Untitled - 日本国際文化学会

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大会日程と会場一覧
【7 月 16 日(土) 早稲田大学早稲田キャンパス 国際会議場】
時間
8:00
〜
プログラム
受付
自由論題 A
支配・戦争の記憶と和解
司会:桐谷多恵子
(長崎大学非常勤講師
兼長崎大学核兵器廃絶
研究センター客員研究
員)
自由論題 B
シンガポール・マレーシ
ア・インドネシアの多民
族社会
司会:牧田東一
(桜美林大学教授)
場所
国際会議場
1 階ロビー
井出晃憲(文教大学湘南総合研究所客員研究員、国立民族学博物館共同研究員)
「オタスの杜から見える少数先住民の『近代』」
大和裕美子(九州共立大学経済学部経済・経営学科講師)
「『追悼碑問題』に見る植民地支配の記憶―福岡県飯塚市『無窮花堂』を
事例に」
松居竜五(龍谷大学国際学部教授)
「日英戦後和解に関する研究―故平久保正男氏関連資料を中心として」
第 2 会議室
村上享子(Associate Professor, Department of Psychology, University of Copenhagen)
「日英戦後和解と異文化理解を再考察する―故平久保正男氏資料アーカ
イブ化の共同想起の現場から」
市岡卓(法政大学大学院国際文化研究科博士後期課程)
「多民族国家の国民統合における歴史の役割について―シンガポールの
マレー人からみた歴史」
奥村みさ(中京大学国際英語学部教授)
「シンガポールにおける英語中心の二言語政策が歴史認識に及ぼす影響」 第 3 会議室
Ⅰ
坂口可奈(早稲田大学政治経済学部助手)
「シンガポールにおける華人再統合―華人組織の試みに着目して」
中島成久(法政大学国際文化学部教授)
「アブラヤシ・プランテーション労働者をめぐるヘゲモニー関係」
照屋理(名桜大学国際学群上級准教授)
「雑誌にみる沖縄・台湾間の人と文化の移動―南島研究雑誌を中心に」
9:00
〜
11:00
自由論題 C
在外沖縄人・沖縄文化
司会:川村陶子
(成蹊大学教授)
菅野敦志(名桜大学国際学群上級准教授)
「“われわれ”文化と境界の語り―沖縄・台湾・パイナップル・水牛」
月野楓子(法政大学兼任講師)
「沖縄移民の同郷者組織形成にみる文化の役割―第二次世界大戦後の在
亜邦人社会における『救済活動』を通して」
上地聡子(早稲田大学地域・地域間研究機構研究助手)
「沖縄帰属問題(1945 年〜1951 年)に対する在日・在ハワイ沖縄人の差
異―ホスト社会での立場性という観点から」
第 1 会議室
Ⅱ
齊藤美野(順天堂大学国際教養学部助教)
「翻訳という言語接触と新しい文章の試み―森田思軒訳『牢帰り』の場合」
自由論題 D
文学と翻訳・通訳におけ
る文化
司会:木下資一
(神戸大学名誉教授)
自由論題 E
戦争中日本人の東アジ
ア経験と現代の多文化
主義
司会:岡田浩樹
(神戸大学教授)
山田和夫(名古屋市立大学人間文化研究科研究員)
「ハーンとケイブルの人種観と再話」
王偉(東北大学国際文化研究科専門研究員)
「文化融合への道―キングストンの創作生涯から話す」
第 3 会議室
Ⅱ
吉田理加(順天堂大学国際教養学部講師)
「通訳を介した法廷における『文化的な』意味の喪失」
張鴻鵬(名城大学法学研究科博士後期課程) 「満洲事変前に形成された遠藤三郎の人物像―ヒューマニズムと国際感
覚」
張晟喜(法政大学国際日本学研究所客員学術研究員) 「まど・みちおの詩と童謡の世界―外地文学の視点から」
塚島順一(法政大学大学院国際文化研究科博士後期課程)
「李仁夏牧師と川崎の多民族共生―新たな歴史的視点で」
武市一成(國學院大学講師)
「外国人集住地域における誤解と偏見、及びその解消・低減に向けての方
策―新宿区大久保・百人町地域を事例に」
2
第 1 会議室
Ⅰ
11:10
〜
13:10
若手先端研究α
「音楽がつくる公共圏
をめぐって―インター
カルチュラリティへの
戦略的アプローチとし
て」
司会:山脇千賀子(文教
大学教授)
共通論題①
「近代日本の対外認識
―20 世紀前半の知識人
は『国際社会』をどのよ
うに観たのか」
司会:萩原稔(大東文化
大学准教授)
11:10
〜
13:10
