IHS AUTOMOTIVE Presentation 世界ライトビークル販売市場の展望 世界ライトビークル販売市場の展望 第17回 アジア中古車流通研究会 – 京都大学東アジア経済研究センター| July 16th, 2016 於 京都大学経済学部 みずほホール (法経東館地下1階) IHS Automotive, Yoshiaki Kawano/ 川野 義昭 Manager, Japan/Korea Vehicle Sales Forecasts 日本・韓国ビークルセールスフォーキャスト マネージャー +81 (0)3 6262 1720, [email protected] © 2016 IHS ihs.com 世界ライトビークル販売市場の展望 IHS Automotive, Yoshiaki Kawano/ 川野 義昭 Manager, Japan/Korea Vehicle Sales Forecasts 日本・韓国ビークルセールスフォーキャスト マネージャー +81 (0)3 6262 1720, [email protected] © 2016 IHS 2 IHSがカバーする分野 がカバーする分野 IHSでは、ビジネスにおけるすべての重要な分野を網羅しています。 航空宇宙・防衛 化学 経済 電子・テクノロジー 100年以上にわたり、防衛機器 の知識および防衛市場の包括 的予測を提供 主導産業の権威者200人以上 が、95産業の300以上の化学市 場および2,000以上のプロセスに おける総合的見解と分析を提供 IHSアナリストおよびエコノミスト による統一指標を用いた200 以上の国と地域に関する研究 3億5000万以上の部品 に関する世界最大規模 の電子部品データベース © 2016 IHS 自動車 エネルギー 海運 世界各地の15の主要な市場に 拠点を置き、自動車産業のバ リューチェーン全体を網羅する数 百人の専門家から成る世界最 大の自動車アナリストチーム 最も古くて1860年にまで遡る、 世界中の550万以上の坑井に 関する幅広い油井・ガス井の情 報 250年以上にわたる情報収集の 歴史を持ち、10ギガトン以上のす べての船に関する総合的情報を 収録する世界最大の海運データ ベース No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 3 IHS Automotive • - IHSライトビークル販売予測データのカバー国は世界 100か国に及び、概ね世界販売全体の97%程度を示 す • - IHSライトビークル生産予測データのカバー国は世界 50か国以上に及び、概ね世界生産全体の99%程度を 示す(生産データ:最終組み立て国での台数換算であ り、CKD生産分は含まず) • ライトビークル = Gross Vehicle Weight (GVW) 車両 総重量で基本的には 6 トンまでの車両を示す • 車両予測データ時期は2016年6月時点の最新版 対象車両 データ種類 • 小型トラック など商用車 • 乗用車 • 3輪車 • 超小型車 © 2015 IHS 1. 2. 3. 4. 5. 6. 車両販売台数 車両生産台数 搭載エンジン 搭載変速機 電動化システム 搭載部品 ※英国のEU離脱イン 英国の 離脱イン パクトは織り込まず 対象外 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 4 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 5 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 6 欧米経済が勢いを増し、ブラジル、ロシアが回復し始め、 2017年の世界経済成長は上向く見込み 年の世界経済成長は上向く見込み 世界の経済成長率 8 7 6 世界平均 2016年 年 = 2.5% GDP growth rate % 5 4 3 2 1 0 -1 -2 -3 -4 -5 World 2015 United States Japan 2016 Eurozone Brazil 2017 Russia India Avg. 2018–23 Source: IHS © 2016 IHS China © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 7 雇用は比較的強く、多くの国で消費者支出が改善 世界の失業率 14 April 2016 12 Percent, 2013–16 10 8 6 4 2 0 China Japan Russia United States Brazil Eurozone Source: IHS, monthly, in percent, historical actuals and current estimate © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. Germany © 2016 IHS 8 世界的にインフレ圧力は基本的に小康 世界的にインフレ圧力は基本的に小康状態 