情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/7/5) マーケットデータ(2016/7/1) ※リート平均配当利回りは2016年5月末時点 リート指数 終値 為替(対円) 騰落率 終値 金利 騰落率 (%) リート平均 配当利回り (%) 先進国(含日本) 874.31 +5.1% 3.87 先進国(除日本) 867.90 +4.8% 3.95 日本 393.07 +7.2% 米国 1239.67 +4.7% 米ドル 102.52 939.41 +3.0% カナダドル 1114.26 +3.6% 英国 76.47 豪州 -0.25 2.95 +0.3% 1.44 3.80 79.39 +1.0% 1.06 5.71 ユーロ 114.16 +0.4% -0.13 3.89 +1.9% 英ポンド 136.08 -2.7% 0.86 3.12 695.96 +4.7% 豪ドル 76.85 +0.7% 1.95 4.56 シンガポール 502.21 +5.3% 76.20 +0.9% 1.83 6.39 香港 580.01 +5.5% 13.22 +0.3% 1.02 4.54 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2016/4/1~2016/7/1】 (ポイント) 1,200 950 890 800 830 400 770 0 4/1 【2004/3/31~2016/7/1】 (ポイント) 5/1 6/1 7/1 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 (月/日) 14/3 16/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/6/27~2016/7/1) 【日本】 J-REIT市場は上昇しました。英国の国民投票でEU(欧州連合)離脱が決定したことを受けた不安定な 動きが週初は残りましたが、市場が徐々に落ち着きを取り戻す中で、追加金融緩和など政策対応への期 待から、資金が流入したことが上昇の背景として考えられます。また、マリモ地方創生リート投資法人、 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人がIPOを発表しています。 【米国】 米国リート市場は上昇しました。追加利上げ観測の大幅な後退を背景に、リートをはじめとする利回 り資産はいち早く前週末の下落から回復に転じました。4月の全米主要20都市の住宅価格指数は、前月比 +0.45%と上昇基調を維持しました。また、1-3月期GDP(国内総生産)確定値が発表され、前期比で改 定値の+0.8%を上回る+1.1%となっています。 【欧州】 欧州リート市場は上昇しました。英国の国民投票の結果を受けた不安定な動きが週初は残りましたが、 市場が落ち着きを徐々に取り戻す中で世界的な国債利回りの低下に関心が移り、リートや公益株式など の利回り資産が買い戻されました。ただし、他地域の市場に比べ上昇幅は限定的でした。EU離脱決定に よる景気見通しの悪化が懸念される英国では、中銀総裁が金融緩和を示唆しています。 【豪州】 豪州リート市場は上昇しました。英国のEU離脱決定を受けたリスク回避の動きが徐々に落ち着きを見 せ、世界的な国債利回りの低下を背景に、リートなどの利回り資産を中心に買い戻しが進みました。 【アジア】 アジアリート市場は上昇しました。英国のEU離脱決定により米国の短期的な追加利上げ観測が大きく 後退したことや、世界的な国債利回りの低下が利回り資産への資金流入につながりました。香港の5月の 小売売上高は前年同月比8.4%の減少と、減少率は4月の7.5%から拡大し、やや期待外れの結果となって います。なお、7月1日の香港市場は休場となっています。 トピックス ■ 英国のEU離脱で注目されるアイルランド(欧州) 国民投票の結果、英国がEUを離脱する方向になったことで、ロンドンに欧州の拠点を置く企業の中に は他都市への移転を検討する向きも多くなるとの見方が広がっています。そうした中、注目が集まりつ つある都市のひとつがアイルランドのダブリンです。EU圏で英国以外ではほぼ唯一、英語を主要な公用 語とする国であることがその理由です。特にEU圏で有効な様々なライセンスに基づいて現在事業を展開 している金融機関や、フィンテック関連企業の潜在需要は大きいとみられています。一方で、最大の貿 易相手国でもある英国との間では、多くの制度の再設定が必要になり、移行過程で生じるであろう混乱 などがアイルランドの経済にダメージを与えることも考えられます。また、英国領である北アイルラン ドでは、英国から独立し、アイルランドとの統合を目指す政党が勢いを増すなど、政情が不安定化しつ つあることも懸念材料になっています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2016/4/1~2016/7/1) 《日本》 (ポイント) 440 ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 日本リート指数 410 380 350 4/1 《米国》 (ポイント) 1,300 5/1 6/1 7/1 (月/日) (円) 米国リート指数 121 1,200 114 1,100 107 1,000 4/1 5/1 6/1 7/1 100 4/1 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 1,280 (円) 欧州リート指数 140 1,170 130 1,060 120 950 110 4/1 《英国》 (ポイント) 89 5/1 6/1 4/1 7/1 5/1 6/1 5/1 6/1 175 160 73 145 65 130 5/1 6/1 7/1 (月/日) 7/1 (月/日) (円) 英国リート指数 7/1 (月/日) ユーロ/円 (月/日) 81 4/1 米ドル/円 4/1 英ポンド/円 5/1 6/1 7/1 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 710 (円) 豪州リート指数 88 670 83 630 78 590 豪ドル/円 73 4/1 5/1 6/1 7/1 《シンガポール》 (ポイント) 520 4/1 (月/日) (円) シンガポールリート指数 88 480 83 440 78 400 5/1 6/1 7/1 (月/日) シンガポールドル/円 73 4/1 《香港》 (ポイント) 620 5/1 6/1 7/1 4/1 (月/日) (円) 香港リート指数 15.4 570 14.6 520 13.8 470 13.0 4/1 5/1 6/1 7/1 (月/日) 4/1 5/1 6/1 7/1 (月/日) 香港ドル/円 5/1 6/1 7/1 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の 登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の 登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス (円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ なし)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が 与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする ものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160705情報リートW-1 5/5
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