九大別府病院だより Vol.16

2016
Vol.16
九大別府病院
だより
Kyushu University
Beppu Hospital
新病院長の挨拶 ……………………………… 2
新総看護師長の挨拶 ………………………… 3
九大別府病院 リハビリの歴史(Vol.2)… 4 ~ 6
「湯霞の向こうの別府 ― 外交官・重光葵の休息 ―」
第1回東部医療圏地域医療連携セミナー … 7
「紹介元の医療機関のご紹介」………… 8 ~ 9
~畑病院 院長 畑 洋一先生~
新規採用医師の紹介 ……………… 10 ~ 11
耐震補強工事の終了
昨年6月より、耐震補強工事を実施してまいりました。
工事期間中は、患者さんの入院制限、騒音や振動、敷地内の通路・駐車場の利用制限など、長期にわたり、
さま
ざまなご迷惑をおかけしたことと存じます。工事は、患者さん、近隣の診療所、病院などの皆様の多大なるご理解と
ご協力により、平成28年6月末をもって、無事終了することとなりました。
ご協力をいただき誠にありがとうございました。
病院の耐震化
九州大学病院別府病院長 堀内 孝彦
病院長就任のご挨拶
九州大学病院
別府病院長
堀内 孝彦
平成28年4月1日より病院長を拝命いたしました堀内孝彦です。
九州大学病院別府病院は、九州大学病院グループを構成する病院の一つとして質の高い医
療の提供と世界的な研究成果の発信を行っています。昭和6年にこの地に開設されて以来、当
病院はその時代時代の難病に取り組んできました。その伝統は現在にいたるまで脈々と受け
継がれており、たとえ診断の困難な病気、治療の難しい病気であっても、地域の医療機関の先
生方と手を携えてひるむことなく立ち向かってまいります。
私どもの病院には3つの特筆すべき特徴があります。
1.大学病院にふさわしい高度の医療
九州大学病院グループの一員として恥じないハードとソフト両面が充実しています。ハー
ドの面では、大学病院としてふさわしい医療設備の導入と更新を毎年進めています。ソフト
の面では、九州大学病院(福岡市)と人的な交流を毎年活発に行うことによって、高い医療技
術と士気を保っています。この交流は医師、看護師、技師、薬剤師、事務職員すべての職域にお
よびます。放射線治療専門医の数も大分県内で最多であり、放射線治療も充実しています。
2.世界的な研究
内科では、世界中の製薬会社と活発に共同研究を行っています。その大きな理由は、当病院
内科が創製した細胞株が難病に画期的な効果を示すTNF阻害薬の開発に不可欠であるから
です。この研究により、当院では関節リウマチ患者さんのTNF阻害薬の治験への参加が可能
になりました。
一方、外科でも大腸がん、胃がん、食道がん、肝胆膵がんそして乳がんを対象に、
『すべては
患者・ご家族のために』を合い言葉に、様々な研究に取り組んでいます。とくに臨床に直結す
る研究としては、わずかな血液でがん特有の遺伝子をみつけたり,がんを光らせることで手
術中の取り残しをなくしたりと、一日も早い実用化が望まれる野心的な研究を精力的に進め
ています。
3.温泉・リハビリ療法
最先端の診療はもちろんですが、当病院では温泉・リハビリによるやさしい医療も積極的
に提供しています。
患者さんとともに、そしてご家族とともに、
「患者さんの笑顔を取り戻す」ため、職員一同こ
れからも一層努めてまいります。どうかよろしくお願いいたします。
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九大別府病院だより Vol.16
新総看護師長
就任のご挨拶
九州大学病院別府病院
看護室 総看護師長
馬 場 チエミ
平成28年4月1日より九州大学病院別府病院総看護師長として着任いたしました馬場チエミ
(ばばちえみ)
と申します。
別府病院に足を踏み入れたのは今回が初めてでしたが、緑豊かな院内のなかでも、桜の美し
さはひときわ印象的でした。
