株式売出目論見書

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更新日時:2016/06/24 20:28:00 印刷日時:16/06/24 20:28
株式売出目論見書
平 成 28 年 7 月
株式会社デザインワン・ジャパン
この目論見書により行う株式1,533,000千円(見込額)の売出し(引
受人の買取引受による売出し)及び株式230,000千円(見込額)の売
出し(オーバーアロットメントによる売出し)については、当社は
金融商品取引法第4条第1項ただし書により同項本文の規定による
届出は行っておりません。
なお、売出価格等については、今後訂正が行われます。
また、その他の記載内容についても訂正されることがあります。
今後、売出価格等(売出価格、引受価額及び引受人の手取金をいう。以下同
じ。
)が決定された場合は、売出価格等及び売出価格等の決定に伴い連動して訂
正される事項(引受人の買取引受による売出しの売出価額の総額、オーバーア
ロットメントによる売出しの売出数及びオーバーアロットメントによる売出し
の売出価額の総額をいう。以下同じ。
)について、目論見書の訂正事項分の交付
に代えて売出価格等決定日の翌日付の日本経済新聞及び売出価格等の決定後か
ら申込期間の末日までの期間中のインターネット上の当社ウェブサイト(
[URL]
http://www.designone.jp/investors/news.html)
(以下「新聞等」という。
)で
公表いたします。しかしながら、売出価格等の決定に際し、売出価格等及び売
出価格等の決定に伴い連動して訂正される事項以外の記載内容についての訂正
が含まれる場合には目論見書の訂正事項分が交付され、新聞等による公表は行
いません。また、売出価格等が決定される前に目論見書の記載内容について訂
正が行われる場合には、目論見書の訂正事項分が交付されます。
株式売出目論見書
売出価格
未定
株式会社デザインワン・ジャパン
東京都品川区西五反田二丁目30番4号
目
次
頁
【表紙】
[株価情報等]
1 【株価、PER及び株式売買高の推移】…………………………………………………1
2 【大量保有報告書等の提出状況】…………………………………………………………2
第一部 【証券情報】……………………………………………………………………………………3
第1 【募集要項】……………………………………………………………………………………3
第2 【売出要項】……………………………………………………………………………………3
1 【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】………………………………………3
2 【売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)】…………………………………4
3 【売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)】………………………………5
4 【売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)】…………………………6
【募集又は売出しに関する特別記載事項】…………………………………………………6
第3 【第三者割当の場合の特記事項】……………………………………………………………7
第二部 【公開買付けに関する情報】…………………………………………………………………8
第三部 【参照情報】……………………………………………………………………………………8
第1 【参照書類】……………………………………………………………………………………8
第2 【参照書類の補完情報】………………………………………………………………………9
第3 【参照書類を縦覧に供している場所】………………………………………………………13
第四部 【提出会社の保証会社等の情報】……………………………………………………………13
第五部 【特別情報】……………………………………………………………………………………13
「参照方式」の利用適格要件を満たしていることを示す書面 ……………………………………14
事業内容の概要及び主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………15
【表紙】
【会社名】
株式会社デザインワン・ジャパン
【英訳名】
DesignOne Japan, Inc.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【本店の所在の場所】
東京都品川区西五反田二丁目 30 番4号
【電話番号】
03-6421-7438
【事務連絡者氏名】
取締役コーポレートデザイン室長
【最寄りの連絡場所】
東京都品川区西五反田二丁目 30 番4号
【電話番号】
03-6421-7438
【事務連絡者氏名】
取締役コーポレートデザイン室長
【本目論見書により行う売出有価証券
株式
高畠
靖雄
原口
原口
聡史
聡史
の種類】
【本目論見書により行う売出金額】
引受人の買取引受による売出し
オーバーアロットメントによる売出し
1,533,000,000 円
230,000,000 円
(注)売出金額は、売出価額の総額であり、平成 28 年7月 15 日
(金)現在の株式会社東京証券取引所における当社普通株
式の終値を基準として算出した見込額であります。
【安定操作に関する事項】
1
今回の売出しに伴い、当社の発行する上場株式について、
市場価格の動向に応じ必要があるときは、金融商品取引法
施行令第 20 条第1項に規定する安定操作取引が行われる場
合があります。
2
上記の場合に安定操作取引が行われる取引所金融商品市場
を開設する金融商品取引所は、株式会社東京証券取引所で
あります。
(株価情報等)
1【株価、PER及び株式売買高の推移】
平成27年4月30日から平成28年7月15日までの株式会社東京証券取引所における当社普通株式の株価、PE
