員一同お
待ちしております。
おあしすカフェの問い合わせ先:津山市地域包
括支援センター(0868−23−1004)
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「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
便り
会員さんからのお
∼その2∼
妻の発病から40年です。子供を産んで発
病し難病の多発性硬化症になりました。年齢
と共に病気も定着と進行をして来ています。
今は目も見えず下半身マヒです。外出も出来
ず食事の時だけ車椅子に乗って食堂に出ま
す。部屋に帰り、おしめを替えると気持ちが
良くなるのか昼寝しますので帰ります。
妻69歳、私74歳いつまで続くか!!
(介護家族)
いつも家族の会の皆様の献身的な愛に励ま
されながら認知症の夫と二人生活しておりま
す。「認知症」とは底知れない病気です。発
病して5年が来ます。第一性格の変わり果て
た夫、被害妄想、私への嫉妬心、不信感から
くる怒声の日々の繰り返し、もう夫への愛も
希望も尽き果てた私です。少しでも良かれと
思い行動を起こしかけても「ワシは認知症で
はない」と怒鳴られるだけ・・・・、別居か
家出か考えあぐねていた今、27歳に成長し
た孫娘との出会いがあり今後はこの子と二人
でもう一度やり直してみようかな?と少し心
に余裕が出てきました。ゆっくり笑いあう人
生、それが私の夢です。私の外出を極度に嫌
がる夫、皆様にお逢いしたりお話しすること
も困難です。景山・坂本さんお世話になりあ
りがとうございます。今後ともよろしくお願
いいたします。 (介護家族)
参加してお勉強をしたく思いますが、時間
が無理ですので欠席させていただきます。ま
だ浅く出席も介護の都合で無理の時もありま
したが、何か一つでも参考になればと御意見
を聞くのが楽しみです。
よろしくお願いいたします。(介護家族)
役員の皆様のおかげで家族の会の重要性が
認められていることを実感しています。義母・
夫を見送りましたが自分の心開ける場がある
ことに感謝しております。多くの仲間がいて
くれると思うと元気になれます。
(介護家族)
総会おめでとうございます。いつも会報読
ませていただき勉強しております。会の益々
のご発展を祈念し、ご一緒に歩んで行けたら
と思っております。今後ともよろしくお願い
致します。 (賛助会員)
毎月「ぽ∼れ ぽ∼れ」を拝見しながら、
励まされたり、反省したりと色々勉強させて
もらっています。3月号で、投稿された K・
M 様の話を見、施設ケアマネとして勤務をし
ている私としては、心苦しいものでした。家
族として色々と施設に言いたい事も我慢され
ているだろうし、職員も色々と入居者と関わ
りたいと思っても、職員が足りず理想のケア
とはほど遠いケアとなっている現実の中、悩
みながら関わっている現状があります。本人・
家族の思いを施設でも在宅と同じように出来
る為にも介護施設での職員配置の検討は必要
と思っています。職員募集しても、応募者が
なかなか来ないのも現実ですが、入居者の為
にもふんばります。(介護職員・ケアマネ)
「家族の会」岡山県支部事務局の皆様には
日頃から大変お世話になり感謝しています。
認知症を患う母の介護をと心に誓い早期退職
して1年後には看取りの日が訪れました。看
取りを終え13年目の昨年春頃から、記憶力
や思考力、判断力の衰えを何かにつけて感じ
るようになりました。モヤモヤとした日々を
送っています。母がお世話になったお礼に、
同じ悩みで苦しまれている皆さんの為に少し
でもお役に立てばと・・・・
そんな思いとは逆に、皆さんの足手まとい
になりながら過ごすこの頃です。
(元介護家族)
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「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
