特例措置の概要

建設工事における前払金の使用範囲の拡大(概要)
(経過)
平成 28 年度の特例措置として国が建設工事(平成 28 年4月 1 日から平成 29 年3月 31 日ま
でに新たに請負契約を締結するものに限る。)の前払金の使途を拡大することとした動きを受
け,高知県においても平成 28 年6月 20 日付けで国と同様の措置を講じたことにより,本市に
おいても同様の対応をするもの。
(改正内容)
改正前の前払金の使用範囲:工事の材料費,労務費,機械器具の賃借料,機械購入費(当該
工事において償却される割合に相当する額に限る。),動力費,
支払運賃,修繕費,仮設費,労働者災害補償保険料及び保証料
に相当する額として必要な経費
改正後の前払金の使用範囲:改正前の前払金の使用範囲+現場管理費
現場管理費+
現場管理費+一般管理費
※ 改正内容は国・県とも同様であるが,国は契約書本文を改正して対応するのに対し,県
は契約書本文の改正は行わず,特記事項を追加する形での対応としている。
⇒ 高知市は
高知市は県と同様の
同様の取扱いと
取扱いとする
いとする。
する。
【特記事項の内容】
平成 28 年4月 1 日から平成 29 年3月 31 日までの間に新たに建設工事請負契約を締結した
工事に係る前払金で,平成 29 年3月 31 日までに払出しが行われるものについては,前払金の
100 分の 25 を超える額及び中間前払金を除き,この工事の現場管理費及び一般管理費のうち
この工事の施工に要する費用に係る支払に充当することができるものとする。
(具体的な取扱いについて)
平成 28 年7月 29 日以降の契約については,前払金の対象となる全ての建設工事の契約に
際し,特記事項を付して契約する。
平成 28 年4月1日から平成 28 年7月 28 日までの前払金の対象となる建設工事契約で特例
措置で対象とされた費用への充当を希望する場合は,特例措置の内容を特記事項として追加す
る変更契約として対応する。