は基本的に小康状態 世界の消費者物価指数 18 16 14 Percent, 2013–16 12 April 2016 10 8 6 4 2 0 -2 China India Japan Russia United States Brazil Source: IHS, monthly, in percent, historical actuals and current estimate © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. Eurozone © 2016 IHS 9 原油価格は低水準が続く見通し 価格は低水準が継続、供給側の強い圧力により、価格上昇を抑制 • 米国での原油生産が続き、イランからの輸出増期待、またOPECによる生産体制では抑制の動きが見ら れない等で価格抑制要因。一方で需要は中国の景気減速や新興国中心の成長鈍化で以前よりも弱含み • 直近は約12年ぶりの安値水準で、供給過剰状態が継続も短期的にとどまり、中期的には新興国の経済 成長等需要の持ち直しで価格は2017年から上昇傾向 $120 Price of Crude Oil, Brent ($ per barrel) $100 $80 $60 $40 $20 $0 2003 © 2016 IHS 2005 2007 2009 2011 2013 2015 2017 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 2019 10 悲観シナリオでは世界に大きな影響が現れる 4月ベース予測の「悲観シナリオ」が 月ベース予測の「悲観シナリオ」が6月になり現実味を帯びる? 月ベース予測の「悲観シナリオ」が 月になり現実味を帯びる? 2016年第 年第2四半期 四半期 ライトビークル販売 不測事態予測 年第 Sales Forecast 120,000,000 2016–23年 年 ベース予測: ベース予測 7億 億8,400万台 万台 楽観シナリオ: 万台のプラス( 楽観シナリオ 3,100万台のプラス 万台のプラス 4%) 悲観シナリオ: 万台のマイナス(5%) 悲観シナリオ 3,700万台のマイナス 万台のマイナス 110,000,000 100,000,000 90,000,000 Baseline Optimistic Pessimistic 80,000,000 70,000,000 60,000,000 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 50,000,000 Source: IHS Automotive, Contingency Forecast Service © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 11 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 12 成熟市場の回復と新興国市場の成長が中長期成長 成熟市場の回復と新興国市場の成長が中長期成長の原動力 中長期成長の原動力 主要市場別世界ライトビークル販売 (左軸 左軸; 左軸 百万台 右軸;新興国市場の販売割合 右軸 新興国市場の販売割合) 新興国市場の販売割合 120 予測 その他地域 60% 100 50% 80 ASEAN メルコスール市場 中・東欧 40% 60 30% 新興国 市場 インド大陸 中華圏 オセアニア 40 20% 日本 20 10% 0 0% 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 単位:百万台 70% © 2016 IHS 成熟市場 西欧 北米 新興国販売比率 (右軸 %) 新興国市場:成熟市場(西欧・北米・日本・オセアニア)を除く全てのIHSカバー国 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 13 2015年メーカーブランド系国別販売分布概要 年メーカーブランド系国別販売分布概要 ●日系 ●欧州系 ●米国系 ●韓国系 ●中国系 ●その他 ©2016 Microsoft Corporation © 2016 HERE © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 14 2015年地域別日系メーカーライトビークル販売シェア 年地域別日系メーカーライトビークル販売シェア 各市場での日系メーカーの合計販売シェア 100% 北米 日本 日本 90% 中華圏 80% ASEAN 70% 新興市場拡大による成長 60% 50% 国内市場の 縮小傾向 ASEAN 輸入車躍進 西欧 インド大陸 中近東 オセアニア インド メルコスール市場 40% 人口減少 経済低成長 30% 西欧 180 190 223 万台 万台 万台 10% 0% 380 万台 北米 回復 + 好調 中国 20% 上位6つの市場で日系メーカー 上位6つの市場で日系メーカー 販売の約 販売の約86%を占める