Weekly Market Research Report 2016年7月11日号 今週の POINT 国内株式市場 LINE上場が個人のセンチメント改善に作用するか 今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 - ディー・エヌ・エー【 東証1部 2432 】ほか テーマ別分析 ARポケモンゲーム「Pokémon Go」がAR(拡張現実)を加速させる 話題のレポート JPX日経400定期見直しを予想 スクリーニング分析 実態以上に売り込まれた銘柄のリバウンドに関心 短期リバウンドの流れも想定 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 目次 週刊相場観測誌 Market 1 展望 今週の市場見通し Vol. 175 Weekly 2016 07 11 国内株式市場 マーケット概観 3 新興市場 4 米国株式市場 2 3 マーケットを読む 今週の分析銘柄 為替市場 米ドル/円予想レンジ 6 債券市場 債券先物・長期国債利回り予想レンジ 6 今週のポイント 7 日経平均株価 8 FISCO Selection 読者の気になる銘柄 テクニカル妙味銘柄 4 5 カテゴリー考察 5 ディー・エヌ・エー〈2432〉東証 1 部 9 ブロンコビリー〈3091〉東証 1 部 10 ジャパンミート〈3539〉東証 2 部 11 モバイルファクトリー〈3912〉マザーズ 12 住友理工〈5191〉東証 1 部 13 ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ 14 CYBERDYNE〈7779〉マザーズ 15 応用地質〈9755〉東証 1 部 16 任天堂〈7974〉東証 1 部 17 三井住友フィナンシャルグループ〈8316〉東証 1 部 17 メディアドゥ〈3678〉東証 1 部 18 モバイルファクトリー〈3912〉東証マザーズ 18 テーマ別分析 19 スクリーニング分析 20 先週の話題レポート 21 信用需給動向 22 連載コラム 2 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 国内株式市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観 LINE上場が個人のセンチメント改善に作用するか ■為替市場での円高が重石に 先週の日経平均は下落。英国の EU 離脱決定で金融市場が混 は変わらないと考えられ、 日本株へのインパクトは限られそう である。 乱するなか、欧州市場に落ち着きがみられたことで、週初こそ 自律反発の流れが続いた。しかし、欧州株の買戻しとみられる 流れも前週末で一巡。今度は英国の EU 離脱によって、他の欧 ■「アベノミクス信任」で政策期待 もっとも、先週末の ETF に絡んだ売り需要が通過するほか、 州諸国への打撃がより直接的かつ深刻なものになりかねない 日経平均は節目の 15000 円接近により、自律反発が意識されや との見方が再燃し、イタリアの銀行に対する危機感が高まった すいところではある。また、参院選が市場コンセンサス通りに ほか、スペインへも信用不安が拡散する格好となった。これに 「アベノミクス信任」となれば、政策期待が改めて高まる可能 より日本株市場も利益確定の売りが先行し、さらに為替市場で 性がある。ご祝儀的な年金買いといった思惑も高まりやすく、 の円高が重石になり、調整が強まっている。 短期的には買いスタンスに向かいやすいだろう。一方で、議席 円高基調が重石となるなか、 物色は内需系といったリスク回 数を減らす格好での「信任」となると、市場は嫌気することに 避的な商いにとどまっている。 個別に材料が出ている銘柄等で なる。調整トレンドが継続するなか、いずれ日経平均は節目の の短期的な値幅取り狙いの商いが中心になるなか、マザーズ指 15000 円割れを試す可能性が高まるとみておきたい。 数の大幅調整で個人のセンチメント悪化が懸念される局面も みられた。また、週後半にかけては米雇用統計を見極めたいと する模様眺めムードのなか、ETF の分配金落ちに伴う分配金捻 ■LINE がセンチメント改善に作用するか また、今週は LINE<3938>が上場する。11 日に公開価格が決 出のための売り需要観測から、大引けに下げ幅を拡大。結局、 定することになるが、日本での人気の高さから、海外投資家も 日経平均は 4 日続落で週間の値幅は 650 円超の下げとなった。 徐々に関心が高まっていったとも聞かれている。 仮条件の上限 で決まり、日米上場で好スタートを切ってくるようだと、個人 ■米雇用統計サプライズも円高基調変わらず のセンチメント改善に作用しよう。その他、米国ではアルコア 今週は米雇用統計の結果を受けた米国市場の影響を受ける の決算を皮切りに決算シーズンに入る。国内でも小売企業の決 ことになろう。その雇用統計の結果であるが、非農業部門の就 算発表が本格化してくる。 決算を受けての荒い値動きが目立っ 業者数は 28.7 万人増となり、5 月の 1.1 万人増(改定値)か ており、予想通りの内容が評価されたとしても、一気に織り込 ら急回復した。市場予想の 18 万人を大きく上回ったほか、20 む流れも警戒されるところ。次第に見極めムードも高まりやす 万人の大台を超えるのは 4 カ月ぶりといったサプライズな内 いところである。その他、翌週には東証マザーズ指数先物が上 容だった。この結果を受けた 8 日の NY ダウは 250 ドル超の上 場する。はじめはイレギュラーな価格形成になりやすく、先回 昇となり、 足元で上値抵抗として意識されていた 18000 ドルを り的に指数インパクトの大きいそーせい<4565>などへの思惑 一気に突破し、4 月の史上最高値にあと 1 ドル程度に迫ってい 的な売買が強まりそうだ。また、LINE の好スタートが、より る。 中小型志向の投資家への期待感を高める一因になることも意 シカゴ日経225 先物清算値は大阪比220 円高の15340 円とな 識されよう。 り、週明けは幅広い銘柄に買いが先行することになろう。ただ その他、経済スケジュールでは 11 日に 5 月機械受注、6 月 し、買い一巡後は不安定な相場展開が続くことだろう。今回の 工作機械受注、13 日に 6 月の中国貿易収支、米地区連銀経済 雇用統計は 6 月半ばの時点であり、英国の欧州連合(EU)離脱 報告(ベージュブック) 、15 日に 4-6 月の中国 GDP、6 月米消 を選択した 6 月 23 日の国民投票の影響は反映されていない。 費者物価指数、6 月米小売売上高が予定されている。その他、 早期利上げ観測は高まる可能性は低いなか、円相場の上昇基調 14 日に東京都知事選が告示される。 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 新興市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の市場見通し 国内株式市場 新興市場 イベント通過で反発も上値切り下げの展開か、LINE15 日上場 ■週初は米雇用統計を好感も市場の不安定感はなお強い マザーズ指数 今週の新興市場は、米雇用統計を好感した欧米株の上昇が 安心感につながり、週初は買いが先行しそうだ。しかし、市 場全体の不安定感が重しとなり、マザーズ指数は下降する25 日線に沿って上値を切り下げる展開となる可能性がある。7 月15日のLINE<3938>上場に向け換金売り圧力が強まること も想定される一方、19日のマザーズ指数先物の取引開始に向 けた思惑は高まりにくいだろう。 今週は7月11日にプロパスト<3236>、アクトコール<6064>、 13日にシンワアートオークション<2437>、ケイブ<3760>、14 日にTOKYO BASE<3415>、エディア<3935>、Gunosy<6047>、ロ ゼッタ<6182>、15日にアクロディア<3823>、メタップス <6172>、テイツー<7610>などが決算発表を予定している。プ ロパスト、シンワアートオークション、Gunosyは前期業績の 上方修正を発表済み。GunosyはKDDI<9433>との提携の寄与が 期待される今期業績見通しに注目する向きがあるようだ。 シンワアートオークション<2437> ■LINEのブックビルディングは堅調との観測 IPO関連では、7月15日にLINEが新規上場する。ブックビル ディング期間中の7月4日には異例となる仮条件の引き上げ を発表し、大きな話題となった。公開価格決定は11日の予定。 ブックビルディングでは需要堅調と観測されているが、市場 全体の不安定感が強い点は気掛かりなところ。なお、7月14 日には先行してニューヨーク証券取引所に上場するため、米 国での株価動向が注目されよう。 円 Gunosy<6047> 円 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 米国株式市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の市場見通し 米国株式市場 4-6 月期決算シーズンに突入 12 日はフィリピンが申し立てていた南シナ海の領有権を ■先週の動き 巡る仲裁手続きについて、オランダのハーグ仲裁裁判所が判 7 月 4 日(月)は独立記念日の祝日で米国株式市場は休場。 決を下す予定だ。判決自体に法的拘束力はないが、もしも同 連休中に発表された 6 月の英建設業購買担当者景況指数 海域の領有権を主張する中国に不利な判決となった場合、国 (PMI)やサービス業 PMI が予想を下振れ、欧州連合(EU)離脱 際社会からの圧力を受けることは確実で、米国やアジア諸国 を巡る同国経済への懸念が再燃し売りが先行。原油相場の下 との緊張が高まる恐れがある。地政学リスクによる投資家心 落も嫌気され軟調推移。週半ばに入り、FOMC 議事録で大半の 理の悪化に繋がれば、中国株の下落をきっかけに米国株にも メンバーが利上げ実施前に英国民投票の結果を見極めるこ 影響が及ぶだろう。 とを支持したことが明らかとなり、追加利上げの後退が好感 11 日に予定されているアルミニウム大手のアルコアから され上昇。週末にかけてエネルギー情報局(EIA)が発表し 4-6 月期決算発表シーズンに入る。JP モルガン・チェース(14 た週間在庫統計が予想より小幅な減少に留まったことで原 日) 、ウェルズ・ファーゴ(15 日) 、シティグループ(15 日) 油相場が下落し、弱含む場面もあったが、6 月雇用統計で非 などの金融各社の決算発表では、英国 EU 離脱の影響をどの 農業部門雇用者数が 28.7 万人増と予想を大幅に上回る内容 程度、業績見通しに織り込んでいるのかに注目したい。その となり、米経済への懸念が後退したことで大幅上昇となっ ほかでは、ファストフードのヤム・ブランズ(13 日) 、航空 た。結局、週を通じて主要株価は上昇。 会社のデルタ航空(14 日)などの決算発表も予定している。 決算発表シーズンに入ることで主要企業の足元の業績や見 通しに注目が集まるため、株価収益率(PER)などで割高感の ■今週の見通し 先週の雇用統計では5 月に失速した非農業部門雇用者数が ある銘柄の株価水準が見直されるだろう。 前月比 28 万 7 千人増と予想を大幅に上振れたほか、失業率 経済指標は、5 月卸売在庫(12 日) 、6 月輸入物価指数(13 も 4.9%増と前月からほぼ横這いとなり、米経済への鈍化懸念 日) 、生産者物価指数(PPI)(14 日)、6 月小売売上高(15 日) 、 がやや後退した。しかし、今回の発表内容は英国が欧州連合 6 月消費者物価指数(15 日)などの発表が控えている。13 日 (EU)離脱を決定した国民投票による影響が反映されていな には FOMC での基礎資料となる地区連銀経済報告(ベージュ いことに注意が必要だ。来月の雇用統計が注目されるが、そ ブック)の発表も予定されている。小売売上高は 2 ヶ月連続 れまでは今週から始まる4-6 月期決算発表シーズンを受けた で増加しており、6 月の新車販売台数が 10 年ぶりの高水準を 企業業績に投資家の関心も集まるだろう。 記録したことから、今回も好調な内容が予想される。 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 為替/債権市場 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の為替/債券市場見通し 為替/債券市場 為替市場 米ドル・円 予想レンジ 今週のドル・円は弱含む展開となりそうだ。英国、欧州経済 の先行き不透明感が広がっており、先週に続いてポンド、ユー ロの値動きがドル・円の相場動向にも影響を及ぼす展開となり そうだ。英中央銀行は 14 日の金融政策委員会(MPC)で利下げ を実施する可能性が高いとみられている。利下げ幅が 0.25 ポ イントにとどまった場合、ポンドは下げ止まる可能性がある が、追加緩和の可能性が示された場合、ポンド売りは継続し、 この影響でドル・円の取引では円買い・ドル売りが優勢となる 可能性がある。 6 月の非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る増加となっ たが、平均時間給の伸びはやや鈍化しており、米連邦準備制度 理事会(FRB)による追加利上げ観測は高まっていない。この ため、年内の利上げ休止を想定したドル売りの基調は当面維持 される見通し。 ただし、米経済指標が予想以上に改善した場合、金融政策に 対する悲観的な見方は広がらず、ドル買いはやや強まる可能性 がある。また、日本銀行による 7 月追加金融緩和への期待は残 されていることから、ドル・円は 100 円を割り込んでも短期間 で 100 円台を回復する展開もあり得る。 債券市場 99.00 103.00 円 【米 6 月消費者物価コア指数】 (15 日発表予定) 15 日発表の米 6 月消費者物価コア指数(CPI)は、前年比 +2.2%と予想されており、インフレ率は 5 月実績と同水準にな ると予想されている。インフレ関連の指標が予想を上回った場 合、米年内利上げ期待が再び高まる可能性がある。 長期国債利回り予想レンジ ■今週の見通し 12 日に行われる 30 年国債入札の結果と為替相場の動向を見 極める展開となる。利回りの絶対水準は著しく低下したが、超 長期債の需要は減少していない。