九州大学病院では特定機能病院の看護師として難易度の高い、高度急性期の治療を受ける
患者さんの看護を行って参りました。看護部の理念にあるような
「人間性を尊重し、患者さんに信
頼される質の高い看護の提供」
を目指し、難易度の高い治療を受ける患者さんやご家族の気持
ちに寄り添い、適切な看護が提供できる看護師の育成に力をいれて参りました。
また、最近では、退院される患者さんが、
ご自宅でも継続して医療機器等を使用する治療を行って
いかなくてはならないケースが増えてきております。院内においては、多職種でのチームによる高
度な治療と患者指導が、地域においては、在宅療養支援の充実が必要であり、それぞれの専門
性が発揮できるような幅広い連携が必要であると考えておりました。
大分県別府市は、医療施設と地域の在宅支援施設との連携が大変充実した地域であり、
この
なかで、来るべき少子、超高齢化、多死社会を支える専門職として、当院の看護師が果たすべき役
割を考え実践していかなくてはならないと思います。
堀内病院長のリーダーシップのもと、九州大学病院の理念である
「患者さんに満足され、医療
人も満足する医療の提供ができる病院」
を目指し、病院での医療から在宅での療養生活まで、患
者さんの気持ちに寄り添い、地域に密着した医療支援と質の高い看護の提供ができるよう努力し
て参りたいと思います。
九大別府病院だより Vol.16
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九大別府病院
湯霞の向こうの別府
リハビリの歴史
- 外交官・重光葵の休息 -
vol.2(全3回)
九州大学医学歴史館学芸員
赤司 友徳 先生
1932年8月10日、故郷大分の温研(九州帝国大学附属温泉治療学研究所。現九州大学病院別府病院)
にて、重光葵は病室から眼前の風景を写生しました。彼はこの時、何を想いながらこれを描いたのでしょう。
重光葵著『爆弾事件記』の挿絵(国立国会図書館所蔵)
重光葵は1887年、大分県速見郡八坂村(現
など、近代日本の外交に大きく貢献しました。
杵築市)に生まれ、東京帝国大学法科大学独法
この画は1932年の夏、山あいから湯煙の立ち
科を卒業後、外務省に入省し、中国・ソ連・イギリ
上る風景を描いたものと思われます。のんびりと
スなどの大使・公使を歴任しました。東条・小磯・
した絵とは対照的に、重光にはこの直前まで災厄
東久邇宮内閣の外務大臣を務め、終戦時には東
が続き、8月1日から温研で長期療養に入ってい
久邇内閣の外相として降伏文書に調印したこと
ました。彼の身に一体何が起こったのでしょうか。
でも有名です。
また1954年鳩山内閣においても、
外相として日ソ国交回復や国連加盟に尽力する
4
九大別府病院だより Vol.16
九大別府病院
リハビリの歴史
1931年9月18日、柳条湖での南満州鉄道線
病院に担ぎ込まれた重光は5月5日、
「 停戦を
路爆破事件を契機として始まった満州事変は、関
成立させねば国家の前途は取り返しのつかざる
東軍によって既成事実が積み上げられていくな
羽目に陥るべし」
として、病床で激痛に耐えなが
か、内閣の不拡大方針がなし崩しにされていきま
らも停戦協定に署名しました。
この直後、政府が
した。満州事変への中国国内の怒りは、現地より
派遣した九州帝国大学附属医院(現九州大学病
も列強国が租界を置く上海でむしろ激しく、数十
院)後藤七郎教授の執刀のもと、右大腿部切断
万人規模のストライキや抗日大会が開催される
手術を受けることになっていました。
しかしなが
など、排日感情は空前の高まりを見せていきまし
ら、重光は不安でした。
た。 自分は分り切った事を後藤先生に問ひ返し
1932年1月8日、東京代々木で行われた観兵
た。
“ 足を切ればきっと助かりますか”
と。後藤
式から帰る途中の昭和天皇が朝鮮人から爆弾を
氏は言はれた。
“ 何と言っても其れは分らぬ。
