中学校・今年度第一回の学校見学会実施される

校長室だより
第 159 号
平成 28 年 7 月 2 日
中学校・今年度第一回の学校見学会実施される
東洋大学附属牛久中学校高等学校 校長 遠藤隆二
6月 25 日(土)の午後、講堂等において、今年度
中学校第1回学校見学会が実施された。参加申込み
は 83 組であったが、当日の参加者は 71 組 166 名。
この数字は昨年度の第1回見学会と比べると約 30%
の増であった。参加者の小学校を見ると、茨城県内
の小学校が約 76%、その他は約 24%であった。男女
別で見ると、男子約 56%、女子約 44%であった。
全体会「学校の教育方針」等の説明の様子
1
開会
2
校長挨拶・教育方針等の説明
3
2年生の学習活動のグループ発表
4
文化会【保護者】
【小学生】
① 学校概要説明等
体験授業Ⅰ
② 質疑応答・事務連絡
体験授業Ⅱ
5
校舎見学・個別相談
6
個別相談
★【2年生の学習活動のグループ発表内容】
①ユニクロ「服の力」
②英語でスピーチ「私の休日」
③沖縄のアメリカ軍基地
④確率が収束するまで
⑤創作ダンス
★【体験授業】次の中から2つ選択し体験する
①国語「百人一首」
②算数「動く図形」
③英語「英語でしゃべろうゲーム」
ユニクロ「服の力」について発表するグループ
「沖縄のアメリカ軍基地」について発表するグループ
④理科「魔法のブルーフラスコをつくろう」
「確率が収束するまで」について発表するグループ
創作ダンスを発表するグループ
理科の体験授業「魔法のブルーフラスコをつくろう」の様子
国語の体験授業「百人一首」の様子
英語の授業「英語でしゃべろうゲーム」の様子
見学会当日来校された保護者対象のアンケート調査結果をみると、「本日の見学会を何で知りましたか?」について
は、約 60%の方が「学校のホームページ」
、約 20%が「学習塾の先生」、約9%が「知人・友人」の口コミ、受験情報
誌は約4%であった。今の段階で「私立中学校受験」を考えている方が約 52%、本校を受験の選択肢の一つに考えて
いる方は約 47%。この 47%のうちの約半分の方が本校を第1志望にしていることが分かった。
「もし本校に入学した
としたら、通学方法はどうしますか?」についてみると、スクールバスが約 40%、電車が約 30%、自転車が約 15%、
路線バスが約8%、徒歩は2%であった。
見学会の内容である①学校長挨拶・説明
パンフレット
⑥学校見学ツアー
②東洋大学の理念
⑦校舎の施設設備
⑧制服
③学校概要の説明
④入試概要の説明
⑨ICT ⑩All English Zone
⑤学校案内
⑪教育課程・授業時数
⑫学校行事等の 12 項目について評価をして貰ったが、いずれについても概ねいい評価であった。また、国語、算数、
英語、理科の体験授業についても好意的なコメントをたくさん頂いた。しかしながら、厳しいご指摘や評価、コメン
ト等も頂いたので、これらのご指摘や評価、コメント等を真摯に受け止め、次回には改善して「よりよい見学会」に
なるように努力したい。更により一層「魅力的な学校」となるよう、努力を重ねていきたいと思う。
生徒による学習活動のグループ発表は、特別な生徒たちが行うものではない。
「2年生(=1期生)全員そのままの姿を
見ていただこう」という趣旨である。今年度は4回の見学会を予定しているが、そのいずれかの回に全員が必ず参加
し発表させることにしている。友達と一緒に何かについて主体的に調べて(研究して)まとめさせ、それを大勢の前
で発表する経験を積ませて個々のプレゼンテーション能力を高め、育成するねらいである。グローバル人材には欠か
せない経験と発表能力を育成する必要性から、本校では、1年生段階から「学校見学会にも主体的に参加するよう」
働きかけ、参加させている。生徒たちの発表内容と発表能力を温かく、見守ってほしいと思う。生徒による学習活動
のグループ発表は、中高一貫教育におけるグローバル人材育成計画の一場面である。