標 準 仕 様 書 1. 本業務委託の標準仕様については次による。 1) 「日野市測量業務委託共通仕様書」 、「東京都建設局測量委託標準仕様書」及び「東京都設計委託標準 仕様書」による。 2) 仕様書の取り扱い、または、それぞれの仕様書の内容について疑義が生じた場合は担当の指示による。 2. 読みかえ 上記仕様書において「都」 「局」は「日野市役所」と読みかえる。 3. 特記事項 別紙 1 委 託 名 幹線市道Ⅱ-14 号線ほか 1 路線舗装補修工事設計業務委託 特 記 仕 様 書 【一般事項】 1. 総則 ・ 幹線市道Ⅱ-14 号線ほか 1 路線の舗装補修工事及び道路改良工事に必要な設計図書を作成する。 ・ 契約期間は契約締結日の翌日から 40 日間とする。 ・ 本仕様書は、「幹線市道Ⅱ-14 号線ほか 1 路線舗装補修工事設計業務委託」に適用する。 ・ 本委託において必要な道路台帳平面図及び測量成果は貸与する。 ・ 本委託は仕様書に規定されているもののほか、以下の図書を適用するものとする。 ① 土木工事標準仕様書(東京都平成 24 年4月) ② 道路工事設計基準(東京都建設局平成 24 年4月) ③ 標準構造図集(東京都建設局平成 24 年 4 月) ④ 日野市標準構造図集(日野市役所平成 17 年 12 月) ・ 業務の実施にあたっては関係する法令を遵守すること。 ・ 本仕様書に記載のない事項、または、疑義が生じた事項については発注者と受注者が協議し決定する ものとする。 ・ 受注者は委託工程表を添えて委託業務着手届を提出すること。受注者はあらかじめ測量及び設計業務 実施に必要な業務計画書を提出すること。 ・ 成果品の納品後においても内容に不備が認められたときは、すみやかに受注者の責任において訂正す ること。 2. 情報セキュリティポリシーの遵守 本業務を履行するにあたって「日野市情報セキュリティポリシー」内の「外部委託における情報セキュ リティ遵守事項」を厳正に遵守すること。また、個人情報等をはじめとする日野市の情報資産の保護が適 正に行われていることを確認するため、市の求めに応じて「情報保護に関する報告書」、 「特定個人情報保 護に関する報告書」を提出すること。なお、「外部委託における情報セキュリティ遵守事項」は市ホーム ページの入札情報から入手できる。 3. 環境管理 日野市では、事務事業のあらゆる領域における環境への負荷の低減を目指して環境マネジメントシステ ム「ひのエコ」を運用している。現在も環境負荷低減に努める事業者として市域で先導的な役割を担って いることから、本業務の実施に当たっても環境負荷低減に向けた「環境管理上の要望について」を遵守し なければならない。 なお、「環境管理上の要望について」は市ホームページの入札情報から入手できる。 2 4. 障害を理由とする不当な差別的取扱いの禁止及び合理的配慮の提供 本業務の履行にあたって、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65 号) 」に基づき、次の事項に留意すること。 1) 不当な差別的取扱いの禁止、合理的配慮の提供、その他障害者に対する適切な対応を行うこと。また、 適切な対応を行う場合には障害種別の特性について十分に留意すること。 2) 同法第11条の規定に基づき、関係府省庁の主務大臣が定めた対応指針に則り、障害者に対して適切 な対応を行うよう努めなければならない。 なお、「不等な差別的取扱い」、「合理的配慮」及び「対応指針」は、内閣府ホームページの「障害を理 由とする差別の解消の推進」で確認できる。 5. 環境により負荷の小さい自動車利用 本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は使用させる場合は、都民の健康と安全を確保する環境に 関する条例(平成12年東京都条例第215号)他、各県条例の規定に基づき、次の事項を遵守すること。 ・ ディーゼル車規制に適合する自動車であること。 ・ 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措 置法(平成4年法律第70号)の対策地域内で登録可能な自動車利用に努めること。 なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質減尐装置装着証明書等 の提示又は写の提出を求められた場合には、速やかに提示又は提出すること。 6. 支払い方法 委託料は、委託の完了後に行われる日野市の検査に合格した後、請求に基づき支払うこととする。