を占める 日系メーカー 総販売台数 2,603万台 467万台 万台 783万台 万台 東欧 アフリカ 台湾 アンデス市場 中欧 中米 7% 14% 7% 9% 15% 18% 30% 701 1431 2162 2892 3623 4353 5084 5814 6545 7275 8006 8736 9467 10197 10928 11658 12389 13119 13850 14580 15311 16041 16772 17502 18233 18963 19694 20424 21155 21885 22616 23346 24077 24807 25538 26268 26999 27729 28460 29190 29921 30651 31382 32112 32843 33573 34304 35034 35765 36495 37226 37956 38687 39417 40148 40878 41609 42339 43070 43800 韓国 地域別販売内訳 © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 15 地域別日系メーカーライトビークル販売 地域別日系メーカーライトビークル販売予測 メーカーライトビークル販売予測 2007-2021年 • 最大市場の北米は金融危機、震災を乗り越え挽回、販売高水準へ (但し、中長期では懸念も) • 今後日系メーカーの販売はアジアが中心となり牽引される。南アジアは成長著しく、中国市場も数年後に • • は日本国内を上回る規模へ その他市場はロシア、南米など主に新興国で今後の成長が長期的には期待されるが、足元短期では鈍い 成長 成熟市場は回復基調だが、その後長期で横ばい傾向。日本市場は飽和縮小傾向へ 9 百万台 2007 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 8 7 6 5 4 3 2 1 0 西欧 © 2016 IHS 北米 日本 中国 南アジア No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. その他 16 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 17 消費税増税と自動車関連税制 消費税 5→8% 8→10% 自動車 取得税 5→3% 登録車 3→2% 軽自動車 X →消費増税 消費増税10% 消費増税 %時撤廃 しかし 詳細は2016年度以降 年度以降の 詳細は 年度以降の税制改正において具体的な結論を得る可能性 ※「自動車の保有に係る税負担の軽減に関し総合的な検討を行い、必要な措置を講ずる」 自動車税 軽自動車 税 自動車 重量税 エコカー 減税 →新規に 新規に 0-3%の範囲で の範囲で 環境性能に応じた税金を 10%への消費増税時に %への消費増税時に 課す方針(軽は上限2%) 課す方針(軽は上限 %) 但し、軽減対象は →グリーン化特例による政策延長 グリーン化特例による政策延長 再延長+1年 再延長 年 燃費基準の達成 2016年度末まで 年度末まで (クリーンディーゼル車両も対象に クリーンディーゼル車両も対象に) クリーンディーゼル車両も対象に 基準が厳格化 →軽自動車税は旧来の 軽自動車税は旧来の50%増額へ 増額へ (年額 年額7,200 円 から 10,800 円へ) 円へ 軽自動車税は旧来の 年額 新規購入対象. 商用軽に対しては現行の25%増額へ 増額へ) 新規購入対象 (商用軽に対しては現行の 商用軽に対しては現行の 増額へ 軽減:15年度に購入した新車につい て翌年度の支払い分のみ適用 延長+1年 延長 年 2016年度末まで 年度末まで 20%増額 >13年を超える軽自動車 →エコカー減税の適用の一方で エコカー減税の適用の一方で13年を超える車両に対しての重課税 エコカー減税の適用の一方で 年を超える車両に対しての重課税 旧基準減税策の 終了 2015年 年3月 月/4月 月 → 更に2年間 更に 年間新た 年間新たな基準に 新たな基準による政策 な基準による政策 の推進でエコカーの強化を図る 17年度税制改正において 年度税制改正において 具体的な結論を得る Before Apr-14 Oct-14 Apr-15 Oct-15 Apr-16 Oct-16 Apr-17 Oct-17 Apr-18 Oct-18 Apr-19 Oct-19 2015年度 燃費基準 に対して減税 © 2016 IHS 2020年度 燃費基準に対して減税 Source: 2015年度 自民党税制調査会 (自由民主党)・16年度税制改正大綱 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 18 国内販売市場 ライトビークル暦年別 ライトビークル暦年別販売 暦年別販売 前回予測との比較 5.0 反動減やその後の消 反動減やその後の消 費低迷が2019年以降 費低迷が2019年以降 に持越しへ に持越しへ 約16万台減 万台減 百万台 4.9 4.8 4.7 