基盤整備と地域連携の推進による中山間地域の活性化(PDF:515KB)

基盤整備と地域連携の推進による中山間地域の活性化
中部農林事務所
活動期間:平成26年~27年
取組の背景
●中山間地域の高齢化、人口流出→地域社会の維持が困難
●新東名高速道路の開通→遠隔地からの集客が見込まれる
●交流体験施設等を核とした交流人口増加への取組が必要
34
静岡市中山間地域の人口と高齢化率の推移
37
36
35
34
32
33
32
31
31
高齢化率(%)
人口(千人)
33
30
30
29
29
28
H21.3.31
H23.3.31
中山間人口
H25.3.31
H27.3.31
高齢化率
課題・目標
①健全な農村機能を回復
②地域資源の情報発信による都市農村交流の推進
③交流人口の増大による農ビジネス販売額増加
活気あふれる中山間地域を目指し、基盤整備、農村景観の
保全を進める農村整備課他関係機関とともに進めていく。
普及指導員の活動
○推進方向 「グリーン・ツーリズム施設や
地域の連携による集客力の向上」
■ GT施設や地域での情報の共有化(藁科・西里地域)
・2地域において、施設間や地域の情報共有体制を構築す
るため、意見交換会等を開催し認識を共有した。
・共有情報となる地域資源の掘起こし、リストアップを行った。
(平成26~27年)
普及指導員の活動
■ 企画、発信力のある人材育成
地域の案内人を養成するため、体験メニューの企画力や情報発信力を
身につける研修会を開催するとともに、補助事業等を活用した施設や
地域 独自での開催支援を行う
■ 滞在型グリーン・ツーリズムの推進
・中山間地域に滞在するための農家民宿を個別農家や集落に紹介
・農家民宿の開業手続きにおける法令関係調整等の支援
・農家民宿で提供する体験プログラム造成やPR等への支援
具体的な成果
■ 施設・地域での情報の共有化→モデル地区(西里・藁科)設定
◎他施設と連携しイベントを開催
他施設のチケット配布で地域内回遊促進
◎地域資源を活用した散策MAP作成
(2月完成):藁科(清沢)、各施設、地域の
パンフレットやPRチラシを共有
■ 企画、発信力のある人材育成→2年間で63人育成
◎研修会後、ツアー等を開催し案内実践
ツアー等参加者
2回計120人
H26
研修会2回、受講者23人
H27
研修会3回、受講者40人
■ 滞在型グリーン・ツーリズムの推進 →農家民宿の開業支援 管内2軒
◎農家民宿の開業:1軒
☆「ぬくもり園ゆるり」清水区小河内
◎6次産業化専門家による運営支援:2軒
☆「しんやさすに」葵区大沢 ☆「ぬくもり園ゆるり」
体験プログラム作成、HPの開設、チラシの作成等