「 風の又 三 郎 」再演にむけて 「風の又三郎」は自然そのものを描いている。私たちにとって最も身近な自然は我々の身体だが、 それが失われて久しくなってしまった。しかし生命体である限りこの身体から逃れられないのが現実だから、 自然と身体との乖離はきわめて難しい状況を作り出している。 今後、私たちはその一体感を保持しなければ生きてはいけまい。 この全体像を舞台を使って描いているのが本作品だ。 未来に向かってのひとつの矢印としてみなさんの心に残ることを願う。 小池博史 風とともに旅をしよう。東北と世界をむすんで 宮沢賢治生誕 1 2 0 年記念 4館共同制作 小池博史ブリッジプロジェクト 長野市芸 術 館 アクトスペース 年 月 日(土) 開演 日(日) 開演 宮沢賢治生誕120年記念 4館共同制作 小池博史ブリッジプロジェクト 風 の又 三 郎 2014 年に吉祥寺シアターで上演された話題作が、オーディションで選ばれた新キャストを加え 2016 年よみがえる! 出演・振付:清水寛二(能楽師・銕仙会)、 舞台美術は 2009 年羽田空港「空気の港」や瀬戸内国際芸術祭 2010 などで注目をあつめるアーティスト、鈴木康広が担当。 松島 誠、小谷野哲郎、谷口 界、 能楽師、ダンサー、バリ舞踊家、アクロバットパフォーマーなど多彩な男性 5 名らと世界的な尺八奏者、中村明一・ラッパー、 立本夏山 [オーディション合格者]、松縄春香 下町兄弟の演奏、元イッセイミヤケコレクションデザイナー、浜井弘治による衣装などが“風の吹く空間”を創り上げる。 演奏:中村明一(尺八)、下町兄弟(ジャンベ・パーカッション) 本年 5 月、アクトスペースのオープニングを飾った「宮沢賢治」をめぐる創作プログラム『KENJI in NAGANO』で、 原作:宮沢賢治(「風野又三郎」 「風の又三郎」より) 公募キャスト・スタッフらとともに、たった 2 週間で小劇場の醍醐味あふれる驚きの舞台を創り上げた小池博史が、 演出・脚本・振付・構成:小池博史 自身の主宰する「小池博史ブリッジプロジェクト」を率いて、いよいよこの 10 月、再びアクトスペースへ! 舞台美術:鈴木康広 作曲:菅谷昌弘、中村明一 公演日程 会場 2 016年 10月 22日( 土 )17:0 0開演 2 3日( 日 )14:0 0開演 衣装:浜井弘治 映像:飯名尚人 長野市芸術館アクトスペース(3F) 〒380-8512 長野県長野市大字鶴賀緑町1613番地 照明:上川真由美 小道具:五十嵐彩乃 音響 :印南昭太朗 音楽プラン:小池博史 衣装アシスタント:保高三千代 演出助手:松縄春香、加藤典子 開場は開演の3 0 分前 上演予定時間:約75分(休憩なし) 料金 舞台監督:中原和樹 宣伝写真:小池博史 宣伝美術:阿部航太 制作協力:株式会社サイ 全席自由 一般 3,500円 / 高校生以下 1,500円 主催:一般財団法人 長野市文化芸術振興財団 助成:一般財団法人地域創造 未就学児の入場はご遠 慮ください 協力:福永紙工株式会社 株式会社うるとらはまいデザイン事務所 チケット発売日 オフィス・サウンド・ポット SIBAURA RECORDS Office KOIKE 〈NCACチケットオンライン先行発売〉 2016年7月28日(木)10:00− 〈一般発売〉 2016年7月30日(土)10:00− 小池博史 電車 ○ 長野電鉄「市役所前」駅下車。2番出口より昭和通りを東へ徒歩約3分 徒歩 ○ JR長野駅善光寺口より長野大通りを北へ。 「市役所前駅交差点」を右折して昭和通りを東へ。約12分 演出家・作家・振付家・舞台美術家・写真 バス ○ 長野駅前バス停(C-16)より、ぐるりん号で「市役所入口」下車。 家、 「 舞台芸術の学校」代表。1982年に『パ パ・タラフマラ』を設立。以降、全55作品の 通りを渡って徒歩約3分 チケット取り扱い ○ 長野駅⑤番乗り場より、45番市役所経由北屋島行き、または NCACチケットオンライン[インターネット販売] http://www.nagano-arts.or.jp NCACチケットセンター [窓口・電話] 作・演出・振付を手掛け、国際的に高い評価 46番大豆島東団地行きに乗り「市役所前」下車。通りを渡って目の前 車 ○ 上信越自動車道・長野ICより約20分 ○ 須坂長野東ICより約25分 を確立。2012年にパパ・タラフマラを解散、 『小池博史ブリッジプロジェクト』を発足。97 〜04年つくば舞台芸術監督、アジア舞台芸 公演のお問い合わせ 術家フォーラム委員長、国際交流基金特定 026-219-3191(10:00∼19:00/火曜定休) 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 ながの東急プレイガイド[窓口販売] 026-219-3100 [火曜定休] 寄附金審議委員(05年∼11年)等さまざまな 審議員、審査員等を歴任。 [email protected] 4館共同制作と創作プログラム[KENJI]について この公演は、長野市芸術館、パルテノン多摩、茅野市民館、日立シス 「風の又三郎2016 −ODYSSEY OF WIND−」 テムズホール仙台4館の連携事業です。仙台市にて本公演に先立ち 【東京都/多摩市】パルテノン多摩 「嘉助」役のオーディションとクリエーションを実施し、長野・多摩・ 茅野・仙台でツアー公演を行います。また共同制作の一環として、各 地域の市民とともに“創作プログラム”を実施しました。これは、小池 博史による同じ台本「KENJI」をもとに、各地の市民が舞台作品に取 り組むプログラムです。地域それぞれ、参加市民一人一人の個性と表 ○ 創作プログラム[KENJI] 【長野市】 4月29日∼5月12日 【多摩市】 6月11日∼18日(14・15除く) 10月29日(土)14:00開演 【仙台市】 7月2日∼7月12日 【長野県/茅野市】茅野市民館マルチホール 11月2日(水)19:00開演 ○ 子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム 【宮城県/仙台市】日立システムズホール仙台 シアターホール 【茅野市】 10月(予定) 11月6日(日)14:00開演 現力、創造性を引き出しました。プロセスを最重視した取り組みは 地域に熱を生み、文化を育みました。 清水寛二 立本夏山 谷口 界 小谷野哲郎 松島 誠 原作「風の又三郎」と「風野又三郎」について 「かぜのまたさぶろう」には二つのバージョンがある。 公式サイト http://kikh.com/kaze2016 小 池博史 風の又 三 郎 検索 一般的に知られているのは、又三郎という名の転校生と村の子供達の交流を描いた「風の又三郎」。 facebookページ https://www.facebook.com/kikhproject もう一つは風の精としての又三郎が、風が大地や海を駆け抜け、地球全体を循環する物語を軸とした「風野又三郎」。 公式twitter @kikhproject 本作は小池博史により、その二つの物語をあわせたオリジナル作として再構築した。 http://kikh.com/magazine_arc.html 小池博史ブリッジプロジェクト公式メールマガジン
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