復興ニュース

気仙沼市震災復興計画
ー 復興に関する情報をお届けします ー
けせんぬま
【発 行】
気仙沼市秘書広報課
〒988−8501 宮城県気仙沼市八日町1丁目1番1号
TEL:22-6600 内線207・208
FAX:24-3566 (市外局番「0226」は省略しています)
(平成 28年7月15日発行) E-mail:[email protected]
復興ニュース
第96号
災害公営住宅の入居状況などについてお知らせします
■災害公営住宅追加募集(第二期)の申し込み状況について
市が整備している災害公営住宅について、住まいの再建方法が未確定の世帯の早期解消を
図るため、今年5月から6月にかけて、仮設住宅にお住まいの方などを対象に入居追加募集(第
二期)を行いました。
その結果、147 件のお申し込みがあり、そのうち 68 件については、入居を希望する世帯数
と整備戸数が合致したことから入居を仮確定しました。希望が重複し、整備戸数を上回った
79 世帯については、抽選により入居者を仮確定する予定です。
!
今回の追加募集で入居地区が仮確定出来なかった方や、申し込みが間に合わ
なかった方については、後日、相談会を開催し、入居地区を仮確定する予定です。
詳しい日程などについては、決まり次第「けせんぬま復興ニュース」でお知らせ
します。
■鹿折・気仙沼内湾(八日町)
・山谷地区災害公営住宅で
入居を開始します
市内 28 地区で整備を進めている災害公営住宅が順次完成を迎えています。
今月 29 日には、鹿折地区(1工区)
、気仙沼内湾(八日町)地区、山谷地区の3地区で鍵
の引き渡しが始まり、入居を開始します。この3地区の完成により7月末現在で 17 地区 938
戸が完成し、全体計画に占める進ちょく率は 44.0%となります。
鹿折(1工区)
■構造:鉄筋コンクリート
■階数・棟数:
4階建1棟、5階建2棟
■整備戸数:110戸
■概要:全8棟284戸のう
ち、3棟(5∼8号棟)110
戸が完成します。
このうち、8号棟の41戸
はペット共生住棟となっ
ており、屋外にはふれあい
スペースも設置してます。
気仙沼内湾(八日町)
■構造:鉄筋コンクリート
■階数:4階建
■棟数:1棟 ■整備戸数:11戸
■概要:内湾エリアの4か
所で整備を進めている「共
同化事業買取型」で初の完
成となります。1階部分に
は店舗と集会スペース、住
宅は1階から4階に計11
戸が整備されます。
山 谷
■構造:木造
■タイプ・整備戸数:
戸建(平屋)11戸
長屋(平屋)2戸
■概要:本吉町の日門漁港
西側に整備を進めています。
戸建住宅は、55㎡タイプ1
戸、
65㎡タイプ7戸、
80㎡タ
イプ3戸が整備され、
長屋住
宅は1棟で、
55㎡タイプ2戸
が並んだ住宅となります。
■問い合わせ先/
災害公営住宅整備課 tel:22-6600 内線427
けせんぬま復興ニュース 2016.7.15 1
仮設施設から本設への移行に係る経費補助を拡充します
∼地域商業施設等復旧整備事業補助金について∼ 市では、震災により店舗や事務所などに大きな被害を受けた事業者の方々へ対し、事業の再開
や継続を行えるよう、施設・設備の復旧に必要な費用の一部を補助していますが、このたび、仮
設施設から本設に移行する方について補助内容を拡充します。なお、すでに仮設施設から本設へ
移行している方も対象となりますので、詳しくはお問い合わせください。
■補助限度額の変更
市が整備した仮設施設から本設に移行する事業者(グループ補助により本設移行する事業者と、
下記⑤の場合以外で施設譲渡を受ける事業者を除く)に対する補助上限をこれまでの 300 万円
から 500 万円に拡大します。※補助率は、これまでどおり補助対象経費の2/3以内、全壊また
は大規模半壊のり災証明が必要です。
①仮設から本設移転する場合
本設
仮設
300 万円 + 200 万円
②仮設から仮設へ移転し、さらに本設移転する場合
仮設
仮設
A円
B円
本設
A+B≦500万円
※本設に移転することが条件
③仮設入居者が共同でビルを建設する場合
例)仮設入居者6戸で共同ビルを建設する場合
本設
仮設
6戸
×
(300万円+200万円)
④仮設入居者が共同でテナントビルを建設する場合
例)仮設入居者3戸、仮設以外の被災事業者2戸、被災していない事業者1戸
本設
仮設
仮設入居者:3戸×(300万円+200万円)
仮設以外の被災事業者:2戸×300万円
被災していない事業者:補助なし
⑤施設の無償譲渡を受ける事業者のうち、応急仮設建築物に入居していて、事業者自身が
施設の改造をした結果、建築基準法の適法工事が必要な場合も補助対象となります。
■対象者の拡大
これまでの対象に加え、下記の条件をすべて満たす者が起業する場合、新たに補助対象となり
ます。いずれも証明出来る書類を添付することが必要です。 ・被災し、廃業した事業所に震災前に勤務していた方
・震災後、事業所都合により失職した方
2
けせんぬま復興ニュース 2016.7.15
■問い合わせ先/
商工課 tel:22-6600 内線521・522
震災遺構保存整備の進ちょく状況を
お知らせします
■問い合わせ先/
震災復興・企画課 tel:22-6600 内線312・313
震災遺構について、市では旧気仙沼向洋高校南校舎を保存整備
することが決定しています。それにあわせて、震災遺構の隣接地
に資料館機能を有する施設として、被災した岩井崎プロムナード
