平成28年 7 月28日 福岡市政担当記者 各位 夏休みが始まると水に関する事故が増加 中高年による山中での事故が増加 全国の統計でいうと,水難事故の約半数は死亡事故に! 全国的に中高年の山岳遭難事故が増加中! 発生場所は,第1位が「海」で,全体の52.8% 遭難理由は,第1位が「道に迷う」で全体の41.6% (福岡市においては60%) 第2位は「河川」で,全体の29.7%。 子供の事故は「河川」で多発! 遭難者の約半分が60歳以上!(全国の統計から) 山岳事故を防ぐために 海や川での水難事故を防ぐために 【海での水難事故】 ● 念入りに事前の経路チェックや装備の準備を! ● 「危険」「遊泳禁止」などの標識があれば必ず従う! ● 無理な登山計画はせず,延期や中止も大切! ● 飲酒しての遊泳や釣りは絶対にダメ! ● 天候悪化は,転倒や滑落,道に迷う原因にもつながる ● 海での水遊びは必ず大人が付添い,子供だけで遊ばせない! ため,事前に天気をよく調べ,登山中の天候悪化の兆候 【川での水難事故】 も見逃さない! ●遊泳禁止や立入禁止になっている場所には絶対に入らない! また,河川の井堰は,急に開くことがあります。水流に巻き込 まれると極めて危険です! ● 単独の登山はできるだけ避ける! ● 万一,遭難した場合に備えて,携帯電話などの通信手 段を携行しよう! ●川遊びは,必ず天気をチェック! 万一遭難した時のために ●「降雨」や「雷」など天候悪化の兆候を見逃さない! 遭難者が携帯電話のアプリを使用して,GPSによる座標 福岡市救助隊について の確認を行うことで,「遭難者の早期発見が実現」した実例 もあります。 事前に携帯電話に「自分の位置が特定できる 福岡市には,「水難救助」「山岳航空救助」を特殊任務 として活動する救助隊がいます! ツール」をダウンロードしておきましょう。 山では,重大な怪我や突発の病気で自力下山できなくな ることもあるため,山に入るときは入念な事前の計画に加え ※ぜひ取材をお願いします! て,自分の位置を知らせる「警笛」や「ライト」などの装備品も お忘れなく! 消防局警防部警防課 担当:岸川・堤 TEL:092-725-6575(内線 147-6576)
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