ベトナム株式の 魅 って?

ベトナム株式ファンド
追加型投信/海外/株式
販売⽤資料
2016年7⽉
ベトナム株式の
魅⼒って?
■投資信託説明書(交付⽬論⾒書)のご請求・お申込み
■資料の作成、設定・運⽤
SMBC⽇興証券株式会社
⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第2251号
加⼊協会:⽇本証券業協会、
⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会、
⼀般社団法⼈⾦融先物取引業協会、
⼀般社団法⼈第⼆種⾦融商品取引業協会
三井住友アセットマネジメント株式会社
⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第399号
加⼊協会:⼀般社団法⼈投資信託協会、
⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会、
⼀般社団法⼈第⼆種⾦融商品取引業協会
ベトナムってどんな国?
ベトナムの概要
中国
国名
ベトナム社会主義共和国
⾸都
ハノイ
⾯積
32万9,241㎢
⼈⼝
約9,340万⼈(2015年時点)
GDP
1,915億⽶ドル(2015年)
通貨
ドン(1ドン=0.004943円、2016年5⽉末時点)
産業
農林⽔産業、鉱業、軽⼯業
政治
社会主義
⺠族
キン族(約86%)他53の少数⺠族
⾔語
ベトナム語
宗教
仏教、カトリック、カオダイ教他
ハノイ(⾸都)
(注)⼈⼝は国連の推定値。
(出所)外務省ホームページ、IMF
ベトナム
ラオス
タイ
FTA*拡大による経済成長期待
ベトナムは、遅れていたFTAへの取り組みを積極化
しており、今後、FTAによる貿易量の増大によって、
経済成長の加速が期待されています。
*FTAは複数の国・地域間の自由貿易協定。
カンボジア
ASEAN 物品貿易協定(ATIGA)
ASEAN 中国⾃由貿易協定(ACFTA)
発効済み
ASEAN 韓国⾃由貿易協定(AKFTA)
ホーチミン
ASEAN インド⾃由貿易協定(AIFTA)
ベトナム・チリ⾃由貿易協定(VCFTA)
ASEAN経済共同体(AEC)
交渉中
環太平洋パートナーシップ(TPP)
(注)ASEANは東南アジア諸国連合。
(出所)JETRO、各種資料
ベトナムの輸出品(2014年)
その他
30.8
縫製品
13.9
機械設備
・同部品
15.2
その他
37.6
コンピューター電⼦製品
・同部品 12.6
コンピューター電⼦製品
・同部品 7.6
コーヒー
2.4
輸送機器
・同部品
3.7
⽊材
・⽊製品
4.1
電話機・同部品
15.7
ベトナムの輸入品(2014年)
機械設備
・同部品 ⽔産物
5.2
4.9
履物
6.9
原油
4.8
化学品
2.2
⾦属類
2.3 繊維・⽪
原材料
3.2
プラス
チック
原料
4.3
⽯油
製品
5.2
織布
・⽣地 6.4
電話機
鉄 ・同部品 5.7
・鉄くず
5.3
(注)数字は、輸出および輸⼊総額に占める各品⽬の⾦額構成⽐で単位は%。四捨五⼊の関係上、構成⽐の合計が100%とならない場合があります。
(出所)JETRO
※上記は過去の実績および将来の⾒通しであり、当ファンドの将来の投資成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
1
ベトナムの市場経済化の歩みと名目GDPの推移
ベトナムは、中国と同様に社会主義国家ですが、1986年のドイモイ以降市場経済化を押し進めてきました。
また、中国と同様にWTO加盟後に、急速に経済規模が拡大しています。
(兆ドン)
5,000
2015年
*1 ドイモイは1986年12⽉に採択された、社会主義路線を⾒直し、市場経済化を押し進める
決議のスローガンを表す⾔葉。
*2 ASEANは東南アジア諸国連合。東南アジア10ヵ国からなる地域協⼒機構。