R及び株式売買高の推移(週単位)は以下のとおりであります。
なお、当社株式は、平成27年4月30日をもって株式会社東京証券取引所に上場いたしましたので、それ以前
の株価、PER及び株式売買高について該当事項はありません。
(注) 1.当社は、平成27年9月1日付で普通株式1株を3株とする株式分割を行っており、株価、PER及
び株式売買高の推移(週単位)については、下記(注)2.乃至4.に記載のとおり、当該株式分
割を考慮したものとしております。
2.・株価のグラフ中の1本の罫線は、週単位の始値、高値、安値、終値の4種類の株価を表しており
ます。なお、平成27年9月1日付株式分割の権利落ち前の株価については、当該株価を3で除し
て得た数値を株価としております。
・始値と終値の間は箱形、高値と安値の間は線で表しております。
・終値が始値より高い時は中を白ぬき、安い時は中黒で表しております。
3.PERの算出は、以下の算式によります。
週末の終値
PER(倍)=
1株当たり当期純利益
週末の終値については、平成27年9月1日付株式分割の権利落ち前は当該終値を3で除して得た数
値を週末の終値としております。
平成27年4月30日から平成27年8月31日については、平成27年3月27日提出の有価証券届出書の平
成26年8月期の財務諸表の1株当たり当期純利益を3で除して得た数値を使用。
平成27年9月1日から平成28年7月15日については、平成27年8月期有価証券報告書の平成27年8
月期の財務諸表の1株当たり当期純利益を使用。
4.株式売買高について、平成27年9月1日付株式分割の権利落ち前は当該株式売買高に3を乗じて得
た数値を株式売買高としております。
― 1 ―
2 【大量保有報告書等の提出状況】
平成 28 年1月 25 日から平成 28 年7月 15 日までの間における当社株式に関する大量保有報告書等の提出は
ありません。
― 2 ―
第一部 【証券情報】
第1 【募集要項】
該当事項はありません。
第2 【売出要項】
1 【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】
平成 28 年8月1日(月)から平成 28 年8月3日(水)までの間のいずれかの日(以下「売出価格等決定日」と
いう。)に決定される引受価額にて後記「2 売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)」に記載の引
受人は買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額(売出価格)で売出しを行います。引受人は受渡期日に引
受価額の総額を売出人に支払い、本売出し(以下「引受人の買取引受による売出し」という。)における売出
価格の総額との差額は引受人の手取金とします。売出人は引受人に対して引受手数料を支払いません。
種類
普通株式
売出数
売出価額の総額(円)
820,000 株
売出しに係る株式の所有者の住所及び氏名又は名称
東京都大田区
高畠 靖雄
東京都品川区
高畠 昭雄
神奈川県川崎市中原区
田中 誠
1,533,000,000
500,000 株
280,000 株
40,000 株
(注)1.引受人の買取引受による売出しにあたり、その需要状況を勘案した上で、引受人の買取引受による売
出しとは別に、当該売出しの主幹事会社であるみずほ証券株式会社が当社株主から 123,000 株を上限
として借入れる当社普通株式の売出し(以下「オーバーアロットメントによる売出し」という。)を
行う場合があります。
オーバーアロットメントによる売出し等の内容につきましては、後記「募集又は売出しに関する特別
記載事項 2
オーバーアロットメントによる売出し等について」をご参照下さい。
2.引受人の買取引受による売出しに関連して、ロックアップに関する合意がなされておりますが、その
内容につきましては、後記「募集又は売出しに関する特別記載事項
3
ロックアップについて」を
ご参照下さい。
3.振替機関の名称及び住所
株式会社証券保管振替機構
東京都中央区日本橋茅場町二丁目1番1号
4.売出価額の総額は、平成 28 年7月 15 日(金)現在の株式会社東京証券取引所における当社普通株式の
終値を基準として算出した見込額であります。
― 3 ―
2 【売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)】
引受
価額
(円)
売出
価格
(円)
未定
(注)1.2.
売出価格等決定
日の株式会社東
京証券取引所に
おける当社普通
株 式 の 普 通 取 引 未定
の終値(当日に終 (注)1.
2.
値のない場合は、
その日に先立つ
直近日の終値)に
0.90~1.00 を乗
じた価格(1円未
満端数切捨て)を
仮条件とします。
申込
期間
申込
単位
申込
証拠金
(円)
申込
受付場所
引受人の住所及び
氏名又は名称
元引受
契約
の内容
東京都千代田区大手町
一丁目5番1号
みずほ証券株式会社
元引受契約を
締結する右記
金融商品取引
自 平成28年
8月4日(木)
1株につき 業者及びその
至 平成28年 100 株 売出価格と 委託販売先金
8月5日(金)
同一の金額 融商品取引業
(注)3.
者の本店並び
に全国各支店
及び営業所
東京都千代田区丸の内
一丁目9番1号
大和証券株式会社
(注)4.
東京都中央区八丁堀二
丁目 14 番1号
いちよし証券株式会社
東京都港区六本木一丁
目6番1号
株式会社SBI証券
(注)1. 日本証券業協会の定める有価証券の引受け等に関する規則第 25 条に規定される方式により、上記仮
条件による需要状況を勘案した上で、平成 28 年8月1日(月)から平成 28 年8月3日(水)までの間の
いずれかの日(売出価格等決定日)に売出価格及び引受価額(売出人が引受人より1株当たりの売買
代金として受け取る金額)を決定する予定であります。
今後、売出価格等(売出価格、引受価額及び引受人の手取金をいう。以下同じ。)が決定された場合
