LINE上場が個人のセンチメント改善に作用するか 短期リバウンドの流れ

Weekly Market Research Report
2016年7月11日号
今週の
POINT
国内株式市場
LINE上場が個人のセンチメント改善に作用するか
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
ディー・エヌ・エー【 東証1部 2432 】ほか
テーマ別分析
ARポケモンゲーム「Pokémon Go」がAR(拡張現実)を加速させる
話題のレポート
JPX日経400定期見直しを予想
スクリーニング分析
実態以上に売り込まれた銘柄のリバウンドに関心
短期リバウンドの流れも想定
株式会社フィスコ
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目次
週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
ディー・エヌ・エー〈2432〉東証 1 部
9
ブロンコビリー〈3091〉東証 1 部
10
ジャパンミート〈3539〉東証 2 部
11
モバイルファクトリー〈3912〉マザーズ
12
住友理工〈5191〉東証 1 部
13
ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ
14
CYBERDYNE〈7779〉マザーズ
15
応用地質〈9755〉東証 1 部
16
任天堂〈7974〉東証 1 部
17
三井住友フィナンシャルグループ〈8316〉東証 1 部
17
メディアドゥ〈3678〉東証 1 部
18
モバイルファクトリー〈3912〉東証マザーズ
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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国内株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
LINE上場が個人のセンチメント改善に作用するか
■為替市場での円高が重石に
先週の日経平均は下落。英国の EU 離脱決定で金融市場が混
は変わらないと考えられ、
日本株へのインパクトは限られそう
である。
乱するなか、欧州市場に落ち着きがみられたことで、週初こそ
自律反発の流れが続いた。しかし、欧州株の買戻しとみられる
流れも前週末で一巡。今度は英国の EU 離脱によって、他の欧
■「アベノミクス信任」で政策期待
もっとも、先週末の ETF に絡んだ売り需要が通過するほか、
州諸国への打撃がより直接的かつ深刻なものになりかねない
日経平均は節目の 15000 円接近により、自律反発が意識されや
との見方が再燃し、イタリアの銀行に対する危機感が高まった
すいところではある。また、参院選が市場コンセンサス通りに
ほか、スペインへも信用不安が拡散する格好となった。これに
「アベノミクス信任」となれば、政策期待が改めて高まる可能
より日本株市場も利益確定の売りが先行し、さらに為替市場で
性がある。ご祝儀的な年金買いといった思惑も高まりやすく、
の円高が重石になり、調整が強まっている。
短期的には買いスタンスに向かいやすいだろう。一方で、議席
円高基調が重石となるなか、
物色は内需系といったリスク回
数を減らす格好での「信任」となると、市場は嫌気することに
避的な商いにとどまっている。
個別に材料が出ている銘柄等で
なる。調整トレンドが継続するなか、いずれ日経平均は節目の
の短期的な値幅取り狙いの商いが中心になるなか、マザーズ指
15000 円割れを試す可能性が高まるとみておきたい。
数の大幅調整で個人のセンチメント悪化が懸念される局面も
みられた。また、週後半にかけては米雇用統計を見極めたいと
する模様眺めムードのなか、ETF の分配金落ちに伴う分配金捻
■LINE がセンチメント改善に作用するか
また、今週は LINE<3938>が上場する。11 日に公開価格が決
出のための売り需要観測から、大引けに下げ幅を拡大。結局、
定することになるが、日本での人気の高さから、海外投資家も
日経平均は 4 日続落で週間の値幅は 650 円超の下げとなった。
徐々に関心が高まっていったとも聞かれている。
仮条件の上限
で決まり、日米上場で好スタートを切ってくるようだと、個人
■米雇用統計サプライズも円高基調変わらず
のセンチメント改善に作用しよう。その他、米国ではアルコア
今週は米雇用統計の結果を受けた米国市場の影響を受ける
の決算を皮切りに決算シーズンに入る。国内でも小売企業の決
ことになろう。その雇用統計の結果であるが、非農業部門の就
算発表が本格化してくる。
決算を受けての荒い値動きが目立っ
業者数は 28.7 万人増となり、5 月の 1.1 万人増(改定値)か
ており、予想通りの内容が評価されたとしても、一気に織り込
ら急回復した。市場予想の 18 万人を大きく上回ったほか、20
む流れも警戒されるところ。次第に見極めムードも高まりやす
万人の大台を超えるのは 4 カ月ぶりといったサプライズな内
いところである。その他、翌週には東証マザーズ指数先物が上
容だった。この結果を受けた 8 日の NY ダウは 250 ドル超の上
場する。はじめはイレギュラーな価格形成になりやすく、先回
昇となり、
足元で上値抵抗として意識されていた 18000 ドルを
り的に指数インパクトの大きいそーせい<4565>などへの思惑
一気に突破し、4 月の史上最高値にあと 1 ドル程度に迫ってい
的な売買が強まりそうだ。また、LINE の好スタートが、より
る。
中小型志向の投資家への期待感を高める一因になることも意
シカゴ日経225 先物清算値は大阪比220 円高の15340 円とな
識されよう。
り、週明けは幅広い銘柄に買いが先行することになろう。ただ
その他、経済スケジュールでは 11 日に 5 月機械受注、6 月
し、買い一巡後は不安定な相場展開が続くことだろう。今回の
工作機械受注、13 日に 6 月の中国貿易収支、米地区連銀経済
雇用統計は 6 月半ばの時点であり、英国の欧州連合(EU)離脱
報告(ベージュブック)
、15 日に 4-6 月の中国 GDP、6 月米消
を選択した 6 月 23 日の国民投票の影響は反映されていない。
費者物価指数、6 月米小売売上高が予定されている。その他、
早期利上げ観測は高まる可能性は低いなか、円相場の上昇基調
14 日に東京都知事選が告示される。
3
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新興市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
イベント通過で反発も上値切り下げの展開か、LINE15 日上場
■週初は米雇用統計を好感も市場の不安定感はなお強い
マザーズ指数
今週の新興市場は、米雇用統計を好感した欧米株の上昇が
安心感につながり、週初は買いが先行しそうだ。しかし、市
場全体の不安定感が重しとなり、マザーズ指数は下降する25
日線に沿って上値を切り下げる展開となる可能性がある。7
月15日のLINE<3938>上場に向け換金売り圧力が強まること
も想定される一方、19日のマザーズ指数先物の取引開始に向
けた思惑は高まりにくいだろう。
今週は7月11日にプロパスト<3236>、アクトコール<6064>、
13日にシンワアートオークション<2437>、ケイブ<3760>、14
日にTOKYO BASE<3415>、エディア<3935>、Gunosy<6047>、ロ
ゼッタ<6182>、15日にアクロディア<3823>、メタップス
<6172>、テイツー<7610>などが決算発表を予定している。プ
ロパスト、シンワアートオークション、Gunosyは前期業績の
上方修正を発表済み。GunosyはKDDI<9433>との提携の寄与が
期待される今期業績見通しに注目する向きがあるようだ。
シンワアートオークション<2437>
■LINEのブックビルディングは堅調との観測
IPO関連では、7月15日にLINEが新規上場する。ブックビル
ディング期間中の7月4日には異例となる仮条件の引き上げ
を発表し、大きな話題となった。公開価格決定は11日の予定。
ブックビルディングでは需要堅調と観測されているが、市場
全体の不安定感が強い点は気掛かりなところ。なお、7月14
日には先行してニューヨーク証券取引所に上場するため、米
国での株価動向が注目されよう。
円
Gunosy<6047>
円
4
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米国株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
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今週の市場見通し
米国株式市場
4-6 月期決算シーズンに突入
12 日はフィリピンが申し立てていた南シナ海の領有権を
■先週の動き
巡る仲裁手続きについて、オランダのハーグ仲裁裁判所が判
7 月 4 日(月)は独立記念日の祝日で米国株式市場は休場。
決を下す予定だ。判決自体に法的拘束力はないが、もしも同
連休中に発表された 6 月の英建設業購買担当者景況指数
海域の領有権を主張する中国に不利な判決となった場合、国
(PMI)やサービス業 PMI が予想を下振れ、欧州連合(EU)離脱
際社会からの圧力を受けることは確実で、米国やアジア諸国
を巡る同国経済への懸念が再燃し売りが先行。原油相場の下
との緊張が高まる恐れがある。地政学リスクによる投資家心
落も嫌気され軟調推移。週半ばに入り、FOMC 議事録で大半の
理の悪化に繋がれば、中国株の下落をきっかけに米国株にも
メンバーが利上げ実施前に英国民投票の結果を見極めるこ
影響が及ぶだろう。
とを支持したことが明らかとなり、追加利上げの後退が好感
11 日に予定されているアルミニウム大手のアルコアから
され上昇。週末にかけてエネルギー情報局(EIA)が発表し
4-6 月期決算発表シーズンに入る。JP モルガン・チェース(14
た週間在庫統計が予想より小幅な減少に留まったことで原
日)
、ウェルズ・ファーゴ(15 日)
、シティグループ(15 日)
油相場が下落し、弱含む場面もあったが、6 月雇用統計で非
などの金融各社の決算発表では、英国 EU 離脱の影響をどの
農業部門雇用者数が 28.7 万人増と予想を大幅に上回る内容
程度、業績見通しに織り込んでいるのかに注目したい。その
となり、米経済への懸念が後退したことで大幅上昇となっ
ほかでは、ファストフードのヤム・ブランズ(13 日)
、航空
た。結局、週を通じて主要株価は上昇。
会社のデルタ航空(14 日)などの決算発表も予定している。
決算発表シーズンに入ることで主要企業の足元の業績や見
通しに注目が集まるため、株価収益率(PER)などで割高感の
■今週の見通し
先週の雇用統計では5 月に失速した非農業部門雇用者数が
ある銘柄の株価水準が見直されるだろう。
前月比 28 万 7 千人増と予想を大幅に上振れたほか、失業率
経済指標は、5 月卸売在庫(12 日)
、6 月輸入物価指数(13
も 4.9%増と前月からほぼ横這いとなり、米経済への鈍化懸念
日)
、生産者物価指数(PPI)(14 日)、6 月小売売上高(15 日)
、
がやや後退した。しかし、今回の発表内容は英国が欧州連合
6 月消費者物価指数(15 日)などの発表が控えている。13 日
(EU)離脱を決定した国民投票による影響が反映されていな
には FOMC での基礎資料となる地区連銀経済報告(ベージュ
いことに注意が必要だ。来月の雇用統計が注目されるが、そ
ブック)の発表も予定されている。小売売上高は 2 ヶ月連続
れまでは今週から始まる4-6 月期決算発表シーズンを受けた
で増加しており、6 月の新車販売台数が 10 年ぶりの高水準を
企業業績に投資家の関心も集まるだろう。
記録したことから、今回も好調な内容が予想される。
5
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為替/債権市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円は弱含む展開となりそうだ。英国、欧州経済
の先行き不透明感が広がっており、先週に続いてポンド、ユー
ロの値動きがドル・円の相場動向にも影響を及ぼす展開となり
そうだ。英中央銀行は 14 日の金融政策委員会(MPC)で利下げ
を実施する可能性が高いとみられている。利下げ幅が 0.25 ポ
イントにとどまった場合、ポンドは下げ止まる可能性がある
が、追加緩和の可能性が示された場合、ポンド売りは継続し、
この影響でドル・円の取引では円買い・ドル売りが優勢となる
可能性がある。
6 月の非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る増加となっ
たが、平均時間給の伸びはやや鈍化しており、米連邦準備制度
理事会(FRB)による追加利上げ観測は高まっていない。この
ため、年内の利上げ休止を想定したドル売りの基調は当面維持
される見通し。
ただし、米経済指標が予想以上に改善した場合、金融政策に
対する悲観的な見方は広がらず、ドル買いはやや強まる可能性
がある。また、日本銀行による 7 月追加金融緩和への期待は残
されていることから、ドル・円は 100 円を割り込んでも短期間
で 100 円台を回復する展開もあり得る。
債券市場
99.00
103.00
円
【米 6 月消費者物価コア指数】
(15 日発表予定)
15 日発表の米 6 月消費者物価コア指数(CPI)は、前年比
+2.2%と予想されており、インフレ率は 5 月実績と同水準にな