岡山県支部事務局便り(主なもの)
(平成27年1
0月∼平成28年3月実施)
平成27年10月
1日
平成28年1月
23日 第3回若年性認知症の人と家族のつどい(ひまわ
岡山県共同募金オープニング式典に参加
りの会)を開催(於:くらしき健康福祉プラザ)
3∼4日
全国研究集会(於:栃木県宇都宮市)開催
27日 「認知症介護家族交流会 in 早島町」で尾﨑代表が
尾﨑代表と中嶋事務局長が参加
講演
3日 「倉敷市家族介護者教室」に、池倉敷地区代表世
28日 「認知症キャラバン・メイト養成研修」で尾﨑代
話人と安藤役員が講師として参加
表が講演
10日 「地域公開講座」(岡山県認知症疾患医療センター
たいようの丘ホスピタル開催)で尾﨑代表が講演
平成28年2月
10日 「認知症実践研修」で景山副代表が講義
2日 「民生委員/児童委員等研修会」で尾﨑代表が講演
20日 「岡山市家族介護教室」で尾﨑代表が講演
5日 「岡山市津島地域ケア学習会」で景山副代表が講義
21日 「リフレッシュ旅行」を姫路方面に日帰りで実施
5日 「真庭市教育委員会研修会」で安藤役員が講演
24日 第2回若年性認知症の人と家族のつどい(ひまわ
5日 「第9回認知症疾患医療センター連絡会議」に尾
﨑コールセンター長、坂本コールセンター長代理、
りの会)を開催(於:くらしき健康福祉プラザ)
安藤役員が出席
8日 「第1回きのこエスポアール認知症疾患医療セン
平成27年11月
3日
ター連携協議会」で尾﨑代表が講演
御津医師会「地域医療」学術シンポジウムに景山
12日 「真庭市久世地区人権教育研修講座」で安藤役員
副代表が出席
が講義
4日 「津山市ふれあいサロン」で安藤役員が講義
16日 「岡山市北区御津公民館終活講座」で尾﨑代表が
6日 「岡山市認知症サポーター研修」で尾﨑代表が講義
講演
16日 「岡山市北区中央地域包括支援センター介護予防
11日 岡山県・岡山市社会保障推進協議会「なんでも電
教室」で景山副代表が講演。安藤役員・坂本役員
話相談」に景山副代表・坂本役員が相談員で参加
が参加
14日 特養「せとうち」で景山副代表が講演。佐藤役員
18日 「総社市新本地区社協研修会」で景山副代表が講義
19日 「介護家族教室」(於:岡山市南公民館)で能勢役
がグループワークに参加
日 「岡山市介護予防教室」で景山副代表が講義
16日、24
員が講義
21日 「水島協同病院」で尾﨑代表が講義
平成28年3月
平成27年12月
16日 「岡山県第三者評価委員会」に尾﨑代表が出席
17日 「岡山県介護保険制度推進委員会」に委員として
12日 新見公立短期大学シンポジウムで尾﨑代表と高橋
役員が講演
尾﨑代表が出席
15日 「認知症介護家族交流会 in 赤磐市」で尾﨑代表が
25日 「岡山県介護家族交流事業 in 鏡野町」で尾﨑代表
が講演
講演
29日 「岡山県社会福祉協議会評議員会」に尾﨑代表が
17日 「岡山県若年性認知症支援研修会」で片山顧問、
評議員として出席
尾﨑代表、安藤役員がそれぞれの分野から講義
19日 NPO 法人ライフサポート有田博紀理事長の講演会
に「家族の会」岡山県支部も応援、参加
介護家族のつどいの開催
岡山地域 H27 / 10 / 9、11 / 13、12 / 11、H28 / 1 / 8、2 / 12、3 / 11 (毎月第2金曜日)
倉敷地域 H27 / 10 / 23、11 / 27、12 / 25、H28 / 1 / 22、2 / 26、3 / 25 (毎月第4金曜日)
笠岡地域 H27 / 10 / 6、11 / 4、 12 / 1、H28 / 1 / 5、2 / 2、3 / 1 (毎月第1火曜日)
井笠地域 H27 / 10 / 15、11 / 19、12 / 17、H28 / 1 / 21、2 / 18、3 / 17 (毎月第3木曜日)
岡山県支部役員会の開催 H27 / 10 / 8、11 / 12、12 / 10、H28 / 1 / 14、2 / 10、3 / 10
