情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/7/20) マーケットデータ(2016/7/15) ※リート平均配当利回りは2016年6月末時点 リート指数 終値 為替(対円) 騰落率 終値 金利 (%) 騰落率 リート平均 配当利回り (%) 先進国(含日本) 911.91 +5.8% 3.77 先進国(除日本) 908.93 +6.2% 3.85 日本 392.85 +1.4% 米国 1259.44 +0.4% 米ドル 104.88 943.71 -1.1% カナダドル 1122.60 +2.1% 英国 76.92 豪州 -0.23 2.89 +4.3% 1.55 3.62 80.83 +4.9% 1.08 5.36 ユーロ 115.69 +4.1% 0.01 4.04 +4.0% 英ポンド 138.41 +6.2% 0.83 3.98 708.77 +1.0% 豪ドル 79.48 +4.4% 1.97 4.37 シンガポール 511.98 +1.1% 77.81 +4.1% 1.73 6.03 香港 608.94 +3.1% 13.54 +4.6% 0.97 4.35 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2016/4/15~2016/7/15】 (ポイント) 1,200 950 890 800 830 400 770 0 4/15 【2004/3/31~2016/7/15】 (ポイント) 5/15 6/15 7/15 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 16/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/7/11~2016/7/15) 【日本】 J-REIT市場は上昇しました。米国の好調な雇用統計などを背景に世界的なリスク回避の動きが和らぎ 円安が進行したことや、政策期待を背景に、株式市場が大幅に上昇したことに追随しました。ただし Brexit後の下落局面での戻りが早かったこともあり、株式市場に比べて上昇率は鈍い展開でした。 【米国】 米国リート市場は上昇しました。8日に発表された6月の雇用統計が市場予想を大きく上回ったことを 受け景気見通しが改善し、S&P500種株価指数が過去最高値を更新するなど株式市場が上昇したことに追 随しました。ただし、中長期金利が上昇に転じたこともあり利益確定売り圧力は強く、リート市場の上 昇率は株式市場を下回りました。 【欧州】 欧州リート市場は上昇しました。英国でテリーザ・メイ氏の首相就任が決まり、政治的不透明感が一 部解消したことや、財政出動を含む各国の政策対応への期待感が市場を支えました。BOE(英中央銀 行)は14日の金融政策委員会で、大方の予想に反し政策金利の引き下げを見送りましたが、8月に金融緩 和を行うことが強く示唆されました。 【豪州】 豪州リート市場は上昇しました。米雇用統計を受けた世界景気見通しの改善や、総選挙で与党・保守 連合が過半数議席を維持する見通しとなったことを好感する動きとなりましたが、中長期金利の上昇を 背景に、リート市場の上昇率は株式市場に比べ限定的でした。 【アジア】 アジアリート市場は上昇しました。好調な米雇用統計や、市場予想をやや上回る中国の4-6月期GDP (国内総生産)の発表を受け、世界経済減速への懸念が和らぐ一方で、英国のEU(欧州連合)離脱問題 による不透明感から米国の利上げ懸念が後退していることがサポート材料となりました。シンガポール の4-6月期GDPは前期比年率で0.8%増となり、伸び率は1-3月期の0.2%増から拡大したものの、市場予 想は若干下回りました。 トピックス ■ EU離脱によるロンドン不動産市場への影響(英国) 英国がEU(欧州連合)離脱の方向となったことで、外資系金融機関などが拠点配置の変更を検討しは じめるとみられることから、ロンドンのオフィス需要は減少すると予想されます。今後数年にわたり業 務の一部がダブリンやフランクフルトといった都市に移管されるにつれ、ロンドンの空室率は上昇して いく見込みです。こうした懸念から国民投票後の英国リート市場は一時、投票前の水準から25%近く下 落するなど相当のリスクを織り込みにいきましたが、EU離脱の影響については、過度に悲観的にならず 冷静に検討する必要もあると思われます。現在、ロンドンのシティとウエストエンドのオフィスの空室 率はそれぞれ3.9%、3.3%と極めて低く、実質満室状態と言え、近年は新規需要のうち金融機関の占め る割合は20%以下に留まっています。また、2020年までの新規供給のうち、着工済み物件の延べ床面積 は市場の3%程度に過ぎず、供給増による需給悪化も限定的と思われます。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2016/4/15~2016/7/15) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 440 日本リート指数 410 380 350 4/15 5/15 6/15 《米国》 (ポイント) 1,300 7/15 (月/日) (円) 米国リート指数 1,200 109 1,100 102 1,000 4/15 5/15 6/15 7/15 1,280 95 4/15 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 米ドル/円 116 (円) 欧州リート指数 125 1,060 115 950 6/15 7/15 (月/日) ユーロ/円 135 1,170 5/15 105 4/15 5/15 6/15 《英国》 (ポイント) 89 4/15 7/15 (月/日) (円) 英国リート指数 155 73 140 65 125 4/15 5/15 6/15 7/15 (月/日) 6/15 7/15 (月/日) 英ポンド/円 170 81 5/15 4/15 5/15 6/15 7/15 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 750 (円) 豪州リート指数 88 700 83 650 78 600 豪ドル/円 73 4/15 5/15 6/15 7/15 《シンガポール》 (ポイント) 540 4/15 (月/日) (円) シンガポールリート指数 88 500 83 460 78 420 5/15 6/15 7/15 (月/日) シンガポールドル/円 73 4/15 《香港》 (ポイント) 620 5/15 6/15 7/15 4/15 (月/日) (円) 香港リート指数 14.9 570 14.1 520 13.3 470 12.5 4/15 5/15 6/15 7/15 (月/日) 4/15 5/15 6/15 7/15 (月/日) 香港ドル/円 5/15 6/15 7/15 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の 登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の 登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス (円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ なし)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が 与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする ものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160720情報リートW-1 5/5
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