*3 APECはアジア太平洋経済協⼒。アジア太平洋地域の21の国・地域が参加する経済協⼒
の枠組み。
*4 WTOは世界貿易機関。160ヵ国以上が加盟する⾃由貿易促進を⽬的とした国際機関。
*5 AECはASEAN経済共同体。ASEANの発展形で共同体内において「ヒト・モノ・カネの動き
の⾃由化」を⽬指している。
4,000
AEC*5
発足
名⽬GDP
3,000
2007年
WTO*4
加盟
1995年
ASEAN*2
加盟
2,000
米国との
国交正常化
1,000
1991年
1976年
1986年
南北統合
ドイモイ*1
中国との
国交正常化
1998年
APEC*3
加盟
0
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
2015
(年)
(注)データは1975年〜2015年。
(出所)CEIC、外務省ホームページ、各種資料
ベトナムの輸出相手国(2014年)
その他
38.5
ベトナムの輸入相手国(2014年)
⽶国
19.1
中国 9.9
⽇本 9.8
ドイツ ⾹港
3.5 3.5
韓国
4.8
ドイツ 1.8
インド 2.1
マレーシア 2.8
⽶国 4.2
シンガポール
4.6
タイ
4.8
中国
29.6
その他
19.2
韓国
14.7
台湾
7.5
⽇本
8.7
オラ
ンダ マレー
2.5 シア 豪州 UAE
2.6 2.7 3.1
(注)数字は、輸出および輸⼊総額に占める各国の⾦額構成⽐で単位は%。四捨五⼊の関係上、構成⽐の合計が100%とならない場合があります。
(出所)JETRO
※上記は過去の実績および将来の⾒通しであり、当ファンドの将来の投資成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
2
ベトナムの魅力って?
生産拠点としての魅力
若くて豊富な労働力
優秀な労働力
ベトナムの学生の学習到達度は、世界的に見ても
高く、優秀で真面目な労働力が魅力です。
14
19
20〜29歳
15
10〜19歳
2位
シンガポール
シンガポール
3位
⾹港
4位
⽇本
4位
台湾
5位
フィンランド
5位
韓国
(注1)データは国連予想値。総⼈⼝を100%として計算。
(注2)四捨五⼊の関係上、各年齢の合計値が100%とならない場合が
あります。
(出所)国連
タイ
50位
タイ
53位
マレーシア
52位
マレーシア
64位
インドネシア
64位
インドネシア
65位
ペルー
65位
ペルー
・
<各都市の⽉額労働コスト(2014年)>
(単位:⽶ドル)
113
127
173
ブルネイ
185
21.9
4.9
3.3
3.1
マレーシア
ジャカルタ
263
インドネシア
マニラ
267
中国
クアラルンプール
39.9
シンガポール
ハノイ
ニューデリー
・
⾹港
ベトナム
バンコク
・
<各国・地域の対GDP直接投資受⼊額⽐率(2014年)>
173
ムンバイ
・
・
ベトナムは、積極的に外国資本を導入しており、対
GDP直接投資受入額比率は相対的に高水準です。
カラチ
ホーチミン
・
積極的な外国資本導入策
ベトナムでは、相対的に低い労働コストが魅力です。
また、相対的に離職率が低いことも魅力のひとつです。
ヤンゴン
・
*1 科学的リテラシーとは科学的知識とその活⽤能⼒。
*2 数学的リテラシーとは数学的知識とその活⽤能⼒。
(注)データはOECDによる⽣徒の学習到達度調査(PISA)。
(出所)⽂部科学省国⽴教育政策研究所
安価な労働力
プノンペン
17位 ベトナム
48位
・
16
0〜9歳
⾹港
3位
8位 ベトナム
16
30〜39歳
上海
2位
...
40〜49歳
1位
上海
...
11
50〜59歳
1位
...
6
数学的リテラシー*2
...
60〜69歳
3
科学的リテラシー*1
...
70〜79歳
(単位:%)
2
...
80歳以上
<ベトナムの学習到達度順位(2012年)>
...
<ベトナムの年齢別⼈⼝構成⽐率(2015年予想値)>
...