は、売出価格等及び売出価格等の決定に伴い連動して訂正される事項(引受人の買取引受による売出
しの売出価額の総額、オーバーアロットメントによる売出しの売出数及びオーバーアロットメントに
よる売出しの売出価額の総額をいう。以下同じ。)について、目論見書の訂正事項分の交付に代えて
売出価格等決定日の翌日付の日本経済新聞及び売出価格等の決定後から申込期間の末日までの期間
中のインターネット上の当社ウェブサイト([URL]http://www.designone.jp/investors/news.html)
(以下「新聞等」という。)で公表いたします。しかしながら、売出価格等の決定に際し、売出価格
等及び売出価格等の決定に伴い連動して訂正される事項以外の記載内容についての訂正が含まれる
場合には目論見書の訂正事項分が交付され、新聞等による公表は行いません。また、売出価格等が決
定される前に目論見書の記載内容について訂正が行われる場合には、目論見書の訂正事項分が交付さ
れます。
2.前記「1
売出株式(引受人の買取引受による売出し)」の冒頭に記載のとおり、売出価格と引受価
額は異なります。売出価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。
3. 株式の受渡期日は、平成 28 年8月 12 日(金)であります。
申込期間については上記のとおり内定しておりますが、売出価格等決定日において正式に決定する予
定であります。なお、上記申込期間については、需要状況を勘案した上で繰り上げることがあります。
当該需要状況の把握期間は、最長で平成 28 年7月 29 日(金)から平成 28 年8月3日(水)までを予定
しておりますが、実際の売出価格等の決定期間は平成 28 年8月1日(月)から平成 28 年8月3日(水)
までを予定しております。
したがいまして、
①
売出価格等決定日が平成 28 年8月1日(月)の場合、
申込期間は「自
平成 28 年8月2日(火)
至
平成 28 年8月3日(水)
至
平成 28 年8月3日(水)」
②
売出価格等決定日が平成 28 年8月2日(火)の場合、
申込期間は「自
平成 28 年8月4日(木)」
― 4 ―
③ 売出価格等決定日が平成 28 年8月3日(水)の場合は上記申込期間のとおり、
となりますのでご注意下さい。
4. 元引受契約の内容
買取引受けによります。
引受手数料は支払われません。
ただし、売出価格と引受価額との差額の総額は、引受人の手取金となります。
金融商品取引業者の引受株式数
金融商品取引業者名
引受株式数
みずほ証券株式会社
746,200 株
大和証券株式会社
41,000 株
いちよし証券株式会社
24,600 株
株式会社SBI証券
8,200 株
計
820,000 株
5.申込みの方法は、申込期間内に申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものとします。
6.申込証拠金のうち引受価額相当額は、受渡期日に売出人への支払いに充当します。
7.申込証拠金には、利息を付けません。
8.株式は、受渡期日から売買を行うことができます。
社債、株式等の振替に関する法律の適用により、株式の売買は、振替機関又は口座管理機関における
振替口座での振替えにより行われます。
3 【売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)】
種類
売出数
売出価額の総額(円)
普通株式
123,000 株
230,000,000
売出しに係る株式の所有者の住所及び
氏名又は名称
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
みずほ証券株式会社
(注)1.オーバーアロットメントによる売出しは、引受人の買取引受による売出しにあたり、その需要状況
を勘案した上で、引受人の買取引受による売出しの主幹事会社であるみずほ証券株式会社が当社株
主から 123,000 株を上限として借入れる当社普通株式の売出しであります。上記売出数はオーバー
アロットメントによる売出しの売出数の上限を示したものであり、需要状況により減少し、又はオ
ーバーアロットメントによる売出しそのものが全く行われない場合があります。
オーバーアロットメントによる売出し等の内容につきましては、後記「募集又は売出しに関する特
別記載事項 2
オーバーアロットメントによる売出し等について」をご参照下さい。
今後、売出数が決定された場合は、売出価格等(売出価格、引受価額及び引受人の手取金)及び売
出価格等の決定に伴い連動して訂正される事項(引受人の買取引受による売出しの売出価額の総額、
オーバーアロットメントによる売出しの売出数及びオーバーアロットメントによる売出しの売出価
額の総額)について、目論見書の訂正事項分の交付に代えて売出価格等決定日の翌日付の日本経済
新聞及び売出価格等の決定後から申込期間の末日までの期間中のインターネット上の当社ウェブサ
イト([URL]http://www.designone.jp/investors/news.html)(新聞等)で公表いたします。しか
しながら、売出価格等の決定に際し、売出価格等及び売出価格等の決定に伴い連動して訂正される
事項以外の記載内容についての訂正が含まれる場合には目論見書の訂正事項分が交付され、新聞等
による公表は行いません。また、売出価格等が決定される前に目論見書の記載内容について訂正が
行われる場合には、目論見書の訂正事項分が交付されます。
2.振替機関の名称及び住所
株式会社証券保管振替機構
東京都中央区日本橋茅場町二丁目1番1号
― 5 ―
3.売出価額の総額は、平成 28 年7月 15 日(金)現在の株式会社東京証券取引所における当社普通株式
の終値を基準として算出した見込額であります。
4 【売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)】
売出価格
(円)
申込期間
自 平成28年8月4日(木)
未定
至 平成28年8月5日(金)
(注)1.
(注)1.