ると予想されている。インフレ関連の指標が予想を上回った場
合、米年内利上げ期待が再び高まる可能性がある。
長期国債利回り予想レンジ
■今週の見通し
12 日に行われる 30 年国債入札の結果と為替相場の動向を見
極める展開となる。利回りの絶対水準は著しく低下したが、超
長期債の需要は減少していない。30 年国債入札は金利収入を
~
【英中央銀行金融政策委員会(MPC)
】
(14 日に結果発表)
英中銀のカーニー総裁は 6 月 30 日の記者会見で金融緩和の
必要性に言及しており、7 月 14 日または 8 月 4 日開催の金融
政策委員会(MPC)で現行 0.5%の政策金利を引き下げる見通
し。英中銀が利下げを実施すれば、売り材料出尽くしでポンド
は下げ止まる可能性があるが、追加緩和の可能性が残された場
合、ポンド売りは継続し、ドル・円相場の反発は抑制されると
みられる。
債券先物予想レンジ
■先週の動き
先週の債券相場は底堅い動きを続けた。欧州連合(EU)から
英国が離脱することは、英国とユーロ圏経済の双方にとって打
撃となるとの見方が広がり、世界経済の成長鈍化に対する投資
家の懸念が再び高まったことが要因。新発 20 年債利回りは 6
日の取引で一時-0.005%まで低下した。長期国債の需要も減少
せず、8 日の取引で 10 年債利回りは一時-0.30%まで低下し、
過去最低を更新した。
円
153.30
円
~
154.00
円
-0.32
%
~
-0.24
%
確保したい投資家の応札が増えることが予想されており、好調
な結果となりそうだ。日本銀行による 7 月追加緩和への期待は
持続していることも超長期債の需給改善の一因となっている。
ただし、為替相場が円安方向に大きく振れた場合、超長期債
利回りの過剰な低下に対する警戒感が高まり、10 年債や債券
先物の売りが強まる可能性がある。為替相場の円安反転は株高
の要因となるため、長期債などの利回り水準が急上昇するリス
クがある。
債券先物 9 月限は主に 153 円台で推移か。30 年国債入札が
好調な結果となった場合、債券先物は一段高となり、154 円台
に到達する可能性がある。
6
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今週のポイント
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
マーケットを読む
今週のポイント
中国経済指標や米国主要企業の決算動向などが焦点に
先週の日経平均は反落となった。イタリアの銀行、モンテ・デ
イ・パスキ・ディ・シエナの急落、不動産ファンドの相次ぐ解約凍
結の動きなどを受け、英国の EU 離脱に端を発したリスクオフの
流れが一気に再燃する格好に。為替市場でもあらためて円高の
勢いが強まっていった。週末に米雇用統計を控えていたことも
あって、積極的な押し目買いの動きなども限られた。業種別騰
落率ではディフェンシブ系セクターが上位、一方で金融関連業
界は下落率の上位を占めた。
月次動向を受けての対照的な動きなどが観測された。アダスト
リア、ファストリ、ABC マートなどが売られた一方、U アローズ、ラ
ウンドワン、トリドール、鳥貴族などは買い進まれた。本格化して
いる小売り企業の決算では、セブンアイ、良品計画、アスクル、
イオンなどがネガティブ視された。旭硝子なども業績観測報道
が嫌気される。一方、ABC マートやハニーズなどは決算内容が
好感された。ほか、KLab や任天堂などはゲームアプリランキン
グの上昇などが買い材料視された。レーティング関連では、小
野薬品、クスリのアオキ、アシックス、出光興産、日本ゼオンなど
が下落要因につながった一方、ヤマト HD、協和キリン、古河電
工、東京エレク、UACJ などは格上げが評価材料とされる。全般
的に株価上昇傾向が続いてきた小型成長株の一角には利食い
売り圧力が強まる場面も。また、新興市場のバイオ関連が崩れる
場面などもみられた。
前週末の米雇用統計は市場予想を大幅に上振れ、これを受け
て米国株式市場は上昇も、為替相場は円安に反転する流れと
はなっていない。米国経済に対する過度な懸念は後退だが、利
上げのタイミングが早まるといった期待感にはつながらず。警戒
イベント通過で短期的な安心感は高まるが、日本株の戻りは限
定的にとどまりそうだ。
今週も注目イベントは多く予定されている。最大の焦点は、貿
易収支や 4-6 月期GDP など中国の経済指標となろう。機械株な
ど中国関連のリバウンド材料につながっていくか。ただ、GDPに
関しては、今回から算出方法が変更されるとみられ、トレンドを
把握しにくくなることは注意も必要。また、アルコアや JP モルガ
ンなど米国企業の 4-6 月期決算発表がスタートする。国内関連
株の業績期待の高まりや懸念へとつながっていくことになるが、
銀行株に関しては、日銀決定会合を控えて積極的な物色は限
定的だろう。さらに、週末には LINE の IPO が予定されている。
初値は米国での株価動向次第となろうが、想定以上の好スター
トを切れば、中小型株への投資マインド改善につながる可能性
も高いと見られる。決算発表は、竹内製、ディップ、ファストリ、い
ちご HD などが予定されている。なお、参院選の結果は、特に
株式相場へ影響を与えることはないとみられるが、「経済政策」
よりも「改憲」への意識が高まるようだと、株式市場にはネガティ
ブな流れが見込まれる。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇 率上位銘柄
コード
銘柄
3186
ネクステー ジ
2792
ハニーズ
5121
藤倉ゴム工 業
2395
新日本科学
2918
わらべや日 洋
3656
下落率上位 銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
業種別 騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
820.0
28.53
7463
ア ドヴァン
830.0
-26.74
その他製品
0.97
1,364.0
24.00
7608
エ スケイジャパン
245.0
-23.20
食料品
0.55
464.0
19.59
6432
竹 内製作所
1,031.0
-22.71
繊維業
-0.17
650.0
16.07
3398
ク スリのアオキ
4,925.0
-20.05
陸運業
-0.51
2,181.0
16.01
6619
ダ ブル・スコープ
1,712.0
-20.04
パルプ・紙
-0.70
KLab
767.0
12.96
3903
g umi
810.0
-19.56
電力・ガス業
-2.06
4779
ソフトブレ ーン
482.0
12.62
3681
ブ イキューブ
792.0
-18.35
情報・通信業
3678
メディアド ゥ
1,811.0
12.48
2427
ア ウトソーシング
4,140.0
-15.85
6740
ジャパンデ ィスプレイ
179.0
11.88
6474
不 二越
259.0
-15.36
不動産業
-8.57
3571
ソトー
1,253.0
11.18
3258
ユ ニゾホールディン グス
3,495.0
-14.44
保険業
-6.47
7974
任天堂
16,270.0
10.98
7260
富 士機工
2915
ケンコーマ ヨネーズ
3,305.0
10.28
3179
シ ュッピン
1879
新日本建設
764.0
9.61
6440
J UKI
7419
ノジマ
1,927.0
8.56
8107
キ ムラタン
6615
ユー・エム ・シー・エレク
2,485.0
8.56
2124
ジ ェイエイシーリク ルート
下位セクター
-2.20
騰 落 率 ( %)
286.0
-14.37
銀行業
-6.38
1,082.0
-14.33
水産・農林業
-5.88
780.0
-14.29
鉱業
-5.83
6.0
-14.29
ガラス・土石製 品
-5.64
1,479.0
-14.01
証券業
-5.56
7
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テクニカル分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
マーケットを読む
日経平均株価
14 日以降のポンドの動向に警戒
■円高推移で 4 日続落
前週の日経平均株価は週間ベースで、575.50 円の下落。英国
経済低迷に対する懸念で円高が進行し、4 日続落となった。英不
動産ファンドの解約停止などが、リーマンショック前の 07 年
BNP パリバのファンド解約停止を連想させる格好に。
為替市場で
は、政府・日銀に対する為替介入実施への期待感が低いことも
加わり円高が加速し、大型株の重しとなった。週末は ETF の分
配金支払いに絡んだ売りも観測されるなど需給面でもネガティ
ブな週に。東証一部の売買代金は、週末の SQ 日になんとか 2 兆
円台という薄商いとなっている。一方、マザーズ市場も売買は
伸び悩んでおり、売買代金は 6 月 24 日以来、2000 億円台を割り
込んでいる。
日足の一目均衡表では、三役逆転の売りサインが点灯。6 月
24 日の年初来安値 14864.01 円の下抜けを試す展開となってい
る。5 日移動平均線、25 日移動平均線がともに下向きとなって
おりトレンドは弱いまま。一方、週足でも、13 週移動平均線、
26 週移動平均線は右肩下がりとなっている。2 月安値と 6 月安
値のダブルボトム形成に期待していたが、反発よりも一段安を
警戒しておいたほうが良さそうな形状だ。仮にこの水準を割り
込むと、14 年 10 月の黒田バズーカ第 2 弾の直前の水準、及び
PBR1.0 倍割れとなる 14500 円レベルが意識されよう。
足元、日本株は売られ過ぎ感が強いとの指摘もあるが、ドル・
円が 100 円の水準であれば、市場でよく言われている日経平均
EPS1200 円は、1100 円レベルまで下落するだろう。EPS1100 円に
6 月平均 PER の 13.0 倍をかけると 14300 円となる。先週末の円
建て CME 先物の終値 15340 円から見ると、下げる余地はまだあ
ると言えよう。為替市場で、ドル・円が 6 月 24 日の安値 99 円
02 銭を割り込めば、株安、円買いが加速し、先物市場では売り
が売りを呼ぶ展開となりそうだ。
一方、14 日に開催される金融政策委員会で、イングランド中
央銀行は金融緩和を実施するとの思惑が高まっている。金融緩
和実施となれば、ポンドは一段安となる可能性がある。ただ、
金融緩和を見送っても、英国経済の先行き不透明感が意識され
てポンド、ユーロが売られるかもしれない。どちらの結果とな
ってもポンドは売り優勢となりそうだ。為替動向を睨んだ相場
展開は継続。今週のレンジは 14800 円から 15700 円とする。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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今週の分析銘柄
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -1-
ディー・エヌ・エー〈2432〉東証 1 部
アプリ、海外、任天堂協業による成長期待は大きい
■任天堂はスマホ市場に最後に登場する大物プレーヤー
ソーシャルゲーム「モバゲー」運営。ショッピングサイトなども展
開。スポーツ事業は主催試合の入場者数が増加している。資本・
業務提携する任天堂<7974>は先週、現実と連動して遊ぶ「ポケ
モン GO」が米国のアプリストアで配信ランキング首位と伝えられ
た。ポケモンGOは、位置情報を活用することにより、現実世界そ
のものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルし
たりするといった体験をすることのできるゲーム。任天堂はスマ
ホ市場に最後に登場する大物プレーヤーであり、アプリ、海外、
任天堂協業による成長期待は大きい。
売買単位
100
株
7/8 終値
2442
円
目標株価
2700
円
業種
サービス
ネット以外の中長期の成長の柱として自動運転車事業は注目さ
れる。株価は 2 月安値をボトムに上昇基調が継続しており、年初
来高値水準での推移。過熱感が警戒される面はあろうが、昨年 6
月高値を意識したトレンドが継続している。目標株価は昨年 6 月
高値水準の 2700 円とする。
■「ロボットシャトル」事業は中長期の成長の柱に
また、自動運転車輌を開発する仏社と業務提携し、8 月から無
人運転バスを使う交通システム「ロボットシャトル」の事業を始め
る。また、NTTドコモ<9437>との提携も伝えられており、インター
★リスク要因
ゲーム関連物色の一巡。
2432:日足
75 日線を支持線とした上昇トレンドラ
インを継続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連I
202,467
38.2%
76,840
79,215
31.3%
45,581
333.34
2014/3連I
181,313
-10.4%
53,198
54,920
-30.7%
31,661
242.56
2015/3連I
142,419
-21.5%
24,764
28,443
-48.2%
14,950
115.35
2016/3連I
143,709
0.9%
19,816
20,853
-26.7%
11,325
78.76
2017/3連I予
-
-
-
-
-
9
-
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Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -2-