ベトナムでは、人口の約50%が30歳未満であり
若年労働力の豊富さが魅力です。
345
3.0
2.8
2.2
フィリピン
369
1.7
インド
381
0.9
タイ
453
北京
韓国
564
(注)⽉額労働コストはワーカー(⼀般⼯職)の⽉額基本給。
(出所)JETRO
⽇本
0.7
0.2
(単位:%)
(出所)世界銀⾏
※上記は過去の実績および将来の⾒通しであり、当ファンドの将来の投資成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
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作成基準:2016年5⽉
3
輸出拠点としての魅力
TPP*1のメリットが大きい
AECの恩恵が大きい
ベトナムは、AEC(ASEAN経済共同体)の発足に
よって、域内関税撤廃による恩恵を受けます。
<各国のAECのGDP寄与度>
4.4
カンボジア
3.5
ベトナム
2.3
ラオス
2.0
インドネシア
1.6
シンガポール
ブルネイ
1.5
タイ
1.5
フィリピン
マレーシア
1.0
0.9
(単位:%)
(注)GDP寄与度は、2011~2015年までの基準的な成⻑に対して、各種
規制緩和が⾏われた場合のGDP成⻑率への累積寄与度。
(出所)ERIA
ベトナムは米国との間でFTA*2がないため、TPP
締結により、米国向け輸出の増加が期待されます。
<TPPの利⽤が期待される業種(ベトナム-⽶国)>
順位
期待される業種
1
商社・卸売
2
繊維・織物/アパレル
3
⾃動⾞/⾃動⾞部品/その他輸送機器
4
飲⾷料品
5
⽯油・⽯炭製品/ゴム製品等
5
鉄鋼/⾮鉄⾦属/⾦属製品
5
電気機器
*1 TPPは環太平洋パートナーシップ。
*2 FTAは複数の国・地域間の⾃由貿易協定。
(注)ベトナム-⽶国間でTPPの利⽤を検討している企業が、想定する業種。
(出所)JETRO
個人消費の成長市場としての魅力
個人消費は高成長局面入り
高い経済成長が消費拡大を後押し
ベトナムの1人当りGDPは2,000米ドルを超えており、
電化製品や自動車の普及拡大が予想されます。
ベトナムの消費拡大のスピードは、相対的に高い経済
成長を背景に加速していく可能性があります。
<各国と⽇本の1⼈当たりGDPの⽐較>
<各国の予想実質GDP成⻑率(2016〜20年)>
(⽶ドル)
50,000
インド
40,000
マレーシア
(9,557⽶ドル)
30,000
20,000
中国
(7,990⽶ドル)
⽇本
(32,486⽶ドル)
タイ
(5,742⽶ドル)
ベトナム
(2,088⽶ドル)
10,000
7.6
フィリピン
6.3
ベトナム
6.2
中国
6.1
インドネシア
5.5
マレーシア
4.8
タイ
0
1960
1970
1980
1990
2000
2010(年)
(注1)グラフは1960年〜2015年の⽇本の1⼈当たりGDP。各国の1⼈当たりGDP
は2015年で、⽇本と中国以外はIMFによる2016年4⽉時点の予想値。
(注2)各国の1⼈当たりGDPが過去の⽇本と同様に推移することを⽰唆するものでは
ありません。また、各国の今後の経済成⻑を保証するものでもありません。
(出所)IMF、国連、内閣府
⽇本
3.1
0.4
(単位:%)
(注1)2016年以降のデータは、IMFによる2016年4⽉時点の予想値。
(注2)予想実質GDP成⻑率は年平均。
(出所)IMF
※上記は過去の実績および将来の⾒通しであり、当ファンドの将来の投資成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
4
ベトナムの経済状況は?
