発行日:平成28年07月14日 発行者: 公益財団法人石川県学校給食会 TEL:076-225-1975 URL:http://www.isigk.or.jp 日頃より、本会の事業にご理解とご協力をいただきありがとうございます。4月からの事業等につい てお知らせします(一部昨年度末の取組も含まれています)。 平成28年度事業計画 平成28年度の事業計画は、昨年度の理事会及び評議員会で承認されています。次の事業方針に基づ きご案内します。 事 業 方 針 1 1 学校給食用物資の安全確保・安定供給に努める。 2 学校給食の普及充実及び食育支援に努める。 3 その他この法人の目的を達成するために必要な事業を行う。 学校給食用物資の安全確保・安定供給に関する事業 ◆物資の供給 〈学校給食実施予定人数〉 合 計 以下( 小 101,826 人(1,179 人減) )内は平成 27 年度との比較 学 校 65,670 人(820 人減) 中 学 校 定時制課程高校、特別支援学校 34,353 人(350 人減) 1,803 人( 9 人減) 〈基本物資供給予定数量〉 パ ン 590 万個(40 万個減) 米穀(自校炊飯) 牛 乳 2,000 万本(15 万本減) 米穀(委託炊飯) 15.2 万㎏(8 千㎏減) 1,135 万食( - ) 〈一般物資供給取扱品数〉 本会内容指定商品 地場産物活用商品 生鮮食料品(生肉) 24品目(1品目増) 17品目( - ) 冷凍食品(輸入牛肉 その他冷凍食品) その他 (乾物、乳類、調味料) 67品目(3 品目減) 77品目(2 品目減) ◆物資の開発 学校給食用物資の開発・研究、調理法の調査・研究、地場産物の活用に向けた取組を行っていきま す。そのため、校長、教頭、教諭、栄養教諭・学校栄養職員郡市ブロック代表、教育委員会事務局職 員並びに本会職員の17名を委員とする「石川県学校給食栄養研究委員会」を年3回開催します。 ◆衛生管理 *衛生検査機関による学校給食用委託炊飯用食缶・パン箱の細菌検査及び衛生検査 (委託工場〈パン:9カ所、炊飯:6カ所〉から学校等へ納められた食缶・パン箱を検査 1~2月) *衛生検査機関によるパン・炊飯委託工場衛生管理調査 (パン9カ所、炊飯6カ所、2回調査に入り、環境付着菌検査及び 100 項目についてチェック 4~8月) *パン・炊飯委託工場衛生状況調査 パン工場9カ所を本会職員と田川調査員と薮野調査員(学校給食衛生管理指導者 退職栄養教諭)が、炊飯工 場6カ所を本会職員が巡回。パンは2回(5月と 10 月)、炊飯は1回(2月)、工場の衛生状況を調査 *パン・米飯品質検査 (専門機関による米飯の品質検査とパンの品質審査(審査会は2回実施予定)) *学校給食用精米分析及びコシヒカリの品種鑑定(DNA鑑定) 地域米毎に、専門機関が毎月精米を抜き取り、その水分、粉状質、砕粒等を分析 コシヒカリの品種鑑定は年2回実施 *学校給食用検査機器の貸出 ・自記温湿度計 ・糖度計 ・ATP拭取り検査器 ・塩分計 ・スタンド型手洗いチェッカー ・そしゃく計(かみかみセンサー)〈S・Mサイズ〉 かみかみセンサー 申込様式は本会のホームページに 2 学校給食の普及充実及び食育支援に関する事業 ◆食育の指導への支援 *食育支援教材の貸出 ◆普及充実 *学校給食調理コンクール……8月12日(金) 会場:石川県立金沢西高等学校 *中学生学校給食献立コンクール……応募締切:9月23日(金)必着 表彰式:11月18日(金) 作品募集要項・応募用紙は本会ホームページに ◆各種研修会 *石川県学校給食研究大会……7月27日(水) 会場:石川県文教会館 *栄養教諭・学校栄養職員技術講習会……7月21日(木) 会場:金沢勤労者プラザ *学校給食関係業者衛生管理講習会……1回目 5月28日(土) 会場:石川県地場産業振興センター *学校給食関係業者衛生管理講習会……2回目 11月に実施予定 ◆助成事業 *郡市等学校給食会事業助成 *石川県栄養教諭・学校栄養職員研究会事業助成 *石川県学校給食センター連絡協議会事業助成 *石川県栄養教諭・学校栄養職員県外研修派遣助成 *全国学校給食大会研究協議大会派遣助成 ◆広報活動 *「平成28年度(公財)石川県学校給食会の概要」の発行 *ホームページによる情報提供 *「給食会だより」の発行 3 その他この法人の目的を達成するために必要な事業 本会のホームページのトップページ *東海・北陸・近畿ブロック学校給食研究協議会 6月 京 都 府 *全国学校給食会連合会理事会・定例総会 6月 2月 東 京 都 *第57回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会 8月 大 阪 府 *全国学校給食会連合会事務局長・課長クラスセミナー 10月 東 京 都 *第67回全国学校給食研究協議大会秋田県大会 11月 秋 田 県 *東海・北陸学校給食会ブロック会議(前期) 7月 富 山 県 *東海・北陸学校給食会ブロック会議(後期) 1月 岐 阜 県 第1回学校給食関係業者衛生管理講習会を実施しました 昨年度、コンタミネーションや欠品の代替品にアレルギー物質の含まれた食品が提供されようと したことがありました。本会は、このことを重く受け止め、学校給食に関わる業者の皆さんへの衛 生管理講習会に、学校給食における食物アレルギーへの対応を取り上げることにしました。 以下、その実施状況をお知らせします。 【テーマ】 製造現場でのアレルギー物質の管理と理解について 【講 師】 新蔵登喜男氏(㈲食品環境研究センター) 竹中 好美氏(石川県栄養教諭・学校栄養職員研究会会長) 澤田 斉一氏(㈱スギヨ品質保証部部長代理) 【対 象】 基本物資(パン、米飯、牛乳)と一般物資の製造及び配送・保管関係者 【参加者】 54名(パン:18名、米飯:8名、牛乳:8名、一般物資:20名) 〈内 1 容〉 基調提案 「学校給食における食物アレルギーの現況について」 提案者:(公財)石川県学校給食会事務長 2 講 義 1 「学校現場での食物アレルギーへの対応について」 講 師:竹中 好美氏 3 講 義 2 「製造現場での食物アレルギーへの対応について」 講 師:澤田 斉一氏 4 講 義 「食品業者が取組むアレルギー管理の実際」 講 師:新蔵登喜男氏 5 演 習 「食物アレルギーの自社の実態と今後の対応について」……グループ討議 竹中先生の講義 〈感 澤田さんの講義 新蔵先生の講義 グループ討議の発表 想〉 ○食物アレルギー管理についての意識が高まりました。 ○安易な判断は、子供を危険にさらすことになることを深く痛感しました。 ○アレルギー物質を含む食品に対して、慎重な確認作業が必要だと思いました。また、コンタミにも相 当気を付けたいと感じました。 ○竹中先生の講義を聴き、アレルギーのある子供、ない子供のために、一人一人の顔を見て、製造側も もっとアレルギーについて勉強しなくてはいけないと思いました。 ○食物アレルギーに対しての社員の意識強化。 *生産者、加工業者からの情報を正確に伝える。 *欠品による代替品についても慎重に行う。 *実際に食品を食べる子供の顔を思うことで、より良い状態での物流を目指します。 本会委託工場の衛生調査の実施 本会では、公益目的事業の一環として「衛生管理事業」を行っています。 ◆衛生管理調査 ㈱アルプ「食品環境部」に委託し、「パン及び炊飯委託工場の衛生管理調査」を行っています。 今年度から、全ての委託工場(パン:9カ所、炊飯:6カ所)に、2回調査に入ります。1回目は4 月6日~5月20日に実施し、2回目は7~8月に調査に入ります。 調査項目は、下記のようになっています。 環境付着菌検査(拭き取り法) サニテーションチェック(100 項目) ・一般生菌数 ・「施設管理」(30 項目) ・大腸菌群 ・「従事者」(30 項目) ・黄色ブドウ球菌 ・「原料・製品」(18 項目) ・「設備・備品、製造工程、品質管理」(22 項目) 調査報告書は、パン組合と米飯組合を通じて各工場へ送付しました。