ブロンコビリー〈3091〉東証 1 部
猛暑による夏バテ対策で注目
■内需・猛暑関連として注目
近畿・東海・関東地方などでステーキ・ハンバーグレストランを
展開。大手不動産ファンドの対顧客取引停止などが原因で、EU
離脱を巡る英国経済への懸念が再燃。欧州関連株は引き続き冴
えない。加えて、米利上げ観測についても高まりづらい状況とな
っており、円高は継続すると想定される。こうしたなか、7 日は 30
度以上の真夏日が 419 地点、35 度以上の猛暑日が 51 地点に上
ったとも伝わっており、内需系でかつ、夏バテ予防の食材でもあ
る肉を取り扱う同社のような猛暑関連銘柄に注目。
■上期計画の上振れ期待
足元の業績では、16 年 12 月期第 1 四半期で 2 桁増収増益を
達成。会社計画ベースの上期予想の増益率を上回って着地して
いる。加えて第 2 四半期までで店舗のリニューアルやグランドオ
ープンも順調に実施されている。第2 四半期が大きく落ち込む材
売買単位
100
株
7/8 終値
3445
円
目標株価
3650
円
業種
小売り
料などもこれまで観測されておらず、過年度で売上・利益の大幅
な偏重傾向もないこと、円高なども追い風となり、上期は計画の
上振れが期待されよう。株価は6月24 日に一時3000 円まで下落
したが、その後再度上昇基調となっている。目標株価は現在値を
約 6%上回る 3650 円とする。
★リスク要因
業績への過度な期待感。
3091:日足
上昇する 25 日線が株価の支持線とし
て機能している。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/12単
9,983
5.1%
1,403
1,432
2.0%
869
262.39
2013/12単
11,290
13.1%
1,527
1,546
8.0%
880
132.82
2014/12単
13,049
15.6%
2,013
2,007
29.8%
1,237
179.39
2015/12単
15,926
22.0%
2,449
2,463
22.7%
1,626
107.91
2016/12単予
18,500
16.2%
2,800
2,850
15.7%
1,860
123.42
10
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Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -3-
ジャパンミート〈3539〉東証 2 部
業績高進捗な円高メリット株として注目
■安価大量販売の「異常値販売」に特色
茨城県など関東圏で食品スーパーを展開する。店舗ブランド
は「生鮮館」「卸売市場」「肉のハナマサ」及び「パワーマート」な
ど。ドル・円が再度一時 100 円割れとなるなど円高進行が懸念さ
れるなか、引き続き円高メリット株に市場の関心が集まると想定。
足元では個人消費に再びデフレ色が強まっているとの報道もみ
られるなか、低価格販売に強みを持つ同社に物色の矛先が向か
うと想定した。同社は特定商品を安価に大量販売する「異常値販
売」が特色である。
売買単位
100
株
7/8 終値
1599
円
目標株価
2000
円
業種
小売り
テクニカル面でも、右肩上がりに上昇する 5 日線をサポートに上
場来高値を切り上げてきており注目。目標株価は節目の 2000 円
に設定する。
■営業利益の3Q進捗率は80%超と高水準
★リスク要因
ボラタイルな外為相場環境に振らされる展開。
第 3 四半期まで(2015 年8 月-2016 年 4 月)の進捗率が営業利
益で 80.6%と高水準であり、業績に関する安心感も相対的に高
い。2016 年 7 月期の通期業績は前期比 4.7%増収、同 24.4%営
業増益が見込まれているが、利益面では上振れも期待できよう。
3539:日足
右肩上がりに上昇する 5 日線をサポ
ートに強い値動き。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/7単
31,774
14.5%
-
1,326
-9.1%
978
4387.78
2013/7単
37,008
16.5%
-
1,207
-9.0%
668
2996.49
2014/7連
78,694
-
2,370
2,481
-
1,339
6008.00
2015/7連
91,540
16.3%
3,476
3,556
43.3%
1,854
8318.00
2016/7連予
95,807
4.7%
4,324
4,303
21.0%
2,694
115.35
11
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Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -4-
モバイルファクトリー〈3912〉マザーズ
「位置ゲーム」注目度上昇に決算、1 部昇格期待も
■任天堂「Pokemon GO」好調で位置ゲームに関心
前週末の株式市場では、任天堂<7974>が東証 1 部上昇率トッ
プとなり話題を呼んだ。位置情報を活用したスマートフォンゲー
ムアプリ「Pokemon GO」が米国の App Store 売上ランキングで 1
位となったことが材料視された。位置情報連動型ゲーム(位置ゲ
ーム)への市場の関心が高まれば、この分野で強みと実績を有
するモバイルファクトリーに追い風となろう。また、一部メディアで
東証 1 部への昇格が期待される銘柄として取り上げられたこと
も、同社へ関心を向かわせそうだ。
■第1四半期は好発進、22日の上期決算に期待
7 月 22 日には 16 年 12 月期の上期(1-6 月)決算発表が予定さ
れている。第 1 四半期の業績は、営業利益が前年同期比 2.2 倍
(会社参考値)の1.51億円、通期計画に対する進捗率32.9%と順
調な出足だった。位置ゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メ
売買単位
100
株
7/8 終値
2590
円
目標株価
3000
円
業種
情報・通信
モ!)」の好調が続き、「いわて×駅メモ!」「タカラッシュ!×駅
メモ!」といったイベント展開も奏功しており、上期決算発表に向
けて業績期待の高まりが見込まれる。当面の目標株価は節目の
3000 円に設定する。
★リスク要因
駅メモ!の売上ランキング後退。
3912:日足
直近のリバウンドで 25 日線突破。足
元もみ合いだが同線が上向きに転じ
れば本格的な上昇トレンド復帰も。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/12単
1,153
52.1%
56
57
78.1%
23
576.07
2013/12単
1,553
34.7%
139
139
143.9%
68
1669.89
2014/12単
1,540
-0.8%
211
212
52.5%
118
58.08
2015/12連
1,751
-
314
305
-
185
80.06
2016/12連予
1,888
7.8%
460
460
50.8%
299
127.00
12
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Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -5-
住友理工〈5191〉東証 1 部
0.5 倍台の PBR 水準には割安感が大
■PBR水準には割安感大
自動車用防振ゴムでは約 27%のシェアを誇る世界トップメーカ
ー。依然として株式市場の先行き不透明感が拭えない状況下だ
が、0.5 倍台の PBR 水準からは相対的に下値不安が乏しいと考
えられ、全体相場のリバウンド局面では反発余地も大きくなると
判断したい。年初来高値からは約 30%下落した水準と株価は安
値圏にあるが、信用倍率は 0.3 倍台と売り長の需給状況、25 日線
レベル突破などで底打ちが確認されれば、買戻しの勢いなども
強まる公算が大きい。上値の節目である 1000 円レベルから直近
安値 770 円までの半値戻し水準となる 885 円を目標値とする。
■堅調な業績推移を想定
対ドル 1 円の円高で、年間 1-1.5 億円のマイナス影響とみられ
ているが、一部の国内系証券では、17 年 3 月期営業利益を 138
億円、前期比7%増益と、会社計画を上回ると予想している。これ
売買単位
100
株
7/8 終値
802
円
目標株価
885
円
業種
ゴム製品
まで業績の重荷となっていた、買収した海外 4 子会社の収益が
リストラの成果によって改善に向かうことを背景としている。また、
省エネカーとして、クルマのターボチャージャー搭載率が拡大
する見通しであることは、防振ゴムの付加価値化や需要増加など
につながっていくとの期待もある。
★リスク要因
自動車関連株敬遠の流れ継続。
5191:日足
上値抵抗線となっている 25 日線レベ
ルの突破の有無がポイントに。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
263,725
4.7%
9,204
9,226
-29.3%
3,003
28.93
2014/3連
369,093
40.0%
13,577
11,041
19.7%
4,076
39.27
2015/3連I
401,016
-
8,180
6,452
-
1,141
10.98
2016/3連I
424,485
5.9%
12,867
11,896
84.4%
2,901
27.94
2017/3連I予
410,000
-3.4%
13,500
12,500
5.1%
5,000
48.15
13
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Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -6-
ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ
外部環境の影響を受けにくい成長企業として注目
■産業用ロボット導入は急拡大
高精度減速装置「ハーモニックドライブ(R)」などを手掛ける。
NASA 火星探査車の駆動部に使用されるなど技術力に定評。6
月には医療機器や航空宇宙などのロボット技術に関する情報を
収集するため、米シリコンバレーに研究拠点を開設。足元では
英国の EU 離脱による世界市場混乱のなか、企業業績に対する
不透明感が高まってきている。コスト低減に向けて、人件費が高
い先進国ではロボットの導入が期待できよう。産業用ロボット導入
の急拡大による人件費削減率は25カ国平均で16%程度であり、
2025 年までに自動化できる業務の 23%はロボットが担うと予測さ
れている。外部環境の影響を受けにくい成長企業として注目。
売買単位
100
株
7/8 終値
2970
円
目標株価
3250
円
業種
機械
■過熱感警戒も需給面が追い風
て意識されており、同水準では強弱感が対立しやすいようだ。一
方で、信用需給をみると信用倍率は 0.68 倍と売り長の需給状況
である。抵抗突破となれば売り方の買戻しといった思惑も働きや
すいだろう。目標株価は直近修正幅の 50%をリプレイスした
3250 円とする。
株価は急ピッチでのリバウンドをみせており、年初来高値水準
でのもち合いが続いている。3000 円処が心理的な上値抵抗とし
★リスク要因
ロボット分野での競争激化。
6324:日足
2500-3000 円処でのもち合いレンジ
が継続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
18,130
-10.1%
3,436
3,576
-18.7%
1,960
64.22
2014/3連
21,083
16.3%
4,668
4,822
34.8%
2,993
98.05
2015/3連
25,951
23.1%
7,066
7,525
56.1%
4,833
52.77
2016/3連
28,278
9.0%
7,618
7,829
4.0%
5,001
54.60
2017/3連予
30,000
6.1%
8,200
8,900
13.7%
6,000
65.50
14
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Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週の分析銘柄 -7-
CYBERDYNE〈7779〉マザーズ
マザーズ先物上場迫り思惑的な買いが入るか注目
■来週の19日にマザーズ先物が上場
来週の 19 日にいよいよマザーズ先物が上場することで同社に
注目したい。同社は浮動株調整後の時価総額上位銘柄で、1 位
のそーせい<4565>(17.1%)に次いで 13.5%と 2 番目のシェアを
有している(6 月末時点)。高いシェアを背景に、マザーズ先物に
買いが入る局面では同社にも資金が流入する可能性がある。も
っとも、先物売りとなれば、同社も売られるので楽観視はできな
いが、ご祝儀的な買いが入る可能性もあり、マザーズ先物は上
場後、しっかりとした推移を見せると想定。需給に絡んだ上昇に
期待したい。
売買単位
100
株
7/8 終値
2115
円
目標株価
2400
円
業種
精密機器
ュースが目立つ。円高推移で手掛けにくい地合いとなってい
るが、高いテーマ性などが意識され消去法的な買いが入る可
能性はある。先週末は長い下影(下ヒゲ)を残していること
から反発相場に期待したい。上値抵抗ラインとして意識され
