平成 28 年度母子父子寡婦福祉資金貸付金債権回収業務仕様書本仕様書は、静岡県が実施する平成 28 年度母子父子寡婦福祉資金貸付金債権回収業務委託について、仕様を定めるものであり、以下本文中「静岡県」を甲、「受託者」を乙という。１業務名平成 28 年度母子父子寡婦福祉資金貸付金債権回収業務委託２委託の目的母子父子寡婦福祉資金貸付金債権について、専門的な知識と経験を有する者に回収業務を委託することにより、回収を促進し、滞納金の縮減を図るとともに、連絡がとれない等不明者の居所調査等を実施し、今後の円滑な催告業務に資することを目的とする。３委託期間契約の日（８月上旬を予定）から平成 29 年３月 31 日まで４事業費上限額 2,765,000 円（消費税込み）５委託債権の詳細委託する債権は、甲が実施する、「母子父子寡婦福祉資金貸付金」における未収金のうち、以下（１）の条件を満たす債権で、甲が選定したもの。なお、以下（２）に該当する債権は除くものとし、委託契約後に該当することとなった場合も同様とする。（１）委託する債権原則として平成 27 年度末までに発生した未納債権を対象とする（２）除外する債権ア訴訟等の法的措置を実施している債権イ破産・免責となった未払者に係る債権ウ生活保護等の経済的な理由で返還を猶予している債権エ甲が自ら回収を行うと判断した債権オその他委託することが適切でないと判断するもの（３）委託対象債権の概要委託件数、金額約 430 件、約１億円（契約締結までに件数、金額の変動があることがある。）過年度収納率約 5.2％（平成 27 年度実績）６委託業務の内容（１）督促業務文書や電話等による督促未納者の納付の意思及び納付予定時期等の確認未納者との聞き取り状況の記録未納者からの照会への回答（２）債権回収業務銀行、郵便局、コンビニ等による債権の収納（３）回収した債権の払い込み毎月の入金状況の報告により甲は乙に対し納付書を送付する。乙は甲の発行した納付書により回収した額を金融機関から払い込むこと。（４）未納者、保証人との分納相談納付方法の変更（分納等を含む）について相談があった場合は、必要に応じ甲に相談すること。（５）報告書の作成、報告業務乙は前月の入金状況、対応状況を翌月の 10 日までに甲へ報告すること。その他必要に応じ対応状況等の報告を行うこと。（６）その他連絡がつかない者等居所不明者の居住地把握や、必要に応じて相続人調査に努めること。収納経７率８％以上で提案費成功報酬型とし、成功報酬率は 25％を上限とする人件費、消耗品費、印刷費、通信運搬費、移動旅費等提供する情報等委託業務を遂行するにあたり、甲が提供する債務者の個人情報の提供範囲は、委託契約書締結時までにおいて把握しているものとし、その内容は下記のとおりとする。また、甲は必要に応じて委託対象債務者の情報を乙に随時提供するものとする。（１）債務者の基本情報氏名（漢字・カナ）、性別、住所、電話番号、未収額（２）連帯債務者保証人等の基本情報氏名、住所、電話番号、債務者との関係（３）その他本業務を遂行するうえで必要な情報業務開始前に、これまで対象者に対して償還指導を実施していた健康福祉センターの担当者と十分な引継ぎを行うとともに、業務開始後においても必要に応じて連携を図ること。８委託費（成功報酬）の支払い委託費の支払時期、支払方法については契約書でこれを定める。