投げられる事件が起こりました。18日には上海で
爆弾創は最も複雑である上に直後の手術で
日本人僧侶らが殺害されるなど、不幸な事件が
無いことは、一層困難を増すのであるが、併し
重なります。
そして1月末、海軍陸戦隊と中国十九
八九分通りは成功の確信がある。手術其のも
路軍との間でついに武力衝突が勃発しました。
のは決して心配なものでは無い(後略)”
と元
上海事変(第一次)がはじまったのです。
気に溢れた言葉であった。実は自分は心配に
中国軍の激しい抵抗により、海軍陸戦隊は進
堪えられぬ位であったが此の後藤氏の元気
撃を阻まれたため、
2月2日には日本政府は本
ある態度と条理の通る説明とが只だ一つの信
土から派兵を決定し本格的戦闘に入っていきま
す。苦戦が続く日本軍は、
さらに白川義則大将を
司令官とする二個師団を投入し、
なんとか中国軍
を租界から撤退させ、停戦交渉に入りました。
事実上の日本代表だった重光は、
「 自分が経
験したもっとも複雑な交渉」
( 重光葵『外交回想
録』中央公論社、2011年)に臨み、難航しながら
も停戦交渉は進みました。そして調停式を目前に
控えた4月29日、上海の虹口公園で行われた天
長節の祝賀会会場で、爆弾テロが起きました。朝
鮮人らによる犯行で、政府高官に多数の死傷者
が出る惨事となりました。重光葵も弾丸の破片を
各所に受け、傷口だけでも160ヶ所以上、深刻な
傷を負いました。
九大附属医院に入院中の
重光葵(手前)
と後藤教授(右奥)
九大別府病院だより Vol.16
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九大別府病院
リハビリの歴史
頼であるのであった。今日から考えても当時の
渦中に遭難したものの、偶然にも故郷にほど近い
後藤氏は実に偉い医者であったのである。
温研でつかの間の休息を取ることになりました。
(重光葵『爆弾事件記』国立国会図書館所蔵)
冒頭にご紹介した風景画はこの時に描かれたも
重光は手術に不安を感じながらも、信頼する後
のですが、激動の中に垣間見えた重光のふとし
藤教授にすべてを任せました。後藤教授もそれ
た安らぎが表れているようにも思えます。
に応え、大手術は成功に終わりました。
しかし術
翌年3月26日、約8ヶ月の長期療養の後に重
後の病状回復が思わしくなかったため、重光は
光は温研を退院しました。温研は重光の傷を癒
上海から福岡の九大に移送され、再手術を受け
し、彼の鋭気を養いました。
しかしながら、彼の数
ることになりました。
もちろん後藤教授の二度目
奇な運命はまだまだ終わってはいません。退院の
の手術も成功し、重光は徐々に快方へと向かって
翌日、日本は国際連盟を脱退しました。そして重
いきました。
光は5月に外務次官として国際関係の現場に復
帰します。中国および満州問題、国際社会との関
1932年8月1日、重光は手術後の静養のた
係修復など、問題は山積でした。以後、日本が戦
め、九大附属の別府の温研に向かっていました。
争への道へと突き進むなかで、温研で描いた重
温研に到着した重光は、玄関前で盛大な歓迎を
光の平穏は、茫として霞んでいきます。
受けました。病室に移動した重光は、
「高台からの
展望に大きく息を吸い、
「 松林の向こうには別府
湾の青い水、そして廊下を越えて反対側の窓に
立てば、鶴見岳の雄大な翠が広が」
る景色を眺め
ました(豊田穣『孤高の外相 重光葵』講談社、
1990年)。目を背けたくなるような困難な現実と
は裏腹に、郷里の美しい風景は、重光の疲れた
心身を随分慰めたことでしょう。
明治以来積み立てられた日本の国際的地
位が一朝にして破壊せられ、我が国際的信
用が急速に消耗の一途をたどって行くこと
は外交の局に当たっている者の耐え難いと
ころである
(重光葵『昭和の動乱』中央公論
新社、2001年)
と、重光は苦慮していました。そして重光は、満州