申込
単位
100 株
申込証拠金
(円)
申込受付場所
引受人の住所及び
氏名又は名称
元引受契約
の内容
1株につき
売出価格と
同一の金額
みずほ証券株
式会社及びそ
の委託販売先
金融商品取引
業者の本店並
びに全国各支
店及び営業所
―
―
(注)1.売出価格及び申込期間については、前記「2
売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)」に
おいて決定される売出価格及び申込期間とそれぞれ同一といたします。
2.申込みの方法は、申込期間内に申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものとします。
3.申込証拠金には、利息を付けません。
4.株式の受渡期日は、平成 28 年8月 12 日(金)であります。
株式は、受渡期日から売買を行うことができます。
社債、株式等の振替に関する法律の適用により、株式の売買は、振替機関又は口座管理機関におけ
る振替口座での振替えにより行われます。
【募集又は売出しに関する特別記載事項】
1
株式会社東京証券取引所における市場変更について
当社普通株式は、平成28年7月25日(月)現在、株式会社東京証券取引所マザーズに上場されております
が、平成28年8月12日(金)に株式会社東京証券取引所における市場変更を予定しております。
2
オーバーアロットメントによる売出し等について
引受人の買取引受による売出しにあたり、その需要状況を勘案した上で、当該売出しの主幹事会社であ
るみずほ証券株式会社が、当社株主から 123,000 株を上限として借入れる当社普通株式の売出し(オーバ
ーアロットメントによる売出し)を行う場合があります。オーバーアロットメントによる売出しの売出数
は、123,000 株を予定しておりますが、当該売出数は上限の売出数であり、需要状況により減少し、又はオ
ーバーアロットメントによる売出しそのものが全く行われない場合があります。
これに関連して、オーバーアロットメントによる売出しが行われる場合、みずほ証券株式会社は、引受
人の買取引受による売出しの対象となる株式とは別に、オーバーアロットメントによる売出しの売出数を
上限として追加的に当社普通株式を取得する権利(以下「グリーンシューオプション」という。)を、平
成 28 年8月 26 日(金)を行使期限として、上記当社株主から付与されます。
また、みずほ証券株式会社は、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出
しの申込期間の終了する日の翌日から平成 28 年8月 26 日(金)までの間(以下「シンジケートカバー取引
期間」という。(注))、借入れ株式の返還を目的として、株式会社東京証券取引所において、オーバー
アロットメントによる売出しに係る株式数を上限とする当社普通株式の買付け(以下「シンジケートカバ
ー取引」という。)を行う場合があります。みずほ証券株式会社がシンジケートカバー取引により取得し
た全ての当社普通株式は、借入れ株式の返還に充当されます。なお、シンジケートカバー取引期間内にお
いて、みずほ証券株式会社の判断で、シンジケートカバー取引を全く行わず、又はオーバーアロットメン
トによる売出しに係る株式数に至らない株式数でシンジケートカバー取引を終了させる場合があります。
― 6 ―
さらに、みずほ証券株式会社は、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売
出しに伴って安定操作取引を行うことがあり、かかる安定操作取引により買付けた当社普通株式の全部又
は一部を借入れ株式の返還に充当することがあります。
オーバーアロットメントによる売出しに係る株式数から安定操作取引及びシンジケートカバー取引によ
って取得し借入れ株式の返還に充当する株式数を減じた株式数について、みずほ証券株式会社は、グリー
ンシューオプションを行使する予定であります。
なお、オーバーアロットメントによる売出しが行われるか否か及びオーバーアロットメントによる売出
しが行われる場合の売出数については、売出価格等決定日に決定されます。オーバーアロットメントによ
る売出しが行われない場合は、みずほ証券株式会社による上記当社株主からの当社普通株式の借入れ、当
該株主からのグリーンシューオプションの付与及び株式会社東京証券取引所におけるシンジケートカバー
取引は行われません。
(注)シンジケートカバー取引期間は、
① 売出価格等決定日が平成 28 年8月1日(月)の場合、シンジケートカバー取引期間は「平成 28 年8
月4日(木)から平成 28 年8月 26 日(金)までの間」
② 売出価格等決定日が平成 28 年8月2日(火)の場合、シンジケートカバー取引期間は「平成 28 年8
月5日(金)から平成 28 年8月 26 日(金)までの間」
③ 売出価格等決定日が平成 28 年8月3日(水)の場合、シンジケートカバー取引期間は「平成 28 年8
月6日(土)から平成 28 年8月 26 日(金)までの間」
となります。
3
ロックアップについて
引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である高畠 靖雄、高畠 昭雄及び田中 誠並びに当社
株主である株式会社ティーエーケーは、みずほ証券株式会社に対し、売出価格等決定日に始まり、引受人
の買取引受による売出しの受渡期日から起算して 180 日目の日に終了する期間(以下「ロックアップ期間」
という。)中、みずほ証券株式会社の事前の書面による承諾を受けることなく、当社普通株式の売却等(た
だし、引受人の買取引受による売出し等を除く。)を行わない旨を合意しております。
また、当社はみずほ証券株式会社に対し、ロックアップ期間中、みずほ証券株式会社の事前の書面によ
る承諾を受けることなく、当社普通株式及び当社普通株式を取得する権利又は義務を有する有価証券の発
行等(ただし、株式分割、新株予約権の権利行使による当社普通株式の交付に基づく新株式発行及びスト
ックオプションとしての新株予約権の発行等を除く。)を行わない旨を合意しております。
なお、上記のいずれの場合においても、みずほ証券株式会社はロックアップ期間中であってもその裁量
で、当該合意の内容を一部もしくは全部につき解除できる権限を有しております。
第3 【第三者割当の場合の特記事項】
該当事項はありません。
― 7 ―
第二部 【公開買付けに関する情報】
該当事項はありません。
第三部 【参照情報】
第1【参照書類】
会社の概況及び事業の概況等金融商品取引法第5条第1項第2号に掲げる事項については、以下に掲げる書
類を参照すること。
1【有価証券報告書及びその添付書類】
事業年度 第10期(自 平成26年9月1日 至 平成27年8月31日)平成27年11月27日関東財務局長に提出
2【四半期報告書又は半期報告書】
事業年度 第11期第1四半期(自 平成27年9月1日 至 平成27年11月30日)平成28年1月14日関東財務局長
に提出
3【四半期報告書又は半期報告書】
事業年度 第11期第2四半期(自 平成27年12月1日 至 平成28年2月29日)平成28年4月13日関東財務局長