インフレと経常赤字を克服し安定成長局面へ
ベトナムの金融経済動向
ベトナムでは、WTOに加盟した2007年以降インフレや経常赤字、リーマンショックなどへの対応に追われ、成長率は
低下しました。ただし、インフレ率と経常赤字の落ち着きにより、今後は安定成長局面への移行が予想されています。
<ベトナムの経済成⻑率と関連指標の推移(2000年〜2020年)>
(%)
30
経済成⻑率(右軸)
インフレ率(左軸)
経常収⽀⽐率(左軸)
20
インフレや、経常赤字、
リーマンショックなどへの対応期
(%)
10
安定成長局面へ
8
10
6
0
4
(予想値)
-10
-20
2000
2005
2010
2
0
2020(年)
2015
(注1)経済成⻑率は実質GDP成⻑率、インフレ率は消費者物価指数の伸び率、経常収⽀⽐率は経常収⽀の名⽬GDPに対する⽐率。
(注2)2016年以降の経済成⻑率とインフレ率、2015年以降の経常収⽀⽐率は、IMFの2016年4⽉時点の予想値。
(出所)IMF
機動的な金融政策でインフレを抑制
ベトナム国家中央銀行は、2007年のWTO加盟後の
不動産バブル対応(局面①)や、リーマンショックへの
対応(局面②)と、その反動によるインフレへの対応
(局面③)など、機動的な金融政策により、最終的に
インフレの抑制に成功しました。
(%)
30
5ヵ年計画も安定成長志向へ変化
ベトナム政府が発表した、2016年版の2016-2020年
5ヵ年計画では、2011年に策定された2011-2020年
10ヵ年計画に比べると、若干成長率が引き下げられ
ており、安定成長志向に重点が移ったとの見方が出
ています。
<主な政策⽬標値>
<ベトナムのインフレと政策⾦利>
局⾯ 局⾯
①
②
局⾯
③
⾦融引締局⾯
インフレ率
政策⾦利
策定時期
2011年
2016年
計画名
2011-2020年
10ヵ年計画
2016-2020年
5ヵ年計画
20
GDP成⻑率(平均値)
7.0〜8.0%
6.5〜7.0%
15
⼀⼈当たりGDP
3,000〜
3,200⽶ドル
3,200〜
3,500⽶ドル
10
GDPに占める
⼯業・サービスの割合
25
5
0
06/12
08/12
10/12
12/12
14/12(年/⽉)
(注1)データは2006年12⽉末〜2016年5⽉末。
(注2)インフレは消費者物価指数の伸び率。政策⾦利はリファイナンス・レート。
(出所)CEIC
85%
都市化率
45%
38〜40%
農業労働者の割合
30%
40%
70%
65〜70%
訓練を受けた
労働者の割合
(出所)JETRO
※上記は過去の実績および将来の⾒通しであり、当ファンドの将来の投資成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
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作成基準:2016年5⽉
5
ベトナムの株式市場は?
経済の安定を受けて、緩やかに上昇
ベトナムの株式市場の推移
ベトナムの株式市場は、2007年のWTO加盟を契機に大幅に上昇しました。その後はベトナム国家中央銀行の金融
引締めなどの影響で低迷が続いていましたが、経済の安定化を受けて緩やかに上昇しています。
<ご参考:ベトナム株式と新興国株式の騰落率の⽐較>
<ベトナム株式の推移>
(ポイント)
250
ホーチミン市場
ハノイ市場
200
金融引き締め、
リーマンショック等で、
経済成長が減速し、
株式市場も低迷
150
●過去5年の騰落率(2011年5⽉31⽇〜2016年5⽉31⽇)
– ベトナム株式は新興国株式より相対的に優位 –
新興国株式
7
ハノイ市場
18
緩やかな上昇
(単位:%)
ホーチミン市場
47
●過去2年の騰落率(2014年5⽉31⽇〜2016年5⽉31⽇)
– 新興国株式がマイナスとなる中、ベトナム株式はプラス –
100
新興国株式
-1
50
0
06/5
(単位:%)
ハノイ市場
8
ホーチミン市場
10
08/5
10/5
12/5
14/5
16/5
(年/⽉)
(注1)ホーチミン市場はベトナムVN指数、ハノイ市場はハノイ証券取引所株価指数、新興国株式はMSCI EM指数(現地通貨ベース、配当込み)。
(注2)左図のデータは、2006年5⽉31⽇〜2016年5⽉31⽇。各市場のデータは、それぞれの株価指数を2006年5⽉31⽇を100として指数化。
(出所)Bloomberg
ベトナムの2つの株式市場
ベトナムには、2つの証券取引所があり、双方で株式
