診療情報を集めて行う臨床研究に関するお知らせとお願い 介護老人保健施設 清雅苑では、「当施設における移動手段選定の判断に影響を及ぼす運 動および認知機能関連因子の検討～歩行か車いす移動か～」の研究に取り組んでいます。 研究の概要 清雅苑入所利用者の移動手段の決定は在宅復帰に向けて早期に判断すべきものです。し かし歩行においては当然転倒リスクが伴うため、その判断は慎重にならざるを得ません。 臨床では歩行させるか、車いす移動させるかの判断は個々のセラピストまたは複数のセラ ピストにより行われることが多いですが、スタッフによって判断基準にちがいがある印象 があります。そのため当施設では移動手段の選択を、運動評価を中心に多職種で検討して きました。そこで今後信頼性のある判断基準を作成するための予備的調査を目的として、 当施設における移動手段と運動評価および認知機能評価との関連を分析し、移動手段の選 定に影響を及ぼす因子の検討を行います。 対象となる方 当施設入所を利用した整形外科疾患を有する利用者の方 対象調査期間 2014 年 3 月 1 日 ～ 2016 年 2 月 29 日 研究期間 2016 年 7 月１２日 ～ 2016 年 7 月 31 日 利用する診療情報 握力、いすからの立ち上がり動作、立位保持手すりなし、立位保持手すりあり、開眼片 足立ち、座位ステッピング、立位ステッピング、Mini Mental State Examination 研究機関の名称：介護老人保健施設 研究責任者氏名：當寺ヶ盛 清雅苑 孟 個人情報の取扱いについて 診療情報の利用に関しては、個人情報は全て匿名化されてから解析されますので個人情 報が漏れることはありません。また研究結果は、学術雑誌や学会等での発表に使用させて 頂くことはありますが、その際も個人の特定が可能な情報はすべて削除いたします。 上記の研究は、 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき実施しておりま す。この研究にあなたの診療情報が利用されることに同意できない場合は対象と致しませ んので、お手数ですが下記のお問い合わせ先にご連絡ください。また、ご不明な点がある とき、または研究計画等に関する資料をお知りになりたい場合は他の対象者の個人情報や 研究全体に支障となる事以外はお知らせすることができますので、ご連絡ください。特段 のお申し出がない場合は、上記の利用目的のために患者さんの個人情報を利用させていた だくことに対して同意が得られたものとさせていただきます。また、研究にご協力いただ けない場合でも診療上の不利益を被ることはありません。 お問い合わせ先 熊本機能病院 清雅苑リハビリテーション部 入所リハビリテーション課 理学療法士 ＴＥＬ：096-345-8111(内線 7131)、ＦＡＸ：096-345-8188 當寺ヶ盛 孟
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