る 25 日移動平均線を突破へ。
■ロボット関連のニュースが相次ぐ
足元では、トヨタ自<7203>が開発中の家庭用ロボットが
2019 年度にも量産体制に入ると報じられているほか、ソニー
<6758>がロボット事業に再参入するなどロボットに絡んだニ
★リスク要因
ロボット産業の競争激化。
7779:日足
5 日移動平均線に頭をおさえられた
ものの、下影を形成。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3単
286
-16.1%
-855
-565
-
-573
-
2014/3連
456
-
-1,154
-682
-
-688
-
2015/3連
631
38.4%
-1,766
-907
-
-915
-
2016/3連
1,264
100.3%
-1,292
-710
-
-718
-
2017/3連予
-
-
-
-
-
15
-
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2016 07 11
今週の分析銘柄 -8-
応用地質〈9755〉東証 1 部
割安感是正の余地は大きい
■PBRは0.3倍台にまで低下
地質調査のトップで、建設コンサルタントなども展開。株価は
2014 年 11 月の高値から調整が長期化しており、PBR はついに
0.3 倍台にまで低下してきている。また、無借金経営であり、ネッ
トキャッシュは時価総額の 8 割近くの水準でもある。株価の割安
感は極めて強い状況といえよう。下値支持線となった 1000 円レ
ベルは株価下落前からちょうど半値の水準でもあり、目先的に底
打ちの可能性も高いだろう。5 月から 6 月前半までのもみ合いレ
ベルである 1150 円を目標株価とする。
■業績面もボトムアウトの公算
業績悪化が株価調整の背景であり、16 年12 月期も第 1 四半期
は 7 割超の大幅減益になっている。ただ、受注回復で第 1 四半
期末の受注残高は前年同期比 12%増と増加、業績面でもボトム
アウトの可能性が高まっている。英国の EU 離脱に伴う円高進行
売買単位
100
株
7/8 終値
1006
円
目標株価
1150
円
業種
サービス
で、当面は内需関連優位の状況が続こうが、なかでも、財政政策
への期待からインフラ整備関連銘柄には注目度が高まりやす
い。加えて、中長期的には、政府のインフラ輸出拡大策もビジネ
スチャンスにつながっていくと想定。
★リスク要因
心理的節目の 1000 円割れによる処分売り圧力。
9755:日足
心理的な節目の1000円レベルで下げ
止まりが確認できるか。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/12連
40,704
10.9%
2,465
3,334
45.3%
5,756
212.55
2013/12連
47,033
15.5%
3,679
4,072
22.1%
2,595
95.85
2014/12連
48,634
3.4%
4,211
4,650
14.2%
3,550
131.12
2015/12連
49,230
1.2%
2,188
2,534
-45.5%
2,361
87.20
2016/12連予
52,000
5.6%
2,800
3,200
26.3%
2,000
73.86
16
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週刊相場観測誌
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展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
読者の気になる銘柄
任天堂 東証 1 部〈7974〉/新アプリの収益インパクトはいったん織り込まれた公算だが
先週末にかけて急伸する展開とな
った。新たに配信を開始した「ポケモ
ン GO」が米国のアプリランキングで
トップになっていることが材料視さ
れた。
「ポケモン GO」はポケモンと
Niantic, Inc.が共同開発したゲーム
アプリで、
日本での配信も今後予定さ
れている。
当面の収益インパクトを期
待する動きが優勢になったようだ。
一部外資系証券の試算では、初日
の推定日商は 4-5 億円、月商では 100
億円以上の水準になるとしている。
別
の証券会社では、
同アプリの利益貢献
として、持分法適用効果 15 億円、
「ポ
ケモン Go Plus」の販売効果 25 億円
を業績予想に織り込んでいるようだ。
事前期待が高かったこともあり、
いっ
たんは期待感も株価に織り込まれた
とみられる。ただ、ゲーム配信を自社
のゲーム機に限定していた方針の転
換は、
今後も新たなカタリストを生み
出していくとの期待はできよう。
円
(株)
三井住友フィナンシャルグループ 東証 1 部〈8316〉/目先は自律反発の域を出ず
先週は下値模索の展開が続き、週末
には年初来安値を更新している。他の
メガバンク同様に、英国の EU 離脱決
定を発端としたリスクオフの流れに
押される展開となっている。一部外資
系証券の新規買い推奨なども観測さ
れたが、特に反発材料にはつながらな
かった。
米雇用統計の上振れで、全般的に安
心感が強まっていく可能性があるほ
か、今週予定されている JP モルガン
の決算も、過度なリスクオフ懸念の後
退につながる公算。短期的には戻りを
試す展開も見込まれるが、日銀決定会
合の接近に伴い、あらためてマイナス
金利政策でのネガティブ影響が警戒
視されてくる可能性も高い。銀行株は
今後もアンダーパフォーム傾向が継
続しよう。見方が分かれている自社株
買い実施の有無などは、中期的な注目
ポイントといえよう。
円
(株)
17
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今週のテクニカ
週刊相場観測誌
Market
展望
メディアドゥ
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
今週のテクニカル妙味銘柄
東証 1 部 〈3678〉
上昇する 5 日移動平均線に沿った反
発が見られる。商いも徐々に増加してい
ることで上を意識した格好と言えよう。
日足の一目均衡表では、雲上限レベルで
のもみ合いとなっている(点線・四角
A)
。ただ、転換線が基準線をクリアし
ているほか、遅行スパンが実線を上抜く
可能性も高いこと(点線・丸B)から、
雲上限上放れに期待。
モバイルファクトリー
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
B
A
東証マザーズ 〈3912〉
25 日移動平均線を上抜いた後は、5 月
の年初来年初来高値を起点とした上値
抵抗ラインに頭をおさえられ、陰線が並
んでいるが、2600 円レベルでしっかり
とした推移が見られる。日足の一目均衡
表では、雲下限でもみ合っている(点
線・四角A)
。ただ、遅行スパンが実線
を捉える可能性が高いこと(点線・丸B)
から、雲上限を意識した上昇も期待でき
よう。
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
B
18
A
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テーマ別分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
カテゴリー考察
テーマ別分析
AR ポケモンゲーム「Pokémon Go」が AR(拡張現実)を加速させる
■「Pokémon Go」は米国のアプリストアで売上ランキング首位
AR(拡張現実)/VR(仮想現実)を話題としたテーマ物色がみられているが、これまで市場の関心を集めていたのは、VR に関連
する材料である。ソニー<6758>の「PlayStation VR」の予約好調が物語っており、今年は VR 元年とも言われている。ゲーム各社
も VR ゲームの投入を進めているほか、VR を体感できるテーマパークやイベント開催も相次いでいる状況である。そのようななか
で先週、任天堂<7974>の株価が急動意をみせた。この急動意の材料となったのが、AR ポケモンゲーム「Pokémon Go」である。これ
が先週、米国でローンチされ、アプリストアで売上ランキング首位と伝えられた。
「Pokémon Go」はポケモンと Niantic, Inc.が共
同開発したゲームアプリであり、今後世界各国で配信されることになるとみられる。任天堂は、スマホ市場に最後に登場する大物
プレーヤーで、且つ「ポケモン」は世界的に多くのファンを持つロングヒット作品である。
「Pokémon Go」が AR の世界を加速させ
てくる可能性が高そうだ。
■主な AR(拡張現実)関連
コード
銘柄
ポイント
7/8株価
(円)
売買代金
時価総額
25日平均
(億円)
(百万円)
7974 任天堂
ARポケモンゲーム「Pokémon Go」
16,270.0
23,050
9,779
9433 KDDI
AR画像を視線の先にぴったり表示するソフトウェア
3,134.0
82,126
21,487
6758 ソニー
メガネ型AR端末SmartEyeglass
3,013.0
38,042
24,634
6701 日本電気
ウエアラブル端末とAR技術を活用した遠隔作業支援システム
247.0
6,434
3,959
7911 凸版印刷
AR技術を活用した来店誘引プロモーション
854.0
5,973
1,888
7832 バンダイナムコホールディングス
ドラゴンボールの期間限定ARアトラクション
2,639.0
5,859
2,266
3765 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
バズドラレーダー
283.0
2,994
2,144
3668 コロプラ
位置情報サービスプラットフォーム
1,988.0
2,510
3,496
9474 ゼンリン
メガネ型デバイスにAR矢印表示して案内
1,916.0
732
254
4281 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム AR技術を使った顧客サービス
1,203.0
595
632
3914 JIG-SAW
英Kudan Limited.とAR/VR エンジンの共同開発
6,250.0
406
5,288
4312 サイバネットシステム
ARコンテンツ作成支援「cybARnet」
2438 アスカネット
空中ディスプレイ エアリアルイメージングパネル
6736 サン電子
現実拡張システム「AceReal(エースリアル)」
3917 アイリッジ
3909 ショーケース・ティービー
662.0
214
502
1,053.0
184
176
618.0
139
398
位置連動型プッシュ通知
3,170.0
87
164
AR/VRエンジンの英Kudanと業務提携
2,005.0
68
480
3912 モバイルファクトリー
位置ゲーム×リアル体験
2,590.0
63
85
3393 スターティア
企業向けAR制作ソフト「COCOAR」
463.0
47
50
6629 テクノホライゾン・ホールディングス
360度カメラシステム
222.0
47
121
6731 ピクセラ
AR/VR事業への本格的な参入
108.0
25
196
出所:フィスコ作成
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スクリーニング
週刊相場観測誌
Market
展望
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
実態以上に売り込まれた銘柄のリバウンドに関心
■短期リバウンドの流れも想定
米雇用統計は市場予想を上振れ着地、為替の円安反転には至っていないものの、警戒イベント通過による安心感は強まろう。依
然として先行き不透明感は拭い切れない情勢であるが、今週は中国の経済指標や米国主要企業の決算発表スタートなどもあって、
株価反転材料につながる可能性も残る。足元では、株価上昇が続いた内需成長株の一角に利食い売り圧力なども強まっていること
から、株価反転の際には、ここまで売り込まれた銘柄のリバウンドが中心になると考える。26 週移動平均線との乖離が大きい銘柄
の中で、過度な割高感の乏しい銘柄、買い戻しなど需給期待の相対的に高い銘柄に注目したい。
スクリーニング要件としては、1.東証 1 部銘柄(金融関連除く)
、2.26 週移動平均線との乖離が 15%以上、3、信用倍率が 2 倍
未満、4.信用売り残が 10 万株以上、5.今期経常増益予想、6.PBR1.5 倍未満としている。
■短期リバウンド候補銘柄
コード
銘柄
7/8株価
(円)
時価総額
(億円)
26週線乖離率
(%)
信用売残
(株)
信用倍率
(倍)
PBR
(倍)
7274 ショーワ
550.0
418
-35.9
229,600
0.97
0.45
9990 サックスバーH
904.0
270
-35.3
106,000
1.10
1.10
1,237.0
2,097
-26.1
325,200
1.98
0.59
3099 ミツコシイセタン
891.0
3,521
-26.0
796,500
1.65
0.62
7238 曙ブレーキ
181.0
246
-25.7
818,700
1.35
1.01
5938 LIXIL G
1,640.0
5,134
-25.3
385,100
1.98
0.90
3086 Jフロント
1,010.0
2,708
-24.7
282,500
1.98
0.69
8008 4℃HD
1,901.0
558
-24.2
119,300
0.82