が取引されています。
ベトナム全体では上場銘柄数は約700銘柄で、時価
総額は約7兆円と、株式市場の規模は小さく、売買高
も多くないため、流動性に注意が必要です。
<ベトナムの株式市場の概要(2016年5⽉末時点)>
証券取引所名
ホーチミン
証券取引所
ハノイ
証券取引所
上場銘柄数
306銘柄
383銘柄
時価総額
1,240兆ドン
(約6.1兆円)
159兆ドン
(約0.8兆円)
ベトナムVN指数
ハノイ証券取引所
株価指数
主な株式指数
(注)時価総額は2016年5⽉末の為替レート1ドン=0.004943円で円換算。
(出所)Bloomberg
株式市場の発展に期待が高まる
ベトナム政府は、2014年に国営企業を積極的に民営
化することを発表しました。また、2015年には外国投
資家の株式保有上限の撤廃を発表しました。
市場経済重視の政策や、相対的に高い経済成長を
背景に株式市場の発展に期待が高まっています。
<主な株式市場の発展材料>
国営企業の
株式会社化と
⺠営化の推進
外国投資家の
投資枠の拡⼤
概 要
約400の国営企業を
株式会社化し、
⼀部を⺠営化する
上限(49%)を
基本的に撤廃
株式市場への
好影響
強固な経営基盤を
持つ、魅⼒的な投資
対象銘柄の増加、
銘柄数増加による
株式市場の活性化
流動性の向上と
公正な価格形成
注⽬材料
(出所)JETRO
※上記は過去の実績および将来の⾒通しであり、当ファンドの将来の投資成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
6
ベトナム株式ファンド
追加型投信/海外/株式
ファンドの特色
1
主としてベトナムの取引所に上場している株式、
および世界各国・地域の取引所に上場しているベトナム企業の株式等に投資し、
信託財産の成⻑を⽬指して運⽤を⾏います。
●事業展開や収益構造等から実質的にベトナム企業と考えられる他の国籍企業の
株式にも投資することがあります。
●ベトナムの取引所に上場している株式への投資は、当該株式の値動きに連動する
有価証券を通じて⾏うこともあります。
●実際の運⽤は、ベトナム株マザーファンドを通じて⾏います。
2
銘柄選定にあたっては、成⻑性、財務健全性および流動性等に配慮し、
厳選投資します。
3
外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを⾏いません。
※流動性等を勘案し、現⾦等の保有⽐率を⾼める場合があります。
※資⾦動向、市況動向等によっては、上記のような運⽤ができない場合があります。
ファンドのしくみ
ファミリーファンド⽅式を採⽤し、マザーファンドである「ベトナム株マザーファンド」の組⼊れを通じて、実際の運⽤を⾏います。
ファンド
投資
投資者
(受益者)
マザーファンド
投資
ベトナム株式
ファンド
分配⾦
解約⾦
償還⾦
投資対象資産
投資
ベトナム株
マザーファンド
損益
ベトナムの
株式等
損益
運用プロセス
投資対象銘柄 約700銘柄
ベトナムおよびベトナム関連企業の株式等
 流動性によるスクリーニング
 投資不適格銘柄の削除
組⼊候補銘柄 約50銘柄
個別銘柄選定
個別銘柄の選定は以下の点を重視します。
 中期の利益成⻑⾒通し
 業績の安定性(財務健全性、産業動向、政府
規制、技術⼒、ブランド⼒等)
 コーポレート・ガバナンスの評価
ポートフォリオ構築
(15〜25銘柄)
※上記は、2016年5⽉末現在のものであり、今後⾒直しを⾏う場合があります。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
7
ファンドの運用状況
設定来の基準価額の推移
(億円)
(円)
18,000
70
純資産総額(右軸)
16,000
60
基準価額(左軸)
14,000
50
12,000
40
10,000
30
8,000
20
6,000
10
4,000
10/7
11/7
12/7
13/7
14/7
15/7
(年/⽉)
(注1)データは2010年7⽉1⽇(設定⽇)〜2016年5⽉31⽇。
(注2)基準価額は、1万⼝当たり、信託報酬控除後。
(注3)2016年5⽉31⽇時点で分配⾦のお⽀払はありません。
株式組入上位10銘柄
順位
(ご参考:組入銘柄数は21)
銘柄名
業種
1
ベトナム乳業
⾷品・飲料・タバコ
2
ベトコムバンク
銀⾏
9.3
3
ビングループ
不動産
7.5
4
ペトロベトナムガス
公益事業
6.9
5
サイゴン証券
各種⾦融
6.5
6
FPT
テクノロジ・ハードウェア・機器