30 年国債入札は金利収入を ~ 【英中央銀行金融政策委員会(MPC) 】 (14 日に結果発表) 英中銀のカーニー総裁は 6 月 30 日の記者会見で金融緩和の 必要性に言及しており、7 月 14 日または 8 月 4 日開催の金融 政策委員会(MPC)で現行 0.5%の政策金利を引き下げる見通 し。英中銀が利下げを実施すれば、売り材料出尽くしでポンド は下げ止まる可能性があるが、追加緩和の可能性が残された場 合、ポンド売りは継続し、ドル・円相場の反発は抑制されると みられる。 債券先物予想レンジ ■先週の動き 先週の債券相場は底堅い動きを続けた。欧州連合(EU)から 英国が離脱することは、英国とユーロ圏経済の双方にとって打 撃となるとの見方が広がり、世界経済の成長鈍化に対する投資 家の懸念が再び高まったことが要因。新発 20 年債利回りは 6 日の取引で一時-0.005%まで低下した。長期国債の需要も減少 せず、8 日の取引で 10 年債利回りは一時-0.30%まで低下し、 過去最低を更新した。 円 153.30 円 ~ 154.00 円 -0.32 % ~ -0.24 % 確保したい投資家の応札が増えることが予想されており、好調 な結果となりそうだ。日本銀行による 7 月追加緩和への期待は 持続していることも超長期債の需給改善の一因となっている。 ただし、為替相場が円安方向に大きく振れた場合、超長期債 利回りの過剰な低下に対する警戒感が高まり、10 年債や債券 先物の売りが強まる可能性がある。為替相場の円安反転は株高 の要因となるため、長期債などの利回り水準が急上昇するリス クがある。 債券先物 9 月限は主に 153 円台で推移か。30 年国債入札が 好調な結果となった場合、債券先物は一段高となり、154 円台 に到達する可能性がある。 6 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週のポイント 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 マーケットを読む 今週のポイント 中国経済指標や米国主要企業の決算動向などが焦点に 先週の日経平均は反落となった。イタリアの銀行、モンテ・デ イ・パスキ・ディ・シエナの急落、不動産ファンドの相次ぐ解約凍 結の動きなどを受け、英国の EU 離脱に端を発したリスクオフの 流れが一気に再燃する格好に。為替市場でもあらためて円高の 勢いが強まっていった。週末に米雇用統計を控えていたことも あって、積極的な押し目買いの動きなども限られた。業種別騰 落率ではディフェンシブ系セクターが上位、一方で金融関連業 界は下落率の上位を占めた。 月次動向を受けての対照的な動きなどが観測された。アダスト リア、ファストリ、ABC マートなどが売られた一方、U アローズ、ラ ウンドワン、トリドール、鳥貴族などは買い進まれた。本格化して いる小売り企業の決算では、セブンアイ、良品計画、アスクル、 イオンなどがネガティブ視された。旭硝子なども業績観測報道 が嫌気される。一方、ABC マートやハニーズなどは決算内容が 好感された。ほか、KLab や任天堂などはゲームアプリランキン グの上昇などが買い材料視された。レーティング関連では、小 野薬品、クスリのアオキ、アシックス、出光興産、日本ゼオンなど が下落要因につながった一方、ヤマト HD、協和キリン、古河電 工、東京エレク、UACJ などは格上げが評価材料とされる。全般 的に株価上昇傾向が続いてきた小型成長株の一角には利食い 売り圧力が強まる場面も。また、新興市場のバイオ関連が崩れる 場面などもみられた。 前週末の米雇用統計は市場予想を大幅に上振れ、これを受け て米国株式市場は上昇も、為替相場は円安に反転する流れと はなっていない。米国経済に対する過度な懸念は後退だが、利 上げのタイミングが早まるといった期待感にはつながらず。警戒 イベント通過で短期的な安心感は高まるが、日本株の戻りは限 定的にとどまりそうだ。 今週も注目イベントは多く予定されている。最大の焦点は、貿 易収支や 4-6 月期GDP など中国の経済指標となろう。機械株な ど中国関連のリバウンド材料につながっていくか。ただ、GDPに 関しては、今回から算出方法が変更されるとみられ、トレンドを 把握しにくくなることは注意も必要。また、アルコアや JP モルガ ンなど米国企業の 4-6 月期決算発表がスタートする。国内関連 株の業績期待の高まりや懸念へとつながっていくことになるが、 銀行株に関しては、日銀決定会合を控えて積極的な物色は限 定的だろう。さらに、週末には LINE の IPO が予定されている。 初値は米国での株価動向次第となろうが、想定以上の好スター トを切れば、中小型株への投資マインド改善につながる可能性 も高いと見られる。決算発表は、竹内製、ディップ、ファストリ、い ちご HD などが予定されている。なお、参院選の結果は、特に 株式相場へ影響を与えることはないとみられるが、「経済政策」 よりも「改憲」への意識が高まるようだと、株式市場にはネガティ ブな流れが見込まれる。 先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く) 上昇 率上位銘柄 コード 銘柄 3186 ネクステー ジ 2792 ハニーズ 5121 藤倉ゴム工 業 2395 新日本科学 2918 わらべや日 洋 3656 下落率上位 銘柄 終値(円) 騰 落 率 ( %) コード 銘柄 業種別 騰落率 終値(円) 騰 落 率 ( %) 上位セクター 騰 落 率 ( %) 820.0 28.53 7463 ア ドヴァン 830.0 -26.74 その他製品 0.97 1,364.0 24.00 7608 エ スケイジャパン 245.0 -23.20 食料品 0.55 464.0 19.59 6432 竹 内製作所 1,031.0 -22.71 繊維業 -0.17 650.0 16.07 3398 ク スリのアオキ 4,925.0 -20.05 陸運業 -0.51 2,181.0 16.01 6619 ダ ブル・スコープ 1,712.0 -20.04 パルプ・紙 -0.70 KLab 767.0 12.96 3903 g umi 810.0 -19.56 電力・ガス業 -2.06 4779 ソフトブレ ーン 482.0 12.62 3681 ブ イキューブ 792.0 -18.35 情報・通信業 3678 メディアド ゥ 1,811.0 12.48 2427 ア ウトソーシング 4,140.0 -15.85 6740 ジャパンデ ィスプレイ 179.0 11.88 6474 不 二越 259.0 -15.36 不動産業 -8.57 3571 ソトー 1,253.0 11.18 3258 ユ ニゾホールディン グス 3,495.0 -14.44 保険業 -6.47 7974 任天堂 16,270.0 10.98 7260 富 士機工 2915 ケンコーマ ヨネーズ 3,305.0 10.28 3179 シ ュッピン 1879 新日本建設 764.0 9.61 6440 J UKI 7419 ノジマ 1,927.0 8.56 8107 キ ムラタン 6615 ユー・エム ・シー・エレク 2,485.0 8.56 2124 ジ ェイエイシーリク ルート 下位セクター -2.20 騰 落 率 ( %) 286.0 -14.37 銀行業 -6.38 1,082.0 -14.33 水産・農林業 -5.88 780.0 -14.29 鉱業 -5.83 6.0 -14.29 ガラス・土石製 品 -5.64 1,479.0 -14.01 証券業 -5.56 7 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 テクニカル分析 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 マーケットを読む 日経平均株価 14 日以降のポンドの動向に警戒 ■円高推移で 4 日続落 前週の日経平均株価は週間ベースで、575.50 円の下落。英国 経済低迷に対する懸念で円高が進行し、4 日続落となった。英不 動産ファンドの解約停止などが、リーマンショック前の 07 年 BNP パリバのファンド解約停止を連想させる格好に。 為替市場で は、政府・日銀に対する為替介入実施への期待感が低いことも 加わり円高が加速し、大型株の重しとなった。週末は ETF の分 配金支払いに絡んだ売りも観測されるなど需給面でもネガティ ブな週に。東証一部の売買代金は、週末の SQ 日になんとか 2 兆 円台という薄商いとなっている。一方、マザーズ市場も売買は 伸び悩んでおり、売買代金は 6 月 24 日以来、2000 億円台を割り 込んでいる。 日足の一目均衡表では、三役逆転の売りサインが点灯。6 月 24 日の年初来安値 14864.01 円の下抜けを試す展開となってい る。5 日移動平均線、25 日移動平均線がともに下向きとなって おりトレンドは弱いまま。一方、週足でも、13 週移動平均線、 26 週移動平均線は右肩下がりとなっている。2 月安値と 6 月安 値のダブルボトム形成に期待していたが、反発よりも一段安を 警戒しておいたほうが良さそうな形状だ。仮にこの水準を割り 込むと、14 年 10 月の黒田バズーカ第 2 弾の直前の水準、及び PBR1.0 倍割れとなる 14500 円レベルが意識されよう。 足元、日本株は売られ過ぎ感が強いとの指摘もあるが、ドル・ 円が 100 円の水準であれば、市場でよく言われている日経平均 EPS1200 円は、1100 円レベルまで下落するだろう。EPS1100 円に 6 月平均 PER の 13.0 倍をかけると 14300 円となる。先週末の円 建て CME 先物の終値 15340 円から見ると、下げる余地はまだあ ると言えよう。為替市場で、ドル・円が 6 月 24 日の安値 99 円 02 銭を割り込めば、株安、円買いが加速し、先物市場では売り が売りを呼ぶ展開となりそうだ。 一方、14 日に開催される金融政策委員会で、イングランド中 央銀行は金融緩和を実施するとの思惑が高まっている。金融緩 和実施となれば、ポンドは一段安となる可能性がある。ただ、 金融緩和を見送っても、英国経済の先行き不透明感が意識され てポンド、ユーロが売られるかもしれない。どちらの結果とな ってもポンドは売り優勢となりそうだ。為替動向を睨んだ相場 展開は継続。今週のレンジは 14800 円から 15700 円とする。 一目均衡表(日経平均) ■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲) 円 8 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週の分析銘柄 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -1- ディー・エヌ・エー〈2432〉東証 1 部 アプリ、海外、任天堂協業による成長期待は大きい ■任天堂はスマホ市場に最後に登場する大物プレーヤー ソーシャルゲーム「モバゲー」運営。ショッピングサイトなども展 開。スポーツ事業は主催試合の入場者数が増加している。資本・ 業務提携する任天堂<7974>は先週、現実と連動して遊ぶ「ポケ モン GO」が米国のアプリストアで配信ランキング首位と伝えられ た。ポケモンGOは、位置情報を活用することにより、現実世界そ のものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルし たりするといった体験をすることのできるゲーム。任天堂はスマ ホ市場に最後に登場する大物プレーヤーであり、アプリ、海外、 任天堂協業による成長期待は大きい。 売買単位 100 株 7/8 終値 2442 円 目標株価 2700 円 業種 サービス ネット以外の中長期の成長の柱として自動運転車事業は注目さ れる。株価は 2 月安値をボトムに上昇基調が継続しており、年初 来高値水準での推移。過熱感が警戒される面はあろうが、昨年 6 月高値を意識したトレンドが継続している。目標株価は昨年 6 月 高値水準の 2700 円とする。 ■「ロボットシャトル」事業は中長期の成長の柱に また、自動運転車輌を開発する仏社と業務提携し、8 月から無 人運転バスを使う交通システム「ロボットシャトル」の事業を始め る。また、NTTドコモ<9437>との提携も伝えられており、インター ★リスク要因 ゲーム関連物色の一巡。 2432:日足 75 日線を支持線とした上昇トレンドラ インを継続。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連I 202,467 38.2% 76,840 79,215 31.3% 45,581 333.34 2014/3連I 181,313 -10.4% 53,198 54,920 -30.7% 31,661 242.56 2015/3連I 142,419 -21.5% 24,764 28,443 -48.2% 14,950 115.35 2016/3連I 143,709 0.9% 19,816 20,853 -26.7% 11,325 78.76 2017/3連I予 - - - - - 9 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -2- ブロンコビリー〈3091〉東証 1 部 猛暑による夏バテ対策で注目 ■内需・猛暑関連として注目 近畿・東海・関東地方などでステーキ・ハンバーグレストランを 展開。大手不動産ファンドの対顧客取引停止などが原因で、EU 離脱を巡る英国経済への懸念が再燃。欧州関連株は引き続き冴 えない。加えて、米利上げ観測についても高まりづらい状況とな っており、円高は継続すると想定される。こうしたなか、7 日は 30 度以上の真夏日が 419 地点、35 度以上の猛暑日が 51 地点に上 ったとも伝わっており、内需系でかつ、夏バテ予防の食材でもあ る肉を取り扱う同社のような猛暑関連銘柄に注目。 ■上期計画の上振れ期待 足元の業績では、16 年 12 月期第 1 四半期で 2 桁増収増益を 達成。会社計画ベースの上期予想の増益率を上回って着地して いる。加えて第 2 四半期までで店舗のリニューアルやグランドオ ープンも順調に実施されている。第2 四半期が大きく落ち込む材 売買単位 100 株 7/8 終値 3445 円 目標株価 3650 円 業種 小売り 料などもこれまで観測されておらず、過年度で売上・利益の大幅 な偏重傾向もないこと、円高なども追い風となり、上期は計画の 上振れが期待されよう。