報告書で指摘された事項は、各 工場が可能な限り改善に取り組むよう、組合とともに指導していきたいと考えています。 【工場での調査の様子】 スライサーの汚れ調査 手指の拭き取り調査 冷凍庫の調査 ◆衛生状況調査 本会の「パン委託加工工場衛生状況調査」は、年2回、本会職員2人と田川調査員か薮野調査員 の3人で行います。昨年度より、上記の「衛生管理調査」と連動させるようにしています。そのた め、調査項目もサニテーションチェック項目を参考に40余り作成し、実施しています。 1回目は5月13~27日に行い、田川調査員には加賀と能登地区の6カ所、薮野調査員には金 沢市周辺の3カ所に入ってもらいました。 次のような評価点が挙げられました。 ●各施設とも老朽化が進んでいたが、工場内の整理整頓に努めようと する意欲が感じられた。 ●工場内の床を濡らさないような手立てで実施していたので、湿度も 低く快適に作業がされていた。 また、8つの課題が挙げられました。 1 作業用の清潔な服装に心掛け、正しい身支度をする 2 ローラー掛けの実施と記録をつける 3 引き続き工場内の整理整頓と作業後徹底した清掃を実施する 4 正しい原材料の取扱いと徹底した管理(保管)を行う 5 作業前・作業中に作業台、検品台の消毒を実施する 施設の隅々まで点検する薮野調査員 6 いろいろな施設のドアノブ等の洗浄・消毒をする 7 パン箱の内側、取っ手、接合部の洗浄・消毒の徹底を図る 8 焼き型、天板、ラックの炭化物の除去作業を実施する 調査結果と2人の調査員の所感・課題は、パン協同組合を通して各工場 へ配布されました。 2回目の衛生状況調査は10月頃に実施予定です。また、炊飯工場の衛生状況調査は、2月下旬 を予定しています。 ◆諸機関との連携 「衛生管理調査」と「衛生状況調査」の結果を踏まえ、いろいろな動きが出て来ています。例え ば米飯組合では、講師を招き、炊飯工場の製造環境の改善に向けた研修会を継続的に行っていきま す。また、工場独自に改善したところを㈱アルプに再調査を依頼したり、保健所や防虫業者等との 連携を図るケースも出てきています。 (左)保健所の職員が生地を寝かす冷蔵庫 の衛生状況を点検した (右)保健所の職員に正しい手洗いや食中 毒防止に向けた指導を受けた 理事会・評議員会を開催しました 平成28年度 公益財団法人 石川県学校給食会の「第4回理事会」を5月30日(月)、「定時評議 員会」を6月20日(月)、いずれも石川県庁舎内で開催しました。平成27年度の事業報告及び会計 決算報告並びに特定個人情報等取扱規程について審議・承認されました。また「定時評議員会」では、 任期満了に伴う理事1名の改選についても承認されました。 今年度の役員(理事、監事)・評議員は、次の方々です。(敬称略) 役員名簿 役 職 評議員名簿 氏 名 所 属 ・ 職 名 氏 名 所 属 ・ 職 名 理事長 田中新太郎 石川県教育委員会教育長 竹内志賀子 白山市立白嶺小中学校長 常務理事 徳田 伸一 石川県教育委員会スポーツ健康課長 山本喜久雄 金沢市学校給食会事務局長 川北町立中島小学校長 市川由美子 石川県学校給食センター連絡協議会副会長 理 事 坂東 隆 理 事 室谷 敏彦 川北町教育委員会教育長 田川 惠子 石川県栄養教諭・学校栄養職員研究会OB 理 事 浦 金沢市学校給食会会長 北山 光善 石川県PTA連合会副会長 理 事 粟村 石川県学校給食センター連絡協議会会長 脇田 明義 石川県教育委員会教育次長 理 事 勇ノ上春美 石川県栄養教諭・学校栄養職員研究会OB 理 事 藤本 好子 石川県PTA連合会副会長 理 事 松坂浩一郎 (公財)石川県学校給食会事務長 監 事 紅谷 北陸税理士会金沢支部税理士 監 事 加美 弘行 世史宏 弘 実 石川県教育委員会スポーツ健康課参事 第 4 回 理 事 会 トピックス ◆「平成28年熊本地震」に対して 平成28年4月14日以降、熊本県、大分県で大地震が発生し、両県とも甚大な被害が起きまし た。