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「ぽ∼れ
ぽ∼れ 」通巻 432号付録 ●2016年 7月25日発行
【活動予定】
「若年性認知症の人と家族のつどい」
次予定:
10月22日(土)、
12月3日(土)
1月28日(土)、3月25日(土)
参加ご希望の方は、尾﨑代表、安藤役員の携帯電話まで
尾﨑携帯:090−8719−4412
安藤携帯:090−5266−2128
「岡山市認知症サポートリーダー養
成講座」
日時:8/2(火)、8/9(火)、8/16(火)
岡山市のキャラバンメイトが養成した、「認知症サポー
タ ー」を 尾﨑代 表 が「認 知 症サポートリーダー」と し
ての養成講師を務める。
「岡山市認知症キャラバンメイト養
成講座」
日時:8/22(月)、10/23(日)、12/2(金)
岡山市の「認知症サポートリーダー」養成講座修了者
が受講。
尾﨑代表が「キャラバンメイト養成講座講師」を務める。
「家族の会」中国・四国ブロック会議
日時:8/27(土)∼28(日)愛媛県松山市
中国地区 ( 広島 , 山口 , 島根 , 鳥取 , 岡山 )、四国地区 ( 愛媛 ,
香川 , 徳島 , 高知 ) の世話役が集い、意見を交す。
岡山城ライトアップオレンジプラン
日時:9/21(水)日暮れ時より
世界アルツハイマーデーを記念して、岡山市の好意でラ
イトアップ。
沢山の参加をお待ちいたします。記念撮影の予定。
【活動報告】
岡山県介護保険制度推進委員会 日時:6/21( 火 )
介護保険制度の施行状況等について
尾﨑代表が委員会に参加した。
岡山県警 認知症サポートリーダー
養成講座
日時:6/23(木)
心の交流会10周年記念会開催
日時:6/23(木)
岡山県では、初めてで18名の若いおまわりさんを対
象に、尾﨑代表が講義した。
ノートルダム清心女子大学 特別講義
日時:6/29(水)
「認知症と共に生きる」当事者戸田さんが経緯を話され
る。景山副代表との絶妙なやり取り、学生さん達も絶賛。
33名もの方達が集い、記念会を実施した。
次世代の介護家族も参加されての有意義な式典でした。
【お願い】
「2016 年度会費納入」まだ 済んでいない方は、早期の納入をお願い致します。
「家族の会」の運営は、会費により行われています。年会費 5000 円の内 3000 円が本部へ 2000 円が
支部の活動として使われています。会費納入まだの方は早急に納入お願いします。尚、納入書をなくさ
れた方は世話人、又は「家族の会事務局長中嶋」まで相談ください。
「家族の会岡山県支部」電話番号 086−232−6627
【 編集後記 】 「本部総会に参加して」の報告を読んで
頂いたと思いますが、2日目の支部交流会
・ 分 科 会「 会 員 増 を 進 め る た め に 」で は 、
色々な意見交換や感想が多く話し合われ
たようです。岡山県支部でもこの問題は以
前から頭を抱える状況ではありますが、賛
助会員の方々の応援をいただいて嬉しく
思っております。今後ともよろしくお願い
致します。 景山富久子/記
☆賛助会員のご紹介(新規入会 平成28年4月∼)
片山禎夫(片山内科クリニック)、株式 会 社岡 田商運、
グリーネスト株式会社、株式会社メルシ、ヒカリエンター
プライズ株式会社。
また、個人会員さんも17人新規に入会頂きました。
おかやま認知症コールセンター/
次回は第 4 火曜日8月23 日 ( 火 )
10:00∼12:00です。
多数の皆さんの
ご参加を…
TEL . ( 086 ) 801-4165
(晴れて一番
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8
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良 い 老 後)