別紙「かながわベスト介護セレクト 20」について～頑張った介護が報われる社会を目指して～１趣旨現在の介護保険制度では、利用者の要介護度が改善すると介護報酬が減額となり、利用者の自立を目指した事業者や職員の努力が反映されにくい仕組みになっています。また、団塊の世代が後期高齢者となる 2025 年（平成 37 年）には、約 2 万 5,000 人の介護人材が不足する見通しとなっており、人材の量的確保と質的確保を図っていく必要があります。そこで、本県では、介護サービスの質の向上や従事者の資質向上に対するインセンティブが働く仕組みを構築し、介護サービスの質の向上の好循環を目指すため、「かながわベスト介護セレクト 20」として、サービスの質の向上や人材育成、処遇改善に顕著な成果をあげた介護サービス事業所等に奨励金を交付します。２対象介護保険法に基づく次のサービスを提供している県内（政令・中核市含む。）介護サービス事業所等（以下「事業所」という。）とします。サービス区分訪問系サービス介護サービスの種類訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護通所介護、通所リハビリテーション、小規模多機能型居宅介護、通所系サービス認知症対応型通所介護、看護小規模多機能型居宅介護（複合型サービス）、地域密着型通所介護居住系サービス特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、認知症対応型共同生活介護入所系サービス介護老人福祉施設、介護老人保健施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護３応募要件応募を希望される事業所は、「かながわ介護サービス等向上宣言」を行った上で、次の要件をすべて満たす必要があります。（1）事業所指定から３年が経過していること。（2）過去３年間に指導・監査で勧告以上の行政指導又は行政処分を受けていないこと。（3）介護サービス情報公表制度で、事業所の運営体制や提供体制等を示すレーダーチャート７区分すべてが４点以上であること。 ※ かながわ介護サービス等向上宣言について http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f535004/ ※ 介護サービス情報公表制度について http://center.rakuraku.or.jp/ ４応募方法等（1）応募期限平成 28 年８月 31 日（水曜日）まで（必着）（2）応募方法県ホームページをご確認の上、応募期限までに必要書類を県地域福祉課までお送りください。また、他薦も受け付けています。 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f535043/ ５評価・選考評価基準に基づき、サービスの質の向上や人材育成、処遇改善に係る成果を評価するとともに、検証調査を実施し、外部有識者等で構成する選考会において選考します。＜評価基準＞項目内容（1）要介護度の維持・改善（その１）リハビリテーションの充実（その２） Ⅰ　サービスの質の向上サービス区分訪通居入所問所住特系老系系系養健 ○ Ⅲ　その他 Ⅳ　総合評価 ○ ○ ○ ○ 在宅復帰 ○ 看取りへの対応（2）中重度要介護者の対応 ○ ○ （3）認知症高齢者の対応 ○ （4）具体的な支援の内容（1）介護職員等の離職率・勤続年数 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ （2）介護職員が有している資格 Ⅱ　人材育成・処遇改善 ○ （3）研修の実施状況（4）ワークライフバランスに基づく職場環境整備 ○ （5）具体的な支援の内容 ○ ○ ○ ○ ○ （1）公表制度の評価（1）検証調査の評価 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ （2）選考会おける評価 ○ ○ ○ ○ ○ ６奨励金の交付について（1）交付額１事業所あたり 100 万円（2）交付件数 20 事業所以内（サービス区分（訪問系、通所系、居住系、入所系）ごとに選考）（3）交付時期「介護フェア in かながわ」において奨励金の交付を予定しています。 ※ 「介護フェアinかながわ」とは介護の日の関連イベントとして、広く県民に対して、介護の仕事の魅力を発信することで、介護への理解・関心を高め、多様な人材の確保を図ることを目的に開催します。日程平成 28 年 11 月 23 日（水曜日・祝日）場所新都市ホール（横浜駅東口そごう横浜店９階）内容大沢逸美さん（女優・タレント）の講演会、「かながわ感動介護大賞」の表彰式など＜専用ホームページを開設しました＞ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1321/kaigofair/