IT産業事務系人材育成事業業務委託仕様書 1 委託業務の内容 委託業務は,IT産業における事務業務従事者育成に関する次の内容とする。原則と して再委託は不可とし,やむを得ず再委託を行う場合には必要最小限の範囲とすること。 (1)研修会の開催 コールセンターにおけるオペレータ業務やBPOオフィス等における事務処理業務 (以下「特定業務」という。)に必要な知識や技術の習得に関する県内在住の求職者 向け研修を開催する。 研修内容の例:基本ビジネスマナー,特定業務の概要,電話対応の基本及びPCト レーニング(タイピング,インターネット,電子メール,情報セキュリティ等) (2)研修会の開催に付随する業務 研修会の告知,受講者の募集及び決定,受講者との連絡調整,会場及び講師の手配 など (3)修了証書の発行 出席状況を考慮の上,一定のレベルに達した受講者に対して,宮城県認定の修了証 書及び科目修得証明書を発行する。 2 委託業務実施に当たっての留意事項 (1)受講者数は,延べ100人以上とする。受講者とは,受講の意思があり,受講者負 担金を納入した者とする。 (2)研修カリキュラムは,受講者のスキルレベルを考慮し,スキルアップが望めるもの とすること。 (3)研修科目の内容は,知識や技術の確実な習得を図るものであること。また,必ず特 定業務への就労意欲の高揚が図れる科目を設定すること。 (4)科目によっては,講師のほかに補助者等を配するなど,受講者の習熟度を高めるよ う努めること。 (5)PCトレーニングを実施する場合は,受講者が一定水準をクリアできる内容とする こと。 (6)研修会の開催回数は,規定の受講者数となるよう適切に設定すること。 (7)開催時期や日程,開催場所及び開催内容は,求職者が受講しやすいよう配慮するこ と。 (8)開催場所については,地域のニーズを考慮し,仙台市以外の地域においても1回以 上開催すること。 (9)業務効果の検証のため,受講者へのアンケート調査を実施すること。 (10)業務委託の終了後,発注者(宮城県)が独自に受講者の就職状況について追跡調査 を行う予定であるので,受講者へ調査についての告知を行うこと。 (11)受講者負担金(1,500円)は,発注者(宮城県)が別途徴収する。 (12)受講者への追跡調査と負担金の納付書発行のため,受講者の個人情報を発注者(宮 城県)へ提供することについて,受講者へ説明を行うこと。
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