事変がもたらした日本と諸外国との摩擦を、国際
協調外交によって収めようと奔走しました。その
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九大別府病院だより Vol.16
後藤七郎教授大礼服。
重光葵等の治療に当たった功績により、1934年に後藤
教授は勲二等旭日重光章を受勲し、これを式典で着用
しました。
(九大医学歴史館所蔵)
「第1回東部医療圏 地域医療連携セミナー」
を開催しました。
平成28年2月25日(木)に、第1回東部医療圏地
の田村真吾医師より、②「当院における胆膵超音
域医療連携セミナーを、開催いたしました。この
波内視鏡および関連手技の現状」と題して、大分
会は、
「おんけん症例検討会」として、平成25年1月
医療センター消化器内科部長の福地聡士先生よ
に当院主催で始まった会を、近年の医療制度の変
り、特別講演を行いました。
化を背景に、大きく変わりつつある医療環境の中
これまでの「おんけん症例検討会」以上に、地域
で、広く病院と診療所との地域医療連携の推進を
の先生方にご参加頂き、活発な討論を行い、最後
目的として、発展的に改称変更したものです。
は、当院の堀内内科教授(現院長)が、好評の内に
開会の経緯、挨拶を、当院の三森外科教授が行
閉会の挨拶を行いました。
い、一般演題、特別講演を行いました。
次回も、ホテル白菊にて、平成28年7月11日
前半は、たなか乳腺・外科・内科クリニック院長
(月)に開催する予定にしております。これから
の田中文明先生の司会で、当院外科より①「若年
も、この会をより良い医療に還元しうるよう、ま
者乳癌の一例」
(林直樹医師)、②「胃癌に対して完
た先生方の有意義な勉強会となるよう努力して
全腹腔鏡下胃全摘を施行した一例」
( 江口英利医
まいります。コンサルト症例などありましたら、
師)、③「胆道癌に対し拡大肝右葉切除術兼膵頭十
当日の持ち込みも歓迎いたします。また日本医師
二指腸切除術により根治切除しえた一例」
( 井口
会生涯教育単位も取得可能でございますので、多
友宏医師)の一般講演を行いました。
くの先生方に参加していただきますようお願い
後半は、三森外科教授の司会で、①「進行・再発
致します。
大腸癌の化学療法について」と題して、当院内科
病院の理念・基本方針
理 念
患者さんに満足され、
医療人も満足する医療の提供ができる病院を目指します。
基本方針
◆地域医療との連携及び地域医療への貢献の推進 ◆プライマリ・ケア診療の充実
◆全人的医療が可能な医療人の養成 ◆専門医療の高度化を目指した医学研究の推進
◆国際化の推進 ◆生活の質が向上できる医療の提供
患者さんの権利と責務
私どもは患者さんの権利を守り、
病院の理念に基づいた、公平で良質な医療を提供することを目指します。
九大別府病院だより Vol.16
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紹介元の
医療機関
のご紹介
(医)仁泉会 畑病院
院 長 畑
洋一
先生
畑洋一院長
(医)仁泉会 畑病院
慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)などを中心とし
た内科系病院で、脳血管障害や骨関節疾患等の
リハビリテーションに力を注いでいます。大分県
内では最初にロボットスーツに取り組み障碍者リ
ハビリに光を感じています。最近の高齢化により嚥
下障害の症例が増加し経管栄養や中心静脈栄養
などに頼るケースが増加していますが、言語療法
8
九大温研開設と同じ昭和6年に初代・畑義雄が
士(ST)や管理栄養士等と協力し嚥下造影(VF)
流川通で畑内科医院を開業し、その時から九大
を実施し高齢者にあった食事を提供するよう取り
の先生方にはお世話になっていたと聞いていま
組んでいます。
す。その後、
2代目畑一郎(元温研内科助教授、元
