【CPT共鳴を利用して高精度な周波数を作り出す超低消費電力原子時計の仕組み】 4.6GHzで変調したVCSELのスペクトル CPT共鳴(アルカリ蒸気がCsの場合) 6P(励起準位) 4.6GHz 4.6GHz ωc-ωm (=ν1) ωc ωc+ωm (=ν2) (搬送波λ=894.6nm) ω 300THz (λ=894.6nm) 光励起 ν1 F=4 6S(基底準位) F=3 光励起 ν2 基準準位 9.192631770GHz =ν0 = ν2 –ν1 ・ Csが一定濃度の蒸気としてガスセル内に保持 されるようにガスセルを一定温度に制御 ・ Csが励起に必要な時間だけガスセル内を飛翔 できる圧力でバッファガスをガスセルに気密封止 ガスセル内の環境が変化 すると励起周波数も変化 正確な周波数を発振するには、ガスセル内の温度 とバッファガス圧が変動しないことが重要
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