に提出
4【四半期報告書又は半期報告書】
事業年度 第11期第3四半期(自 平成28年3月1日 至 平成28年5月31日)平成28年7月13日関東財務局長
に提出
5【臨時報告書】
1の有価証券報告書提出後、平成28年7月25日までに、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等
の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2の規定に基づく臨時報告書を平成27年11月30日に関東財務
局長に提出
6【訂正報告書】
訂正報告書(上記3
四半期報告書の訂正報告書)を平成28年7月13日関東財務局長に提出
― 8 ―
第2【参照書類の補完情報】
上記に掲げた参照書類としての有価証券報告書及び四半期報告書(訂正報告書により訂正された内容を含み、
以下「有価証券報告書等」という。)に記載された「事業等のリスク」について、当該有価証券報告書等の提出
日以降、平成28年7月25日までの間において変更及び追加が生じております。以下の内容は、当該有価証券報
告書等の「事業等のリスク」を一括して記載したものであり、当該変更及び追加箇所については、__罫を付
しています。
また、当該有価証券報告書等には将来に関する事項が記載されておりますが、当該事項は以下「事業等のリ
スク」に記載された事項を除き平成28年7月25日現在においてもその判断に変更はなく、また新たに記載する
将来に関する事項もありません。
「事業等のリスク」
以下において、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあると考えられる主な事項を記載しております。
また、必ずしも事業上のリスク要因に該当しないものにつきましても、投資家の投資判断上、あるいは当社の
事業をご理解いただく上で重要であると考えられる事項につきましては、投資家及び株主に対する積極的な情
報開示の観点から記載しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を充分に認識したうえで、その発
生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に対する投資判断は、本項及び本書
中の本項以外の記載事項を慎重にご検討いただいた上で行っていただく必要があると考えております。
また、以下の記載事項は、当社株式への投資に関連するリスクを網羅するものではありませんのでご留意下
さい。なお、以下の記載事項は、平成28年7月25日現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在
しているため、実際の結果と異なる可能性があります。
(1) 事業環境について
① インターネット関連市場について
当社はインターネットメディア事業を主たる事業としており、当社事業の継続的な成長と発展には、イン
ターネット広告関連市場の拡大及び利用可能端末の増加等によるインターネットの利用拡大が必要である
と考えております。
株式会社電通発表の「2015年
日本の広告費」(2016年2月)によると、インターネット広告市場は平成
27年の広告費が1兆1,594億円(前年比110.2%)と昨年に続き1兆円を超え、今後も高い成長が見込まれて
おります。またその利用を牽引する携帯電話端末契約数は平成27年9月末時点で1億2,723万件と人口普及
率は100%を突破、そのうちスマートフォンの契約数も7,237万件(人口普及率56.9%) にまで拡大しており、
その浸透が進んでおります。(株式会社MM総研発表「スマートフォン・MVNOの月額利用料とサービス利用実
態(2016年4月)」)。このように、インターネット広告関連市場の更なる拡大、利用可能な端末の増加等
は今後も継続していくと考えております。
しかしながら、技術革新の遅れ、インターネットの利用を制約するような新たな法的規制導入、利用料金
の改定を含む通信事業者の動向など、当社の予期せぬ要因によりインターネット関連市場の発展が阻害され、
当社サービスの利用が低迷した場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
② 競合について
美容、グルメ情報等の店舗情報検索サイトを運営する競合企業は多数存在しており、また参入障壁が低い
ため比較的簡単に店鋪情報検索サイトを開設することが可能です。当社は「エキテン」において、集客支援
サービスの無料又は有料での提供、利便性の向上及び提供機能の拡充により店舗会員数を増やし、また、駅
を基点とした多業種に渡る店舗情報の提供、検索機能追加等のサイトリニューアルによるユーザビリティ向
上によりサイト利用者数を増やす等、市場での優位性確立と他社との差別化を図って参りました。
当社は今後も継続して掲載情報の質と量の充実を図り、店舗会員数及びサイト利用者数の拡大に努めて参
りますが、企画力・開発力・資金等を潤沢に持つ企業が新規参入・事業拡大する等し、当社が優位性を保て
なくなった場合には、競争激化による収益力の低下や広告宣伝費等の経費の増加等により、当社の事業及び
業績に影響を及ぼす可能性があります。
― 9 ―
③ 技術革新への対応について
当社の事業が属するインターネット関連分野においては、活発な技術革新が行われているため、当社とし
ても、これに対応すべく、業界の動向を注視しつつ、迅速にシステム開発を実施する体制をとっております。
しかしながら、近年におけるITの進歩はめまぐるしく、予期しない技術革新等があった場合、それに対応
するために多額のシステム開発費用が追加的に発生する可能性があります。また、システム開発等を適切に
行うことができなかった場合には、当社の提供するサービスの陳腐化による技術的優位性や競争力の低下、
あるいはサイト利用者や店舗会員等のサイトの満足度の低下により、利用者数や店舗会員数の減少を招く可
能性があります。そのような事態が発生した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性がありま
す。
④ 検索エンジンへの対応について
インターネットユーザーの多くは、検索エンジンを利用して必要な情報を入手しております。当社の運営
するサイト「エキテン」においても、特定の検索エンジン経由の誘導、集客が多く、「エキテン」への集客
は検索エンジンの表示結果(順位)に依存しております。この結果は、すべて各検索エンジン運営者のロジ
ックや判断によるものであり、そのロジックや判断に当社が関与する余地はありません。
当社は、検索エンジンの検索結果において上位に表示されるべく、SEO等の必要な対策を講じております
が、検索エンジン運営者が検索結果を表示する方針、ロジックを変更することなどにより、SEOが十分に機
能せず、検索結果の表示が当社にとって優位に働かない状況が生じる可能性も否定できず、その場合は「エ
キテン」への集客効果が低下し、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 事業内容について
① サイト内の書き込みについて
当社の運営するサイト「エキテン」では、サイト利用者が、利用した店舗の感想や評価を口コミとして投
