浅口市子育てコンシェルジュ HP 資料(第 11 号)H28.6 「育てて育つ」 11 保育園、幼稚園、こども園などでは、よく動植物を育てています。これは、動植物を育て ることによって、思いやりの心や命を大切にする心を育 てていき、子ども同士が、互いに協力したり共感したり して、育っていくことができるようにしていこうとする ためです。 動植物を育てるということは、水やりやえさやりなど、 定期的に世話が必要になります。また、動物は、フンの 世話も必要になってきます。動植物を育てることは、手がかかります。しかし、こうして 手をかけることで学びを得ていきます。 植物は、花が咲き、実がなります。その実は食 べることもできます。また、種もとれ、次に新た な命を育てていくことができます。 動植物には「命」があります。そして、 「寿命」と いうように、その命には限りがあります。また、 失った命は もとには戻 りません。また、種から新しい命が生まれたり、小動 物からも赤ちゃんが生まれたりします。 こうした命の巡りの中で、命の尊さに触れさせ、心を 育てていきます。 命を育てていくことにより、自他の命を大切にし、人を 思いやる心を育てていくのです。 命との関わりは、他の人との関わりを意識させ、人間関 係作りの基礎を培っていきます。 命を育てることで、命を大切にしていく心が育っていき ます。思いやりの心が育成されます。まさに、育てて育つ。幼児期の心を望ましい方向に 育てる、大切な育成の姿です。 次回は、 「ほめること」についてお話しします。お楽しみに。
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