1.09
3608 TSI HD
529.0
612
-24.0
119,000
1.20
0.51
5101 浜ゴム
3258 ユニゾHD
3,495.0
693
-24.0
603,800
0.85
1.28
9832 オートバクス
1,385.0
1,164
-22.9
346,400
1.04
0.89
6581 日立工
568.0
699
-21.1
134,500
1.63
0.52
6376 日機装
629.0
486
-19.6
799,500
0.67
0.70
6844 新電元
305.0
315
-19.5
893,000
0.68
0.62
2,142.0
1,037
-18.7
122,900
1.74
1.10
388.0
51
-18.6
254,600
1.45
0.25
5803 フジクラ
435.0
1,287
-18.3
562,000
1.36
0.66
8276 平和堂
1,872.0
1,096
-17.2
111,900
0.53
0.74
6284 ASB機械
1,650.0
253
-16.6
158,200
1.59
1.27
4812 ISID
1377 サカタのタネ
4331 T&Gニーズ
1,692.0
551
-16.6
102,100
1.34
1.31
5011 ニチレキ
632.0
200
-16.3
203,100
0.76
0.42
8016 オンワードHD
604.0
1,014
-16.3
504,000
0.24
0.55
7230 日信工業
1,235.0
808
-15.4
317,100
0.31
0.55
4185 JSR
1,328.0
3,002
-15.4
222,900
1.03
0.85
3088 マツモトキヨシ
4,595.0
2,511
-15.4
124,400
1.07
1.44
出所:フィスコアプリなどより作成
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先週の話題レポート
週刊相場観測誌
Market
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2016 07 11
カテゴリー考察
先週の話題レポート
JPX 日経 400 定期見直しを予想
■メガバンクのウェイト増、大型通信銘柄のウェイト減を予想
みずほ証券では、8 月 5 日に発表される JPX 日経インデックス 400 定期見直しの予想を行っている。結果、新規採用 31 銘柄、除
外 30 銘柄、片道ターンオーバーは 4.45%と予想している。新規採用・除外以外では、直近 1 年で市場をアンダーパフォームした
メガバンクが、キャップ調整比率引き上げの影響によりウェイトが増加すると予想しているほか、逆に直近 1 年でアウトパフォー
ムした NTT<9432>、KDDI<9433>、JT<2914>などについて、キャップ調整見直しによりウェイトが減少すると予想している。なお、
昨年採用が見送られた東京電力 HD<9501>は今回も採用は無いとして、選定対象外としている。
■2016 年 8 月定期見直し新規採用(みずほ証券予想)
コード
9201
6723
9506
3668
7164
7180
9533
7735
1861
2337
1332
8585
6141
1959
2206
7701
7747
1883
6383
3148
7230
7419
4182
9502
3398
8078
2379
1720
7173
5232
7148
3年平均ROEランク
銘柄名 時価総額(10億円)2 015年
2016年
JAL
1,194.0
圏外
53
ルネサス
965.3
991
57
東北電
647.2
939
260
コロプラ
254.4
圏外
5
全国保証
254.8
圏外
35
九州FG*
234.5
780
215
邦ガス
452.0
722
447
スクリン
280.9
899
257
熊谷組
109.1
648
182
いちごHD
201.6
287
132
日水
145.3
744
283
オリコ
317.8
593
451
DMG森精機
129.2
508
212
九電工
200.1
631
315
グリコ
414.5
413
369
島津
451.2
610
483
朝日インテク
319.1
136
90
前田道
163.9
475
452
ダイフク
224.7
484
372
クリエイトS
193.4
圏外
167
日信工業
85.5
416
130
ノジマ
81.7
237
61
菱ガス化
256.7
700
464
中部電
1,098.0
955
888
クスリアオキ
208.9
46
36
阪和興
112.2
664
339
ディップ
169.6
26
8
東急建
99.2
533
103
東京TYFG
72.4
圏外
136
住友大阪
183.3
524
487
FPG
98.5
27
11
3年累積営業利益
2015年
2016年
圏外
47
153
98
115
66
圏外
374
圏外
375
326
345
360
240
651
440
647
458
763
615
480
428
390
305
571
539
566
446
534
482
319
277
787
741
331
322
498
449
圏外
585
425
505
754
619
479
379
523
85
764
747
416
411
887
806
839
628
圏外
545
349
343
885
778
時価総額ランク
定性加点項目
2015年
2016年 社外取
IFRS
英文
圏外
87
○
○
88
106
○
142
148
圏外
340
○
圏外
339
○
464
358
○
288
210
○
441
316
○
○
559
568
○
○
519
394
○
○
673
478
○
○
477
286
○
334
518
○
○
○
533
397
○
○
271
225
○
○
233
211
367
283
○
○
425
441
○
○
422
369
○
○
圏外
402
○
571
658
○
779
674
○
○
321
337
○
94
93
○
490
381
596
560
○
536
433
○
691
603
○
圏外
706
○
453
415
○
708
604
○
○
最終ランク
2015年
2016年
圏外
5
444
19
435
71
圏外
115
圏外
131
556
194
470
227
816
234
750
271
500
280
691
283
502
284
452
287
681
289
414
290
387
292
401
294
370
299
448
308
圏外
309
413
323
620
325
557
341
697
345
396
346
585
348
440
349
796
352
圏外
354
395
357
466
358
備考
上場後3年経過(適格基準)
上場後3年経過(適格基準)
上場後3年経過(適格基準)
統合
流動性改善
流動性改善
-
出所:東証、日経、東洋経済よりみずほ証券作成。
注:みずほ証券予想。最終ランクは定性スコア及び最終スクリーニング(3 年平均 ROE 及び直近 ROE がマイナスもしくは 3 年累積営業利益がマ
イナスの銘柄を除外)考慮後。最終ランク次回予想の高い(低い)順。2016 年 6 月 30 日時点 *2015 年のランクは旧・肥後銀行
21
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信用需給動向
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
キーエンスは円高の影響を受け難い好業績銘柄として強いリバウンド
信用残高 金額ベース 単位:百万円
7 月 1 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、買い残高が
814 億円減の2 兆2872 億円、
売り残高が457 億円増の5947
億円だった。買い残高が 3 週連続で減少、売り残高が 3
週ぶりに増加した。買い残高が 2 兆 3000 億円を下回るの
は 2013 年 4 月 5 日時点(2 兆 2663 億円)以来、3 年 3 ヶ
月ぶりとなる。買い方の信用評価損益率は-18.69%から
-15.84%と若干改善。売り方の評価損益率は 9.58%から
5.99%に低下している。信用倍率(買い残高÷売り残高)
は前週の 4.31 倍から 3.85 倍に低下した。
この週(6 月 27 日-7 月 1 日)の日経平均株価は前週末
比 730.46 円高の 15682.48 円だった。週間では 5 週ぶり
に上昇している。英国の欧州連合(EU)離脱を受けた前週
信用倍率(倍)
末の大幅下落(1286.33 円安)に対する自律反発の買いが
先行。ただし、内需・ディフェンシブ系への資金シフト
がはっきりみられており、リスク回避的な流れだった。
個別では大東建<1878>の信用倍率が 2.00 倍から 0.28 倍
と売り長となった。4-6 月期の観測が伝わるなか、週明け
には前週末の急落分を一気に吸収するリバウンドをみせ
ている。強いリバウンドのなか、買い方の利益確定に対
して、新規売りが積み上がっている。キーエンス<6861>
は 1.25 倍から 0.28 倍と売り長に。円高の影響を受け難
い好業績銘柄として強いリバウンドをみせている。高値
を捉えるなか、買い方の利益確定に対して新規売りが積
み上がっている。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
7/8終値
(円)
1878
東証1部 大東建
16,255.0
6861
東証1部 キーエンス
70,710.0
8035
東証1部 東エレク
8,490.0
4047
東証1部 関電化
1,033.0
9064
東証1部 ヤマトHD
2801
東証1部 キッコーマン
9437
6869
信用買残
(7/1:株)
22,000
信用売残
(7/1:株)
信用倍率
(7/1:倍)
79,600
0.28
18,300
66,400
0.28
122,200
561,200
0.22
526,000
1,545,000
0.34
2,546.0
107,200
676,200
3,800.0
131,000
460,000
東証1部 NTTドコモ
2,795.0
749,900
東証1部 シスメックス
6,880.0
191,400
2212
東証1部 山崎パン
2,927.0
6755
東証1部 富通ゼネ
2,231.0
4503
東証1部 アステラス薬
8766
東証1部 東京海上
6954
東証1部 ファナック
15,500.0
1801
東証1部 大成建
811.0
2413
東証1部 エムスリー
3,645.0
288,000
信用買残
(6/24:株)
信用売残
(6/24:株)
82,100
信用倍率
(6/24:倍)
41,000
2.00
47,700
38,100
1.25
241,500
275,400
0.88
704,000
668,000
1.05
0.16
198,800
438,300
0.45
0.28
271,000
389,000
0.70
692,000
1.08
985,600
406,600
2.42
218,600
0.88
245,900
125,000
1.97
47,000
807,700
0.06
86,000
662,000
0.13
82,000
869,000
0.09
142,000
739,000
0.19
1,603.5
1,527,600
1,193,000
1.28
1,953,200
730,800
2.67
3,252.0
634,200
422,800
1.50
701,400
225,100
3.12
595,800
229,100
2.60
723,400
135,000
5.36
2,396,000
2,305,000
1.04
3,072,000
1,465,000
2.10
411,100
0.70
419,600
299,800
1.40
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連載コラム
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
連載コラム
ポンドより深刻なユーロの問題
英国民による欧州連合(EU)離脱という選択は、金融市場を
の影響の方がより深刻と思われます。英国が離脱してもポン
一変させました。短期的な混乱は収束したものの、日を追うご
ドという通貨は残りますが、今後の欧州圏の政治情勢次第で
とに不透明感が増しているように思えます。英国を含む欧州
ユーロは消滅しないとも限らないからです。来年のフランス大
の実体経済や金融政策への懸念は、足元ではポンドへの影
統領選とドイツの議会選という EU の両コア国による選挙の行
響がクローズアップされていますが、今後の政治情勢を考えれ
方が注目されます。フランスでは国民の 45%が EU 離脱の是
ばユーロへの影響の方がより深刻なのではないでしょうか。
非を問う国民投票の実施に賛成、と地元メディアが伝えていま
す。フランスの離脱となれば EU の存続にかかわってくるた
6 月23 日に行われた英国民投票の結果を受けてポンドは暴
め、今後の懸念材料に発展する可能性はあるでしょう。
落し、対円では 160 円 19 銭から 133 円 31 銭まで、実に 20%
も値を下げました。その後は株高などに支えられ、ポンドは短
2015 年以降に欧州で行われた選挙は、ポーランドなどは右
期的に 138 円台まで値を戻す場面もありました。しかし、7 月4
