第1回とちぎ未来アシストネット推進委員会

2016 年 7 月発行
第1回とちぎ未来アシストネット推進委員会
7月4日(月)栃木市役所正庁で「平成28年度第1回とちぎ未来アシストネット推進委員会」を開催いたしまし
た。推進委員会は、10エリアの代表30名(各エリアから3名)と生涯学習課長、学校教育課長、教育総務課長の
計33名とオブザーバーとして公民館課長や公民館長で構成されています。
主催者のあいさつのあと推進委員へ委嘱状が交付され、新役員には小林勇夫推進委員長(栃木市立都賀中学校長)
・
熊倉哲夫推進副委員長(吹上エリア地域コーディネーター)が選出されました。
その後「本年度事業について」「各エリアからの現状等報告」
「市全体の推進について」の協議がありました。
平成28年度とちぎ未来アシストネット事業の推進について
主催者を代表してあいさつする
鵜飼信行生涯学習部長
協議の司会・進行をする小林勇夫
委員長と熊倉哲夫副委員長
活発な協議をする推進委員の
みなさん
平成27年度とちぎ未来アシストネット実施状況(市内小中学校からの報告)
○学校支援ボランティア活動回数
8,526回
○学校支援ボランティア活動延べ人数
423,229人
平成28年度 事業の重点方針及び具体的施策
Ⅰ 重点方針
1 「とちぎ未来アシストネット事業」の一層の啓発に努める。
2 公民館の社旗教育機能の活性化を進める。
3 学校と地域が双方向で支援し合うことを進める。
4 ボランティア同士の交流を深める。
5 家庭における教育を学校や地域で支援できる場を充実させる。
Ⅱ 具体的施策
方針1 事業の啓発について
(1) 市の広報誌やホームページ、チラシ等の活用
(2) アシストネットだよりや学校だより、公民館だより
方針2 公民館の社会教育機能について
(3) 公民館職員の研修等の実施
(4) 公民館を拠点としたネットワークの構築
方針3 学校と地域の双方向支援について
(5) 校内研修への社会教育主事の派遣
(6) 地域コーディネーター・学校コーディネーターの連携の推進
方針4 ボランティア同士の交流について
(7) 地域、学校内でのボランティア同士の交流の場・機会の設定
(8) 市全体での「とちぎ未来アシストネットボランティア交流会」の設定
方針5 家庭教育支援について
(9) 親子学習会を活用して親同士の連携強化や地域の教育力による子ども
たちの体験学習の充実
各エリアからの報告と市全体の推進について
各エリア発表では、地域資源を生かした多様なボランティア活動が報告され、子供たちが地域の大人とかかわるこ
とで、学校が元気になり、地域のつながりが深まっていくというアシストネットの効果が確認されました。協議後半
は、今年度の重点への意見交換になりました。一つは、本事業内容や地域コーディネーターの存在がまだまだ浸透し
ていないので、学校、公民館、地域協議会、生涯学習課それぞれが、積極的に情報発信、PRを進めていく、更に、
地域コーディネーターがより広く情報交換し、交流を深める取組がますます重要になってくるというものでした。二
つ目は、家庭における教育を学校や地域が支援していくために、親同士のつながりを深めるなど、地域の実情を踏ま
えた取組を進めていくことを話し合いました。
1回学校コーディネーター研修会より
5月31日(火)栃木市西方総合文化体育館で、第1回学校コーディネーター研修
会が開催されました。
「今年度のとちぎ未来アシストネット事業指針等」・「予算執行」についての説明が
あり、その後情報交換(学校と公民館)が行われました。
参加者の感想・意見など
今年度のアシストネット事業
について説明する早乙女
豊
生涯学習課副主幹
活発な協議をする学校コー
ディネーターと公民館長の
みなさん
・新規で学校コーディネーターになりましたので、他校での実践内容がわかり参考
になりました。本校に取り入れられるところ、参考になるところを、どんどん生
かしていきたいと思います。(小学校)
・初めて学校コーディネーターとしての活動です。年間の活動は
昨年度までの実績を生かして位置づけられているので、いまの
ところスムーズです。 今後どのように連携を取ったら効果が上がるのか考えて
いきたいと思います。(小学校)
・地区内だけでなく他地区で実施していることもまた悩み等を聞くことによって幅
が広がるのではと思われます。(小学校)
・公民館の方とお会いでき、予算面の件について話し合いができ安心しました。毎
年公民館の方と直接会える機会を作っていただけるとうれしいです。(小学校)
・担任を持ちながら、がんばってくださっている先生方のおかげで、
子供たちに豊かな体験や分かりやすい授業が実現できるのでありが
たいです。(小学校)
・小学校がお手本となっていますので連携を取りながら進めていきた
いと思います。
(中学校)
・年々活動が活発になっているということなので、本校でもさらに活動を広げてい
ければと思います。(中学校)
・小中一貫の連携で公民館としてどのようにかかわっていくのが理想なのか、例ま
たは実施されている学校の様子等を教えてほしい。
(公民館)
とちぎ未来アシストネット新任地域コーディネーター研修会より
6月9日(木)皆川公民館で、とちぎ未来アシストネット新任地域コーディネーター
研修会が開催され、「栃木市の教育」「地域コーディネーターの役割」についての説明が
ありました。
とちぎ未来アシストネットを核にした栃木市の教育
地域コーディネーター研修会等の準備期間を経
て、平成24年4月に開催された推進大会より本格
的にスタートした。
学校・家庭地域の連携・協力を組織的に発展させ、
より効果的に「学校支援(教育の充実)」や「地域の
絆づくり」等を図る教育システム。
地域コーディネーターの役割
地域コーディネーターは、学校とボランティアの
間に立って両者を結び付けるだけでなく、両者の思
いやねらいを受け止め、「協働」という対等な関係
で一緒に活動を創り上げていくための調整をしま
す。
・受け止める ・知らせる ・つなぐ ・育てる
地域コーディネーターの方 66 名、学校コーディネーター
44 名、公民館担当者 12 名、更に、ボランティアの方は延
べ 42 万人以上(昨年実績)
。こんなにも多く皆様に支えら
れ、この事業は今年度も進められます。関係者の皆様、ど
うぞよろしくお願いします。
この件についてのお問い合わせは、生涯学習課 0282-21-2488