生駒セイセイビル中央監視盤更新業務に係る仕様書 1 目 的

生駒セイセイビル中央監視盤更新業務に係る仕様書
1
目
的
設置後25年を経ていることから、経年劣化により生じるリスクを解消し、施設
利用者やテナント入居者等への安全確保のために、中央監視盤設備の更新を図る。
また、将来的に BEMS(ビルエネルギー管理システム)との連携を考慮したもの
とする。
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機能の概要
(1) 管理室に設置の中央監視盤(MECS-T/MF)の更新を図る。
既設中央監視盤と同等若しくはそれ以上の機能を有するものとする。
既設の機能の仕様については、「3
機能の仕様」を参照のこと。
(2) 各階端末機の更新を図る。
既設端末機と同等若しくはそれ以上の機能を有するものとする。
(3) 停電時でもデータ保持ができる機能を有すること。
(4) 中央監視盤に集約されたデータをパソコンに取り込むため、2ポート以上の
USB ポート(2.0以上)を備えること。
また、そのデータはCSVファイルで出力できること。
(5) 中央監視盤から出力される電力量(kwh)データは、カウンター値を1分周期で更
新すること。
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機能の仕様
(1) 257の管理点数を集中管理(制御、監視、故障、センサー入力外)ができる
ものとする。
管理項目については、次に抜粋して記載する。
(詳細については現地で確認のこ
と。)
① 警報機能
高圧地絡、低圧漏電、自家発電装置故障、直流電源装置故障等の故障発生時
での警報及び複合防災盤発報時の警報ができること。
② 機器の始動・停止機能
冷温水発生機、各空調機、各ポンプ、各給排気ファン電源のオン・オフ及び
異常時の表示ができること。
③ 照明管理機能
各階の廊下、エレベーターホール、男女便所、湯沸し室、各部屋 の照明の点
灯・消灯管理及びフロア別の警戒時における一斉消灯(現地のスイッチ操作不
能)と解除時における一斉点灯ができること。
④ 避難口・避難扉の管理機能
開の状態で異常表示し、閉の状態で正常表示ができること、及びこじ開け進
入時の発報ができること。
⑤ 空調機の特別機能
1階男女共同参画プラザ、消費生活センター、3階廊下、ひろば、和室、会
議室、子育て支援総合センター(事務室・女子更衣室)、4階廊下、401~4
04会議室はフロア別の警戒開始で停止し、解除で始動する ものとする。
(2) グループ管理機能
グループ管理点数の設定は40以上とする。(詳細については現地で確認のこ
と。)
(3) 計量(電気使用量)管理機能
計量管理点数の設定は54以上とする。(詳細については 現地で確認のこと。)
(4) 計測管理機能
計測管理点数の設定は4以上とする。(詳細については現地で確認のこと。)
(5) セキュリティボックス(メール型)との連動機能
①セキュリティボックスにおける各室の警戒・解除により、照明の 消灯・点灯が
できること。
②各フロアの全室が警戒状態である場合に、そのフロアの共用部の照明消灯やエ
レベーターが停止せずその階を通過すること ができる「フロア警戒機能」を有
すること。
③電気錠の開閉状態の表示ができること。
④扉等のこじ開け侵入時の発報ができること。
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中央監視盤の保守及び修理
(1) 機器の故障等への対応は、休日も含めて24時間対応とすること。
(2) 保守部品の保管期間は、施工後10年以上とすること。
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新旧機材の入替日程等
(1) 中央監視盤本体の切替時については機能停止をせず、原則として全館使用の状
態での施工を行うこととする。
ただし、止むを得ず全館停電する場合は、 平成28年12月31日~平成29
年1月3日の間で行うものとし、その際には担当職員と協議を行うこと。
また、各フロアの停電作業については、年末年始の期間に関係なく、フロア毎
に土曜日または日曜日のいずれかで行い、フロア毎の作業は1日で完了するもの
とし、作業による停電は2時間以内で行うものとする。
なお、日程等は、担当職員と打合せの上、決定するものとする。
(2) 騒音・振動等で、施設利用者やテナント入居者、近隣住民に迷惑のかからない
日程及び施工方法で行うこと。
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閲覧図書
中央監視盤設備の「3 機能の仕様」に関する図書については、生駒セイセイビル
1階の生駒市男女共同参画プラザに配置するものを利用すること。
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その他
(1) 既設中央監視盤設備及び端末機設備の撤去及び処分も本契約に含む ものとする。
(2) 中央監視盤更新に伴い、既設機器とのシステム連動等については、 事前に十分
な現場調査を行い、担当職員と協議の上、決定すること。
(3) 既設配線、配管等は、原則として既設のものを再利用すること。
ただし、入れ替えが必要な場合については、受注者の負担において入れ替える
こと。
なお、この場合、担当職員と協議の上、行うこと。
(4) 既設機器の改造が必要な場合、端末機等の収納箱が必要な場合については、受
注者の負担において入れ替えること。
なお、この場合、担当職員と協議の上、行うこと。
(5) 既設設備及び施設に損傷を及ぼした場合は、受注者の責任において 原状に復旧
すること。
(6) 既設機器で不要になったものは、適切(要廃棄証明)に処分すること。
(7) 中央監視盤設備の取扱説明を行うこと。
また、本納品設備に応じた取扱説明書を作成のこと。
(8) 本仕様に明記なくとも施行上、機能上、構造上当然必要とされる軽微なものは
本契約に含まれるものとする。
(9) 停電等、施設利用者やテナント入居者等に影響が出る可能性がある作業につい
ては、担当職員と十分協議の上、実施すること。
なお、当該施設は、年末年始を除き年中無休である。
(10) 入札日以前に現地にて確認調査の希望があれば、契約担当課と協議の上、日程
を決定すること。
(11) 機器設置後、現況監視機能が全て支障なく作動することを確認し、報告書を提
出すること。
(12) 全館停電に伴う電気主任技術者の立会い及び検査費用は、本契約に含まれるも
のとする。
(13) 既設機器との接続に伴う既設機器よりの接点出し工事が必要な場合も、本契約
に含まれるものとする。
現地確認について
現地確認は、平成28年7月20日(水)から7月22日(金)までの各日午前
10時~12時、午後2時~4時の時間帯で行います。
現地確認を希望される場合は、7月19日(火)午後4時までに下記へお申込み
ください。ただし、7月16日(土)から18日(月)を除きます。
現地確認の申込み先
生駒市役所
生涯学習課
(℡0743-74-1111
内線644)