株価は6月24 日に一時3000 円まで下落 したが、その後再度上昇基調となっている。目標株価は現在値を 約 6%上回る 3650 円とする。 ★リスク要因 業績への過度な期待感。 3091:日足 上昇する 25 日線が株価の支持線とし て機能している。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/12単 9,983 5.1% 1,403 1,432 2.0% 869 262.39 2013/12単 11,290 13.1% 1,527 1,546 8.0% 880 132.82 2014/12単 13,049 15.6% 2,013 2,007 29.8% 1,237 179.39 2015/12単 15,926 22.0% 2,449 2,463 22.7% 1,626 107.91 2016/12単予 18,500 16.2% 2,800 2,850 15.7% 1,860 123.42 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -3- ジャパンミート〈3539〉東証 2 部 業績高進捗な円高メリット株として注目 ■安価大量販売の「異常値販売」に特色 茨城県など関東圏で食品スーパーを展開する。店舗ブランド は「生鮮館」「卸売市場」「肉のハナマサ」及び「パワーマート」な ど。ドル・円が再度一時 100 円割れとなるなど円高進行が懸念さ れるなか、引き続き円高メリット株に市場の関心が集まると想定。 足元では個人消費に再びデフレ色が強まっているとの報道もみ られるなか、低価格販売に強みを持つ同社に物色の矛先が向か うと想定した。同社は特定商品を安価に大量販売する「異常値販 売」が特色である。 売買単位 100 株 7/8 終値 1599 円 目標株価 2000 円 業種 小売り テクニカル面でも、右肩上がりに上昇する 5 日線をサポートに上 場来高値を切り上げてきており注目。目標株価は節目の 2000 円 に設定する。 ■営業利益の3Q進捗率は80%超と高水準 ★リスク要因 ボラタイルな外為相場環境に振らされる展開。 第 3 四半期まで(2015 年8 月-2016 年 4 月)の進捗率が営業利 益で 80.6%と高水準であり、業績に関する安心感も相対的に高 い。2016 年 7 月期の通期業績は前期比 4.7%増収、同 24.4%営 業増益が見込まれているが、利益面では上振れも期待できよう。 3539:日足 右肩上がりに上昇する 5 日線をサポ ートに強い値動き。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/7単 31,774 14.5% - 1,326 -9.1% 978 4387.78 2013/7単 37,008 16.5% - 1,207 -9.0% 668 2996.49 2014/7連 78,694 - 2,370 2,481 - 1,339 6008.00 2015/7連 91,540 16.3% 3,476 3,556 43.3% 1,854 8318.00 2016/7連予 95,807 4.7% 4,324 4,303 21.0% 2,694 115.35 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -4- モバイルファクトリー〈3912〉マザーズ 「位置ゲーム」注目度上昇に決算、1 部昇格期待も ■任天堂「Pokemon GO」好調で位置ゲームに関心 前週末の株式市場では、任天堂<7974>が東証 1 部上昇率トッ プとなり話題を呼んだ。位置情報を活用したスマートフォンゲー ムアプリ「Pokemon GO」が米国の App Store 売上ランキングで 1 位となったことが材料視された。位置情報連動型ゲーム(位置ゲ ーム)への市場の関心が高まれば、この分野で強みと実績を有 するモバイルファクトリーに追い風となろう。また、一部メディアで 東証 1 部への昇格が期待される銘柄として取り上げられたこと も、同社へ関心を向かわせそうだ。 ■第1四半期は好発進、22日の上期決算に期待 7 月 22 日には 16 年 12 月期の上期(1-6 月)決算発表が予定さ れている。第 1 四半期の業績は、営業利益が前年同期比 2.2 倍 (会社参考値)の1.51億円、通期計画に対する進捗率32.9%と順 調な出足だった。位置ゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メ 売買単位 100 株 7/8 終値 2590 円 目標株価 3000 円 業種 情報・通信 モ!)」の好調が続き、「いわて×駅メモ!」「タカラッシュ!×駅 メモ!」といったイベント展開も奏功しており、上期決算発表に向 けて業績期待の高まりが見込まれる。当面の目標株価は節目の 3000 円に設定する。 ★リスク要因 駅メモ!の売上ランキング後退。 3912:日足 直近のリバウンドで 25 日線突破。足 元もみ合いだが同線が上向きに転じ れば本格的な上昇トレンド復帰も。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/12単 1,153 52.1% 56 57 78.1% 23 576.07 2013/12単 1,553 34.7% 139 139 143.9% 68 1669.89 2014/12単 1,540 -0.8% 211 212 52.5% 118 58.08 2015/12連 1,751 - 314 305 - 185 80.06 2016/12連予 1,888 7.8% 460 460 50.8% 299 127.00 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -5- 住友理工〈5191〉東証 1 部 0.5 倍台の PBR 水準には割安感が大 ■PBR水準には割安感大 自動車用防振ゴムでは約 27%のシェアを誇る世界トップメーカ ー。依然として株式市場の先行き不透明感が拭えない状況下だ が、0.5 倍台の PBR 水準からは相対的に下値不安が乏しいと考 えられ、全体相場のリバウンド局面では反発余地も大きくなると 判断したい。年初来高値からは約 30%下落した水準と株価は安 値圏にあるが、信用倍率は 0.3 倍台と売り長の需給状況、25 日線 レベル突破などで底打ちが確認されれば、買戻しの勢いなども 強まる公算が大きい。上値の節目である 1000 円レベルから直近 安値 770 円までの半値戻し水準となる 885 円を目標値とする。 ■堅調な業績推移を想定 対ドル 1 円の円高で、年間 1-1.5 億円のマイナス影響とみられ ているが、一部の国内系証券では、17 年 3 月期営業利益を 138 億円、前期比7%増益と、会社計画を上回ると予想している。これ 売買単位 100 株 7/8 終値 802 円 目標株価 885 円 業種 ゴム製品 まで業績の重荷となっていた、買収した海外 4 子会社の収益が リストラの成果によって改善に向かうことを背景としている。また、 省エネカーとして、クルマのターボチャージャー搭載率が拡大 する見通しであることは、防振ゴムの付加価値化や需要増加など につながっていくとの期待もある。 ★リスク要因 自動車関連株敬遠の流れ継続。 5191:日足 上値抵抗線となっている 25 日線レベ ルの突破の有無がポイントに。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 263,725 4.7% 9,204 9,226 -29.3% 3,003 28.93 2014/3連 369,093 40.0% 13,577 11,041 19.7% 4,076 39.27 2015/3連I 401,016 - 8,180 6,452 - 1,141 10.98 2016/3連I 424,485 5.9% 12,867 11,896 84.4% 2,901 27.94 2017/3連I予 410,000 -3.4% 13,500 12,500 5.1% 5,000 48.15 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -6- ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ 外部環境の影響を受けにくい成長企業として注目 ■産業用ロボット導入は急拡大 高精度減速装置「ハーモニックドライブ(R)」などを手掛ける。 NASA 火星探査車の駆動部に使用されるなど技術力に定評。6 月には医療機器や航空宇宙などのロボット技術に関する情報を 収集するため、米シリコンバレーに研究拠点を開設。足元では 英国の EU 離脱による世界市場混乱のなか、企業業績に対する 不透明感が高まってきている。コスト低減に向けて、人件費が高 い先進国ではロボットの導入が期待できよう。産業用ロボット導入 の急拡大による人件費削減率は25カ国平均で16%程度であり、 2025 年までに自動化できる業務の 23%はロボットが担うと予測さ れている。外部環境の影響を受けにくい成長企業として注目。 売買単位 100 株 7/8 終値 2970 円 目標株価 3250 円 業種 機械 ■過熱感警戒も需給面が追い風 て意識されており、同水準では強弱感が対立しやすいようだ。一 方で、信用需給をみると信用倍率は 0.68 倍と売り長の需給状況 である。抵抗突破となれば売り方の買戻しといった思惑も働きや すいだろう。目標株価は直近修正幅の 50%をリプレイスした 3250 円とする。 株価は急ピッチでのリバウンドをみせており、年初来高値水準 でのもち合いが続いている。3000 円処が心理的な上値抵抗とし ★リスク要因 ロボット分野での競争激化。 6324:日足 2500-3000 円処でのもち合いレンジ が継続。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3連 18,130 -10.1% 3,436 3,576 -18.7% 1,960 64.22 2014/3連 21,083 16.3% 4,668 4,822 34.8% 2,993 98.05 2015/3連 25,951 23.1% 7,066 7,525 56.1% 4,833 52.77 2016/3連 28,278 9.0% 7,618 7,829 4.0% 5,001 54.60 2017/3連予 30,000 6.1% 8,200 8,900 13.7% 6,000 65.50 14 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -7- CYBERDYNE〈7779〉マザーズ マザーズ先物上場迫り思惑的な買いが入るか注目 ■来週の19日にマザーズ先物が上場 来週の 19 日にいよいよマザーズ先物が上場することで同社に 注目したい。同社は浮動株調整後の時価総額上位銘柄で、1 位 のそーせい<4565>(17.1%)に次いで 13.5%と 2 番目のシェアを 有している(6 月末時点)。高いシェアを背景に、マザーズ先物に 買いが入る局面では同社にも資金が流入する可能性がある。も っとも、先物売りとなれば、同社も売られるので楽観視はできな いが、ご祝儀的な買いが入る可能性もあり、マザーズ先物は上 場後、しっかりとした推移を見せると想定。需給に絡んだ上昇に 期待したい。 売買単位 100 株 7/8 終値 2115 円 目標株価 2400 円 業種 精密機器 ュースが目立つ。円高推移で手掛けにくい地合いとなってい るが、高いテーマ性などが意識され消去法的な買いが入る可 能性はある。先週末は長い下影(下ヒゲ)を残していること から反発相場に期待したい。上値抵抗ラインとして意識され る 25 日移動平均線を突破へ。 ■ロボット関連のニュースが相次ぐ 足元では、トヨタ自<7203>が開発中の家庭用ロボットが 2019 年度にも量産体制に入ると報じられているほか、ソニー <6758>がロボット事業に再参入するなどロボットに絡んだニ ★リスク要因 ロボット産業の競争激化。 7779:日足 5 日移動平均線に頭をおさえられた ものの、下影を形成。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2013/3単 286 -16.1% -855 -565 - -573 - 2014/3連 456 - -1,154 -682 - -688 - 2015/3連 631 38.4% -1,766 -907 - -915 - 2016/3連 1,264 100.3% -1,292 -710 - -718 - 2017/3連予 - - - - - 15 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週の分析銘柄 -8- 応用地質〈9755〉東証 1 部 割安感是正の余地は大きい ■PBRは0.3倍台にまで低下 地質調査のトップで、建設コンサルタントなども展開。株価は 2014 年 11 月の高値から調整が長期化しており、PBR はついに 0.3 倍台にまで低下してきている。また、無借金経営であり、ネッ トキャッシュは時価総額の 8 割近くの水準でもある。株価の割安 感は極めて強い状況といえよう。下値支持線となった 1000 円レ ベルは株価下落前からちょうど半値の水準でもあり、目先的に底 打ちの可能性も高いだろう。5 月から 6 月前半までのもみ合いレ ベルである 1150 円を目標株価とする。 ■業績面もボトムアウトの公算 業績悪化が株価調整の背景であり、16 年12 月期も第 1 四半期 は 7 割超の大幅減益になっている。ただ、受注回復で第 1 四半 期末の受注残高は前年同期比 12%増と増加、業績面でもボトム アウトの可能性が高まっている。英国の EU 離脱に伴う円高進行 売買単位 100 株 7/8 終値 1006 円 目標株価 1150 円 業種 サービス で、当面は内需関連優位の状況が続こうが、なかでも、財政政策 への期待からインフラ整備関連銘柄には注目度が高まりやす い。加えて、中長期的には、政府のインフラ輸出拡大策もビジネ スチャンスにつながっていくと想定。 ★リスク要因 心理的節目の 1000 円割れによる処分売り圧力。 9755:日足 心理的な節目の1000円レベルで下げ 止まりが確認できるか。