4.6 消費税増税時期延期 によ り駆け込み想定 が消失 + 経済・ 消費自体の冷 え込み + 軽自動車など市場の 落ち込み 4.5 CY2015 CY2016 CY2017 4月前回予測 CY2018 CY2019 CY2020 6月最新予測 Source: IHS © 2016 IHS *GVW6t以下のライトビークルのみ © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 19 国内販売市場 ライトビークル四半期別 ライトビークル四半期別販売 1.8 1.6 15% エコカー 減税延長 基準の切り 替え・重点 化/見直し 見直し 三菱・ スズキ 熊本 地震 1.2 「燃費測定 問題」 1.0 0.8 「消費税増 税延期」 0.6 0.4 軽自動車 税増税 VW ディーゼル 問題 「熊本地震」 0.2 NMKV軽自動 車は4月以 降~7月までは販売停止 の影響を受ける。一方スズ キは販売停止されていな いが、主力車種でのマイナ ス影響は避けられない。恩 恵を受けるのは登録車、 および軽自動車ではダイ ハツが堅調見込み。 10% 5% 0% -5% 2016年の駆け込み需要は 消 失 。 2017 年 ~ 2019 年 10月までは、反動減がなく なり、需要は下支えされる。 但し長期的な問題の先送 りに過ぎず、2020年以降 の減速が大いなる懸念点 となる。 -10% -15% -20% 影響は軽微 -25% 0.0 -30% Q1 2015 Q3 2015 Q1 2016 Q3 2016 Q1 2017 四半期別販売台数 Source: IHS *GVW6t以下のライトビークルのみ © 2016 IHS Y/Y % changes 百万台 1.4 消費税 増税 10%へ へ 国内販売市場 Q3 2017 Q1 2018 Q3 2018 Q1 2019 Y/Y % changes Q3 2019 Q1 2020 Q3 2020 消費増税と同時 に取得税は廃止 但し、自動車税の 環境性能割導入 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. © 2016 IHS 20 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 21 2015年ライトビークル主要メーカー別車型別米国販売シェア 年ライトビークル主要メーカー別車型別米国販売シェア 総販売台数 1,747万台 万台 2% 100% Van 90% 90% 80% 80% 2% 3% 4% 14% SPORT 3% 70% 70% 60% 60% MPV 50% 50% 37% PUP 40% 2% 40% 2% 30% 30% 20% SUV 20% 10% 10% 0% Car 1 4 7 10 13 16 19 22 25 28 31 34 37 40 43 46 49 52 55 58 61 64 67 70 73 76 79 82 85 88 91 94 97 100 各メーカーの車型タイプ別販売シェア 100% その他 1% 18% 15% 14% 13% 9% 9% 8% 40% 0% 全体 全体 4% メーカー別 販売シェア © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 22 米国:VWの顧客流入と流出 の顧客流入と流出 米国: VW の他社に対する流入 他社に対する流入/流出 流入 流出 2 2 他社からVWへの 他社からVWへの流入 流入 多い 主に三菱からVW 主に三菱から への流入が最大 への流入が最大 1.5 流入 > 流出 • VWの他社ブランドに対するパフォーマンスを 示す: 流出が流入を上回る場合、そのブランド は獲得するよりも多い顧客が離れている • 過去の傾向はKia、Subaruに対して顧客の流 入より流出が上回った。 • 問題のマイナス影響が表面化 • 但し、現時点ではAudi/Porscheへの影響は限 定的か・・ 1 他社への流出 HONDA TOYOTA 1.5 NISSAN MITSUBISHI KIA 1 FORD MAZDA MERCEDES 0.5 0.5 CHEVROLET BMW 流入出 均衡点 LEXUS 0 多い HYUNDAI 0 JEEP SUBARU -0.5 -0.5 流入< 流出 -1 © 2016 IHS * C/D比率 = 流入 / 流出 VWからほぼ からほぼ全て からほぼ全て の主要ブランドへ 流出 VW brand Overall Audi overall Porsche overall -1 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. Source: IHS Automotive, Polk Loyalty Data 23 米国販売シェア推移と 車種数 米国販売シェア推移とSUV車種数 販売シェア推移と • • • • • 短期的には原油価格下落を受けトラック系に強いOEMの販売堅調 VW(短期的に苦戦)やプレミアムブランド等欧州系はSUV車種の積極投入が継続し、中長期で伸長効果 日系:短期的には主力車種の拡販が下支え、新規SUV追加等も追い風 米系:金融危機からの回復の戻りも長期的トレンドは欧州、韓国系に押され気味 韓国系:以前に見られたような急成長から安定期へ。