農薬ローテーション講習会の開催ー良品生産に向けた取り組みー

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普
及
情
報
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No.9
平成28年7月11日
西部農林振興センター県央事務所農業普及部
標題
農薬ローテーション講習会の開催~良品生産に向けた取り組み~
(ダイジェスト)
5月27日、川本合同庁舎において、しきの会主催で農薬ローテーションの講習会が開催さ
れました。講習会では、農薬ローテーション作成のための手法について普及部から説明を行い、
適切で効果的な病害虫防除を行うきっかけとなりました。
「島根おおち花き部会 しきの会」(以下「しきの会」という。)は、4月8日に開催されたし
きの会定期総会において、行動目標となるビジョンを策定しました。その中には「病害虫防除(微
生物資材、フェロモン剤)等、農業生産活動の維持に関わる活動」を推進方針として掲げています。
一方、花き生産現場において、農業者は適期の病害虫防除が求められており、適切で効果的な農
薬散布を行うことは、良品生産する上でも重要です。また、生産者にとって安全に農薬を使用する
ことは、健康で営農活動を行っていくためにも必要です。
そこで、5月27日、川本合同庁舎において、農薬の効果的な使用方法と、適切な農薬使用を行
うことを目的としてしきの会主催の講習会を開催しました。
当日は、県央普及部より農薬ローテーションとは何か?から始まり農薬の成分やその効果を学ぶ
ことで、農薬ローテーションの作成と効果的な病害虫防除方法について学びました。また農薬の安
全使用についても改めて確認を行うために、正しい農薬散布方法についても学びました。
参加者からは「組み合わせの方法は?」、「農薬防除を行うときの格好は?」、「展着剤はどの
ように使えばいいのか?」など、農薬の使用方法に関わる質問が出ました。この講演会を通して、
農薬ローテーションの作成による効果的な農薬防除と安全な農薬使用に関わる基礎的な知識を知
るきっかけとなりました。
当普及部では、農薬の効果的な使用による病害虫防除
法について引き続き指導を行います。
また、物理的防除や生物的防除も含め、安全に病害虫
防除を行う方法についても指導を行い、しきの会も含め
生産者が安全な営農活動を行えるよう支援していきま
す。
講習会の様子
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担当者
邑智北地域振興課 牧野雄太朗 Tel
0855-72-9588