傾化、ギリシャやポルトガルなどは左傾化といったようにどち
日に発表された英・6 月建設業購買担当者景気指数(PMI)や
らかに傾いているように思えます。各国の政治や経済の情勢
同5 日の 6 月サービス業PMI には英国の EU 離脱の影響はま
が一様でないので、「欧州」としての方向性は読み取れません
だ反映されていないものの、低調な内容となったことに反応
が、既存勢力から脱却しようとの動きが見られることは確かな
し、ポンドは6 日の取引で128円台まで下落。過去数年間のサ
ようです。EUの人々の心理に多大な影響を与えているのはテ
ポートラインとなっている 120 円付近への下落が予想されるな
ロ、難民の問題でしょう。この 2 つの問題が EU に帰属するメリ
ど、下げ余地は大いにあります。
ットを削ってしまうとの考え方が今後も広がるなら、フランスや
ドイツでの選挙もそれを如実に反映する結果となるでしょう。
こうしたポンド安は市場心理を悪化させ、他の主要通貨に影
つまり、EU からの遠心力がより強まるということです。
響を及ぼしています。ドル・円は一時、節目の 100 円に接近し
ました。足元ではこうした円買いに歯止めをかける手がかり
ユーロは現在、まとまったマネーの受け皿という主要な役割
は見当たらず、リスクの少ない円に資金が流入しやすい地合
を担っており、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが
いとなっています。英中銀のカーニー総裁は 6 月30 日の記者
遠のくほどユーロ選好の地合いになります。しかし、ビジネス
会見で金融緩和の必要性に言及しており、7 月 14 日か 8 月 4
以外で将来的に消滅する可能性のある通貨への投資は当然
日開催の金融政策委員会(MPC)で現行 0.5%の政策金利を引
減少していくでしょう。ユーロはドルとの価値が 1 対 1 になる
き下げる方針のようですが、市場では「協調介入でポンド安に
「パリティ」のウワサが広がると浮揚する、とのアノマリーも通
歯止めをかけないと、リスク回避的な動きはなお続く」(邦銀関
用しなくなります。EU 離脱に伴う英国の混乱は、今年9 月の新
係者)との声が聞かれます。
政権発足により EU との交渉が本格化すれば大底を打つ可能
ただ、英国の EU 離脱の問題は、実はポンドよりもユーロへ
性はありますが、EU 側の危機は、実はこれから本番を迎える
のかもしれません。
23
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今週のマーケットデータ
週刊相場観測誌
Market
1
2
3
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5-6
格上げ・買い推奨
7
格下げ・売り推奨
8
総括コメント
9
市場別データ
10
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
11
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
12
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
13
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展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
経済カレンダー - 1
Market Data
7 月 11 日~7 月 15 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
7月11日
月
時間
内容
08:50 機械受注(5月)
08:50 マネーストック(6月、日本銀行)
12:00 LNGスポット価格調査(6月)
13:30 特定サービス産業動態統計(5月)
15:00 工作機械受注(6月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
23:00 米・労働市場情勢指数(6月)
決算発表 ローソン、コスモス薬
米・カンザスシティー連銀総裁が講演
米決算発表 アルコア
欧・ユーロ圏財務相会合
中・資金調達総額(中国元)(6月、15日までに)
中・マネーサプライ(6月、15日までに)
中・元建て新規貸出残高(6月、15日までに)
7月12日
火
08:50 国内企業物価指数(6月、日本銀行)
11:00 中古車販売台数(6月)
13:30 「生活意識に関するアンケート調査」(第66回)の結果(日本銀行)
13:30 第3次産業活動指数(5月)
15:00 独・消費者物価指数改定値(6月)
17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
21:00 ブ・小売売上高(5月)
21:00 印・消費者物価指数(6月)
21:00 印・鉱工業生産(5月)
23:00 米・卸売在庫(5月)
23:00 米・JOLT求人件数(5月)
決算発表 ビックカメラ、ライフコポ
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・ミネアポリス連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・タルーロ連邦準備制度理事会(FRB)理事が講演
欧・欧財務相理事会
7月13日
水
08:50 マネタリーサーベイ(5月、日本銀行)
15:00 投信概況(6月)
18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(5月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 米・輸入物価指数(6月)
23:00 加・カナダ銀行(中央銀行)が政策金利発表
27:00 米・財政収支(6月)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
米・ダラス連銀総裁が講演
米・フィラデルフィア連銀総裁が講演
米・クリーブランド連銀総裁が講演
米・決算発表 ヤム・ブランズ
中・貿易収支(6月)
2
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Vol. 175 Weekly
2016 07 11
経済カレンダー - 2
Market Data
7 月 11 日~7 月 15 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
7月14日
木
時間
内容
08:50 対外対内証券売買(先週)
09:00 亜・シンガポールGDP速報値(4-6月)
10:30 豪・失業率(6月)
13:00 マンション発売(6月)
15:30 印・卸売物価指数(6月)
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・生産者物価コア指数(6月)
22:45 米・消費者信頼感指数(先週)
東京都知事選が告示
決算発表 Fリテイリ、ドトール日レスHD
米・アトランタ連銀総裁が講演
米・カンザスシティー連銀総裁が講演
米・ダラス連銀総裁が講演
米・決算発表 ブラックロック、JPモルガン・チェース、AMD
亜・韓国銀行(中央銀行)が政策金利発表
7月15日
金
11:00 中・固定資産投資(都市部)(6月)
11:00 中・鉱工業生産指数(6月)
11:00 中・小売売上高(6月)
11:00 中・GDP(4-6月)
15:30 LINEの出澤社長が上場記者会見
16:00 トルコ・失業率(4月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数改定値(6月)
18:00 欧・貿易収支(5月)
21:30 米・小売売上高(6月)
21:30 米・消費者物価コア指数(6月)
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(7月)
22:15 米・鉱工業生産指数(6月)
22:15 米・設備稼働率(6月)
23:00 米・企業在庫(5月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数速報値(7月)
LINEが東証に新規上場(公開価格は未定)
米・ミネアポリス連銀総裁が講演
米・セントルイス連銀総裁が講演
米・決算発表 ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、USバンコープ
欧・欧州新車販売台数(6月)
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2016 07 11
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(米)6 月労働市場情勢指数
11 日(月)午後 11 時発表予定
(5 月実績は-4.8) 参考となる 5 月実績は-4.8 で 2009 年 5 月以来の水準に低下。雇用の伸びが減速していることを示唆する
数値となった。6 月の非農業部門雇用者数は予想を大きく上回ったが、5 月分は下方修正されており、6 月の失業率は上昇した。
6 月の労働市場情勢指数は改善する見込みだが、マイナスとなる可能性が高い。
-------------------------------------------------------------------■(中)4-6 月期国内総生産
15 日(金)午前 11 時発表予定
(予想は前年比+6.6%) 参考となる 1-3 月期の実績は前年同期比+6.7%で市場予想と一致した。国家統計局の発表によると
1-3 月期は工業生産、都市部固定資産投資、小売売上高がしっかりとした伸びを記録した。4-6 月期については、新規融資が大
幅に減少していないことやインフラ投資が継続していることから、6%台後半の成長率を維持する可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)6 月小売売上高
15 日(金)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は、前月比+0.1%) 参考となる 5 月実績は前月比+0.5%で市場予想を上回った。雇用情勢の改善が続いていることから、
6 月も堅実な伸びとなる可能性がある。飲食店の売上やオンライン販売は順調に推移しており、反動減となる可能性は低いとみ
られる。
-------------------------------------------------------------------■(米)6 月消費者物価コア指数
15 日(金)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は、前年比+2.2%) 参考となる 5 月実績は前年比+2.2%。家賃と、ホテル宿泊費などの住居関連費は前月比+0.4%の高
い伸びとなったことが物価上昇に寄与した。6 月については住居関連や医療費などの上昇が続くとみられており、コア指数の伸
びは 5 月実績と同等の水準になるとみられる。
--------------------------------------------------------------------
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日付
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月11日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
コード
1376
1377
1434
2462
2651
2668
2736
3022
3045
3148
3168
3228
3236
3280
3297
3349
4714
4735
4992
5018
6064
6323
6432
7577
7997
8260
8273
8894
8940
9778
9812
9837
1418
2153
2341
2379
2722
2726
2747
3048
3080
3139
3376
3501
3593
3670
3810
4465
4577
4673
4760
4829
4920
5932
6044
6083
6217
6496
6505
6985
銘柄
カネコ種
サカタのタネ
JESCOHD
ジェイコムHD
ローソン
タビオ
サダマツ
山下医
カワサキ
クリエイトSDH
黒谷
三栄建築
プロパスト
エストラスト
東武住販
コスモス薬品
リソー教育
京進
北興化
MORESCO
アクトコール
ローツェ
竹内製作
パスポート
くろ工
井筒屋
イズミ
原弘産
インテリックス
昴
テーオー
モリト
インターライフ
イージェイHD
アルバイトタイ
ディップ
アイケイ
パル
北雄ラッキー
ビックカメラ
ジェーソン
ラクトJPN
オンリー
住江織
ホギメディ
協立情報
サイバーS
ニイタカ
ダイト
川崎地質
ALPHA
日本エンタ
日本色材
三協立山
三機S
ERIHD
津田駒
中北製
東洋電
ユーシン
上場部名
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
時刻
15:00
15:00
15:00
日付
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月12日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月13日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
