特別企画・ファブ 3D コンテスト 2016 慶應義塾大学 SFC ファブ地球社会コンソーシアムでは、新しい広がりを持った 3D プリン タの利活用法と、それを担う人材を発掘するための、コンテストを開催いたします。 ファブ 3D コンテスト特設サイトは、 2016 年 8 月 1 日に公開を予定しています。 コンソーシアムウェブサイト:http://coi.sfc.keio.ac.jp/consortium/からリンクいたしま す。 カテゴリー1.小学生・中学生の部 「3D プリンターで自由研究」 カテゴリー2.家族の部 「家族が喜ぶ 3D プリンタ活用法」 カテゴリー3.フリースタイルの部 「3D プリンターで○○をやってみた!!!」 カテゴリー4.プロ/セミプロの部 「3D プリントエッグパッケージ」 (カテゴリ1~4それぞれの求めるもの、応募ルールの詳細は、次ページより説明があります) 応募期間: 2016 年 8 月 1 日~10 月 31 日 2次審査および授賞式: 2016 年 11 月 19 日(土) (慶應義塾大学 SFC オープンリサーチフォーラム、会場:六本木ミッドタウン http://orf.sfc.keio.ac.jp/2016/ )にて 応募に関する共通条件: (1) 応募作品は、 「3D プリンタのみ」で制作したものに限らせていただきます。ただし 3D プリンタの機種やメーカー、方式、材料は基本的に問いません。詳細については各カテゴリ ーによって若干の指定がありますので、次ページ以降をよく確認ください。 (2) 作品の著作権は応募者に帰属します。また、すでに発表された作品等でも構いませんが、 過去に受賞歴のある作品は応募不可とします。 (3) カテゴリー1を除き、応募作品の提出には、慶應義塾大学で運用している制作日誌共有 システム Fabble (http://fabble.cc)を用い、作品のみならず、そのつくりかた、3D データ、 写真、映像等の「レシピ」を公開していただきます。Fabble の使用方法については、ファ ブ 3D コンテスト特設サイトにガイダンスを掲載します。 最優秀賞(すべてのカテゴリを総合して全体で最もすぐれた作品) 1点 10 万円分の賞金+副賞(詳細未定) 優秀賞(各カテゴリーにおける最もすぐれた作品) 1点ずつ 5万円分の賞金+副賞(詳細未定) 佳作(2次審査に残った作品、各カテゴリー数点ずつ) 1万円分の賞金+副賞(詳細未定) カテゴリー1.小学生・中学生の部 「3D プリンタで自由研究」 審査委員長: 小檜山賢二(慶應義塾大学名誉教授) 『夏休みの自由研究を 3D プリンタでさらに発展させることを考えてみましょう。 』 ○応募方法 夏休みの宿題を学校に提出したら、デジタル化した自由研究レポートと、3D プリンタでつ くってみたいもの、およびその理由を付加して、まず「事前応募」としてメールで送って下 さい。この段階ではまだ、3D プリンタを使かっていなくて(もちろん使っていても)結構 です。 「事前応募」の締め切りは、9 月 10 日です。提出いただいた自由研究レポートから、 今後の進め方のアドバイスを行います。また、3D プリンタの使い方/利用可能な施設など のサポート情報を送ります。そして、3D プリンタをつかったものを 10 月31日までに完 成させたのち、 「最終応募」してください。テーマは自由です。国語/社会/算数/理科/ 体育/生活/音楽/図画工作から、自分のやりたいテーマを考えましょう。 ○応募資格・条件 ・小中学校に在学していること。 ・家族/学校/FabLab 等のサポート歓迎です。サポートする人・組織等を明記して下さい。 ○提出方法/締め切り ・事前応募 9月10日 ・観察、レポート、絵画や工作などの自由研究レポート(デジタル化して下さい)※この時 点ではまだ3D プリンタを使っていなくても構いません。 ・メールで提出 ・最終応募:応募 10月31日 ・3D プリントしたものの写真、3D データなど(デジタル化してください) ・メールで提出 ○審査評価軸 完成することは重要ですが、このコンテストでは完成までの過程を重視して評価します。 ・テーマを選んだ理由 30% ・研究の過程;プロセス記録/観察/工夫 50% ・完成作品 20% ○表彰 小学生の部、中学生の部に分けて表彰します。 カテゴリー2. 家族の部 「家族が喜ぶ 3D プリンタ活用法」 審査委員長: 渡辺ゆうか(国際 STEM 学習協会代表理事、ファブラボ鎌倉) 『家族の一員(ペットも可)のために作るモノを募集します。