熊谷ラグビー場における官民合同警備訓練 1 訓練目的 本年3月に発生したベルギーでの連続爆破テロなど、依然として厳しいテロ情勢の 中、ラグビーワールドカップ 2019 が開催される熊谷ラグビー場において、具体的なテ ロ事案を想定した官民合同警備訓練を実施することにより、官民一体となったテロ対 策を推進し、相互の対処能力を向上させることを目的とする。 2 実施日時・場所 ⑴ 平成 28 年7月 28 日(木)午後1時から午後3時までの間 ⑵ 熊谷ラグビー場(熊谷市上川上 810) 3 参加団体(3機関4社、総数約 160 人) ⑴ 埼玉県警察本部 警務部教養課、生活安全部生活安全企画課、地域部地域課、同部通信指令課 警備部公安第一課、同部警備課、同部機動隊及び熊谷警察署 ⑵ 熊谷スポーツ文化公園 指定管理者 公益財団法人埼玉県公園緑地協会 ⑶ 熊谷市 総合政策部ラグビーワールドカップ 2019 推進室、市長公室危機管理室 市民部安心安全課 ⑷ 民間 ○ 警備会社 綜合警備保障株式会社、株式会社エース警備、日本美装株式会社 ○ バス会社 国際十王交通株式会社 4 訓練内容 ⑴ 防災行政無線活用訓練 熊谷ラグビー場においてテロ事案が発生する恐れがあると認め、熊谷市役所が住 民に対して防災行政無線を活用して注意喚起を図る。 ⑵ 避難誘導訓練 警備員等により、来場者を安全な場所へと避難させる。 ⑶ 爆発物処理訓練 爆発物処理部隊により、爆発物容疑物件を回収する。 ⑷ サイバー攻撃対処訓練 サイバー攻撃特別捜査隊等による状況把握、証拠保全活動を実施する。 ⑸ 被疑者制圧訓練 手荷物検査を端緒に銃刀法違反被疑者を警察官が現行犯逮捕する。
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