広報新聞 2016年7月号

加藤内科
広報新聞
7月号
暑中お見舞い申し上げます。
早い時節から蒸し暑さが続いていますが、
お疲れではありませんか?
体調を崩すと夏風邪をひきやすくなります。
体調管理をおこなって、自律神経を整えましょう。
❝夏季休暇のお知らせ❞
8月11日(木)~8月17日(水)までお休みさせて頂きます。
定期的に受診されている方は夏季休暇中にお薬がなくならないように
受診して頂きますようにお願い致します。
お休み中は、ご迷惑をお掛け致しますが宜しくお願い致します。
※夏季休暇中の処方日数ですが、お薬の種類によって処方可能な日数が
決められているものや、また患者さまの病状と必要性を考慮して Dr.が処方しますので、
一度にたくさんの日数分を処方することが出来ない場合がありますので、ご了承ください。
❝休日夜間急病診療等のご案内❞
※休日夜間急病診療のご案内
小児科(中学生以下)
堺市こども急病診療センター
堺市西区家原寺町 1 丁 1 番 2 号
(堺市立総合医療センター隣)
℡ 072-272-0909
内科(中学生以下は診療できません)
堺市南区竹城台 1 丁 8 番 1 号
堺市泉北急病診療センター
(老人保健施設いずみの郷隣)
℡ 072-292-0099
※救急医療相談窓口
救急安心センターおおさか
℡
#7119 または
24 時間 365 日対応
06-6582-7119
❝熱中症に注意しましょう。❞
この季節になると、熱中症になる方が増えています。
熱中症は重症化すると、命にかかわる危険性があります。
室内に居ても熱中症になることがありますので、クーラーや
扇風機を賢く利用し、こまめな水分補給、睡眠・食事など
規則正しい生活をするようにしましょう。
「ヘルパンギーナ」流行の兆し
ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水泡性の発疹を特徴とした急性のウィルス性
咽頭炎で、乳幼児を中心に夏季に流行する、代表的な夏風邪の一種です。
ヘルパンギーナは基本的に子供が感染することがほとんどですが、子供を看病している大人に
感染してしまうこともよくあり、大人が感染すると子どもより重症化することが多いです。
ヘルパンギーナの症状は?
2~4 日の潜伏期を経過し、突然の発熱(38~40 度)、全身倦怠感、咽頭痛、
のどの奥や上あごに水泡ができます。あと、咳も多くなります。
のどの痛みや、水泡が潰れると強い痛みを感じるため、
食事や水分が十分とれないため脱水症になることもあります。
また、頭痛や下痢がみられる場合もあります。
稀に、髄膜炎、心筋炎などを合併することがあり、頭痛、嘔吐がみられる場合は病院を受診すること
をお勧めします。
ヘルパンギーナは感染力が強い
ヘルパンギーナのウィルスは感染力が強く、潜伏期間でも人にうつる可能性があります。
感染力が最も強いのは、発症後の発熱時で、熱が下がった後も2~4週間は唾液、便からウィルスが
排出されます。
ヘルパンギーナのウィルスの型は複数あるため、一度かかっても、違う型にかかる可能性もあります。
予防は?
ヘルパンギーナの感染ルートは、飛沫感染、接触感染、糞口感染です。
ウィルスに対する一番の予防方法は手洗い、うがいです。
また、ヘルパンギーナに感染した人の看病をする時は、マスクをつける、タオルの共用を避けるなど
しましょう。
また、1 日 3 回の食事、ぬるめのお湯に入る、睡眠時間を十分とるなど、規則正しい生活リズムを
作り、自律神経を整えましょう。
この時期は、夏の疲れや寝不足が続くと、免疫力や抵抗力が落ち、
感染しやすくなっています。
夏風邪にかからないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。
次回 8 月 20 日頃発行