平成28年7月15日 JAグループ三重 News Release 報道各位 【取材のお願い】 7月25日 鈴木英敬知事と奥野長衛JA全中会長が参加 「高齢者地域見守り活動」・ 「廃棄物の不法投棄等の情報提供」に関する協定を締結 JA三重中央会は7月25日、 “持続可能な農業生産”と“豊かで暮らしやすい農村地 域”の実現に向けた取組の一環として、 「高齢者地域見守り活動」及び「廃棄物の不法投 棄等の情報提供」に関する協定を三重県と締結します。 協定の締結により、JA職員が営農指導、金融・共済業務などの日常業務の中で、利 用者(組合員・地域住民)宅を訪問する際などに地域を見守り、利用者に異変があった 場合や、不法投棄と思われる廃棄物を発見した場合には行政機関に通報することとして います。 高齢者地域見守り活動に関する協定については、農村部を中心に急速に高齢化が進む 中、住み慣れた地域で安心して暮らせる環境づくりのために、JAが実施している事業 や活動の中で、訪問時や来店時に異変に気付いた際には、行政と連携をとり協働するこ ととしています。 また、廃棄物の不法投棄に関しては、農村地域の豊かな景観の保護や、組合員農家の 農地保全を目的として、JA施設や公用車に監視パトロールステッカーの貼付や、廃棄 物を発見した際には、三重県が設置している廃棄物ダイヤル110番等に情報提供を行 うこととしています。 「高齢者地域見守り活動」「廃棄物の不法投棄等の情報提供」に関する協定締結式 (1)日時 7月25日(月)13時~(各協定締結式20分程度) ・高齢者地域見守り活動に関する協定締結式:13時00分~ ・廃棄物の不法投棄等の情報提供に関する協定締結式:13時25分~ (2)場所 三重県庁3階 プレゼンテーションルーム (3)締結式次第(各締結式共通) ①出席者紹介、②協定に関する趣旨説明、③協定書署名 ④写真撮影 ⑤質疑 (4)出席者 鈴木英敬三重県知事、奥野長衛会長(JA全中、JA三重中央会会長)等 ※報道対応については、廃棄物に関する締結式終了後、13時45分頃から実施します。 【お問い合わせ先】 JA三重中央会 地域対策部農業対策課(広報担当:片岡)TEL:059-229-9006 FAX:059-221-0064 ◇高齢者地域見守り活動関係…地域対策部くらし対策課(担当:石橋、田中) ◇廃棄物不法投棄に係る情報提供関係…総務企画部総務企画課(担当:村田、森) ::) JAグループ三重の地域見守り活動の取組 ◇地域見守り活動の基本的な流れ JA 営農指導、金融、共済事業等 訪問時・来店時に 異変が見受 けられた場合、声かけや安否確 認。状況により通報・連絡 通報・ 連絡 行政 市町村(福祉関係)、 地域包括支援センタ ー、消防署、警察署 支援・ 連携 JA JA組織内で通報・ 連絡内容の確認、情 報共有 ※異変の例:郵便物がたまっている、洗濯物が干したまま、窓口やATM等でまごついている、行事に出てこ ない、季節にそぐわない服装…など、明らかに日常と様子が違う状況が見受けられること ◇総合事業を活かした見守り体制 JAグループ三重では、営農指導、購買事業、販売事業、金融事業、共済事業、介護事業など 利用者のライフステージに合わせた総合事業を行っており、県内約500の店舗ネットワークを 活かして、利用者宅への訪問時や店舗来店時に、地域の見守り活動を実施します。 ◇行政との連携 今回の締結は、県内各地域のJAの取組を促進するために、県域としてJA三重中央会が三重 県と締結するものです。今後、各地域JAが各市町と同様の協定を締結して、県内くまなく地域 見守り活動を展開していくことを予定しています。 ◇認知症対応の取組 県内JAでは、認知症を正しく理解して、認知症 患者と家族が安心して暮らせるよう、組合員・役職員 を対象に「認知症サポーター養成講座」を各地域で 開催しおり、これまで述べ 7,000 人超が受講しています。 ◇JAくらしの活動の展開 県内JAでは、地域の誰もが安心して暮らしていける よう、農業分野を中心に、食農教育、環境保全、 写真=健康教室の様子 子育て支援活動などの『JAくらしの活動』を展開しています。 中でも、地域の高齢者対策として、要介護状態や孤独死を防ぎ、元気な高齢者を増やすため『J A健康寿命100歳プロジェクト』と題して「食事」「運動」「健診・介護・医療」の3分野で、 イベントや健康・料理教室、健診活動などを県内各地で展開しています。 ◇空き店舗を活用した地域支援(ふらっとほーむ) JAの空き店舗を活用して、組合員・利用者のボランティア有志で運営している、地域の誰も が“ふらっと”立ち寄れる高齢者の集いの場「ふらっとほーむ」を見守り活動の拠点の一つとし て運営しています。健康・料理教室やゲーム、体操などの活動を行い、家に閉じこもりがちな高 齢者をふらっとほーむのグループ活動に誘い、生きがいづくりに取り組んでいます。なお、「ふ らっとほーむ」は県内28施設にて運動しています。 廃棄物の不法投棄等の情報提供に係る取組 ◇JAが不法投棄に取り組む意義 不法投棄等の未然防止・拡大防止には、行政等を中心に 多くの主体が連携して取り組む監視活動が効果的です。 県内各地に店舗を持ち、日常的に組合員・地域住民宅を 訪問しているJAが監視活動に取り組むことで、不法投棄の 減少につながり、ひいては、組合員農家の営農・農地保全に 資することを目的に協定を締結します。
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