医学管理等/外来がん患者在宅連携指導料、退院後訪問指導料

医学管理等
外来がん患者在宅連携指導料
退院後訪問指導料
介護保険施設又は指定障害者支援施設等に訪問した場
外来がん患者在宅連携指導料
合も算定できますが、他の医療機関や介護老人保健施
500点(1回限り)
設の場合は算定できません。
また、加算としては、訪問看護同行加算が設定され
外来で治療を受けているがん患者が、終末期に向け
ています。
スムーズに在宅での緩和ケアに移行できるよう、外来
を担う医療機関と在宅を担う医療機関の連携を評価し
【対象患者】
た点数で、外来医療を提供している医療機関が算定し
ます。
(1)以下の①∼⑤のいずれかに該当する患者。
算定対象となるのは、外来で化学療法又は緩和ケア
①在宅悪性腫瘍等患者指導管理もしくは在宅気管切
開患者指導管理を受けている状態にある者又は気
を受けている進行がんの患者で、在宅での緩和ケアへ
管カニューレもしくは留置カテーテルを使用して
いる状態にある者。
②在宅自己腹膜灌流指導管理、在宅血液透析指導管
移行が見込まれる場合です。患者の同意を得た上で文
書によって在宅で緩和ケアを行う医療機関を紹介した
際に算定できます。ただし、診療情報提供料(Ⅰ)と
理、在宅酸素療法指導管理、在宅中心静脈栄養法
指導管理、在宅成分栄養経管栄養法指導管理、在
は併算定できません。
なお、施設基準として「外来緩和ケア管理料又は外
宅自己導尿指導管理、在宅人工呼吸指導管理、在
宅持続陽圧呼吸療法指導管理、在宅自己疼痛管理
来化学療法加算2の届出」を行っている必要がありま
指導管理又は在宅肺高血圧症患者指導管理を受け
ている状態にある者。
すが、届出は不要です。
③人工肛門又は人工膀胱を設置している状態にある者。
【主な算定要件】
④真皮を越える褥瘡の状態にある者。
⑤在宅患者訪問点滴注射管理指導料を算定している者。
・在宅での緩和ケアを行う医療機関や訪問看護ステー
ションと連携関係を構築するとともに、そのリスト
を整備し、患者の特性や居住する地域に応じて患者
に紹介できる体制を確保する。
(2)「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」におけ
るランクⅢ以上の患者。
▲
・進行がん患者に対して外来で化学療法又は緩和ケア
を提供する病院は、患者の病状が進行した際に在宅
訪問看護同行加算 新 20点(退院後1回)
退院後の在宅療養を担う訪問看護ステーション又は
で緩和ケアを実施する体制を早期に整えることので
きるよう、外来において化学療法等を実施している
他医療機関の看護師等と同行して患者宅を訪問し、指
段階から、在宅で実施することが見込まれる緩和ケ
導等を行った場合に算定できます。
ア及び見込まれる予後等について十分に患者に説明し、
患者の同意を得た上で在宅で緩和ケアを実施する医
療機関を紹介する。
Q&A
Q:病棟の看護師等が退院後訪問指導をし
た時間は、入院基本料の看護職員数と
して算入できますか。
A:算入できません。
退院後訪問指導料
Q:訪問看護同行加算を入院していた医療機関が算定し
580点(退院日から1カ月以内[退院日を除く]、5回限り)
た場合、同行訪問した訪問看護ステーション又は他
の医療機関は訪問看護療養費又は在宅患者訪問看護・
医療ニーズが高い入院患者が在宅療養に移行する際、
安心して在宅での療養を継続できるよう、退院直後の
指導料を算定できますか。
一定期間、入院医療機関の看護師等が患者宅を訪問し、
A:同行した訪問看護ステーション又は他の医療機関は、
訪問看護療養費又は在宅患者訪問看護・指導料、同
在宅療養上の指導等を行った場合を評価しています。
一建物居住者訪問看護・指導料もしくは精神科訪問
看護・指導料を算定できます。
対象となる患者は別に規定されており、訪問指導を
行うのは入院医療機関の医師又は医師の指示を受けた
保健師・看護師・助産師です。患者宅だけではなく、
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