コード
7516
7581
7725
8143
8194
8254
1384
2292
2459
2735
2796
3093
3160
3177
3198
3201
3266
3279
3608
3760
3922
5817
5967
6086
6183
6264
7487
7501
7599
7607
7879
8167
8244
8887
8960
9740
9979
1407
2294
2337
2449
2791
2798
2872
2884
3030
3046
3065
3087
3192
3283
3366
3387
3415
3606
3627
3645
3669
3832
3915
銘柄
コーナン商事
サイゼリヤ
インタアクション
ラピーヌ
ライフコーポ
サイカ屋
ホクリヨウ
SFoods
アウンコンサル
ワッツ
ファーマライズ
トレファク
大光
ありがと
SFPダイニン
ニッケ
ファンドクリG
API
TSIHD
ケイブ
PRTIMES
JMACS
TONE
シンプロメンテ
ベル24HD
マルマエ
小津産業
ティムコ
ガリバー
進和
ノダ
リテールPT
近鉄百
リベレステ
ユナイテッドU
CSP
大庄
ウエストHD
柿安本店
いちごHD
プラップJ
大黒天
Y’S
セイヒョー
ヨシムラフード
ハブ
JIN
ライフフーズ
ドトル日レス
白鳩
プロロジス
一六堂
クリレスHD
トウキョベース
レナウン
ネオス
JMNC
モバクリ
T&CMS
テラスカイ
5
上場部名
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証REIT
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
東証2部
東証2部
マザーズ
東証1部
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証REIT
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証2部
マザーズ
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証REIT
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
ジャスダックG
マザーズ
時刻
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2016 07 11
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月14日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
7月15日
コード
3935
4616
4645
5990
6047
6058
6150
6173
6182
6489
6634
6668
6814
6897
6915
7219
7420
7608
7719
7847
8095
8181
8237
8904
9661
9765
9836
9978
9983
1419
2168
2354
2404
2411
2930
3021
3091
3181
3536
3647
3791
3823
3892
5341
6866
7610
7811
8170
8966
8976
8977
9601
9602
銘柄
エディア
川上塗
市進HD
スーパーツール
Gunosy
ベクトル
タケダ機
アクアライン
ロゼッタ
前沢工
ネクスG
プラズマ
古野電
ツインバード
千代インテ
HKS
佐鳥電機
エスケイ
東京衡機
グラファイトD
イワキ
東天紅
松屋
サンヨーナゴヤ
歌舞伎
オオバ
リーバイス
文教堂HD
ファーストリテイ
タマホーム
パソナ
安川情報
鉄人化
ゲンダイAG
北の達人
PCNET
ブロンコB
買取王国
アクサスHD
ジースリーHD
IGポート
アクロディア
岡山製紙
アサヒ陶
日置電
テイツー
中本パクス
アデランス
平和RE
大和オフィス
阪急リート
松竹
東宝
上場部名
マザーズ
東証2部
ジャスダックS
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
マザーズ
ジャスダックS
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証REIT
東証REIT
東証REIT
東証1部
東証1部
時刻
日付
コード
銘柄
上場部名
時刻
15:00
15:00
16:00
15:00
15:00
15:00
15:00
6
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
7月4日
7月5日
7月6日
7月7日
7月8日
証券会社
大和
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
2815
アリアケ
2新規
9843
ニトリHD
2→1格上げ
東海東京
6779
日電波
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
野村
8334
群馬銀
NEUTRAL→BUY格上げ
CS
7202
いすゞ
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
1300→1550
JPモルガン
9401
TBSHD
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
1640→1410
9404
日テレHD
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
2210→2030
ドイツ
7201
日産自
HOLD→BUY格上げ
1300→1100
メリルリンチ
5741
UACJ
中立→買い格上げ
シティ
6268
ナブテスコ
2→1格上げ
ドイツ
7164
全国保証
BUY新規
JPモルガン
8303
新生銀
OVERWEIGHT新規
-
8306
三菱UFJ
OVERWEIGHT新規
-
8316
三井住友
OVERWEIGHT新規
-
8411
みずほ
OVERWEIGHT新規
-
岩井コスモ
8233
高島屋
B+新規
モルガン
5801
古河電
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
三菱
2678
アスクル
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
4100→4050
9064
ヤマトHD
UNDERWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
1840→3400
野村
4151
協和キリン
NEUTRAL→BUY格上げ
1900→2500
CS
4689
ヤフー
OUTPERFORM新規
4911
資生堂
UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ
2250→2900
SMBC日興
8035
東エレク
2→1格上げ
7500→10500
UBS
4503
アステラス薬
BUY新規
1900
4507
塩野義
BUY新規
6700
4519
中外薬
BUY新規
4300
4523
エーザイ
BUY新規
9000
4578
大塚HD
BUY新規
6000
岩井コスモ
3382
7&I-HD
B+→A格上げ
ゴールドマン
7906
ヨネックス
中立→買い格上げ
メリルリンチ
9513
Jパワー
UNDERPERFORM→買い格上げ
7
7200
11500→15000
1050
550→450
2540→2800
4600
300→310
600
4400→6800
-
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
7月4日
証券会社
ドイツ
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
4902
コニカミノルタ
BUY→HOLD格下げ
1200→800
8050
セイコーHD
BUY→HOLD格下げ
600→360
大和
3398
クスリのアオキ
1→3格下げ
6800→6500
野村
4205
ゼオン
BUY→NEUTRAL格下げ
1080→750
2690→2300
5019
出光興産
BUY→NEUTRAL格下げ
7月5日
CS
7211
三菱自
NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ
7月6日
CS
4927
ポーラオルHD
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
いちよし
9412
スカパーJ
A→B格下げ
三菱
7936
アシックス
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
2900→1820
8830
住友不
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
3400→2500
4272
日化薬
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
1350
7283
愛三工
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
1200→750
JPモルガン
8304
あおぞら
UNDERWEIGHT新規
SMBC日興
7606
Uアローズ
1→2格下げ
いちよし
7594
マルカキカイ
A→B格下げ
野村
2398
ツクイ
BUY→NEUTRAL格下げ
1510→1800
4543
テルモ
BUY→NEUTRAL格下げ
4800→4600
CS
8113
ユニチャーム
NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ
2500→1900
UBS
4528
小野薬
SELL新規
いちよし
4819
Dガレージ
A→B格下げ
-
岩井コスモ
3398
クスリのアオキ
B+→B格下げ
-
4188
三菱ケミHD
A→B格下げ
-
6465
ホシザキ
買い→中立格下げ
7月7日
7月8日
CS
ゴールドマン
8
900→400
9500→10200
-
5900→3400
-
3800
10000→11000
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
-400
9
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2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
事業法人
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
信託銀
2016/5/30
2016/5/16
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
2016/2/29
2016/2/22
外国人
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
2016/2/29
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
単位:億円
2016/2/22
-700
2016/2/29
-600
2016/2/22
-300
2016/2/15
-200
2016/2/15
-100
2016/2/8
単位:億円
2016/2/1
200
2016/2/8
-5000
2016/1/18
-3000
2016/1/25
-2000
2016/2/1
-1000
2016/1/12
0
2016/1/18
1000
2016/1/12
2000
2016/1/25
2016/6/27
2016/6/20
単位:億円
2016/1/18
2016/6/6
2016/6/13
2016/5/2
2016/5/9
2016/5/16
2016/5/23
2016/5/30
2016/6/6
2016/6/13
2016/6/20
2016/6/27
3000
2016/1/12
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
投信
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
生・損保
2016/6/6
2016/4/4
2016/4/11
2016/1/12
2016/1/18
2016/1/25
2016/2/1
2016/2/8
2016/2/15
2016/2/22
2016/2/29
2016/3/7
2016/3/14
2016/3/22
2016/3/28
2016/4/4
2016/4/11
2016/4/18
2016/4/25
個人
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/9
2016/5/16
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
2016/2/29
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
2016/1/18
2016/1/12
展望
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
2016/2/29
2016/2/15