交通事故をきっかけに睡眠時無呼吸症候群が
県医師会長)が現在地で内科畑病院を設立しまし
注目されるようになり久しが、当院では副院長を
た。
3代目の私は、昭和48年より九大温研・気候内
中心としてその診断と治療に早期より取り組み成
科入局し20年間お世話になり、呼吸と循環および
果を上げています。
イビキなどでお悩みの方は是
リハビリ等の研究を行いました。平成4年8月より
非相談に来てください。
畑病院へ戻り、新病院建設計画を始め、平成8年
老健施設を併設したことで、高齢者がより多く集
1月に病院と老健施設・メディケア別府を併合し
まる施設となりました。老健施設は介護保険利用
た施設を開設しました。
施設で要介護1以上の認定で利用可能です。
リハ
畑病院は循環器、呼吸器、消化器および生活習
ビリの充実を図った施設で、急性期医療が改善し
九大別府病院だより Vol.16
◆DATA
◆アクセスMAP
住所: 別府市中島町14番22号
電話: 0977-21-1371 0977-26-4103
FAX:
別府公園
●
ハローワーク
資格・学会認定:
院 長:医学博士:循環器(心臓病、高血圧など)
大分県病院協会副会長、全日病理事、循環器専門医、
超音波指導医、専門医、内科認定医、
リハビリ認定医、
温泉療法医、健康スポーツ医 副院長:医学博士:循環器(心臓病、高血圧、糖尿病など)
日本内科学会認定医、
日本医師会認定医
青山通り
べっぷ
アリーナ
●ホテル白菊
●青山小
デイサービスセンター
ふれあい
●
サービス付き高齢者住宅
ほほえみ
●
畑病院 ●
●
●税務署
ドラッグ
ノザキ
流川通り
西小●
H P: http://www.hata.or.jp/
ても在宅復帰には不安を抱えた高齢者が、短期集
中リハビリなどを利用し家庭や社会復帰を目指す
施設です。当施設は在宅支援施設としたことで、各
病院から直接老健施設への入所は在宅扱いとな
り在宅復帰率算定には有利です。詳しくは、当院の
相談員へお尋ねください。
病院では4名の相談員が医療や介護に関する
入院相談や医療相談等に駆け回っています。
どの
ようなことでも指示いただければ幸いです。
嚥下造影(VF)
畑知二副院長と当院相談員
ロボットスーツHALによるリハビリ
当院へご紹介いただいている先生方の
「紹介元の医療機関のご紹介」
を掲載しています。
広報誌は、
県内の医療機関
(病院・医院・クリニック)
、
九州大学病院本院(福岡)、別府市内の施設関係等に配布しております。掲載をご希望の医療機関は、地域医療連携室(0977-27-2055)
まで
ご連絡いただけますようお願いいたします。
(地域医療連携室長 平川 雅和)
九大別府病院だより Vol.16
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Topics
新任医師の着任挨拶
内科
平成28年4月より内科に赴任して参りました深田陽子と申します。当院では糖尿
病内科を担当させて頂きます。1型及び2型糖尿病、
ステロイド糖尿病、膵性糖尿病
及び内分泌疾患による二次性糖尿病の治療を行います。食事療法、運動療法(入
院中のリハビリを含む)で生活習慣の改善を促し、経口血糖降下薬及びインスリ
ン療法を用いた薬物療法を行います。九州大学、香川大学、別府医療センターで
深田 陽子
得た臨床経験を基に、患者さんを始め、
ご紹介の先生方や当院の他科の先生方の
お力になれるように精一杯頑張りますので宜しくお願い申し上げます。
平成28年4月より免疫・血液・代謝内科に赴任して参りました久本仁美(ひさもと
さとみ)
と申します。専門はリウマチ・膠原病内科です。最新の知見に基づいた診
断・治療を心がけ、専門に関わらず幅広く内科的疾患を担当させて頂きたいと考え
ております。
まだまだ未熟であり、至らぬ点が多々あるかと思いますが、地域の皆さ