(※ 前払金 30%以内、残金完了後一括払い) 7. CALS/EC 2001 年より国土交通省は CALS/EC(公共事業支援総合情報システム)を推進している。その中で日野市 では、CAD による設計図面、しゅん功図面の電子化、記録写真の電子化、及び軽微な事務連絡の電子メー ルの利用を推進する。 8. TECRIS の登録 受注者は、受注時又は完了時及び変更・訂正時に業務実績情報サービス(TECRIS)に基づき「登録のた めの確認のお願い」を作成し監督員の確認(署名、押印及び電子メールアドレスの記入)を受けた後に、 財団法人日本建設情報総合センターに登録すること。また、「登録内容確認書」の写しを監督員に提出し なければならない。 提出の期限は、以下のとおりとする。 (1) 受注時登録データの提出期限は、契約締結後 10 日以内とする。 (2) 完了時登録データの提出期限は、完了後 10 日以内とする。 (3) 業務履行中に、受注時登録データの内容に変更があった場合は、変更があった日から 10 日以内に変 3 更データを提出しなければならない。なお、変更時と完成時の間が 10 日間に満たない場合は、変更時 の提出を省略できるものとする。 【地形測量】 1. 本業務は幹線市道Ⅱ-14 号線の劣化した舗装の補修工事及び現地調査により必要と判断された道路付属物 の補修工事を行うために必要な地形測量を行うものとする。 2. 現地測量(1/500)の範囲については発注者と立会い決定するものとする。 3. 道路台帳平面図に基づき、道路構造物(街きょ・排水施設・中央分離帯・植樹帯・歩道止石・境界石等) 及び道路付属物(区画線・防護柵・標識・人孔等)及び電柱等占用物の測量さらに現況道路中心線の現況 高さを延長 20m 毎を標準として中心線上の地形変化点についても測量する。 4. 縦断面図作成については、中心点の標高を図上に記入すること。なお、縮尺は縦 1/100、横は平面図と同 一縮尺とする。 5. 受注者は身分証明書交付申請書を提出し身分証明書の交付を受けること。また、本業務に従事する際は身 分証明書を携帯すること。なお、本委託完了後には身分証明書を返却すること。 6. 本業務で作成する成果品は以下のとおりとする。なお、成果品は「紙」による成果品のほかに CD-R に記 録して提出すること。 ・ 現地測量平面図及び道路中心線縦断図(舗装補修工事用) 1部 ・ 図面データ 1部 ・ 現況写真 1部 ・ 電子データ(CD-R) 2枚 ※ 現地測量平面図及び道路中心線縦断図については AUTO CAD2007 で操作ができるものとする。 ※ 現況写真については現地測量平面図との確認が出来るものとする。 【道路詳細設計】 1. 本業務は幹線市道Ⅱ-14 号線舗装補修工事及び幹線市道Ⅰ-9 号線道路改良工事に必要な設計図書の作成 を行うものとする。なお、関連機関(水道・下水道等)との協議資料及び協議結果(報告書)については 受注者が作成するものとする。 2. 設計計画及び施工計画 ・ 本委託の業務内容及び成果品納品時期を充分に理解し、実施方針、業務工程、組織計画等を検討し、 業務計画書を作成する。 ・ 舗装の補修工事以外に行う道路付属物等の更新工事の内容及び規模については、調査員と現地立会い により決定すること。 4 3. 設計図 ・ 本業務では工事発注に必要な図面を全て作成するものとする。 ・ 作成する図面は A3 版を基本に作成すること。 ・ 作成する図面においては、文字の大きさに留意し複写や PDF 化によって判読が困難にならないよう設 定すること。 ・ 設計図面は路線毎に作成するものとする。 ・ 設計図については CAD で作成し、AUTO CAD2007 で作業できるものとする。なお、レイヤー構成等詳 細については調査員の指示するものとする。 4. 数量計算 ・ 工事発注に必要な設計数量は調査員の指示により全て数量計算書(エクセルデータ)として作成する こと。 ・ 数量の算出単位については、東京都建設局の積算基準(平成 27 年 9 月)に対応する単位で適切に算 出すること。なお、東京都建設局の積算基準は、東京都第一庁舎 3 階の都民情報ルームにて閲覧が可 能である。 5. 照査 ・ 本委託では、別途定める「詳細設計照査要領」を運用することとし設計委託標準仕様書記載の「照査 技術者及び照査の実施」に基づき、技術者の配置、照査に実施等の適正化を図ること。 6. 報告書作成 ・ 本委託で作成する成果品は以下のとおりとする。 (1) 設計図(A3 版) 1式 (2) 数量計算書 1式 (3) 電子データ(CD-R) 2枚 5
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