共通論題②
「国際交流と平和構築
―戦間期太平洋問題調
査会(IPR)と参加日本
人」
司会:山岡道男(早稲田
大学教授)、飯森明子(常
磐大学非常勤講師)
討論:斎川貴嗣(早稲田
大学助教)
齋藤絢(名古屋外国語大学外国語学部助教)
「現代韓国の政治運動と音楽表現」
島村一平(滋賀県立大学人間文化学部准教授)
「ヘイトスピーチなのか?抵抗なのか?―現代モンゴルにおける反中化
するヒップホップと“公共圏”」
第 2 会議室
山脇千賀子(文教大学国際学部教授)
「境界線を越える音楽の力―ラテンアメリカにおける公共圏の形成?」
伊藤信哉(松山大学法学部准教授)
「国際問題評論家の対外認識―稲原勝治と米田実」
武井義和(愛知大学東亜同文書院記念センター研究員)
「大村欣一・東亜同文書院教授の中国認識」
大木康充(大東文化大学非常勤講師)
「第一次世界大戦後における『文化主義』の登場とその展開」
第 3 会議室
Ⅰ
上田美和(早稲田大学非常勤講師)
「清沢冽の対外認識からみる紛争融和策」
堀内暢行(国士舘大学) 「坂西利八郎の『新外交』論と中国問題認識」 山内晴子(朝河貫一研究会)
「高木八尺と日米関係―ヘボン講座から国際文化会館へ」
第 1 会議室
Ⅰ
片桐庸夫(群馬県立女子大学)
「横田喜三郎と第一次大戦後の安全保障論」
共通論題③
「戦争・民衆・知性の復
興」
司会:若林一平(文教大
学名誉教授)
討論:小川忠(国際交流
基金企画部長)
江藤セデカ(NPO 法人イーグル・アフガン復興協会理事長)
「平和は女性の自立と権利を守る国づくりから」
13:10
〜
昼食
お弁当引渡し(14:30 まで)
13:15
〜
14:30
常任理事会・理事会
(この間、会員の方は、よろしければキャンパス内で土曜公開の大隈庭園、
4階
演劇博物館(21 頁地図 5 番)、會津八一記念博物館(同 2 番)などをご散 共同研究室
策ください)
7
長倉洋海(フォト・ジャーナリスト)
「平和を作っていく鍵を求めて」
第 1 会議室
Ⅱ
近藤誠一(近藤文化・外交研究所代表/元文化庁長官/元外交官)
「国際秩序の不安定化―人類の知はどこにいったのか?」
第 3 会議室
Ⅱ
基調講演:平野健一郎(東洋文庫理事、早稲田大学/東京大学名誉教授)
「文化による紛争世界への対抗―カント『永遠平和の為に』を平戸から読
み直す」
開場
14:30
15:00
〜
17:30
18:00
〜
19:20
19:30
〜
20:00
公開シンポジウム
「紛争と融和に
おける文化の役割―
江戸初期、冷戦期、
現代」
パネル・ディスカッション
パネリスト:
平野健一郎
田中孝彦(早稲田大学大学院政治学研究科教授)
「冷戦における文化の役割」
飯笹佐代子(青山学院大学総合文化政策学部教授)
「多文化主義をめぐって」
福武慎太郎(上智大学総合グローバル学部教授)
「平和構築と文化」
モデレーター:都丸潤子(早稲田大学大学院政治学研究科教授)
情報交換会(懇親会)
(当日受付も行なっておりますので、ぜひご参加ください。終了後、ミニ・
コンサートへご案内いたします)
ミニ・コンサート
長年の紛争を乗り越えてきたアイルランドの民族音楽と「鳥の歌」
(早稲田大学・東京藝術大学ケルトサークル有志)
3
国際会議場
井深大
記念ホール
第 1 会議室
7 号館
419 教室
【7 月 17 日(日) 早稲田大学早稲田キャンパス 3 号館 7・8 階】
8:30
〜
3 号館
7階
受付
若手先端研究β
「国際文化学を問い直
す―国際関係研究の観
点から」
司会:菅野敦志(名桜大
学上級准教授)
討論:土谷岳史(高崎経
済大学准教授)、高橋良
輔(青山学院大学教授)
自由論題 F
ナショナリズムの分析
視角
司会:坂井一成
(神戸大学教授)
井上浩子(大東文化大学法学部専任講師)
「国際文化学としての地域研究―地域との対話を通じた研究方法の構築」
加藤恵美(早稲田大学政治経済学部非常勤講師)
「国際文化学としてのヒトの国際移動研究―日本社会の『多文化共生』か
ら考える」
7階
702 教室
斎川貴嗣(早稲田大学政治経済学部助教)
「国際文化学としての国際関係史―国際文化関係史の可能性」
小島望(明治大学政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程)