んに貢献できますよう精一杯頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げ
久本 仁美
ます。
平成28年4月より九州大学病院別府病院内科に赴任して参りました中野未来と
申します。昨年までは福岡赤十字病院膠原病内科に勤務しておりました。小学生の
頃より福岡県に住んでおりまして、別府には初めて参りました。医師になって4年目
で、
まだ不慣れな点が多く、多々ご迷惑をおかけするかもしれませんが、一生懸命頑
張りますので、
ご指導ご鞭撻のほど、
よろしくお願い申し上げます。
中野 未来
整形外科
平成28年4月より赴任いたしました田中宏毅と申します。
昨年は長崎の佐世保共済病院で、一般整形外科と外傷を中心に診療及び研修
をさせて頂きました。当院では脊椎疾患の診療を通して多くのことを吸収し、少しで
も患者さん及びスタッフの皆さんのお役に立てるよう頑張りたいと思います。
ご迷
惑を多々おかけするかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
田中 宏毅
10
九大別府病院だより Vol.16
トピックス
外科
平成28年4月より九州大学病院別府病院外科に赴任致しました黒田陽介と申
します。平成13年に九州大学医学部を卒業後、九州大学消化器・総合外科(第二
外科)に入局しました。病理教室での4年間の大学院生活をはさみ、11年間症例
豊富な病院で消化器を中心に外科臨床に携わってきました。病理経験を生かし、
術前診断から手術、術後病理評価を反映した術後治療戦略までの一連の治療を
黒田 陽介
責任もって提供できる臨床医を目指し、日々研鑽を積んでおります。
得意分野の肝胆膵領域をはじめ消化器系全般において、日本外科学会、日本
消化器外科学会専門医として、3年間の大分医療センター勤務に引き続き、大分
の外科医療に少しでも貢献できるよう精進してまいりますので、宜しくお願い申し上
げます。
平成28年4月より、外科医員として採用となりました小松久晃と申します。
九大別府病院に来られる患者さんのお役に少しでも立てるよう、尽力する所存で
ございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成20年 京都府立医科大学卒業
小松 久晃
・日本外科学会 外科専門医
・日本消化器外科学会 消化器外科専門医
・日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
麻 酔 科
平成28年4月より九州大学病院別府病院麻酔科に赴任致しました池田水子と
申します。私は平成14年に九州大学を卒業後、九州大学麻酔科・蘇生科に入局し
ました。昨年の6月までアメリカ・オレゴン州のOregon Health and Science
University に2年間留学していました。留学先では主にネズミの蘇生をしていまし
た。福岡生まれ、福岡育ちで、地元以外で生活するのは初めてなので
(アメリカを除
池田 水子
いて)新しい経験を楽しみにしています。麻酔科は人数が少ないですが、手術部の
看護師チームに助けられて頑張っています。
どうぞよろしくお願いします。
九大別府病院だより Vol.16
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九州大学病院別府病院 外来診療案内
科名
診療区分
リウマチ・膠原病
内
科
月
火
水
木
堀 内 孝 彦
堀 内 孝 彦
木 本 泰 孝
堀 内 孝 彦
木 本 泰 孝
久 本 仁 美
中 野 未 来
木 本 泰 孝
塩 沢 俊 一
塩 沢 俊 一
久 本 仁 美
糖
尿
病
深 田 陽 子
―――――
―――――
液
病
―――――
伊 藤 能 清
伊 藤 能 清
伊 藤 能 清
病棟回診日
が ん ・ 腫 瘍
田 村 真 吾
田 村 真 吾
――――――