稿しております。サイト利用者から投稿を受け付ける際は、利用規約等をサイト上に明示し、投稿が適切な
ものとなるよう注意を促しております。また、投稿された口コミに対しては全件審査を実施しており、事実
に基づかない恣意的な投稿、誹謗中傷、嫌がらせ、知的財産権の侵害及び公序良俗に反する内容等の明らか
に不適切な投稿を発見した場合は当該投稿を削除する等、一定の基準に基づいて不適切な投稿を規制し、サ
イトの健全性の維持に努めております。
しかしながら、サイト内での不適切な投稿について、当社の対応が不十分だった場合、あるいは、不適切
な投稿に起因するトラブルが適切に解決されない場合には、サイト利用者及び店舗等の支持が低下する可能
性及びサイト運営者としての当社の法的責任が問われる可能性があり、当社の事業及び業績に影響を及ぼす
可能性があります。
② 「エキテン」に掲載される店舗情報について
当社の運営するサイト「エキテン」では、インターネットを通して店舗情報を提供することから、これら
の店舗情報の充実や利便性の向上を図るとともに、店舗情報自体の適切性、正確性が確保されるよう努める
必要があります。
当社では店舗情報を充実させるにあたり、利用登録を要しない一般掲載店舗については、当社が電話帳デ
ータに基づき定期的な更新や補完を行うほか、有料店舗会員及び無料店舗会員については、店舗の運営者自
身に詳細な情報の提供、登録を促すことで、店舗情報を充実させサイトの利便性向上を図っております。
「エキテン」に掲載される店舗情報については、各種法令やその制定趣旨に鑑みた当社独自の審査基準に
よる確認体制を構築しており、公序良俗に反した店舗情報の排除や、法令違反、事実に基づかない記述並び
に知的財産権の侵害等の審査基準に抵触した店舗情報に対しては、当該店舗情報の是正や削除等、一定の基
準に基づく対処を講じることで、サイトの健全性を維持し、ユーザーに対して適正かつ正確な店舗情報の提
供に努めております。
― 10 ―
しかしながら、人為的な過失等の要因により「エキテン」に掲載した店舗情報に瑕疵や誤表示があった場
合、あるいは、サイト内での不適切な店舗情報の掲載について当社の対応が不十分だった場合には、サイト
利用者及び店舗等の支持が低下する可能性及びサイト運営者としての当社の法的責任が問われる可能性が
あり、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 「エキテン」による収入への依存について
当社の主たる収入は、「エキテン」によるものであり、平成27年8月期及び平成28年8月期第3四半期の
売上高に占める依存度は高い状況にあります。「エキテン」に続く収益の柱となる新規事業開発のための投
資を今後も継続して参りますが、競争の激化や法的規制の強化等の予期せぬ事象により「エキテン」の利便
性が低下し同収入が減少した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、現在の「エキテン」の有料店舗会員は、特に療術業界及びリラクゼーション業界に属する店舗が多
く、平成28年5月末現在、全有料店舗会員に占める同業界店舗(「エキテン」において「接骨・整骨」「整
体」「マッサージ」「カイロプラクティック」「鍼灸」にジャンル登録する店舗)の割合は約65%(全無料
店舗会員に占める割合は約20%)となっております。「エキテン」有料掲載業種の更なる多様化推進により
療術業界及びリラクゼーション業界への依存度低下を図っておりますが、当該業界の広告宣伝活動の冷え込
みや、他社サービスとの競合による掲載料相場の下落等があった場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす
可能性があります。
④ 個人情報管理について
当社は、サービスの提供にあたり登録ユーザー及び顧客店舗の個人情報を多数保有していることから、個
人情報保護法が定める個人情報取扱事業者としての義務を課されております。平成25年2月にはプライバシ
ーマークを取得し、このプライバシーマークの運用規程に従って、社内での個人情報の取扱い、管理につい
てルール化し、役職員の教育を行い、その徹底を図っております。
しかしながら、外部からの侵入者や当社関係者の故意又は過失によりユーザーの個人情報が流出する等の
問題が発生した場合には、当社への損害賠償請求や信用の低下により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす
可能性があります。
⑤ 法的規制について
当社事業を規制する主な法規制として、「電気通信事業法」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律」(以下「プロバイダ責任制限法」という。)及び「不正アクセ
ス行為の禁止等に関する法律」(以下「不正アクセス禁止法」という。)があります。
電気通信事業法においては、通信の秘密の保護等の義務が課されております。また、当社は、プロバイダ
責任制限法における「特定電気通信役務提供者」に該当し、不特定の者によって受信されることを目的とす
る電気通信による情報の流通において他人の権利の侵害があった場合に、権利を侵害された者に対して、一
定の要件のもと、権利を侵害した情報を発信した者に関する情報を開示する義務を課されております。また、
権利を侵害した情報を当社が媒介したことを理由として、損害賠償請求を受ける可能性もあり、これらの点
に関し訴訟等の紛争が発生する可能性もあります。さらに、当社には、不正アクセス禁止法における「アク
セス管理者」として、不正アクセス行為からの一定の防御措置を講ずる努力義務が課されております。
なお、当社では、
「エキテン」に掲載される業種や業界の規制の趣旨を汲んだ対応を行うこととしており、
「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」や、「医療機関のホームページの内容の適切なあり方に関
する指針(医療機関ホームページガイドライン)」等の「エキテン」に掲載される業種や業界を規制する各種
法令・ガイドライン等の制定趣旨に基づいて「エキテン」に掲載される情報に係るルールを設け、サイトの
健全性が保たれるよう「エキテン」を運営しております。
当社では社内教育を実施する等、法令に抵触しないサイト運営を日々留意して行っておりますが、インタ
ーネット関連事業を規制する法令は徐々に整備されてきている状況にあり、今後、当社の事業又は掲載業種
を規制する新たな法令等の制定、既存法令等の解釈変更又は自主ルールの整備等がなされた場合には、当社
の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
― 11 ―
(3) 事業体制について
① システム障害について
当社では、インターネットを利用したサービス提供を行っており、サービスの信頼性等の観点から、稼働
状況の常時監視、定期的なバックアップの実施、サーバーの負荷分散、クラウドサービスの活用等により、
システム障害等のトラブルの発生の防止及び回避を図っております。
しかしながら、当社の運営するサイト「エキテン」へのアクセス集中による一時的な過負荷や電力供給の