「イングランド内戦期議会派ニュースブックに見る『ネーション』概念の
政治性―『グリーンフェルド・テーゼ』再考」
赤桐敦(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
「20 世紀初頭の中国における『国語統一』の受容」
櫻井幸男(立教大学社会デザイン研究所研究員)
「ドイツ法学者のナチズム協力と全体主義について」
7階
710 教室
仲村愛(明治大学大学院教養デザイン研究科博士後期課程)
「ケベック・ナショナリズム研究における諸問題とその含意」
福田州平
「1876 年フィラデルフィア万博における褒賞制度に関する考察」
自由論題 G
日米/太平洋文化関係
史
9:00
〜
11:00
司会:山岡道男
(早稲田大学教授)
鹿田昌子(龍谷大学国際文化学科博士課程)
「明治後期における女子留学の意義―一柳満喜子の場合」
上品和馬(早稲田大学日本語教育研究センターインストラクター(非常勤))
「パブリック・ディプロマシーの観点からみた新渡戸稲造―太平洋問題調
査会における活動を中心として」
7階
709 教室
飯森明子(常磐大学国際学部非常勤講師)
「戦前戦後をつなぐ日米ネットワークと日米協会の活動(1939-1960)」
中村信之(大阪大学大学院国際公共政策研究科特任研究員)
「日比学生会議」
自由論題 H
東南アジアにおける文
化の移動と接触
司会:白石さや
(岡崎女子大学教授・東
京大学名誉教授)
齋藤大輔(青山学院大学地球社会共生学部助教)
「バンコクにおける日本人『移住』とその表象に関する一考察」
大形利之(東海大学国際文化学部国際コミュニケーション学科教授)
「IS(イスラミック・ステート)とインドネシアの首都で起きたテロ事件
についての一考察」
7階
703 教室
上岡磨奈(白鷗大学職員)
「JKT48 ファンの宗教意識について―定量的データからの提言」
斉藤理(山口県立大学国際文化学部准教授)
「国際的連携を視野に入れた PBL カリキュラム導入の可能性について」
自由論題 I
学術・教育実践
水谷由美子(山口県立大学教授)
「次世代型高等教育の環境をデザインする―デザイン領域の事例研究に
よる国際比較」
司会:杉村美紀
(上智大学教授)
相原征代(岐阜大学男女共同参画推進室特任助教)
「『生きづらさ学』の構築とその学際的応用の可能性」
8階
808 教室
玉腰辰己(笹川平和財団研究員)
「映画『長江』(1981 年)を使った中国理解教育の試み」
11:00
〜
8階
昼食
お弁当引渡し(13:30 まで)
801 教室
4
11:10
〜
12:50
13:00
〜
14:00
総会その他
特別フォーラム
共通論題④
「ボーダースタディー
ズからみたカルチュラ
ルな境界」(ラウンドテ
ーブル)
司会:岩下明裕
(北海道大学教授/九
州大学)
共通論題⑤
「国際関係における通
訳翻訳の文化構築性と
社会的役割」
司会:鳥飼玖美子
(内閣府政府広報アド
バイザー・公益財団法人
中央教育研究所理事)
14:10
〜
16:10
総会
第 6 回平野健一郎賞表彰式
文化交流創成コーディネーター資格認定 合格証授与及び優秀者による
発表
松井賢一先生追悼フォーラム
「日本国際文化学会の設立 15 周年と今後の展望」
鼎談:
平野健一郎(東洋文庫理事、早稲田大学/東京大学名誉教授)
熊田泰章(法政大学国際文化学部教授)
松居竜五(龍谷大学国際学部教授)
池直美(北海道大学/ABS 日本部会長)
「トランスナショナル・アイデンティティと社会的包摂―在日・カナダ・
ジェンダー」
花松泰倫(九州大学)
「紛争を乗り越えるツーリズム―日韓関係における対馬の役割」
8階
801 教室
8階
808 教室
鈴木隆泰(山口県立大学)
「宗教は紛争と融和に役立つのか―古代インド仏教の事例から」
坪井睦子(順天堂大学准教授)
「紛争と和平における通訳翻訳の新たな役割」
平塚ゆかり(順天堂大学助教)
「『同文同種』がもたらす日中間対立―外交における通訳・翻訳の功罪」
河原清志(金城学院大学教授)
「安倍首相の演説・談話の英日語対訳の等価性と外交戦略」
7階
709 教室
山田優(関西大学准教授)
「世界共通語としての翻訳」