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/12連 40,704 10.9% 2,465 3,334 45.3% 5,756 212.55 2013/12連 47,033 15.5% 3,679 4,072 22.1% 2,595 95.85 2014/12連 48,634 3.4% 4,211 4,650 14.2% 3,550 131.12 2015/12連 49,230 1.2% 2,188 2,534 -45.5% 2,361 87.20 2016/12連予 52,000 5.6% 2,800 3,200 26.3% 2,000 73.86 16 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 読者の気になる 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 読者の気になる銘柄 任天堂 東証 1 部〈7974〉/新アプリの収益インパクトはいったん織り込まれた公算だが 先週末にかけて急伸する展開とな った。新たに配信を開始した「ポケモ ン GO」が米国のアプリランキングで トップになっていることが材料視さ れた。 「ポケモン GO」はポケモンと Niantic, Inc.が共同開発したゲーム アプリで、 日本での配信も今後予定さ れている。 当面の収益インパクトを期 待する動きが優勢になったようだ。 一部外資系証券の試算では、初日 の推定日商は 4-5 億円、月商では 100 億円以上の水準になるとしている。 別 の証券会社では、 同アプリの利益貢献 として、持分法適用効果 15 億円、 「ポ ケモン Go Plus」の販売効果 25 億円 を業績予想に織り込んでいるようだ。 事前期待が高かったこともあり、 いっ たんは期待感も株価に織り込まれた とみられる。ただ、ゲーム配信を自社 のゲーム機に限定していた方針の転 換は、 今後も新たなカタリストを生み 出していくとの期待はできよう。 円 (株) 三井住友フィナンシャルグループ 東証 1 部〈8316〉/目先は自律反発の域を出ず 先週は下値模索の展開が続き、週末 には年初来安値を更新している。他の メガバンク同様に、英国の EU 離脱決 定を発端としたリスクオフの流れに 押される展開となっている。一部外資 系証券の新規買い推奨なども観測さ れたが、特に反発材料にはつながらな かった。 米雇用統計の上振れで、全般的に安 心感が強まっていく可能性があるほ か、今週予定されている JP モルガン の決算も、過度なリスクオフ懸念の後 退につながる公算。短期的には戻りを 試す展開も見込まれるが、日銀決定会 合の接近に伴い、あらためてマイナス 金利政策でのネガティブ影響が警戒 視されてくる可能性も高い。銀行株は 今後もアンダーパフォーム傾向が継 続しよう。見方が分かれている自社株 買い実施の有無などは、中期的な注目 ポイントといえよう。 円 (株) 17 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週のテクニカ 週刊相場観測誌 Market 展望 メディアドゥ Vol. 175 Weekly 2016 07 11 今週のテクニカル妙味銘柄 東証 1 部 〈3678〉 上昇する 5 日移動平均線に沿った反 発が見られる。商いも徐々に増加してい ることで上を意識した格好と言えよう。 日足の一目均衡表では、雲上限レベルで のもみ合いとなっている(点線・四角 A) 。ただ、転換線が基準線をクリアし ているほか、遅行スパンが実線を上抜く 可能性も高いこと(点線・丸B)から、 雲上限上放れに期待。 モバイルファクトリー 基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン B A 東証マザーズ 〈3912〉 25 日移動平均線を上抜いた後は、5 月 の年初来年初来高値を起点とした上値 抵抗ラインに頭をおさえられ、陰線が並 んでいるが、2600 円レベルでしっかり とした推移が見られる。日足の一目均衡 表では、雲下限でもみ合っている(点 線・四角A) 。ただ、遅行スパンが実線 を捉える可能性が高いこと(点線・丸B) から、雲上限を意識した上昇も期待でき よう。 基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン B 18 A 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 テーマ別分析 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 カテゴリー考察 テーマ別分析 AR ポケモンゲーム「Pokémon Go」が AR(拡張現実)を加速させる ■「Pokémon Go」は米国のアプリストアで売上ランキング首位 AR(拡張現実)/VR(仮想現実)を話題としたテーマ物色がみられているが、これまで市場の関心を集めていたのは、VR に関連 する材料である。ソニー<6758>の「PlayStation VR」の予約好調が物語っており、今年は VR 元年とも言われている。ゲーム各社 も VR ゲームの投入を進めているほか、VR を体感できるテーマパークやイベント開催も相次いでいる状況である。そのようななか で先週、任天堂<7974>の株価が急動意をみせた。この急動意の材料となったのが、AR ポケモンゲーム「Pokémon Go」である。これ が先週、米国でローンチされ、アプリストアで売上ランキング首位と伝えられた。 「Pokémon Go」はポケモンと Niantic, Inc.が共 同開発したゲームアプリであり、今後世界各国で配信されることになるとみられる。任天堂は、スマホ市場に最後に登場する大物 プレーヤーで、且つ「ポケモン」は世界的に多くのファンを持つロングヒット作品である。 「Pokémon Go」が AR の世界を加速させ てくる可能性が高そうだ。 ■主な AR(拡張現実)関連 コード 銘柄 ポイント 7/8株価 (円) 売買代金 時価総額 25日平均 (億円) (百万円) 7974 任天堂 ARポケモンゲーム「Pokémon Go」 16,270.0 23,050 9,779 9433 KDDI AR画像を視線の先にぴったり表示するソフトウェア 3,134.0 82,126 21,487 6758 ソニー メガネ型AR端末SmartEyeglass 3,013.0 38,042 24,634 6701 日本電気 ウエアラブル端末とAR技術を活用した遠隔作業支援システム 247.0 6,434 3,959 7911 凸版印刷 AR技術を活用した来店誘引プロモーション 854.0 5,973 1,888 7832 バンダイナムコホールディングス ドラゴンボールの期間限定ARアトラクション 2,639.0 5,859 2,266 3765 ガンホー・オンライン・エンターテイメント バズドラレーダー 283.0 2,994 2,144 3668 コロプラ 位置情報サービスプラットフォーム 1,988.0 2,510 3,496 9474 ゼンリン メガネ型デバイスにAR矢印表示して案内 1,916.0 732 254 4281 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム AR技術を使った顧客サービス 1,203.0 595 632 3914 JIG-SAW 英Kudan Limited.とAR/VR エンジンの共同開発 6,250.0 406 5,288 4312 サイバネットシステム ARコンテンツ作成支援「cybARnet」 2438 アスカネット 空中ディスプレイ エアリアルイメージングパネル 6736 サン電子 現実拡張システム「AceReal(エースリアル)」 3917 アイリッジ 3909 ショーケース・ティービー 662.0 214 502 1,053.0 184 176 618.0 139 398 位置連動型プッシュ通知 3,170.0 87 164 AR/VRエンジンの英Kudanと業務提携 2,005.0 68 480 3912 モバイルファクトリー 位置ゲーム×リアル体験 2,590.0 63 85 3393 スターティア 企業向けAR制作ソフト「COCOAR」 463.0 47 50 6629 テクノホライゾン・ホールディングス 360度カメラシステム 222.0 47 121 6731 ピクセラ AR/VR事業への本格的な参入 108.0 25 196 出所:フィスコ作成 19 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 スクリーニング 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 カテゴリー考察 スクリーニング分析 実態以上に売り込まれた銘柄のリバウンドに関心 ■短期リバウンドの流れも想定 米雇用統計は市場予想を上振れ着地、為替の円安反転には至っていないものの、警戒イベント通過による安心感は強まろう。依 然として先行き不透明感は拭い切れない情勢であるが、今週は中国の経済指標や米国主要企業の決算発表スタートなどもあって、 株価反転材料につながる可能性も残る。足元では、株価上昇が続いた内需成長株の一角に利食い売り圧力なども強まっていること から、株価反転の際には、ここまで売り込まれた銘柄のリバウンドが中心になると考える。26 週移動平均線との乖離が大きい銘柄 の中で、過度な割高感の乏しい銘柄、買い戻しなど需給期待の相対的に高い銘柄に注目したい。 スクリーニング要件としては、1.東証 1 部銘柄(金融関連除く) 、2.26 週移動平均線との乖離が 15%以上、3、信用倍率が 2 倍 未満、4.信用売り残が 10 万株以上、5.今期経常増益予想、6.PBR1.5 倍未満としている。 ■短期リバウンド候補銘柄 コード 銘柄 7/8株価 (円) 時価総額 (億円) 26週線乖離率 (%) 信用売残 (株) 信用倍率 (倍) PBR (倍) 7274 ショーワ 550.0 418 -35.9 229,600 0.97 0.45 9990 サックスバーH 904.0 270 -35.3 106,000 1.10 1.10 1,237.0 2,097 -26.1 325,200 1.98 0.59 3099 ミツコシイセタン 891.0 3,521 -26.0 796,500 1.65 0.62 7238 曙ブレーキ 181.0 246 -25.7 818,700 1.35 1.01 5938 LIXIL G 1,640.0 5,134 -25.3 385,100 1.98 0.90 3086 Jフロント 1,010.0 2,708 -24.7 282,500 1.98 0.69 8008 4℃HD 1,901.0 558 -24.2 119,300 0.82 1.09 3608 TSI HD 529.0 612 -24.0 119,000 1.20 0.51 5101 浜ゴム 3258 ユニゾHD 3,495.0 693 -24.0 603,800 0.85 1.28 9832 オートバクス 1,385.0 1,164 -22.9 346,400 1.04 0.89 6581 日立工 568.0 699 -21.1 134,500 1.63 0.52 6376 日機装 629.0 486 -19.6 799,500 0.67 0.70 6844 新電元 305.0 315 -19.5 893,000 0.68 0.62 2,142.0 1,037 -18.7 122,900 1.74 1.10 388.0 51 -18.6 254,600 1.45 0.25 5803 フジクラ 435.0 1,287 -18.3 562,000 1.36 0.66 8276 平和堂 1,872.0 1,096 -17.2 111,900 0.53 0.74 6284 ASB機械 1,650.0 253 -16.6 158,200 1.59 1.27 4812 ISID 1377 サカタのタネ 4331 T&Gニーズ 1,692.0 551 -16.6 102,100 1.34 1.31 5011 ニチレキ 632.0 200 -16.3 203,100 0.76 0.42 8016 オンワードHD 604.0 1,014 -16.3 504,000 0.24 0.55 7230 日信工業 1,235.0 808 -15.4 317,100 0.31 0.55 4185 JSR 1,328.0 3,002 -15.4 222,900 1.03 0.85 3088 マツモトキヨシ 4,595.0 2,511 -15.4 124,400 1.07 1.44 出所:フィスコアプリなどより作成 20 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 先週の話題レポート 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 カテゴリー考察 先週の話題レポート JPX 日経 400 定期見直しを予想 ■メガバンクのウェイト増、大型通信銘柄のウェイト減を予想 みずほ証券では、8 月 5 日に発表される JPX 日経インデックス 400 定期見直しの予想を行っている。結果、新規採用 31 銘柄、除 外 30 銘柄、片道ターンオーバーは 4.45%と予想している。新規採用・除外以外では、直近 1 年で市場をアンダーパフォームした メガバンクが、キャップ調整比率引き上げの影響によりウェイトが増加すると予想しているほか、逆に直近 1 年でアウトパフォー ムした NTT<9432>、KDDI<9433>、JT<2914>などについて、キャップ調整見直しによりウェイトが減少すると予想している。なお、 昨年採用が見送られた東京電力 HD<9501>は今回も採用は無いとして、選定対象外としている。 ■2016 年 8 月定期見直し新規採用(みずほ証券予想) コード 9201 6723 9506 3668 7164 7180 9533 7735 1861 2337 1332 8585 6141 1959 2206 7701 7747 1883 6383 3148 7230 7419 4182 9502 3398 8078 2379 1720 7173 5232 7148 3年平均ROEランク 銘柄名 時価総額(10億円)2 015年 2016年 JAL 1,194.0 圏外 53 ルネサス 965.3 991 57 東北電 647.2 939 260 コロプラ 254.4 圏外 5 全国保証 254.8 圏外 35 九州FG* 234.5 780 215 邦ガス 452.0 722 447 スクリン 280.9 899 257 熊谷組 109.1 648 182 いちごHD 201.6 287 132 日水 145.3 744 283 オリコ 317.8 593 451 DMG森精機 129.2 508 212 九電工 200.1 631 315 グリコ 414.5 413 369 島津 451.2 610 483 朝日インテク 319.1 136 90 前田道 163.9 475 452 ダイフク 224.7 484 372 クリエイトS 193.4 圏外 167 日信工業 85.5 416 130 ノジマ 81.7 237 61 菱ガス化 256.7 700 464 中部電 1,098.0 955 888 クスリアオキ 208.9 46 36 阪和興 112.2 664 339 ディップ 169.6 26 8 東急建 99.2 533 103 東京TYFG 72.4 圏外 136 住友大阪 183.3 524 487 FPG 98.5 27 11 3年累積営業利益 2015年 2016年 圏外 47 153 98 115 66 圏外 374 圏外 375 326 345 360 240 651 440 647 458 763 615 480 428 390 305 571 539 566 446 534 482 319 277 787 741 331 322 498 449 圏外 585 425 505 754 619 479 379 523 85 764 747 416 411 887 806 839 628 圏外 545 349 343 885 778 時価総額ランク 定性加点項目 2015年 2016年 社外取 IFRS 英文 圏外 87 ○ ○ 88 106 ○ 142 148 圏外 340 ○ 圏外 339 ○ 464 358 ○ 288 210 ○ 441 316 ○ ○ 559 568 ○ ○ 519 394 ○ ○ 673 478 ○ ○ 477 286 ○ 334 518 ○ ○ ○ 533 397 ○ ○ 271 225 ○ ○ 233 211 367 283 ○ ○ 425 441 ○ ○ 422 369 ○ ○ 圏外 402 ○ 571 658 ○ 779 674 ○ ○ 321 337 ○ 94 93 ○ 490 381 596 560 ○ 536 433 ○ 691 603 ○ 圏外 706 ○ 453 415 ○ 708 604 ○ ○ 最終ランク 2015年 2016年 圏外 5 444 19 435 71 圏外 115 圏外 131 556 194 470 227 816 234 750 271 500 280 691 283 502 284 452 287 681 289 414 290 387 292 401 294 370 299 448 308 圏外 309 413 323 620 325 557 341 697 345 396 346 585 348 440 349 796 352 圏外 354 395 357 466 358 備考 上場後3年経過(適格基準) 上場後3年経過(適格基準) 上場後3年経過(適格基準) 統合 流動性改善 流動性改善 - 出所:東証、日経、東洋経済よりみずほ証券作成。 注:みずほ証券予想。最終ランクは定性スコア及び最終スクリーニング(3 年平均 ROE 及び直近 ROE がマイナスもしくは 3 年累積営業利益がマ イナスの銘柄を除外)考慮後。最終ランク次回予想の高い(低い)順。2016 年 6 月 30 日時点 *2015 年のランクは旧・肥後銀行 21 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 信用需給動向 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 カテゴリー考察-信用需給動向 Market Data キーエンスは円高の影響を受け難い好業績銘柄として強いリバウンド 信用残高 金額ベース 単位:百万円 7 月 1 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、買い残高が 814 億円減の2 兆2872 億円、 売り残高が457 億円増の5947 億円だった。買い残高が 3 週連続で減少、売り残高が 3 週ぶりに増加した。買い残高が 2 兆 3000 億円を下回るの は 2013 年 4 月 5 日時点(2 兆 2663 億円)以来、3 年 3 ヶ 月ぶりとなる。買い方の信用評価損益率は-18.69%から -15.84%と若干改善。売り方の評価損益率は 9.58%から 5.99%に低下している。信用倍率(買い残高÷売り残高) は前週の 4.31 倍から 3.85 倍に低下した。 この週(6 月 27 日-7 月 1 日)の日経平均株価は前週末 比 730.46 円高の 15682.48 円だった。週間では 5 週ぶり に上昇している。英国の欧州連合(EU)離脱を受けた前週 信用倍率(倍) 末の大幅下落(1286.33 円安)に対する自律反発の買いが 先行。ただし、内需・ディフェンシブ系への資金シフト がはっきりみられており、リスク回避的な流れだった。 個別では大東建<1878>の信用倍率が 2.00 倍から 0.28 倍 と売り長となった。4-6 月期の観測が伝わるなか、週明け には前週末の急落分を一気に吸収するリバウンドをみせ ている。強いリバウンドのなか、買い方の利益確定に対 して、新規売りが積み上がっている。キーエンス<6861> は 1.25 倍から 0.28 倍と売り長に。円高の影響を受け難 い好業績銘柄として強いリバウンドをみせている。高値 を捉えるなか、買い方の利益確定に対して新規売りが積 み上がっている。 取組みが改善した銘柄 コード 市場 銘柄 7/8終値 (円) 1878 東証1部 大東建 16,255.0 6861 東証1部 キーエンス 70,710.0 8035 東証1部 東エレク 8,490.0 4047 東証1部 関電化 1,033.0 9064 東証1部 ヤマトHD 2801 東証1部 キッコーマン 9437 6869 信用買残 (7/1:株) 22,000 信用売残 (7/1:株) 信用倍率 (7/1:倍) 79,600 0.28 18,300 66,400 0.28 122,200 561,200 0.22 526,000 1,545,000 0.34 2,546.0 107,200 676,200 3,800.0 131,000 460,000 東証1部 NTTドコモ 2,795.0 749,900 東証1部 シスメックス 6,880.0 191,400 2212 東証1部 山崎パン 2,927.0 6755 東証1部 富通ゼネ 2,231.0 4503 東証1部 アステラス薬 8766 東証1部 東京海上 6954 東証1部 ファナック 15,500.0 1801 東証1部 大成建 811.0 2413 東証1部 エムスリー 3,645.0 288,000 信用買残 (6/24:株) 信用売残 (6/24:株) 82,100 信用倍率 (6/24:倍) 41,000 2.00 47,700 38,100 1.25 241,500 275,400 0.88 704,000 668,000 1.05 0.16 198,800 438,300 0.45 0.28 271,000 389,000 0.70 692,000 1.08 985,600 406,600 2.42 218,600 0.88 245,900 125,000 1.97 47,000 807,700 0.06 86,000 662,000 0.13 82,000 869,000 0.09 142,000 739,000 0.19 1,603.5 1,527,600 1,193,000 1.28 1,953,200 730,800 2.67 3,252.0 634,200 422,800 1.50 701,400 225,100 3.12 595,800 229,100 2.60 723,400 135,000 5.36 2,396,000 2,305,000 1.04 3,072,000 1,465,000 2.10 411,100 0.70 419,600 299,800 1.40 22 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 連載コラム 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 連載コラム ポンドより深刻なユーロの問題 英国民による欧州連合(EU)離脱という選択は、金融市場を の影響の方がより深刻と思われます。英国が離脱してもポン 一変させました。短期的な混乱は収束したものの、日を追うご ドという通貨は残りますが、今後の欧州圏の政治情勢次第で とに不透明感が増しているように思えます。英国を含む欧州 ユーロは消滅しないとも限らないからです。来年のフランス大 の実体経済や金融政策への懸念は、足元ではポンドへの影 統領選とドイツの議会選という EU の両コア国による選挙の行 響がクローズアップされていますが、今後の政治情勢を考えれ 方が注目されます。フランスでは国民の 45%が EU 離脱の是 ばユーロへの影響の方がより深刻なのではないでしょうか。 非を問う国民投票の実施に賛成、と地元メディアが伝えていま す。フランスの離脱となれば EU の存続にかかわってくるた 6 月23 日に行われた英国民投票の結果を受けてポンドは暴 め、今後の懸念材料に発展する可能性はあるでしょう。 落し、対円では 160 円 19 銭から 133 円 31 銭まで、実に 20% も値を下げました。その後は株高などに支えられ、ポンドは短 2015 年以降に欧州で行われた選挙は、ポーランドなどは右 期的に 138 円台まで値を戻す場面もありました。しかし、7 月4 傾化、ギリシャやポルトガルなどは左傾化といったようにどち 日に発表された英・6 月建設業購買担当者景気指数(PMI)や らかに傾いているように思えます。各国の政治や経済の情勢 同5 日の 6 月サービス業PMI には英国の EU 離脱の影響はま が一様でないので、「欧州」としての方向性は読み取れません だ反映されていないものの、低調な内容となったことに反応 が、既存勢力から脱却しようとの動きが見られることは確かな し、ポンドは6 日の取引で128円台まで下落。過去数年間のサ ようです。EUの人々の心理に多大な影響を与えているのはテ ポートラインとなっている 120 円付近への下落が予想されるな ロ、難民の問題でしょう。この 2 つの問題が EU に帰属するメリ ど、下げ余地は大いにあります。 ットを削ってしまうとの考え方が今後も広がるなら、フランスや ドイツでの選挙もそれを如実に反映する結果となるでしょう。 こうしたポンド安は市場心理を悪化させ、他の主要通貨に影 つまり、EU からの遠心力がより強まるということです。 響を及ぼしています。ドル・円は一時、節目の 100 円に接近し ました。足元ではこうした円買いに歯止めをかける手がかり ユーロは現在、まとまったマネーの受け皿という主要な役割 は見当たらず、リスクの少ない円に資金が流入しやすい地合 を担っており、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが いとなっています。英中銀のカーニー総裁は 6 月30 日の記者 遠のくほどユーロ選好の地合いになります。しかし、ビジネス 会見で金融緩和の必要性に言及しており、7 月 14 日か 8 月 4 以外で将来的に消滅する可能性のある通貨への投資は当然 日開催の金融政策委員会(MPC)で現行 0.5%の政策金利を引 減少していくでしょう。ユーロはドルとの価値が 1 対 1 になる き下げる方針のようですが、市場では「協調介入でポンド安に 「パリティ」のウワサが広がると浮揚する、とのアノマリーも通 歯止めをかけないと、リスク回避的な動きはなお続く」(邦銀関 用しなくなります。EU 離脱に伴う英国の混乱は、今年9 月の新 係者)との声が聞かれます。 政権発足により EU との交渉が本格化すれば大底を打つ可能 ただ、英国の EU 離脱の問題は、実はポンドよりもユーロへ 性はありますが、EU 側の危機は、実はこれから本番を迎える のかもしれません。 