今後の課題とカギはプレミアム 100% メーカー メーカー系列別 系列別 系列別販売シェア 販売シェア 90% 5% 7% 37% 80% 8% 8% 8% 8% 9% 38% 10% 9% 11% 37% 38% 37% 70% 60 韓国系 50 欧州系 40 60% 米系 50% 30 51% 45% 40% 45% 45% 44% 20 30% 20% 10 SUV 車種数 10% 0% © 2016 IHS 日系 0 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 韓系 SUV 欧系 SUV 日系 SUV 米系 SUV 24 米国高級車市場と主要プレミアムブランド顧客年齢分布 17% 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 16% 欧州系 • 米国高級車市場は現在240万台規模で、2021年 には280万台水準まで伸長予測 韓国系 15% 日系 14% 米国系 13% 高級車シェア 12% • 今後は全需が微増傾向の中、各社積極的な商品 投入を背景に高級車シェアの高まりがみられる 100% 64 11% 90% 62 10% 80% 60 70% 58 55-64 Yrs 56 45-54 Yrs 54 35-44 Yrs '07 '09 '11 '13 '15 '17 '19 '21 60% • 米国系プレミアムの顧客層は総 • • © 2016 IHS じて年齢層が高め ドイツ系プレミアムの中ではメル セデスが他のBMW/Audiよりも 50代後半層が多く、日系レクサ スにも類似 一方でInfinitiは比較的若年層ユ ーザーが多い 50% 40% 30% 52 20% 50 10% 48 0% 46 Source: IHS PolkInsight_2014年 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 75+ Yrs 65-74 Yrs 25-34 Yrs 18-24 Yrs Avg.Age 25 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 26 2015年省別販売分布概要 年省別販売分布概要 ●西部 ●中部 ●東部(沿岸) ●東北部 ©2016 Microsoft Corporation © 2016 HERE © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 27 2015年メーカーブランド系省別 年メーカーブランド系省別販売分布概要 年メーカーブランド系省別販売分布概要 ●日系 ●欧州系 ●米国系 ●韓国系 ●中国系 ●その他 ©2016 Microsoft Corporation © 2016 HERE © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 28 都市階級別の新車登録・販売シェア動向: 都市階級別の新車登録・販売シェア動向 Tier 4-6級都市を中心に伸長傾向 2015 6% 11% 13% 23% 11% 18% 17% 2014 8% 12% 13% 23% 11% 17% 15% 2013 8% 13% 12% 24% 11% 17% 16% 2012 9% 12% 12% 24% 10% 17% 15% 2011 9% 12% 13% 12% 2010 0% 10% 13% 20% Tier 1 Total 341 Cities © 2016 IHS 4 Cities 25% 12% 30% 11% 24% 40% Tier 1.5 7 Cities 50% 17% 10% 60% 14% 16% 70% 80% 13% 90% 100% Tier 2 Tier 3 Tier 4 Tier 5 Tier 6 11 Cities 37 Cities 30 Cities 87 Cities 165 Cities No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. Source: IHS PolkInsight 29 地域別乗用車販売台数の推移と予測: 地域別乗用車販売台数の推移と予測 ライトビークル販売 ライトビークル販売(百万台 百万台 百万台) Millions 東部地域の販売比率は低下傾向、今後は内陸部の中・西部からの成長へ 30 60% 東北部 25 55% 西部 中部 20 50% 東部 東部比率全体 15 日系東部比 45% 欧州系東部比 10 米系東部比 40% 5 韓国系東部比 中国系東部比 0 35% 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 Source: IHS PolkInsight © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 30 主要メーカー別地域別販売構成内訳推移(2011-2021年 年) 主要メーカー別地域別販売構成内訳推移( • 東部沿海地域の重要性は不変だが、今後の注力市場が中・西部となっている点は各メーカー共通 • プレミアムブランド系は所得の高い東部沿海地域が中心だが、当該地域での競争力を維持しつつ、今後成長が見込まれる現地 ニーズへの対応へも注力 100% 90% 東北部 80% 70% 西部 60% 50% 40% 中部 30% 20% 10% 0% 11 15 19 ColO 145 189 ColO '026 '0610 '1014 '016 '0510 '0914 '006 '0410 '0814 ColO '0310 '0714 ColO '0210 '0614 '1018 '0110 '0514 '0918 '0010 '0414 '0818 ColO '0314 '0718 ColO '025 '069 '1013 東部 全体 PSA Source: IHS PolkInsight © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 31 地域別ボディタイプ別販売構成内訳推移(2010-2015年) 年) 地域別ボディタイプ別販売構成内訳推移( • ハッチバックや伝統的なセダン系がシェアを徐々に落とす中、高まる多様性と嗜好性、及び購買力の向上等に 100% より、SUV系の成長が顕著 • 道路インフラの未整備状況、悪路への対応のしやすさ感、運転・視界の良さ、見切りの良さ等も発展途上の地 域での底堅いSUV系車種の需要を示唆 Other/unspec. 90% Coupe/Roadster/ Convertible 80% HATCHBACK 70% MPV/Van/Pickup 60% SUV/Utility 50% Sedan/Wagon 40% 30% 20% 10% 全体 '10 '11 '12 '13 '14 '15 西部 '10 '11 '12 '13 '14 '15 東部 '10 '11 '12 '13 '14 '15 東北部 '10 '11 '12 '13 '14 '15 中部 '10 '11 '12 '13 '14 '15 0% 全体 Source: IHS PolkInsight © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 32 主要メーカー別ボディタイプ別販売構成内訳推移(2011-2021年 年) • 量販型欧米系メーカーは伝統的セダン・ハッチバックの割合が高めであったが、積極的なSUV投入が目立つ • 更に積極的なのはプレミアム系ブランド、メルセデスは将来的にSUVが主力のボディタイプへ 100% Other/unsp ec. 90% Coupe/Ro adster/Con vertible Hatchback 80% 70% MPV/Van/ Pickup 60% 50% SUV/Utility 40% Sedan/Wa gon 30% 20% 0% VW '11 '13 '15 '17 '19 '21 GM '11 '13 '15 '17 '19 '21 Hyundai '11 '13 '15 '17 '19 '21 R/Nissan '11 '13 '15 '17 '19 '21 Toyota '11 '13 '15 '17 '19 '21 Honda '11 '13 '15 '17 '19 '21 Ford '11 '13 '15 '17 '19 '21 PSA '11 '13 '15 '17 '19 '21 BMW '11 '13 '15 '17 '19 '21 Daimler '11 '13 '15 '17 '19 '21 全体 '11 '13 '15 '17 '19 '21 10% 全体 PSA Source: IHS PolkInsight © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 33 概要 • 世界経済動向 • 世界ライトビークル販売と日系メーカーの動向・展望 • 日本販売市場 • 米国販売市場 • 新興国アジア販売市場(中国・ASEAN/タイ・インドネ タイ・インドネ 新興国アジア販売市場(中国・ シア中心) © 2016 IHS 34 ASEAN市場 主要5市場の販売台数 1.4 百万台 Indonesia 1.0 Thailand 0.8 Malaysia 0.6 Philippines 0.4 0.2 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 0.0 Vietnam 2007 Sales in Millions 1.2 インドネシア: • インドネシアにとって重要な貿易相手国である中国の経済鈍化がマイナス懸念点、中間層でも耐久消費財の購入をためらう動きも。 • プラスの側面としては政府支出に関してより迅速なインフラ整備への対応姿勢(但し土地買収や地方政府との連携には課題が残る)や、海外 からの投資、中間層の拡大などにより長期的には成長が見込めるが、短期的な回復タイミングはLCGC投入(トヨタ・ダイハツ)もあり2016年後 半以降~本格的な回復は2017年に持越し可能性も・・中国との連関 (インドネシア商品市場輸出分が中国経済鈍化の影響を受ける) タイ: 15年末にかけての駆け込みは物品税の変更前で予想以上(その分反動減は2016年で厳しい見込み) • 本格的な回復は2017年以降へ。16年以降の新エコカー施策も追い風のはずだが、市場全体を盛り上げるまでの勢いにはならない見込み。 15年の干ばつの影響も人口の6-7割を占める地方の農村地帯の家計と収入に打撃、急激な回復は見込めず、選挙の実施遅れもマイナス • 総選挙は15年4Q→16年4Q→17年3Qへ新憲法の整備など政権運営、改革進行など当初より時間がかかる見込みにより後ろ倒し。新憲法 草案も認められず更なる遅れ懸念もリスクとしてあり得る。(但し長期的にはインフラメガプロジェクトが後押し) © 2016 IHS No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 35 車両に関わる 主な項目 タイの旧 エコカー政策 タイの新 エコカー政策 燃費 20km/L 23.3km/L CO2排出量 120g/km以下 100g/km以下 排ガス規制 Euro4対応 Euro5対応 排気量 GE 1.3L以下/ DE1.4L以下 GE 1.3L以下/ DE1.5 L以下 8年間免除 6年間(最大8年) 免除 法人税 タイ・インドネシア • エコカー政策を背景に従来の人気車型に加え、 乗用車へのトレンドシフト • インドネシアLCGCは1-1.2Lガソリン、~1.5Lの ディーゼルで燃費が20km/L以上、価格は9500 万ルピアの(税金・登録料除く)の上限設定(AT 車は最大15%まで上乗せ可能)⇒奢侈税(贅沢 税)10%の免除対象。 • 導入以来高まるLCGC対象(全て日系)とタイの エコカー販売比率(ほぼ日系) • 完成車メーカーに対する投資優遇策や物品税減 物品税 17% 160 16年以降 14% /12%(E85) 25% 万台 タイ 140 120 100 Van 免による車両価格の優位性 160 万台 140 20% SUV 120 15% PUP 100 80 25% インドネシア 20% 15% 80 10% 60 40 5% MPV Car 20 10% 60 40 5% 20 0 0% '09 '11 '13 '15 '17 '19 '21 © 2016 IHS Eco-Car/ LCGC share 0 0% '09 '11 '13 '15 '17 '19 '21 No portion of this presentation may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent. 36 Thank you! ご清聴ありがとうございました! IHS Automotive, Yoshiaki Kawano/川野 川野 義昭 Manager, Japan/Korea Vehicle Sales Forecasts 日本・韓国ビークルセールスフォーキャスト マネージャー +81 (0)3 6262 1720, [email protected] IHS Customer Care: Americas: +1 800 IHS CARE (+1 800 447 2273); [email protected] Europe, Middle East, and Africa: +44 (0) 1344 328 300; [email protected] Asia and the Pacific Rim: +604 291 3600; [email protected] IHSTM AUTOMOTIVE COPYRIGHT NOTICE AND DISCLAIMER © 2016 IHS. For internal use of IHS clients only. No portion of this report may be reproduced, reused, or otherwise distributed in any form without prior written consent, with the exception of any internal client distribution as may be permitted in the license agreement between client and IHS. Content reproduced or redistributed with IHS permission must display IHS legal notices and attributions of authorship. 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