5.7
7
マサン・グループ
⾷品・飲料・タバコ
4.4
8
ダナン・ゴム
⾃動⾞・⾃動⾞部品
4.1
9
ベトインバンク
銀⾏
4.0
ペトロベトナム運輸総公社
運輸
3.7
10
組⼊⽐率(%)
20.6
(注1)データは2016年5⽉31⽇時点。
(注2)投資⽐率は当ファンドの純資産を100%として算出。
※上記は過去の実績であり、当ファンドの将来の投資成果等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
8
ベトナム株式ファンド
追加型投信/海外/株式
ファンドのリスクおよび留意点
【基準価額の変動要因】
ファンドは、主に海外の株式や債券を投資対象としています(マザーファンドを通じて間接的に投資する場合を含みます。)。ファンドの基準
価額は、組み⼊れた株式や債券の値動き、当該発⾏者の経営・財務状況の変化、為替相場の変動等の影響により上下します。基準価
額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
運⽤の結果としてファンドに⽣じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、ファンドは預貯⾦とは異なり、投資元本が保
証されているものではなく、⼀定の投資成果を保証するものでもありません。ファンドの主要なリスクは、以下の通りです。
価格変動リスク
株式市場リスク・・・株式の価格の下落は、基準価額の下落要因です
内外の政治、経済、社会情勢等の影響により株式相場が下落した場合、ファンドの基準価額が下落する要因となります。また、個々の
株式の価格はその発⾏企業の事業活動や財務状況、これらに対する外部的評価の変化等によって変動し、ファンドの基準価額が下落
する要因となります。特に、企業が倒産や⼤幅な業績悪化に陥った場合、当該企業の株式の価値が⼤きく下落し、基準価額が⼤きく下
落する要因となります。
債券市場リスク・・・債券の価格の下落は、基準価額の下落要因です
内外の政治、経済、社会情勢等の影響により債券相場が下落(⾦利が上昇)した場合、ファンドの基準価額が下落する要因となりま
す。また、ファンドが保有する個々の債券については、下記「信⽤リスク」を負うことにもなります。
信⽤リスク・・・債務不履⾏の発⽣等は、基準価額の下落要因です
ファンドが投資している有価証券や⾦融商品に債務不履⾏が発⽣あるいは懸念される場合に、当該有価証券や⾦融商品の価格が下
がったり、投資資⾦を回収できなくなったりすることがあります。これらはファンドの基準価額が下落する要因となります。
なお、ファンドが投資する株式等の値動きに連動する債券については、債券の発⾏者に起因するリスクのほか、対象とする企業の株価の
変動の影響を受けますので、対象とする企業が倒産や⼤幅な業績悪化に陥った場合には、当該債券の価値が⼤きく下落し、基準価額
が⼤きく下落する要因となります。
為替変動リスク・・・円⾼は基準価額の下落要因です
外貨建資産への投資は、円建資産に投資する場合の通常のリスクのほかに、為替変動による影響を受けます。ファンドが保有する外貨建資
産の価格が現地通貨ベースで上昇する場合であっても、当該現地通貨が対円で下落(円⾼)する場合、円ベースでの評価額は下落する
ことがあります。為替の変動(円⾼)は、ファンドの基準価額が下落する要因となります。
カントリーリスク・・・投資国の政治・経済等の不安定化は、基準価額の下落要因です
海外に投資を⾏う場合には、投資する有価証券の発⾏者に起因するリスクのほか、投資先の国の政治・経済・社会状況の不安定化や混
乱などによって投資した資⾦の回収が困難になることや、その影響により投資する有価証券の価格が⼤きく変動することがあり、基準価額が
下落する要因となります。
市場流動性リスク・・・市場規模の縮⼩・取引量の低下により、不利な条件での取引を余儀なくされることは、基準価額の下落要因です
ファンドの資⾦流出⼊に伴い、有価証券等を⼤量に売買しなければならない場合、あるいは市場を取り巻く外部環境に急激な変化があり、
市場規模の縮⼩や市場の混乱が⽣じた場合等には、必要な取引ができなかったり、通常よりも不利な価格での取引を余儀なくされることが
あります。これらはファンドの基準価額が下落する要因となります。
【その他の留意点】
●ファンドのお申込みに関しては、クーリング・オフ制度の適⽤はありません。
●当ファンドは「ファミリーファンド⽅式」により運⽤するため、当ファンドと同じマザーファンドを投資対象とする他のベビーファンドに追加設定・