停止、クラウドサービスの停止、ネットワーク機器の故障、外部からの不正な手段によるコンピューターへ
の侵入、当社役職員による操作過誤、事故、火災、自然災害等、当社の予測不可能な様々な要因により、コ
ンテンツや口コミ、投稿者を管理しているサーバーやシステムへの何らかのトラブルが発生し、利用者への
情報提供が適切に行われない事態が生じた場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
② 小規模組織であることについて
当社は、役職員数や組織規模がまだ小さく、相互牽制を中心とした内部管理体制をとっております。今後
事業の拡大、成長を図っていく上で、システム開発や管理、営業等において必要とされる技術、ビジネスス
キル、マネジメント能力を有する人材の獲得に努めるとともに、教育体制を整備し、人材の増強、定着及び
内部管理体制の更なる強化を図っていく所存であります。
しかしながら、当社の求める人材が獲得、育成できなかった場合や人材が流出し不足した場合、又は当社
の事業拡大に伴い、十分な人材の確保、適切な内部管理体制が取れない場合には、当社の事業及び業績に影
響を及ぼす可能性があります。
③ 紛争・係争について
当社は、事業展開にあたり、内部統制の強化と社会的道徳の遵守を含めたコンプライアンスの強化及び各
種リスクの低減に努め、必要に応じて弁護士等の専門家の助言等を受けております。本書提出日現在、訴訟
等の事案は発生しておりませんが、事業活動にあたっては、法令等の違反の有無に係わらず訴訟を提起され
る可能性があり、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 知的財産権について
当社は、当社が提供するサービスが第三者の商標権、著作権等の知的財産権を侵害しないよう、調査可能
な範囲で対応を行っており、現在は当該侵害の事実はないものと認識しております。しかしながら、知的財
産権侵害の可能性を完全に把握することは困難であり、将来的に、当社が提供するサービスについて、第三
者より知的財産権の侵害に関する請求を受け、又は訴訟を提起される可能性は否定できず、かかる場合には、
当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社では、当社が提供するサービスに関する知的財産の保護に努め、当社の持つ商標権等の知的財
産権を侵害されないよう細心の注意を払っておりますが、侵害を把握しきれない場合や侵害に対して適切な
対応をすることができない場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 新規事業について
当社では、今後も引き続き、積極的に新サービスないし新規事業に取り組んで参りますが、これにより先
行投資として人材採用、広告宣伝費、システム投資などの追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性
があります。また、新サービス、新規事業の採算性には不透明な点が多いため、新サービス、新規事業の展
開が計画どおりに進まず、予想した収益が得られない場合には、投資を回収できず、当社の事業及び業績に
影響を及ぼす可能性があります。
― 12 ―
(4) その他
① ストック・オプション行使による株式価値の希薄化について
当社は、役職員に対するインセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しております。
今後につきましてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、今後付与される新株
予約権の行使が行われた場合は、保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。なお、平成28年7月
25日現在における新株予約権による潜在株式は、発行済株式総数の2.4%に相当します。
② 配当政策について
当社は設立以来、当期純利益を計上した場合であっても、まずは内部留保を充実し、財務基盤を強固にす
ることが重要であると考え、配当を実施しておりません。株主への利益還元については、重要な経営課題の
一つであると考えており、将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、剰余金の
配当を検討して参る所存です。
第3【参照書類を縦覧に供している場所】
株式会社デザインワン・ジャパン
本社
(東京都品川区西五反田二丁目30番4号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第四部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
第五部 【特別情報】
該当事項はありません。
― 13 ―
「参照方式」の利用適格要件を満たしていることを示す書面
会社名
株式会社デザインワン・ジャパン
代表者の役職氏名 代 表 取 締 役 社 長
1
当社は1年間継続して有価証券報告書を提出しております。
2
当社の発行する株券は、東京証券取引所に上場されております。
高畠 靖雄
(新規上場日 平成27年4月30日)
3
当社の発行済株券は、算定基準日(平成28年5月31日)以前1年間の金融商品市場における売買金額の合計
が100億円以上であり、かつ、基準時上場時価総額が100億円以上であります。
(1)売買金額の合計
40,250百万円
(2)基準時上場時価総額
16,015百万円
(参考)
(平成28年5月31日の上場時価総額)
東京証券取引所に
発行済株式総数
おける最終価格
2,144円 ×
7,470,000株 =
― 14 ―
16,015百万円
更新日時:2016/06/27 19:52 印刷日時:2016/06/27 19:52
ファイル名:0701010_8065406922808.docx
事業内容の概要及び主要な経営指標等の推移
1 事業内容の概要
当社は、「世界を、活性化する。」ことをコーポレートミッションに掲げ、店舗情報及び消費者(以下、ユーザーと
いう)の店舗に関する評価・口コミ(感想)に基づくランキング等を掲載する地域情報口コミサイト「エキテン」の運
営を中心にインターネットメディア事業を行っております。
「エキテン」は、店舗情報に店舗利用者による「口コミ」という情報を付加して発信するCGM※サイトであり、当社
が展開するインターネットメディア事業として、日本全国の店舗に対しては集客支援サービスを、日本全国のインター
ネットユーザーに対しては多業種に渡る店舗検索サービスを提供しております。
店舗にとって「エキテン」は、インターネット上に情報発信を行うための場であるとともに、自店舗に対する感想・
評価を口コミとして収集し、集客、販売や経営に活用するためのツールでもあります。他方、ユーザーにとって「エキ
テン」は、多業種に渡る店舗検索サービスを利用することで、自身のニーズを満たす店舗を探し当てたり、利用した店
舗の感想・評価を発信したりして、利便性を図るためのメディアであります。