2016/2/22
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
2016/1/18
2016/1/12
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で売り越しに転じる
じた。また、個人投資家は 479 億円と売り越しに転じた。
6 月第 5 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 2307 億円と売り越しに転じた。現物については買い越しに転
その他、信託は 2024 億円と買い越し継続となった。投信は 1164 億円、都地銀は 254 億円と買い越しに転じた。事法は 4 億円、
生・損保は 345 億円と売り越しに転じた。自己は TOPIX 先物、225 先物買いの、現物売りで 701 億円と売り越し継続となった。こ
の週の裁定残は、ネットベースで 1850 億円減少の 4041 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 4.89%の大幅上昇へ。
8000
単位:億円
6000
4000
2000
-2000
0
-4000
-6000
-10000
-8000
-4000
-12000
-14000
6000
単位:億円
100
0
5000
4000
3000
-400
2000
-500
1000
0
-1000
4000
単位:億円
1400
1200
3500
1000
3000
800
2500
600
2000
400
1500
200
1000
0
500
-200
-500
0
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 175 Weekly
2016 07 11
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/03/22
381
▲205
▲2,043
80
▲232
▲143
▲45
1,831
16/03/28
▲493
1,107
▲79
287
9
▲443
▲65
▲581
16/04/04
▲2,683
111
327
414
376
▲40
▲147
1,542
16/04/11
▲1,646
▲3,466
3,849
1,075
88
▲208
▲230
891
16/04/18
1,032
▲4,606
5,321
▲156
▲103
▲143
▲116
▲698
16/04/25
84
1,013
▲892
▲151
368
▲233
▲90
▲313
16/05/02
▲890
2,617
▲3,143
▲113
322
117
79
578
16/05/09
▲1,866
▲137
568
289
648
▲138
262
237
16/05/16
▲47
▲1,301
22
▲265
1,308
148
▲122
179
16/05/23
1,229
▲1,104
▲705
▲293
802
▲118
▲87
158
16/05/30
▲116
349
▲1,462
▲250
1,150
▲172
▲94
512
16/06/06
▲4,946
295
2,236
▲205
871
78
▲9
1,489
16/06/13
▲1,965
1,934
▲2,208
563
3,533
15
50
213
16/06/20
▲1,397
355
▲1,301
238
261
15
27
1,251
16/06/27
▲2,536
▲119
105
606
20
▲605
▲167
2,283
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/03/22
▲795
72
828
121
2
97
▲4
▲347
16/03/28
▲385
▲105
▲3,598
452
▲25
▲284
0
4,012
16/04/04
1,448
▲169
▲869
3
▲115
▲72
▲9
▲21
16/04/11
752
150
35
▲595
22
▲132
▲44
▲210
16/04/18
▲1,026
73
1,333
▲423
▲3
29
▲20
▲58
16/04/25
439
▲57
18
▲292
4
66
72
▲216
16/05/02
991
▲64
▲922
▲28
▲0
188
20
▲175
16/05/09
1,307
108
▲1,118
▲189
0
7
▲37
▲143
16/05/16
▲488
▲8
605
▲55
3
▲110
18
52
16/05/23
▲259
▲3
65
198
3
48
1
▲161
16/05/30
690
▲1
480
▲370
▲6
▲115
▲19
▲706
16/06/06
3,789
11
▲2,728
367
25
▲560
15
▲942
16/06/13
2,610
6
▲1,874
▲261
▲0
▲288
17
▲300
16/06/20
1,002
24
▲588
88
77
62
5
▲601
16/06/27
1,319
87
▲1,448
▲174
50
372
11
▲400
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/03/22
▲1,948
8
897
856
▲16
63
140
105
16/03/28
268
▲44
1,033
▲1,589
13
▲142
138
208
16/04/04
442
▲110
▲902
1,193
99
0
▲399
▲519
16/04/11
89
▲328
2,006
▲710
▲35
▲210
▲144
▲124
16/04/18
▲49
186
1,442
▲1,615
▲4
9
216
47
16/04/25
▲147
106
2,860
▲2,588
8
▲39
▲106
▲333
16/05/02
585
116
▲1,621
819
1
0
89
49
16/05/09
1,546
▲135
▲2,478
1,244
7
▲101
▲218
130
16/05/16
▲231
11
▲208
616
▲16
▲20
127
▲285
16/05/23
▲802
▲20
1,238
▲436
▲19
▲10
151
▲44
▲18
16/05/30
689
24
▲433
▲224
30
▲10
▲69
16/06/06
1,640
▲61
▲1,752
▲189
▲17
206
▲19
232
16/06/13
925
257
▲1,531
487
11
0
▲30
▲163
16/06/20
10
7
2,497
▲1,583
▲91
2
▲214
▲386
16/06/27
516
▲447
▲964
732
▲74
▲112
410
141
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週刊相場観測誌
Market
※
展望
Vol. 175 Weekly
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新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
セラク
事業内容:
LINE
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
6199
東M
7/1
1,360~1,500
公募株数
(株)
406,000
売出株数
(株)
公募価格
(円)
530,100
初値
(円)
1,500
主幹事
3,900 SMBC日興
7/8終値
(円)
4,850
ソリューションサービスおよびオンサイトサービス(ITインフラ事業、スマートソリューション事業、WEBマーケティングコミュニケーション事業)、農
業IoTソリューションサービス
3938
東1or2
7/15
2,900~3,300
35,000,000
0
-
-
野村
-
事業内容: モバイルメッセージャー・アプリケーション「LINE」によるコミュニケーション、コンテンツ、広告等のサービスを提供する LINE ビジネス・ポータル事業
デュアルタップ
3469
JQ S
7/21
1,010~1,110
200,000
240,000
-
-
SBI
-
事業内容: 不動産販売事業、不動産賃貸管理・仲介事業及び海外不動産事業
インソース
6200
東M
7/21
450~520
700,000
1,250,000
-
-
みずほ
-
1,500~1,700
90,000
74,800
-
-
大和
-
事業内容: 研修をはじめとする社会人向け教育サービス
リファインバース
6531
事業内容:
東M
7/28
廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処
理事業
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1820
西松建
480
479.5
476
2602
日清オイリオ
484
475
475
2914
JT
4289
4276.75
3983
3524
日東網
162
146
156.5
3678
メディアドゥ
1811
1374.5
1640
4977
ニッタゼラチン
760
719.25
758
7105
ニチユ三菱
609
518
592.5
9435
光通信
8580
8525
8200
9948
アークス
2586
2506.25
2533
一目均衡表 雲抜け銘柄
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
1332
日水
500
541
521
1721
コムシスHD
1899
福田組
968
1143.5
1050.5
1925
大和ハウス
1926
ライト工
1049
1084
1055
2207
2371
カカクコム
2007
2201.75
2038.5
2659
2670
ABCマート
6610
6682.5
6755
2692
伊藤忠食
4070
4093.75
4127.5
2904
一正蒲鉾
1054
1055.5
3398
クスリのアオキ
4925
3778
さくら
812
4286
レッグス
4686
ジャストシステ
4967
5195
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1636
1656
1645
2757.5
3256
2867.5
名糖産
1293
1344.25
1301
サンエー
4990
5393.75
5120
2678
アスクル
3405
4742.5
3667.5
2768
双日
238
259.5
240.5
1062.5
3116
トヨタ紡織
1941
2377.75
2054.5
6060
5480
3627
ネオス
554
566
679.5
1182
1125.5
4045
東亜合成
941
982.25
982.5
680
696.75
757.5
4620
藤倉化
535
547
550
843
905.25
843.5
4775
総合メディカ
3695
4106.25
3755
小林製薬
4430
4791.25
4445
5019
出光興産
1954
1995.75
2153
バンドー化
467
501.75
483.5
5337
ダントーHD
182
196.25
185
5413
日新製鋼
1242
1247.25
1374
6222
島精機
1818
1838
1903.5
6325
タカキタ
489
526.25
505
6367
ダイキン
8029
8033.25
8157.5
6381
アネスト岩田
861
942.25
880
6586
マキタ
6260
6757.5
6290
6737
EIZO
2604
2867.25
2787.5
6756
日立国際
1584
1614.25
1605
6856
堀場製
4295
4463.75
4567.5
6857
アドバンテス
1029
1041.5
1259.5
7463
アドヴァン
830
1066.75
936.5
7481
尾家産業
864
895.5
890
7840
フラベッドH
905
955.25
929.5
7943
ニチハ
1549
1753
1592
7970
信越ポリ
578
643.5
607.5
7976
三菱鉛筆
4565
5472.5
4832.5
8032
紙パル商
334
334.25
337
8060
キヤノンMJ
1870
1886.25
2058
8086
ニプロ
1248
1289
1250.5
8129
東邦HD
2328
2853.5
2413.5
8130
サンゲツ
1924
2154.25
1925.5
8168
ケーヨー
518
519
533.5
8218
コメリ
2546
2586
2684.5
8244
近鉄百
316
320.5
324.5
8267
イオン
1444.5
1746.25
1597
8850
スターツ
1881
2138.5
2016
9005
東急
861
922.25
873
9044
南海電鉄
574
651
590
9474
ゼンリン
1916
2089.5
1971.5
9605
東映
908
1101.75
959.5
9697
カプコン
2169
2738.5
2401
9749
富士ソフト
2258
2523.5
2375
9757
船井総研
1299
1593.5
1300.5
9993
ヤマザワ
1680
1694.25
1702.5
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呉
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