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 今週のマーケットデータ 週刊相場観測誌 Market 1 2 3 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 スケジュール レーティング 投資主体別売買動向 資料編 今週のMarket Data 経済カレンダー 2-4 決算カレンダー 5-6 格上げ・買い推奨 7 格下げ・売り推奨 8 総括コメント 9 市場別データ 10 4 新規上場銘柄 結果とスケジュール 11 5 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証 1 部) 12 雲下抜け銘柄(東証 1 部) 13 1 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 経済カレンダー - 1 Market Data 7 月 11 日~7 月 15 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 7月11日 月 時間 内容 08:50 機械受注(5月) 08:50 マネーストック(6月、日本銀行) 12:00 LNGスポット価格調査(6月) 13:30 特定サービス産業動態統計(5月) 15:00 工作機械受注(6月) 20:25 ブ・週次景気動向調査 23:00 米・労働市場情勢指数(6月) 決算発表 ローソン、コスモス薬 米・カンザスシティー連銀総裁が講演 米決算発表 アルコア 欧・ユーロ圏財務相会合 中・資金調達総額(中国元)(6月、15日までに) 中・マネーサプライ(6月、15日までに) 中・元建て新規貸出残高(6月、15日までに) 7月12日 火 08:50 国内企業物価指数(6月、日本銀行) 11:00 中古車販売台数(6月) 13:30 「生活意識に関するアンケート調査」(第66回)の結果(日本銀行) 13:30 第3次産業活動指数(5月) 15:00 独・消費者物価指数改定値(6月) 17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高 17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額 21:00 ブ・小売売上高(5月) 21:00 印・消費者物価指数(6月) 21:00 印・鉱工業生産(5月) 23:00 米・卸売在庫(5月) 23:00 米・JOLT求人件数(5月) 決算発表 ビックカメラ、ライフコポ 米・セントルイス連銀総裁が講演 米・ミネアポリス連銀総裁が講演 米・クリーブランド連銀総裁が講演 米・タルーロ連邦準備制度理事会(FRB)理事が講演 欧・欧財務相理事会 7月13日 水 08:50 マネタリーサーベイ(5月、日本銀行) 15:00 投信概況(6月) 18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(5月) 20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週) 21:30 米・輸入物価指数(6月) 23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表 27:00 米・財政収支(6月) 米・地区連銀経済報告(ベージュブック) 米・ダラス連銀総裁が講演 米・フィラデルフィア連銀総裁が講演 米・クリーブランド連銀総裁が講演 米・決算発表 ヤム・ブランズ 中・貿易収支(6月) 2 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 経済カレンダー - 2 Market Data 7 月 11 日~7 月 15 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 7月14日 木 時間 内容 08:50 対外対内証券売買(先週) 09:00 亜・シンガポールGDP速報値(4-6月) 10:30 豪・失業率(6月) 13:00 マンション発売(6月) 15:30 印・卸売物価指数(6月) 20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表 21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 21:30 米・生産者物価コア指数(6月) 22:45 米・消費者信頼感指数(先週) 東京都知事選が告示 決算発表 Fリテイリ、ドトール日レスHD 米・アトランタ連銀総裁が講演 米・カンザスシティー連銀総裁が講演 米・ダラス連銀総裁が講演 米・決算発表 ブラックロック、JPモルガン・チェース、AMD 亜・韓国銀行(中央銀行)が政策金利発表 7月15日 金 11:00 中・固定資産投資(都市部)(6月) 11:00 中・鉱工業生産指数(6月) 11:00 中・小売売上高(6月) 11:00 中・GDP(4-6月) 15:30 LINEの出澤社長が上場記者会見 16:00 トルコ・失業率(4月) 18:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数改定値(6月) 18:00 欧・貿易収支(5月) 21:30 米・小売売上高(6月) 21:30 米・消費者物価コア指数(6月) 21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(7月) 22:15 米・鉱工業生産指数(6月) 22:15 米・設備稼働率(6月) 23:00 米・企業在庫(5月) 23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数速報値(7月) LINEが東証に新規上場(公開価格は未定) 米・ミネアポリス連銀総裁が講演 米・セントルイス連銀総裁が講演 米・決算発表 ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、USバンコープ 欧・欧州新車販売台数(6月) 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 スケジュール 日米主要経済指標のポイント ■(米)6 月労働市場情勢指数 11 日(月)午後 11 時発表予定 (5 月実績は-4.8) 参考となる 5 月実績は-4.8 で 2009 年 5 月以来の水準に低下。雇用の伸びが減速していることを示唆する 数値となった。6 月の非農業部門雇用者数は予想を大きく上回ったが、5 月分は下方修正されており、6 月の失業率は上昇した。 6 月の労働市場情勢指数は改善する見込みだが、マイナスとなる可能性が高い。 -------------------------------------------------------------------■(中)4-6 月期国内総生産 15 日(金)午前 11 時発表予定 (予想は前年比+6.6%) 参考となる 1-3 月期の実績は前年同期比+6.7%で市場予想と一致した。国家統計局の発表によると 1-3 月期は工業生産、都市部固定資産投資、小売売上高がしっかりとした伸びを記録した。4-6 月期については、新規融資が大 幅に減少していないことやインフラ投資が継続していることから、6%台後半の成長率を維持する可能性がある。 -------------------------------------------------------------------■(米)6 月小売売上高 15 日(金)午後 9 時 30 分発表予定 (予想は、前月比+0.1%) 参考となる 5 月実績は前月比+0.5%で市場予想を上回った。雇用情勢の改善が続いていることから、 6 月も堅実な伸びとなる可能性がある。飲食店の売上やオンライン販売は順調に推移しており、反動減となる可能性は低いとみ られる。 -------------------------------------------------------------------■(米)6 月消費者物価コア指数 15 日(金)午後 9 時 30 分発表予定 (予想は、前年比+2.2%) 参考となる 5 月実績は前年比+2.2%。家賃と、ホテル宿泊費などの住居関連費は前月比+0.4%の高 い伸びとなったことが物価上昇に寄与した。6 月については住居関連や医療費などの上昇が続くとみられており、コア指数の伸 びは 5 月実績と同等の水準になるとみられる。 -------------------------------------------------------------------- 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 決算カレンダー 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 決算カレンダー Market Data ※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。 日付 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月11日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 コード 1376 1377 1434 2462 2651 2668 2736 3022 3045 3148 3168 3228 3236 3280 3297 3349 4714 4735 4992 5018 6064 6323 6432 7577 7997 8260 8273 8894 8940 9778 9812 9837 1418 2153 2341 2379 2722 2726 2747 3048 3080 3139 3376 3501 3593 3670 3810 4465 4577 4673 4760 4829 4920 5932 6044 6083 6217 6496 6505 6985 銘柄 カネコ種 サカタのタネ JESCOHD ジェイコムHD ローソン タビオ サダマツ 山下医 カワサキ クリエイトSDH 黒谷 三栄建築 プロパスト エストラスト 東武住販 コスモス薬品 リソー教育 京進 北興化 MORESCO アクトコール ローツェ 竹内製作 パスポート くろ工 井筒屋 イズミ 原弘産 インテリックス 昴 テーオー モリト インターライフ イージェイHD アルバイトタイ ディップ アイケイ パル 北雄ラッキー ビックカメラ ジェーソン ラクトJPN オンリー 住江織 ホギメディ 協立情報 サイバーS ニイタカ ダイト 川崎地質 ALPHA 日本エンタ 日本色材 三協立山 三機S ERIHD 津田駒 中北製 東洋電 ユーシン 上場部名 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証2部 ジャスダックS 東証1部 東証2部 東証1部 東証2部 東証1部 ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 マザーズ 東証2部 東証1部 ジャスダックS 東証2部 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 ジャスダックS ジャスダックS 東証2部 ジャスダックS 東証2部 ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証2部 東証2部 東証1部 東証1部 ジャスダックS マザーズ 東証1部 東証1部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 時刻 15:00 15:00 15:00 日付 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月12日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月13日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 コード 7516 7581 7725 8143 8194 8254 1384 2292 2459 2735 2796 3093 3160 3177 3198 3201 3266 3279 3608 3760 3922 5817 5967 6086 6183 6264 7487 7501 7599 7607 7879 8167 8244 8887 8960 9740 9979 1407 2294 2337 2449 2791 2798 2872 2884 3030 3046 3065 3087 3192 3283 3366 3387 3415 3606 3627 3645 3669 3832 3915 銘柄 コーナン商事 サイゼリヤ インタアクション ラピーヌ ライフコーポ サイカ屋 ホクリヨウ SFoods アウンコンサル ワッツ ファーマライズ トレファク 大光 ありがと SFPダイニン ニッケ ファンドクリG API TSIHD ケイブ PRTIMES JMACS TONE シンプロメンテ ベル24HD マルマエ 小津産業 ティムコ ガリバー 進和 ノダ リテールPT 近鉄百 リベレステ ユナイテッドU CSP 大庄 ウエストHD 柿安本店 いちごHD プラップJ 大黒天 Y’S セイヒョー ヨシムラフード ハブ JIN ライフフーズ ドトル日レス 白鳩 プロロジス 一六堂 クリレスHD トウキョベース レナウン ネオス JMNC モバクリ T&CMS テラスカイ 5 上場部名 東証1部 東証1部 東証2部 東証2部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 マザーズ 東証1部 東証1部 東証1部 東証2部 ジャスダックS 東証2部 東証1部 ジャスダックS 東証REIT 東証1部 ジャスダックS マザーズ 東証2部 東証2部 マザーズ 東証1部 マザーズ 東証1部 ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証2部 東証2部 東証1部 ジャスダックS 東証REIT 東証1部 東証1部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証1部 東証2部 東証2部 マザーズ ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証1部 ジャスダックS 東証REIT 東証1部 東証1部 マザーズ 東証1部 東証1部 マザーズ 東証1部 ジャスダックG マザーズ 時刻 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 決算カレンダー Market Data ※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。 