⼀部解約により資⾦の流出⼊が⽣じた場合、その結果として、当該マザーファンドにおいても組⼊有価証券の売買等が⽣じ、当ファンドの
基準価額に影響を及ぼすことがあります。
●投資資産の市場流動性が低下することにより投資資産の取引等が困難となった場合は、ファンドの換⾦申込みの受付けを中⽌すること、
および既に受け付けた換⾦申込みを取り消すことがあります。
〔収益分配⾦に関する留意事項〕
○分配⾦は、預貯⾦の利息とは異なり、ファンドの純資産から⽀払われますので、分配⾦が⽀払われると、その⾦額相当分、基準価額は
下がります。
○分配⾦は、計算期間中に発⽣した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて⽀払われる場合があり
ます。その場合、当期決算⽇の基準価額は前期決算⽇と⽐べて下落することになります。また、分配⾦の⽔準は、必ずしも計算期間
におけるファンドの収益率を⽰すものではありません。
○投資者のファンドの購⼊価額によっては、分配⾦の⼀部または全部が、実質的には元本の⼀部払戻しに相当する場合があります。ファ
ンド購⼊後の運⽤状況により、分配⾦額より基準価額の値上がりが⼩さかった場合も同様です。
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
作成基準:2016年5⽉
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お申込みメモ(詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。)
購 ⼊ ・ 換 ⾦ の
原則として、申込不可⽇を除きいつでも購⼊、換⾦の申込みができます。
申 込 受 付 ⽇
<分配⾦受取りコース> (新規申込)10万⼝以上1万⼝単位 (追加申込)1万⼝以上1万⼝単位
購 ⼊ 単 位
<分配⾦再投資コース> (新規申込)10万円以上1円単位
(追加申込)1万円以上1円単位
購 ⼊ 価 額 購⼊申込受付⽇の翌営業⽇の基準価額となります。
<分配⾦受取りコース> 1万⼝単位
換 ⾦ 単 位
<分配⾦再投資コース> 1万円以上1円単位または1⼝単位
換 ⾦ 価 額 換⾦申込受付⽇の翌営業⽇の基準価額から信託財産留保額(0.3%)を差し引いた価額となります。
換
⾦
代
⾦ 原則として、換⾦申込受付⽇から起算して7営業⽇⽬以降にお⽀払いします。
申 込 不 可 ⽇ ベトナムの取引所の休業⽇に当たる場合には、購⼊、換⾦の申込みを受け付けません。
年1回(毎年7⽉12⽇。休業⽇の場合は翌営業⽇)決算を⾏い、分配⽅針に基づき分配⾦額を決定します。
<分配⾦受取りコース> 原則として、収益分配⾦は税⾦を差し引いた後、決算⽇から起算して5営業⽇⽬までにお⽀払い
決 算 お よ び
いたします。
分
配 <分配⾦再投資コース> 原則として、収益分配⾦は税⾦を差し引いた後、無⼿数料で⾃動的に再投資いたします。再投資を
停⽌し、分配⾦のお受取りを希望される場合はお申し出ください。
※なお、委託会社の判断により分配を⾏わない場合もあります。
信 託 期 間 2010年7⽉1⽇から2020年7⽉13⽇まで
委託会社は、受益者にとって有利であると認めるとき、残存⼝数が10億⼝を下回ることとなったとき、その他やむを得ない事情が発⽣
繰 上 償 還
したときは、あらかじめ受益者に書⾯により通知する等の所定の⼿続きを経て、繰上償還させることがあります。
課税上は株式投資信託として取り扱われます。
公募株式投資信託は税法上、少額投資⾮課税制度「NISA(ニーサ)」、未成年者少額投資⾮課税制度「ジュニアNISA
課 税 関 係 (ニーサ)」の適⽤対象です。
配当控除の適⽤はありません。
※上記は作成基準⽇現在の情報をもとに記載しています。税法が改正された場合等には、変更される場合があります。
ファンドの費用(詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。)
①投資者が直接的に負担する費用
購⼊時⼿数料は、下記の⼿数料率により計算されます。
⼿数料率
分配⾦受取りコース*1
3.24%
(税抜き3.0%)
分配⾦再投資コース*2
*1 購⼊時⼿数料は、お申込代⾦(購⼊価額×購⼊申込⼝数)に、⼿数料率(税込み)を乗じて次のように計算されます。
購⼊時⼿数料=購⼊価額×購⼊申込⼝数×購⼊時⼿数料率(税込み)。例えば、購⼊価額10,000円(1万⼝当たり)
購 ⼊ 時 ⼿ 数 料
