H28保健統計学Health Statistics

保健統計学 Health Statistics
対象学生: 看護学科3年・編入4年
担当教員: 永田 年
一般目標: 疫学現象の記述・推測に必要な、統計理論、計算方法およびその活用方法について
学習する。また各種人口統計について学習する。
達成目標: (1)人口静態統計、動態統計について説明できる。
(2)生命表を説明できる。
(3)個人情報保護法、倫理指針などについて説明できる。
(4)文献データベースを活用できる。
(5)データの種類と特徴について説明できる。
(6)正規分布の特徴について説明できる。
(7)信頼区間について説明できる。
(8)t検定について説明し、活用できる。
(9)カイ2乗検定について説明し、活用できる。
授業計画表:
回
主題
内容・項目
1
人口統計の基礎
人口静態統計、動態統計、生命表等
2
情報処理の基礎
個人情報保護法、倫理指針、文献データベース等
3
記述統計1
質的データ、量的データ、平均値、標準偏差等
4
記述統計2
正規分布等
5
標本抽出、推測統計
標本、母集団、信頼区間等
6
統計の検定1
t 検定
7
統計の検定2
カイ 2 乗検定
8
まとめ
まとめ
成績評価: 試験で評価する。出席状況も考慮する。
教科書:
牧本清子ほか著:疫学・保健統計学(標準保健師講座別巻2)第 3 版, 医学書院, 2015.
参考書:
(1) 福富和夫, 橋本修二著:保健統計・疫学 改訂 5 版, 南山堂, 2014.
(2) 鈴木庄亮, 久道 茂編集:シンプル衛生公衆衛生学 2014,南江堂, 2014
(3) 厚生統計協会編:国民衛生の動向 2015/2016 年版, 厚生統計協会, 2015
メッセージ:
統計学の手法を用いて、国民の保健衛生について記載し評価するものです。統計学は自分で主
体的に学ばないと身につかないと思いますので、是非積極的に学習してください。