AVL CVS i60 SII

排気ガス希釈システム
AVL CVS i60 SII
AVLアプローチ
AVL CVS i60 SIIは市場で最もコンパクトな全流希釈システムです。
総流量が最大30 m³で、
すべての
システム コンポーネントを19インチ キャビネット1台に収納します。
最新式ガスフロー システムが内蔵
され、
ガス分析時に高速応答時間と高精度の再現性を実現します。
バルブ マニホールドのフェイズ数
が最大5に拡張され、
分析、
パージ、
排出、
充填を同時に行え、
HEV/ PHEVアプリケーションなどの試
験サイクルの実行が最適化されています。
最大4個のメインフロー ベンチュリ、
3個のバックフラッシュ
可能なバッグ サンプル ベンチュリ、
または質量流量コントローラで構成されるモジュール式設計で、
シ
ャーシダイナモとエンジン テストベッドのすべてのアプリケーションをサポートします。
バッグ流路系統
とサンプル流路系統(アンビエント/クリーン/ダーティ)が完全に分離され、
AMA i60 SIIに合わせて調
整されます。
特許取得済みの角度付き入口チューブにより、
ECE/EPAの各規制に準拠した微粒子測定
が1つの希釈トンネルで実施できます。
市場ニーズ
排出ガス規制値の引き下げと新たなドライブ コン
セプトの導入により、
低希釈率によるCVSシステム
の最適化と拡張が求められています。
CVS i60 SII
排気ガス希釈システムは、
シャーシダイナモならび
にエンジン テストベッドにおける認証/開発用の基
準システムとして、
このような新たな課題に対する完
璧なソリューションです。
特徴
• 同時実行のバッグ バルブ機能、
サンプリン
グ ラインの分離、
バックフラッシュ可能な
バッグ ベンチュリによる、
最も正確なHEV/
PHEV排出ガス試験
• ベンチュリ校正時のフロントアクセス、
メンテ
ナンス時のポンプやMFCなどの引き出しに
よる容易な保守性
• 1つの希釈トンネルで、
GDI車とディーゼル
車の微粒子質量と粒子数の計測を実現
• ベンチュリ校正用の半自動/全自動LFE
AVL CVS i60 SII LD 20 // 30 Sm³*
寸法 (W x H x D)
制御およびバッグ キャビネット
希釈トンネル
668 x 1,970 x 977 mm
Ø 273 x 2,730 mm
重量
制御およびバッグキャビネット 250 kg
操作
制御およびバッグ キャビネット
マルチタッチ スクリーン/キーパッド/タッチパッ
ドを備えた内蔵パネルPCまたは外部デスクトッ
プ/ノートブック
電圧供給
AC 400 V ± 10% 50/60Hz 3P/N/PE
周囲条件
• 温度
• 相対湿度
• 周囲気圧
5 ... 40 ℃
5 ... 80 % (ただし結露しないこと)
950 ... 1,050 hPa
通常供給仕様
• 圧縮空気
• 水入⼝圧⼒ (HE搭載時のみ)
• 水入⼝温度 (HE搭載時のみ)
• 水消費量 (HE搭載時のみ)
ベンチュリ
•数
• ベンチュリごとの流量
• 希釈ステップ
4 ... 6 bar、
浄化され油分と水分を含まない、
10 l/h
3 ... 6 bar、
差圧 > 3 bar
10 ... 20 ℃
0 ... 20 l/min / 0 ... 30 l/min
4x メインフロー ベンチュリ
3x バッグ ベンチュリ (2、3、6 lpm)
1 ... 16 m³/min
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*中型またはヘビーデューティ仕様でも利用可能
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