の時に100万⼝をご購⼊いただく場合は、購⼊時⼿数料=10,000円/10,000⼝×100万⼝×3.24%=32,400円となり、
お申込代⾦と合わせて、合計1,032,400円をお⽀払いいただくことになります。
*2 購⼊時⼿数料は、お申込⾦額に応じて、次のように計算されます。
お申込⾦額=(購⼊価額×購⼊申込⼝数)+購⼊時⼿数料(税込み)。例えば、お⽀払いいただく⾦額が100万円の
場合、100万円の中から購⼊時⼿数料(税込み)をいただきますので、100万円全額が当該投資信託のご購⼊⾦額となる
ものではありません。
※分配⾦再投資コースの場合、収益分配⾦の再投資により取得する⼝数については、購⼊時⼿数料はかかりません。
信 託 財 産 留 保 額 換⾦時:1⼝につき、換⾦申込受付⽇の翌営業⽇の基準価額に0.3%の率を乗じた額が差し引かれます。
②投資者が信託財産で間接的に負担する費用
運 ⽤ 管 理 費 ⽤
ファンドの純資産総額に年1.9224%(税抜き1.78%)の率を乗じた額
( 信 託 報 酬 )
上記のほか、ファンドの監査費⽤や有価証券の売買時の⼿数料、資産を外国で保管する場合の費⽤等(それらにかかる消費税等
その他の費⽤・
相当額を含みます。)が信託財産から⽀払われます。これらの費⽤に関しましては、その時々の取引内容等により⾦額が決定し、
⼿
数
料
運⽤状況により変化するため、あらかじめ、その⾦額等を具体的に記載することはできません。
※ファンドの費⽤(⼿数料等)の合計額、その上限額、計算⽅法等は、投資者の保有期間に応じて異なる等の理由により、あらかじめ具体的に記載すること
はできません。
※購⼊・換⾦単位および購⼊時⼿数料については、SMBC⽇興証券が別に定める場合はこの限りではありません。
委託会社、その他の関係法人
委
託
会
社
三井住友アセットマネジメント株式会社(ファンドの運⽤の指図等を⾏います。)
受
託
会
社
三井住友信託銀⾏株式会社(ファンドの財産の保管および管理等を⾏います。)
販
売
会
社
SMBC⽇興証券株式会社(ファンドの募集・販売の取扱い等を⾏います。)
※この資料の最終ページの「重要な注意事項」を必ずご確認ください。
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重要な注意事項
 当資料は、三井住友アセットマネジメントが作成した販売⽤資料であり、⾦融商品取引法
に基づく開⽰書類ではありません。
 当資料の内容は作成基準⽇現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
また、当資料は三井住友アセットマネジメントが信頼性が⾼いと判断した情報等に基づき
作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
 当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の⼀切
の権利は、その発⾏者および許諾者に帰属します。
 投資信託は、値動きのある証券(外国証券には為替変動リスクもあります。)に投資しま
すので、リスクを含む商品であり、運⽤実績は市場環境等により変動します。したがって元本
や利回りが保証されているものではありません。
 投資信託は、預貯⾦や保険契約と異なり、預⾦保険・貯⾦保険・保険契約者保護機構
の保護の対象ではありません。また登録⾦融機関でご購⼊の場合、投資者保護基⾦の
⽀払対象とはなりません。
 当ファンドの取得のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明
書(交付⽬論⾒書)および⽬論⾒書補完書⾯等の内容をご確認の上、ご⾃⾝でご判
断ください。また、当資料に投資信託説明書(交付⽬論⾒書)と異なる内容が存在した
場合は、最新の投資信託説明書(交付⽬論⾒書)が優先します。投資信託説明書
(交付⽬論⾒書)、⽬論⾒書補完書⾯等は販売会社にご請求ください。
 当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本⽂とは関係ない場合
があります。
三井住友アセットマネジメント株式会社
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<お客さま専⽤フリーダイヤル>0120-88-2976
受付時間:営業⽇の午前9時〜午後5時
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