アンケート調査結果 - 新潟県病院薬剤師会

第 23 回がん専門薬剤師研修会 アンケート調査結果
【アンケート調査結果】
99 名の先生方よりご回答いただきました。
● 講演Ⅰ
「服薬指導で難渋をした症例~がん患者さんへの服薬指導の体験を語り合おう~」
新潟大学医歯学総合病院 多川 洋史 先生
厚生連糸魚川総合病院 鈴木 知信 先生
済生会新潟第二病院 小竹 泰子 先生
燕労災病院 藤田 真一 先生
ほとんどの受講者が「ためになった」と回答されました。
他施設での実際について触れることができ有意義である、といったご意見をいただきま
した。今後の継続的な開催を要望されるご意見を多くいただきました。一方、シンポジウ
ムのテーマと講演内容の不一致に関するご指摘もありました。貴重なご意見とし、今後の
検討させていただきます。
● 講演Ⅱ
「モノクローナル抗体薬の副作用マネジメント」
中外製薬株式会社 東京第二支店メディカル推進部
池上 正晃 先生
「抗癌剤による皮膚障害のマネジメント-近年のエビデンスを含めて-」
新潟県立がんセンター新潟病院 皮膚科部長
竹之内 辰也 先生
全受講者が「ためになった」と回答されました。
いただいた感想を紹介いたします。「実際の症例を見れるのは意義深い」
「抗がん剤種別
の皮膚障害・治療法を具体的に学ぶことができた」
。疫学や薬理学主体の講義から、臨床の
実際に触れるといった会の構成、講演内容であったためか、会員の習熟度が高いように思
われました。今後の会の運営や講演内容の参考とさせていただきます。
◆ 今後の研修会へのご意見
複数回答で非常に多くのご意見をいただきました。ありがとうございます。
新たな内容、および複数寄せられたご意見について列挙いたします。
・ 免疫チェックポイント阻害薬について(複数)
・ 最新情報の Up date(複数)
・ レジメン管理・レジメン構成の実際(各施設での具体的状況など)(複数)
・ 疼痛緩和での難渋症例の報告(複数)
・ 制吐剤関連(複数)
・ 末梢神経障害
・ 精神的サポートに関する内容
・ 味覚障害への対応
・ 血液内科領域での抗菌薬分野
・ 放射線治療の副作用
・ がん患者の血糖管理
新たなご要望も含めて、今後の企画として優先的に取り上げていきたいと考えておりま
す。また、個人名での講演要望もありました。対応について検討いたします。
(東京逓信病院 大谷道輝先生:HFS と外用剤の適正使用といったテーマで)
◆ 本研修会に関するご意見・ご感想など
委員に対するねぎらいの声がありました。ありがとうございます。また、この度の研修
構成・内容についても、ご好評いただきました。今後の企画運営に役立てていきたいと思
います。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
皆さまのご意見を反映させ、より有意義な研修を行えるよう会を運営してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
新潟県病院薬剤師会 専門領域研修企画委員会 がん領域班