平成28年６月末の犯罪発生状況刑法犯認知総数４，８５０件 (-８７４件・－１５.３％）（）内は、前年同期比多発犯罪(150件以上) ① 自転車盗 964(-198) ② 器物損壊 627(- 21) ③ 万引き 617(+ 9) ④ 車上ねらい 320(- 78) ⑤ 置引き 238(+ 12) ⑥ オートバイ盗 168(- 88) （）内は、前年同期比気になる犯罪(前年比で増加) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ （ ※ 公然わいせつ 22(+14) 万引き 617(+ 9) 金庫破り 10(+ 8) 事務所荒し 45(+ 7) 強制わいせつ 41(+ 7) 倉庫荒し 42(+ 4) 色情ねらい 52(+ 3) ）内は、前年同期比平成28年７月７日 (公社)滋賀県防犯協会犯罪増加市町５月末の集計では、３市が前年同期比でプラスとなっていましたが、６月末で全市町が前年同期比マイナスとなりました。犯罪率ベスト５ ① ② ③ ④ ⑤ 甲良町多賀町日野町愛荘町高島市 16.0 16.9 21.6 23.1 23.5 発生総数の多い市（200件以上）大津市(1,079件)・草津市(698件)・彦根市(548件) 長浜市(421件)・東近江市(384件)・近江八幡市(265件) 守山市(257件)・栗東市(233件)・甲賀市(232件) 色情ねらい(女性の下着等を盗むもの） ■ 気になる現状と次の一手 ★ 万引き３月「121件」、４月「115件」、５月「97件」と毎月減少を続けていた万引きの発生が、６月は「99件」と前月よりも微増しました。「たかが万引き」と考えることは大間違いです。「安い商品だから、見つかっても許してもらえる。」「見つかったら、代金を払うか品物を返せばいい。」そんな考えは通用しません。万引きは「窃盗」という犯罪です。【刑法第235条：他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する】 ★ 特殊詐欺・６月末現在の発生件数は68件で、前年同期比21件の増加となっています。６月中、県内で特殊詐欺が多発し「特殊詐欺多発警報」も発令されましたが、結果として21件(架空請求９件、還付金９件、オレオレ３件)の被害がありました。・本年に入ってからの特徴は、架空請求の被害が多いことで、特殊詐欺の発生件数「68件」に対し、架空請求の被害は「45件」(約66％)となっており、特に、アダルトサイトなどの登録・退会などを口実とした架空請求では電子マネーによる被害が増加しています。この騙し文句に注意！・架空請求：携帯やスマホでサイト閲覧中に「登録されました。」と表示。連絡先に電話すると「登録料を払わないと裁判する。」「解約には料金がかかります。」・還付金詐欺：「医療費の差額を返金します。」「今日が最終日です。」「スーパーのＡＴＭへ行って手続きしてください。」