――――――
器
田 村 真 吾
田 村 真 吾
――――――
――――――
前 田 豊 樹
前 田 豊 樹
前 田 豊 樹
前田豊樹(再来)
前田豊樹(再来)
化
慢
性
疼
痛
骨
粗
鬆
――――――
――――――
症
前 田 豊 樹
前 田 豊 樹
前 田 豊 樹
循環器/心 不 全
樋 口 義 洋
樋 口 義 洋
樋 口 義 洋
(小桺雅孔)
循環器/肺高血圧
樋 口 義 洋
樋 口 義 洋
樋 口 義 洋
(小桺雅孔)
循環器/下肢血管
小 桺 雅 孔
(樋口義洋)
睡眠時無呼吸
小 桺 雅 孔
(樋口義洋)
一
般
消
化
管
門
乳
腺
小 桺 雅 孔
(第2・4週は午後のみ)
小 桺 雅 孔
椎
外
科
( 全 予 約 制 )
小 桺 雅 孔
小 桺 雅 孔
(第2・4週は午後のみ)
三 森 功 士
三 森 功 士
江 口 英 利
伊 藤 修 平
江 口 英 利
伊 藤 修 平
黒 田 陽 介
黒 田 陽 介
術
日
林 直 樹
手
術
日
江 口 英 利
江 口 英 利
黒 田 陽 介
三 森 功 士
三 森 功 士
三 森 功 士
増 田 隆 明
増 田 隆 明
増 田 隆 明
土 井 俊 郎
脊
病棟回診日
三 森 功 士
手
肝 ・ 胆 ・ 膵
手
術
日
東
野 修
樽 角 清 志
黒 田 陽 介
土 井 俊 郎
手
術
日
田 中 宏 毅
放 射 線 科
深 田 陽 子
消
科
整 形 外 科
金
血
肛
外
(平成28年6月1日現在)
東
野 修
樽 角 清 志
手
術
日
田 中 宏 毅
放 射 線 治 療
寺嶋 広太郎
寺嶋 広太郎
―――――
寺嶋 広太郎
―――――
放射線画像診断
平 川 雅 和
坂 本 勝 美
平 川 雅 和
平 川 雅 和
平 川 雅 和
上部消化器内視鏡
江口/齋藤
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
田村/江口
下部消化器内視鏡
坂本/齋藤
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
田村/坂本
EMR/ESD
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
坂 本 勝 美
ERCP
―――――
―――――
―――――
―――――
―――――
共 通
セカンドオピニオン
初診・再診の受付時間
要 予 約
8:30 ~ 12:00
※担当医は変更となる場合がありますのでご了承ください。
・整形ー完全予約制:地域医療連携室へ要Tel ・放射線治療ー初診 8:30~11:00
※但し土日、祝日は休診(急患は除く)代表電話:0977-27-1600、
地域医療連携室:フリーダイヤル:0120-272-518、
直通:0977-27-2055
地域医療
連携室より
問合せ先
ご案内
◆CT・MR・骨密度・内視鏡検査のご依頼
◆放射線治療のご依頼
放射線科受付 0977-27-1722
(直通)
・検査依頼は、電話にて受け付けております。
依頼検査優先時間帯を設けています。
・結果は、CDデータ、報告書とともに、ご依頼いただき
ました先生方へ迅速にお返事いたします。
その他、
外来・入院に関する
お問い合わせ
地域医療連携室 0120-272-518
(専用)
0977-27-2055 ・乳癌、食道癌、肺癌、前立腺癌、悪性リンパ腫、癌性疼痛に対する
緩和治療、その他の悪性腫瘍についてはご相談ください。
・放射線治療の診療は、事前に連絡をいただければ、待ち時間が
少なくなるよう配慮させていただきます。
月~金 8:30~17:00
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九大別府病院だより Vol.16
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