サンプルはこちら

file:///D|/web_root/F2/F2e.htm
法律文書作成ガイド 目次
合意書・示談書・協定書・協約書・確認書作成ガイドのサンプル
(内容見本)
合意書・示談書・協定書・協約書・確認書作成ガイドのサンプル
・
・
・
・
・
第1 合意書・示談書・協定書・協約書・確認書は、何のために作成するのか
社会生活を営む上で、他人といろいろな約束をして、経済活動などを行う必要があります
が、単なる約束ではなく、契約という民法上の制度により、万が一紛争が生じた場合にも、
法律上「約束を守れ」と言える、ことになります。
契約制度によって「法律上約束を守れ」と言える、ということは、契約により、裁判を提
起して、判決を得て、強制執行により、約束した内容を実現できると言うことです。
この契約の成立のためには、当事者双方の、申込と承諾という二つの意思表示が合致して
いれば足り、必ずしも、契約書が必要だというわけではありません。
しかし、万一紛争が生じた際には、どのような意思表示の合致があったのか、ということ
が争いになり、契約内容を、裁判で立証することは、なかなか難しいのが実際です。
契約書や合意書を作成するのは、後日の紛争の際に、契約制度の持つ法的強制力を有効に
機能させるために、契約の存在と内容、すなわち合致した意思表示の存在と内容を、証拠と
して、明確に残しておくうえで、是非とも必要なことなのです。
第2 標題の付け方
当事者が合意した意思表示の内容が、明確に記載されている文書であれば、それは、民法
第521条以下の契約であることに問題はなく、とりわけ、民法の規定する「売買」や「消
費貸借」などの典型的な契約内容に合致するものであれば、それぞれ「売買契約書」「消費
貸借契約書」などと標題をつければよいでしょう。
・
・
・
・
・
file:///D|/web_root/F2/F2e.htm2006/06/13 1:45:09