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スピーチ和文概要
自衛隊は、1954年7月1日に創設され、今年で62年目を迎えた。国内では、国
民の生命、財産、日本国の領土を守り、国外においては、ソマリア沖・アデン湾におけ
る海賊対処任務の他、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)等、平和維持
のための活動に従事している。
日本は第2次大戦後70年以上にわたり、平和国家として歩んでいる。昨年、新たな
安全保障法制が成立、自衛隊は、安倍政権の積極的平和主義の方針のもと、今まで以上
に世界の平和と繁栄のために積極的な役割を果たすこととなる。これはアルジェリアが
世界の平和と安定の実現に日々貢献していることと方向性を共にするもの。
2016年は日本外交にとって重要な年。日本は本年 1 月から国連安保理非常任理事
国を務めており、今月議長国として「アフリカの平和構築」をテーマに公開討論を行う
など、中東アフリカ地域や世界の平和と安全のため、主体的に尽力している。また、5
月26日、27日に日本が議長国として開催したG7伊勢志摩サミットでは、「テロ及
び暴力的過激主義対策に関するG7行動計画」が採択され、難民問題に関しては、日本
としても中東安定化のために、2016年から3年間で総額約60億ドルの支援を実施
していく。また、オバマ米国大統領が安倍総理とともに初めて広島を訪問し、
「核兵器の
ない世界」の実現に向けた力強いメッセージを発出した。本訪問は、戦没者を追悼し、
「核兵器のない世界」を目指す国際的な気運を再び盛り上げる上で重要な歴史的機会と
なった。さらに、8月27日、28日にアフリカで初の開催となるアフリカ開発会議T
ICADⅥをケニアで開催し、アフリカの新たな課題に対応するため、経済・産業・保
健・平和と安定化等の各分野において、TICADの特徴及び日本の強みを活かした具
体的協力をアフリカの各国首脳と議論していく。
最後に、アルジェリアと日本の関係は、1958 年のFLN極東事務所の東京開設に見
られるように、アルジェリアの独立前からの長い歴史を有している。政治、経済、文化
の各分野に加えて、これからは両国間の防衛協力分野の発展についても、今後、より一
層の協力・交流を深めるべく尽力していく。