日付 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月14日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 7月15日 コード 3935 4616 4645 5990 6047 6058 6150 6173 6182 6489 6634 6668 6814 6897 6915 7219 7420 7608 7719 7847 8095 8181 8237 8904 9661 9765 9836 9978 9983 1419 2168 2354 2404 2411 2930 3021 3091 3181 3536 3647 3791 3823 3892 5341 6866 7610 7811 8170 8966 8976 8977 9601 9602 銘柄 エディア 川上塗 市進HD スーパーツール Gunosy ベクトル タケダ機 アクアライン ロゼッタ 前沢工 ネクスG プラズマ 古野電 ツインバード 千代インテ HKS 佐鳥電機 エスケイ 東京衡機 グラファイトD イワキ 東天紅 松屋 サンヨーナゴヤ 歌舞伎 オオバ リーバイス 文教堂HD ファーストリテイ タマホーム パソナ 安川情報 鉄人化 ゲンダイAG 北の達人 PCNET ブロンコB 買取王国 アクサスHD ジースリーHD IGポート アクロディア 岡山製紙 アサヒ陶 日置電 テイツー 中本パクス アデランス 平和RE 大和オフィス 阪急リート 松竹 東宝 上場部名 マザーズ 東証2部 ジャスダックS ジャスダックS マザーズ 東証1部 ジャスダックS マザーズ マザーズ 東証1部 ジャスダックS 東証2部 東証1部 東証2部 東証1部 ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証2部 ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証1部 東証1部 東証2部 東証1部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 東証1部 東証1部 東証2部 東証2部 ジャスダックS 東証1部 マザーズ 東証1部 ジャスダックS ジャスダックS 東証2部 ジャスダックS マザーズ ジャスダックS 東証2部 東証1部 ジャスダックS 東証2部 東証1部 東証REIT 東証REIT 東証REIT 東証1部 東証1部 時刻 日付 コード 銘柄 上場部名 時刻 15:00 15:00 16:00 15:00 15:00 15:00 15:00 6 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 レーティング 格上げ・買い推奨 格上げ・買い推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 7月4日 7月5日 7月6日 7月7日 7月8日 証券会社 大和 コード 社名 レーティング 目標株価(円) 2815 アリアケ 2新規 9843 ニトリHD 2→1格上げ 東海東京 6779 日電波 NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ 野村 8334 群馬銀 NEUTRAL→BUY格上げ CS 7202 いすゞ NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ 1300→1550 JPモルガン 9401 TBSHD UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 1640→1410 9404 日テレHD NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 2210→2030 ドイツ 7201 日産自 HOLD→BUY格上げ 1300→1100 メリルリンチ 5741 UACJ 中立→買い格上げ シティ 6268 ナブテスコ 2→1格上げ ドイツ 7164 全国保証 BUY新規 JPモルガン 8303 新生銀 OVERWEIGHT新規 - 8306 三菱UFJ OVERWEIGHT新規 - 8316 三井住友 OVERWEIGHT新規 - 8411 みずほ OVERWEIGHT新規 - 岩井コスモ 8233 高島屋 B+新規 モルガン 5801 古河電 EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ 三菱 2678 アスクル NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 4100→4050 9064 ヤマトHD UNDERWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ 1840→3400 野村 4151 協和キリン NEUTRAL→BUY格上げ 1900→2500 CS 4689 ヤフー OUTPERFORM新規 4911 資生堂 UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ 2250→2900 SMBC日興 8035 東エレク 2→1格上げ 7500→10500 UBS 4503 アステラス薬 BUY新規 1900 4507 塩野義 BUY新規 6700 4519 中外薬 BUY新規 4300 4523 エーザイ BUY新規 9000 4578 大塚HD BUY新規 6000 岩井コスモ 3382 7&I-HD B+→A格上げ ゴールドマン 7906 ヨネックス 中立→買い格上げ メリルリンチ 9513 Jパワー UNDERPERFORM→買い格上げ 7 7200 11500→15000 1050 550→450 2540→2800 4600 300→310 600 4400→6800 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 レーティング 格下げ・売り推奨 格下げ・売り推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 7月4日 証券会社 ドイツ コード 社名 レーティング 目標株価(円) 4902 コニカミノルタ BUY→HOLD格下げ 1200→800 8050 セイコーHD BUY→HOLD格下げ 600→360 大和 3398 クスリのアオキ 1→3格下げ 6800→6500 野村 4205 ゼオン BUY→NEUTRAL格下げ 1080→750 2690→2300 5019 出光興産 BUY→NEUTRAL格下げ 7月5日 CS 7211 三菱自 NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ 7月6日 CS 4927 ポーラオルHD OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ いちよし 9412 スカパーJ A→B格下げ 三菱 7936 アシックス OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 2900→1820 8830 住友不 NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ 3400→2500 4272 日化薬 OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 1350 7283 愛三工 OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 1200→750 JPモルガン 8304 あおぞら UNDERWEIGHT新規 SMBC日興 7606 Uアローズ 1→2格下げ いちよし 7594 マルカキカイ A→B格下げ 野村 2398 ツクイ BUY→NEUTRAL格下げ 1510→1800 4543 テルモ BUY→NEUTRAL格下げ 4800→4600 CS 8113 ユニチャーム NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ 2500→1900 UBS 4528 小野薬 SELL新規 いちよし 4819 Dガレージ A→B格下げ - 岩井コスモ 3398 クスリのアオキ B+→B格下げ - 4188 三菱ケミHD A→B格下げ - 6465 ホシザキ 買い→中立格下げ 7月7日 7月8日 CS ゴールドマン 8 900→400 9500→10200 - 5900→3400 - 3800 10000→11000 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 -400 9 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 2016/6/27 2016/6/20 2016/6/13 2016/6/6 事業法人 2016/6/27 2016/6/20 2016/6/13 2016/6/6 2016/5/30 2016/5/23 信託銀 2016/5/30 2016/5/16 2016/6/27 2016/6/20 2016/6/13 2016/6/6 2016/5/30 2016/5/23 2016/5/16 2016/5/9 2016/5/2 2016/4/25 2016/4/18 2016/4/11 2016/4/4 2016/3/28 2016/3/22 2016/3/14 2016/3/7 2016/2/29 2016/2/22 外国人 2016/5/23 2016/5/16 2016/5/9 2016/5/2 2016/4/25 2016/4/18 2016/4/11 2016/4/4 2016/3/28 2016/3/22 2016/3/14 2016/3/7 2016/2/29 2016/2/15 2016/2/8 2016/2/1 2016/1/25 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 2016/5/9 2016/5/2 2016/4/25 2016/4/18 2016/4/11 2016/4/4 2016/3/28 2016/3/22 2016/3/14 2016/3/7 単位:億円 2016/2/22 -700 2016/2/29 -600 2016/2/22 -300 2016/2/15 -200 2016/2/15 -100 2016/2/8 単位:億円 2016/2/1 200 2016/2/8 -5000 2016/1/18 -3000 2016/1/25 -2000 2016/2/1 -1000 2016/1/12 0 2016/1/18 1000 2016/1/12 2000 2016/1/25 2016/6/27 2016/6/20 単位:億円 2016/1/18 2016/6/6 2016/6/13 2016/5/2 2016/5/9 2016/5/16 2016/5/23 2016/5/30 2016/6/6 2016/6/13 2016/6/20 2016/6/27 3000 2016/1/12 2016/6/27 2016/6/20 2016/6/13 投信 2016/5/30 2016/5/23 2016/5/16 2016/5/9 2016/5/2 2016/4/25 2016/4/18 生・損保 2016/6/6 2016/4/4 2016/4/11 2016/1/12 2016/1/18 2016/1/25 2016/2/1 2016/2/8 2016/2/15 2016/2/22 2016/2/29 2016/3/7 2016/3/14 2016/3/22 2016/3/28 2016/4/4 2016/4/11 2016/4/18 2016/4/25 個人 2016/5/30 2016/5/23 2016/5/9 2016/5/16 2016/5/2 2016/4/25 2016/4/18 2016/4/11 2016/3/28 2016/3/22 2016/3/14 2016/3/7 2016/2/29 2016/2/22 2016/2/15 2016/2/8 2016/2/1 2016/1/25 2016/1/18 2016/1/12 展望 2016/4/4 2016/3/28 2016/3/22 2016/3/14 2016/3/7 2016/2/29 2016/2/15 2016/2/22 2016/2/8 2016/2/1 2016/1/25 2016/1/18 2016/1/12 週刊相場観測誌 Market 投資主体別売買動向 - 1 総括コメント 外国人投資家は総合で売り越しに転じる じた。また、個人投資家は 479 億円と売り越しに転じた。 6 月第 5 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 2307 億円と売り越しに転じた。現物については買い越しに転 その他、信託は 2024 億円と買い越し継続となった。投信は 1164 億円、都地銀は 254 億円と買い越しに転じた。事法は 4 億円、 生・損保は 345 億円と売り越しに転じた。自己は TOPIX 先物、225 先物買いの、現物売りで 701 億円と売り越し継続となった。こ の週の裁定残は、ネットベースで 1850 億円減少の 4041 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 4.89%の大幅上昇へ。 8000 単位:億円 6000 4000 2000 -2000 0 -4000 -6000 -10000 -8000 -4000 -12000 -14000 6000 単位:億円 100 0 5000 4000 3000 -400 2000 -500 1000 0 -1000 4000 単位:億円 1400 1200 3500 1000 3000 800 2500 600 2000 400 1500 200 1000 0 500 -200 -500 0 株式会社フィスコ 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 投資主体別売買動向 - 2 市場別データ 単位:億円 日付 現 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 16/03/22 381 ▲205 ▲2,043 80 ▲232 ▲143 ▲45 1,831 16/03/28 ▲493 1,107 ▲79 287 9 ▲443 ▲65 ▲581 16/04/04 ▲2,683 111 327 414 376 ▲40 ▲147 1,542 16/04/11 ▲1,646 ▲3,466 3,849 1,075 88 ▲208 ▲230 891 16/04/18 1,032 ▲4,606 5,321 ▲156 ▲103 ▲143 ▲116 ▲698 16/04/25 84 1,013 ▲892 ▲151 368 ▲233 ▲90 ▲313 16/05/02 ▲890 2,617 ▲3,143 ▲113 322 117 79 578 16/05/09 ▲1,866 ▲137 568 289 648 ▲138 262 237 16/05/16 ▲47 ▲1,301 22 ▲265 1,308 148 ▲122 179 16/05/23 1,229 ▲1,104 ▲705 ▲293 802 ▲118 ▲87 158 16/05/30 ▲116 349 ▲1,462 ▲250 1,150 ▲172 ▲94 512 16/06/06 ▲4,946 295 2,236 ▲205 871 78 ▲9 1,489 