= 普 及 情 報 = No.1 平成28年7月12日 西部農林振興センター浜田農業普及部 標題 消費者から支持され続ける産直市を目指して (ダイジェスト) いわみ中央産直振興協議会(会員972名)では、消費者が産直市に期待する3大要素「安 全・安心、新鮮、値頃感」に磨きをかけるため年1回、全体研修会を開催しています。“鮮度” をテーマにした昨年に続き、今年度は“安全・安心”をテーマに行いました。 いわみ中央産直振興協議会(以下「産直協」という)では、以前から取り組んでいる生産履歴の 提出について、昨年度様式を見直し、提出の強化運動を始めました。 今年度に入り活動強化に取り組むため、まず関係機関で先進事例調査に行きました。産直市、バ イキングレストラン、交流拠点(体験農場を通じた援農の仕組み)を運営するJAおうみ富士ファ ーマーズマーケット(滋賀県守山市)の消費者目線を忘れない姿勢を見聞きし、産直協の会員にも 話を聞いてもらいたくて講師をお願いしました。 そして7月6日(水)、JAおうみ富士の食育園芸部から川端均部長を講師に招き、会員100 名を前に講演会を開催しました。 ○産直は好きに売れるけど自己責任。衛生管理、農薬散布などの作業管理は当たり前。 ○「得体の知れないものは売れない」消費者から求められていることを基軸に生産履 歴の提出の徹底を図った。 ○店舗で出荷の始まった品目をわざわざ市場から仕入れて横に並べて売る。これにより、 生産者は市場価格を知ることができるし、販売数量の伸びしろを探ることができる。 など、生産者の責務と店舗の立場や工夫を中心に、これまでの取組みと今後の計画について、面 白くわかりやすくお話しいただきました。 産直協事務局のいわみ中央地区本部では数年以内の生産履歴管理システムの導入に向け、準備を 進めていく方針です。 会場の様子 川端部長 46 担当者 江津地域振興課 三浦 強 Tel0855-29-5622
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