7階
703 教室
喜多宗則(早稲田大学大学院政治学研究科院生)
「移行期の正義に関する計量分析」
山崎眞次(早稲田大学大学院政治学研究科教授)
「チリのピノチェト将軍の裁判」
司会:山崎眞次
(早稲田大学教授)
勝間靖(早稲田大学国際学術院アジア太平洋研究科教授)
「人道支援における民族・宗教・ジェンダー―アフガニスタンを事例とし
て」
共通論題⑧
「伝統を生かす、文化を
活かす―実践的取り組
みから見る『伝統』と『文
化』
花柳寿寛福(桜樹館館主/山口県立大学)
「温故創新 想像から創造へ―舞踊の現場より『和蝋燭の世界』について」
司会:鈴村裕輔
(法政大学客員学術研
究員)
801 教室
川久保文紀(中央学院大学)
「境界文化とセキュリタイゼーション―北米の事例から」
共通論題⑥
「箱根会議(1988-1997)
の歴史的・現代的意義―
国際交流・国際文化関係 芝崎厚士(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授)
史の視点から」
池田誠(一般財団法人北海道国際交流センター(HIF)事務局長)
秋尾晃正(公益財団法人民際センター代表理事)
司会:平野健一郎
高橋良輔(青山学院大学地球社会共生学部教授)
(東洋文庫理事、早稲田
大学/東京大学名誉教
授)
共通論題⑦
「紛争における正義、国
際規範、文化」
8階
マクイーン時田深山(東京藝術大学/沢井筝曲院)
「教育現場における邦楽―筝曲の実態に着目して」
鈴村裕輔(法政大学)
「『伝統』はいかに評価されるか―時間的、空間的尺度からの考察」
5
7階
702 教室
7階
710 教室
会場へのアクセス
<1日目、国際会議場ご案内>
*地下鉄東西線では、早稲田駅が最寄りです。新幹線東京駅から徒歩8〜9分(または
丸ノ内線で一駅)の東西線大手町駅から11〜12分です。
地下鉄早稲田駅からですと、早稲田駅2番出口なら左へ、3b出口なら右へ穴八幡神
社に向かって歩かれ、神社を左に見ながら「馬場下町」交差点を(右折されずに)越え
てさらにまっすぐいらしてください。次の「西早稲田」交差点を右折して道なりに坂を
下って歩かれますと左手に中央図書館の赤い三角屋根が見えます。
*JR高田馬場駅からおいでの際は、高田馬場駅早稲田口改札を出られて右手正面のバ
ス停から、「早大正門」ゆきのバスが日中は土日も含めて6〜7分おきに出ています。
6
終点までゆかれずに、「西早稲田・国際会議場前」で降りてください。バス停からもと
来た方へ少しもどられて「西早稲田」交差点を藤田電機を右にみながら右折して、坂を
下りて行くと左手に中央図書館の三角屋根が見えます。
*中央図書館の門を入り、三角屋根に向かう階段は登らずに階段裏の1階入り口のガラ
スドアからお入りください。そちらに1日目の受付があります。
<2日目、3号館7〜8階ご案内>
*地下鉄早稲田駅2番出口からなら左へ、3b出口からなら右へ、穴八幡神社の入り口
のある「馬場下町」交差点を右折なさってください。角の右手には三朝庵というおそば
やさんがあります。そこから、ランプと煉瓦色の歩道がある商店街を道なりに真っすぐ
歩かれますと、少し先の左手に時計台のある大隈講堂がみえてきます。道なり左手の南
門、大隈講堂向かいの正門双方からお入りになれます。
*JR高田馬場駅からおいでの際は、高田馬場駅早稲田口改札を出られて右手正面のバ
ス停から、「早大正門」ゆきのバスに乗られて、終点でお降りください。大隈講堂側に
回られた正面が正門です。
*3号館は、南門からまっすぐ歩かれて右より正面、大隈講堂向かいの正門をお入りい
ただいた場合は右から2つめの、新築高層の建物です。
*正門からですと大隈銅像右手前の3号館正面玄関から入られて、吹き抜けホールへの
自動ガラスドアを通られずに、その手前の細い通路を右奥にゆかれると、突き当たり左
手に3基のエレベーターが並んでいます。そちらで、7階受付または8階までお越しく
ださい。吹き抜けホール内のエスカレーターでも7階・8階までお越しいただけます。
(吹き抜けホール先の 1 台のエレベーターは教職員カードがないと使えませんので、ご
注意ください)
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