センターを災害復旧をすることとしています。
震災遺構は、南校舎の1階、3階と4階の一部、屋上を公開す
ることとしており、映像・写真パネルなどを活用した資料館機能
は、岩井崎プロムナードセンターが担います。現在は両施設とも
▲旧気仙沼向洋高校南校舎
平成 30 年度の開館を目指して設計を進めています。
岩井崎プロムナードセンターは、震災遺構とともに本市の防災・減災教育の拠点施設として整
備することとしており、その在り方に関しては、今後、具体的に検討を進めていきます。
東日本大震災の記憶
や教訓を伝承する場
▲南校舎3階内観
震災遺構保存
整備の意義
気仙沼の歴史や
地域性を伝える場
防 災・減 災
教育の拠点
※震災遺構・・・
震災によって壊れた建物な
ど、被災の記憶や教訓を後
世 に 伝 え る 建 物。平 成 25
年 11 月 に 復 興 庁 に よ り、
震災遺構の保存に必要な初
期費用について1市町村1
か所に限り、復興交付金に
よる支援の対象となりました。
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
■問い合わせ先/
三陸道・大島架橋・唐桑最短道 整備促進課 tel:22-6600 内線566
仙台から気仙沼を結ぶ自動車専用道路「三陸沿岸道路」は、市内でも着々と工事が進んでいます。
この工事現場の最前線を親子で見学・体験する探検ツアーを開催します。当日は、トンネル発
破掘削時の発破の音圧体験、建設機械の試乗、下部工足場登山、(仮称)気仙沼湾横断橋の下部
工施工状況(大川の中に作った工事用仮桟橋への立ち入り)など、普段体験できない企画を用意
していますので、夏休みの思い出づくりに、ぜひご参加ください。
■開催日時/8月2日(火) 午前9時から正午まで(予定)
■募集人数/小学生親子ペア 10 組(保護者同伴、市内在住の方)
※応募多数の場合は抽選。
■応募期間/7月 19 日(火)から 25 日(月)まで
■応募方法/電話、ファクスまたはメールで下記申込先までお申し込
みください。住所、氏名、年齢と学年・小学校名、電話
番号を必ず記載してください。
■申 込 先/市三陸道・大島架橋・唐桑最短道整備促進課「三陸道現場探検ツアー事務局」あて
tel:22-6600 内線 566 fax:23-7756 E メール:[email protected]
■当選発表/7月 27 日(水) ※当選者には事務局から連絡します。
■そ の 他/動きやすい服装でご参加ください。長靴持参、長ズボンを着用してください。
三陸沿岸道路
現場探検ツアーの参加者を募集します!
けせんぬま復興ニュース 2016.7.15 3
大曲の花火に無料でご招待します
秋田県大仙市では、東日本大震災で被災された方を対象に全国
花火競技大会「大曲の花火」へご招待します。夜空を彩る壮大な
花火を、ぜひご覧ください。
■日時/8月 27 日(土)
■対象/被災され、気仙沼市内または市が設置した応急仮設住宅
にお住まいの方。※定員を超えた場合抽選
■出発時間/午前7時 20 分(午前7時 10 分集合) ■集合場所/市民健康管理センター「すこやか」駐車場
■応募方法/気仙沼市役所玄関案内、唐桑・本吉総合支所、階上・大島出張所にある応募
用紙に必要事項を記入のうえ、郵送またはファクスでお申し込みください。
■応募締切/7月 29 日(金)※郵送の場合は当日消印有効
■問い合わせ先/
秋田県大仙市総合政策課 tel:0187-63-1111 内線275・278
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
休日無料相談会を開催します
法テラス南三陸では、身の回りの法的トラブル(相続・金銭・労働・住まい・近隣・男女
間の問題など)の解決をお手伝いするため、弁護士による相談会を開催します。お気軽にご
利用ください。
■日時/7月 24 日(日) 午前 10 時から午後4時まで
■場所/気仙沼市社会福祉協議会駐車場(東新城二丁目 1-2) ※移動相談車内での相談
■申込方法/当日の受け付けも可能ですが、予約の方が優先となりますので、事前予約をお
すすめします。
■予約・問い合わせ先/
法テラス南三陸 tel:050-3383-0210
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
震災による拾得物を出張展示します
気仙沼復興協会では、震災時に市内で拾得された写真などについて、洗浄・仕分け・保管し、
持ち主へ引き渡しを行っています。気仙沼復興協会内での常設展示のほか、下記のとおり出張
展示を行います。持ち主の方へ一点でも多く、思い出の品をお返ししたいと思いますので、ぜ
ひご来場ください。
《出張展示》
日 程
7月 16 日(土)
7月 17 日(日)
7月 21 日(木)
7月 24 日(日)
7月 31 日(日)
時 間
午前10時から午後3時まで
午前11時から午後5時まで
午前10時から午後3時まで
場 所
面瀬中学校住宅
イオン気仙沼店2階
午前11時から午後5時まで
イオン気仙沼店2階
松岩公民館
《常設展示》
■場所/気仙沼復興協会(長磯船原 5-2)
■時間/午前9時から午後4時 30 分まで(水曜定休)
■問い合わせ先/
(一社)気仙沼復興協会 tel:27-3882
4 けせんぬま復興ニュース 2016.7.15
■展示物/
一部の写真の展示、
拾得物リスト・パソ
コンでの閲覧