16/06/13 ▲1,965 1,934 ▲2,208 563 3,533 15 50 213 16/06/20 ▲1,397 355 ▲1,301 238 261 15 27 1,251 16/06/27 ▲2,536 ▲119 105 606 20 ▲605 ▲167 2,283 単位:億円 日付 T O P I X 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 16/03/22 ▲795 72 828 121 2 97 ▲4 ▲347 16/03/28 ▲385 ▲105 ▲3,598 452 ▲25 ▲284 0 4,012 16/04/04 1,448 ▲169 ▲869 3 ▲115 ▲72 ▲9 ▲21 16/04/11 752 150 35 ▲595 22 ▲132 ▲44 ▲210 16/04/18 ▲1,026 73 1,333 ▲423 ▲3 29 ▲20 ▲58 16/04/25 439 ▲57 18 ▲292 4 66 72 ▲216 16/05/02 991 ▲64 ▲922 ▲28 ▲0 188 20 ▲175 16/05/09 1,307 108 ▲1,118 ▲189 0 7 ▲37 ▲143 16/05/16 ▲488 ▲8 605 ▲55 3 ▲110 18 52 16/05/23 ▲259 ▲3 65 198 3 48 1 ▲161 16/05/30 690 ▲1 480 ▲370 ▲6 ▲115 ▲19 ▲706 16/06/06 3,789 11 ▲2,728 367 25 ▲560 15 ▲942 16/06/13 2,610 6 ▲1,874 ▲261 ▲0 ▲288 17 ▲300 16/06/20 1,002 24 ▲588 88 77 62 5 ▲601 16/06/27 1,319 87 ▲1,448 ▲174 50 372 11 ▲400 単位:億円 日付 日 経 平 均 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 16/03/22 ▲1,948 8 897 856 ▲16 63 140 105 16/03/28 268 ▲44 1,033 ▲1,589 13 ▲142 138 208 16/04/04 442 ▲110 ▲902 1,193 99 0 ▲399 ▲519 16/04/11 89 ▲328 2,006 ▲710 ▲35 ▲210 ▲144 ▲124 16/04/18 ▲49 186 1,442 ▲1,615 ▲4 9 216 47 16/04/25 ▲147 106 2,860 ▲2,588 8 ▲39 ▲106 ▲333 16/05/02 585 116 ▲1,621 819 1 0 89 49 16/05/09 1,546 ▲135 ▲2,478 1,244 7 ▲101 ▲218 130 16/05/16 ▲231 11 ▲208 616 ▲16 ▲20 127 ▲285 16/05/23 ▲802 ▲20 1,238 ▲436 ▲19 ▲10 151 ▲44 ▲18 16/05/30 689 24 ▲433 ▲224 30 ▲10 ▲69 16/06/06 1,640 ▲61 ▲1,752 ▲189 ▲17 206 ▲19 232 16/06/13 925 257 ▲1,531 487 11 0 ▲30 ▲163 16/06/20 10 7 2,497 ▲1,583 ▲91 2 ▲214 ▲386 16/06/27 516 ▲447 ▲964 732 ▲74 ▲112 410 141 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market ※ 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 新規上場銘柄 結果とスケジュール データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。 証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。 銘柄名 セラク 事業内容: LINE コード 市場 上場日 仮条件 (円) 6199 東M 7/1 1,360~1,500 公募株数 (株) 406,000 売出株数 (株) 公募価格 (円) 530,100 初値 (円) 1,500 主幹事 3,900 SMBC日興 7/8終値 (円) 4,850 ソリューションサービスおよびオンサイトサービス(ITインフラ事業、スマートソリューション事業、WEBマーケティングコミュニケーション事業)、農 業IoTソリューションサービス 3938 東1or2 7/15 2,900~3,300 35,000,000 0 - - 野村 - 事業内容: モバイルメッセージャー・アプリケーション「LINE」によるコミュニケーション、コンテンツ、広告等のサービスを提供する LINE ビジネス・ポータル事業 デュアルタップ 3469 JQ S 7/21 1,010~1,110 200,000 240,000 - - SBI - 事業内容: 不動産販売事業、不動産賃貸管理・仲介事業及び海外不動産事業 インソース 6200 東M 7/21 450~520 700,000 1,250,000 - - みずほ - 1,500~1,700 90,000 74,800 - - 大和 - 事業内容: 研修をはじめとする社会人向け教育サービス リファインバース 6531 事業内容: 東M 7/28 廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処 理事業 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証1 部) 雲上抜け銘柄(東証1部) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1820 西松建 480 479.5 476 2602 日清オイリオ 484 475 475 2914 JT 4289 4276.75 3983 3524 日東網 162 146 156.5 3678 メディアドゥ 1811 1374.5 1640 4977 ニッタゼラチン 760 719.25 758 7105 ニチユ三菱 609 518 592.5 9435 光通信 8580 8525 8200 9948 アークス 2586 2506.25 2533 一目均衡表 雲抜け銘柄 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 175 Weekly 2016 07 11 一目均衡表雲抜け銘柄 雲下抜け銘柄(東証1 部) 雲下抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 1332 日水 500 541 521 1721 コムシスHD 1899 福田組 968 1143.5 1050.5 1925 大和ハウス 1926 ライト工 1049 1084 1055 2207 2371 カカクコム 2007 2201.75 2038.5 2659 2670 ABCマート 6610 6682.5 6755 2692 伊藤忠食 4070 4093.75 4127.5 2904 一正蒲鉾 1054 1055.5 3398 クスリのアオキ 4925 3778 さくら 812 4286 レッグス 4686 ジャストシステ 4967 5195 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1636 1656 1645 2757.5 3256 2867.5 名糖産 1293 1344.25 1301 サンエー 4990 5393.75 5120 2678 アスクル 3405 4742.5 3667.5 2768 双日 238 259.5 240.5 1062.5 3116 トヨタ紡織 1941 2377.75 2054.5 6060 5480 3627 ネオス 554 566 679.5 1182 1125.5 4045 東亜合成 941 982.25 982.5 680 696.75 757.5 4620 藤倉化 535 547 550 843 905.25 843.5 4775 総合メディカ 3695 4106.25 3755 小林製薬 4430 4791.25 4445 5019 出光興産 1954 1995.75 2153 バンドー化 467 501.75 483.5 5337 ダントーHD 182 196.25 185 5413 日新製鋼 1242 1247.25 1374 6222 島精機 1818 1838 1903.5 6325 タカキタ 489 526.25 505 6367 ダイキン 8029 8033.25 8157.5 6381 アネスト岩田 861 942.25 880 6586 マキタ 6260 6757.5 6290 6737 EIZO 2604 2867.25 2787.5 6756 日立国際 1584 1614.25 1605 6856 堀場製 4295 4463.75 4567.5 6857 アドバンテス 1029 1041.5 1259.5 7463 アドヴァン 830 1066.75 936.5 7481 尾家産業 864 895.5 890 7840 フラベッドH 905 955.25 929.5 7943 ニチハ 1549 1753 1592 7970 信越ポリ 578 643.5 607.5 7976 三菱鉛筆 4565 5472.5 4832.5 8032 紙パル商 334 334.25 337 8060 キヤノンMJ 1870 1886.25 2058 8086 ニプロ 1248 1289 1250.5 8129 東邦HD 2328 2853.5 2413.5 8130 サンゲツ 1924 2154.25 1925.5 8168 ケーヨー 518 519 533.5 8218 コメリ 2546 2586 2684.5 8244 近鉄百 316 320.5 324.5 8267 イオン 1444.5 1746.25 1597 8850 スターツ 1881 2138.5 2016 9005 東急 861 922.25 873 9044 南海電鉄 574 651 590 9474 ゼンリン 1916 2089.5 1971.5 9605 東映 908 1101.75 959.5 9697 カプコン 2169 2738.5 2401 9749 富士ソフト 2258 2523.5 2375 9757 船井総研 1299 1593.5 1300.5 9993 ヤマザワ 1680 1694.25 1702.5 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 【ご投資にあたって】 本レポート記載の内容に従ってお取引される場合、店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満を除 く)の場合は約定代金に対して最大1.134%(税込み)(ただし、約定代金の1.134%に相当する額が2,700円(税込み)に満たない 場合は2,700円(税込み))の委託手数料をご負担いただきます。 また、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者の信用状況(財 務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じる恐れ(元本欠損リスク)があります。 なお、信用取引などを行う場合は、対象となる株式等または指標等の価格変動により損失の額がお客様の差し入れた委託保 証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商 品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みください。 【免責事項】 ■ 本資料は株式会社フィスコ(以下「フィスコ社」という)独自の調査・判断に基づくものであり、ひろぎんウツミ屋証券株式会社によ る投資情報ではありません。そのためひろぎんウツミ屋証券は本資料の正確性、完全性について一切の責任を負うものではな く、また、本資料の情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切の責任を負いません。 ■ フィスコ社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありませ ん。また、掲載される情報はフィスコ社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容及び情報の正確 性、完全性または適時性について、フィスコ社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。 ■ 本文、データなどに関しましては、著作権法などの法律、規制により知的所有権が保護されており、個人の方の本来目的以外で の使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除く)。 ■ 金融商品(投資信託・外貨預金・公共債等)は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ■ 商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、金融商品をお申込の際は、当該商品等の契約締結前交付書面もしくは投資 信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みください。 私たちはお役に立つ情報提供を常に考え、行動しています。 商 号 等:ひろぎんウツミ屋証券株式会社 金融商品取引業者 中国財務局長(金商)第20号 加入協会:日本証券業協会 本社 〒730-0032 広島市中区立町2-30 電話:082-245-5000(代) htt p://www.hirogin-utsumiya.co.jp 本 店営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ゆめタウン 広島市南区皆実町2-8-17 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