※CGM (Consumer Generated Media):消費者生成メディア。インターネットなどを通して消費者がその内容を生成す
るメディアのこと。
「エキテン」は、日本全国の店舗を対象に、店舗情報の有料掲載プラン及び無料掲載プランを提供しております。有
料掲載店舗及び無料掲載店舗とは、店舗自らが「エキテン」への掲載登録を行い、当社から利用IDを発行された店舗を
いいます。IDを発行された店舗は専用の店舗管理ページにログインすることができ、CMS※を含む多くの機能を管理ペ
ージ内で使用し、「エキテン」に掲載する店舗情報を随時登録、変更することが可能となります。詳細な店舗情報を
「エキテン」に登録することで、集客効果が期待されるとともに、訴求力の高い店舗利用者の口コミを収集、発信する
ことが併せて期待されることとなります。
※CMS(Content Management System):コンテンツ管理システム。技術的な知識がなくてもウェブサイトの構築・編集
を行えるようにするための、ウェブコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に管理する
システム。
事業の系統図は、次のとおりであります。
─ 15 ─
更新日時:2016/06/27 19:52 印刷日時:2016/06/27 19:52
ファイル名:0701010_8065406922808.docx
2 主要な経営指標等の推移
回次
第6期
第7期
第8期
第9期
第10期
決算年月
平成23年8月
平成24年8月
平成25年8月
平成26年8月
平成27年8月
売上高
(千円)
121,553
172,397
335,374
545,186
919,933
経常利益
(千円)
788
35,000
94,396
164,159
345,422
当期純利益
(千円)
832
21,350
63,969
99,609
210,634
持分法を適用した場合の投
(千円)
資利益
―
―
―
―
―
20,000
20,000
20,000
20,000
639,850
80
80
4,000
200,000
2,490,000
資本金
発行済株式総数
(千円)
(株)
純資産額
(千円)
55,636
80,510
144,479
244,089
1,694,424
総資産額
(千円)
68,922
115,339
214,508
383,345
1,913,162
9.27
13.42
24.08
40.68
226.83
1株当たり純資産額
(円)
1株当たり配当額
(1株当たり中間配当額)
(円)
1株当たり当期純利益金額
(円)
0.14
3.56
10.66
16.60
32.48
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額
(円)
―
―
―
―
31.89
自己資本比率
(%)
80.7
69.8
67.4
63.7
88.6
自己資本利益率
(%)
1.5
31.4
56.9
51.3
21.7
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
60.65
配当性向
(%)
―
―
―
―
―
(千円)
―
―
87,304
145,016
257,321
(千円)
―
―
1,446
△13,161
△6,551
(千円)
―
―
△852
△852
1,227,377
(千円)
―
―
170,080
301,083
1,779,230
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
の期末残高
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
―
(―)
従業員数
7
8
19
26
45
〔外、平均臨時
(名)
〔6〕
〔10〕
〔28〕
〔26〕
〔39〕
雇用者数〕
(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記
載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第6期から第8期については、潜在株式が存在しな
いため、記載しておりません。第9期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権
の残高はありますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
5.当社は平成27年4月30日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額は、新規上場日から当事業年度末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
6.第6期から第9期までの株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載しておりません。
─ 16 ─
更新日時:2016/06/27 19:52 印刷日時:2016/06/27 19:52
ファイル名:0701010_8065406922808.docx
7.当社は第8期より、キャッシュ・フロー計算書を作成しておりますので、第6期及び第7期のキャッシュ・
フロー計算書に係る各項目については記載しておりません。
8.主要な経営指標等の推移のうち、第6期及び第7期については、会社計算規則(平成18年法務省令第13号)
の規定に基づき算出した各数値を記載しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定による監査証明を
受けておりません。
9.第8期以降の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人ト
ーマツにより監査を受けております。
10.当社は第8期より、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号 平成22年6月30
日)、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準適用指針第4号 平成22年6月30日公表
分)及び「1株当たり当期純利益に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第9号 平成22年6月30日)を
適用しております。当社は平成24年11月6日付及び平成26年8月13日付でそれぞれ普通株式1株につき50株
の割合で株式分割を、平成27年3月7日付で普通株式1株につき10株の割合で株式分割を、平成27年9月1
日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行いましたが、第6期の期首に当該株式分割が行われた
と仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
を算定しております。
─ 17 ─
ファイル名:9900000_8065406922808.doc
更新日時:2002/10/01 15:31:00 印刷日時:16/06/24 20:23
宝印刷株式会社印刷