3D プリンタを活用して家族 への想いが伝わるモノのすべてが対象になります。家族の誰かが困っていることを解決す るアイテム、家族で楽しむためのアイテム、家族のために 3D プリンタを活用してつくった ものを募集します。 』 ○応募条件: ・家の中や家族間での課題や気づきに対して取り組んでいること (生活 / 育児 / ケア / 介護 / 知育玩具 等) ・3D プリンタを活用してつくられた作品に限る ・応募者がデザインに関与した作品に限る ・家族メンバーと協力して作成を推奨します ・作ったモノの工夫ポイントの細かい説明を推奨します ・作るきっかけやプロセスがわかることを推奨します ・締め切りは、10月31日です。 ○ルール: (1)個人プレーではなく他の家族の課題に取り組んでいること(年齢は問わない) ※ 遠方で暮らす家族、ペットに対してでも可能 ※ 制作サポートとして、他人の手を借りるのは自由 ※ 既存のデータを加工して使うのは自由 (出典を明記) (2)Fabble を利用し、写真を掲載し制作プロセスなども明記すること ※作品データ、作品紹介動画などの掲載もあれば好ましい (3)3D プリンタの機種や出力方法は問わない ※WEB などで外注することも可能 (4)3D プリンタを活用し、実際にカタチにすること ※制作費は自己負担となります (5)作品を家族と共有すること ※制作した作品の感想や贈られた感想があるとより好ましい ○審査の評価軸 1.着眼点 (どのような課題に対して取り組んでいるか) 2.ストーリー性 (制作を通じて、どのような気づきや関係性が生まれたか) 3.改善度 (何がどう良くなったかの度合い / 関係性も含める) 4.使い勝手 (日常で使えているか) 5.デザイン性 (どのような配慮がされているか) カテゴリー3. フリースタイルの部 「3D プリンターで○○をやってみた!!!」 審査委員長:西村大(沖縄スタートアップコンソーシアム) 『既存の枠にはとらわれない、見た人が思わず「え、これ 3D プリンターでやってしまった の?」と思わせる作品を募集します。 例)ペット用の鎧を作る、材料を 1kg 使って作る、物体でコマ撮りアニメを作る、美味しそ うな食事をどこまで再現出来るか、木製フィラメントでどこまで本物に近づけられるかチ ャレンジ。3D プリンターを「3D プリンター以外」の目的で使うなど。 』 ○応募ルール: 1:30 秒の動画 or 写真(可能な限り動画推奨)を含めた、作品情報・製作情報を Fabble に投稿(締め切りは 10/31) 2:原則パーソナル 3D プリンターのみを使用 塗装は禁止しないが「3D プリンターのみ」で工夫を凝らして表現した方が高評価 ○審査基準: 1:エンターテイメント性 なぜそれを作ったかのストーリー、見た人が思わず笑ってしまえるような作品 2:動画再生数 作成した動画のインパクト 3:パーソナル 3D プリンター率 使用機材の限界にどこまでチャレンジしたか カテゴリー4. セミプロ/プロの部 「3D プリントエッグパッケージ」 審査委員長:原雄司(ケイズデザインラボ) 『3D プリンタで制作したパッケージで卵を梱包し、一番高いところから落としても壊れな いものが勝ち!という、ルールが明確なコンテストです。一次審査は、梱包から落下して壊 れないところまでを示すビデオと、測定した”高さ”を応募してもらいます。11 月 19 日 に 行われる二次審査では、実際の会場で同じ落下実験を行ってもらい、再現性を確認します。 技術自慢の方々による斬新な発想と高度な技術のムダ使いを大いに期待しています。 』 ○ルール: (1) 必ず生卵を使うこと。サイズは市販の M サイズとする (2) ビデオでは、梱包するところから、中の卵を取り出すところまでを必ず見せること (3) 使用する 3D プリンタ、3D ツールについては問いません。ただし、3D プリンタで「型」 制作に利用する方法は無しとし、必ずパッケージそのものを出力してください。パッケージ が一体出力である必要はなく、組み付けでも構いませんが、 「後処理」は無しとします。 (4) モーターなど外部動力を使用しないこと (5) 物理シミュレーションなどによる解析結果を示してもらえることを歓迎します。 ○審査基準:落下実験で割れずに達成した“高さ”に加え、下記の評価軸を加味して審査しま す 1.デザイン性(カタチ) 2.コスト 3.新規性 4.実用性 5.使い勝手 6.ストーリー性
© Copyright 2025 ExpyDoc