この場を借りてお見舞い申し上げます。 さて、この「平成28年熊本地震」に対し、本会でも何か協力ができないかと考え、両県のデザ ート商品の購入を打診しました。これに対し、(公財)熊本県学校給食会では、現地製造工場並び に果汁を扱う組合が被災し、現在出荷できる状態でないと辞退されました (しかし、今年末には出荷できるとの見通しです)。他方(公財)大分県学 校給食会では、豊後高田市のかぼすを使った「ぶんごカボスゼリー」が提供 できるとのことでしたので、取り寄せて、特別価格で販売することにしまし た。 なお、本会の意図を汲んでくださり、(公財)大分県学校給食会より 貴会から賜りました多大なるご支援の一部は、被災地に対する義援金と して活用させていただきます。 との言葉をいただきました。 県内でも「ぶんごカボスゼリー」を給食の献立に取り入れていただいて 豊後高田市 かぼすの収穫量 1位 大分県 96% 2位 愛媛県 3% 〈H25 年度農水省〉 います。その中から、2つ紹介します。 * * * * * * * * * * * * * 中能登町立中能登中学校 中能登町の3小学校、1中学校では、6月7日(火)、「食べて応援!九州応援献立」と銘打ち、 大きな被害を受けられた九州の皆さんの一日も早い復興を願い、「食」から応援しようと献立が立 てられました。 中能登中学校では、全校生徒(在籍555人)と職員がランチルームで給食を摂りました。全員 で“いただきます”をした後、給食委員会の生徒から、次のようなアナウンスがありました。 今年の4月に熊本・大分を中心に九州を襲った大地震が起こりました。今日は、そんな被災地の 皆さんを応援しようと、「九州応援献立」にしました。(中略)デザートは、大分県豊後産の「か ぼす」を使ったゼリーです。ビタミンCたっぷりの果汁と、さわやかな香りが感じられます。 給食では、今後も現地の食材や郷土料理を献立に取り入れ、支援していきたいと考えています。 今日は被災地の皆さんの一日も早い復興を願いながら給食をいただきましょう。 給食後、生徒会の役員にインタビューしたところ、「地震直後に生徒会として募金活動をしまし た。今日のような給食を通して支援できることが分かりました。機会があれば、生徒議会などで呼 び掛けていきたいと思います。特にゼリーがおいしかったです。」とのことでした。 〈献立メニュー〉 *九州産黒豚の焼売 *れんこんの辛子マヨ和え *太平燕(タイピーエン) *かぼすゼリー(大分県ぶんご産) ランチルームでの給食の様子 当日の給食 *米粉パン *牛乳 野々市市立野々市中学校PTA 野々市市では、毎月19日の「食育の日」の前後に、「ご当地メニュー」による給食を実施して います。6月は「熊本・大分応援メニュー」です。下記のメニューで、15日(水)には市内の2 中学校、17日(金)には5小学校(対象計:4,953 人)で給食が提供されました。 以下、お昼の放送原稿の一部です。 4月14日以降、大きな地震が熊本県、大分県で相次いで発生しました。1カ月半経った今でも 多くの人たちが避難生活をしています。今日の給食では、早く元にもどり、元気に生活できるよう に願い、熊本県や大分県の食材、献立で応援したいと思います。(中略)かぼすは、ゆずに近い仲 間で、大分県が主な産地です。今日はかぼすを使ったゼリーを大分県から取り寄せました。大分県 の学校給食でよく出されているゼリーです。 私たちは、毎日、当たり前のように食事をしています。しかし、普通に食事をとれるということ は本当に恵まれていることです。あたたかくて美味しい食事を食べられることに感謝し、残さずに 食べましょう。 15日、野々市中学校PTAでは「学校給食試食会」も行われ子供たちと同じメニューの給食が 出されました。講師からは、各メニューの食材やそれにまつわるエピソード、そして「かぼすゼ リー」の売上げの一部は義援金となることも紹介していただきました。 〈献立メニュー〉 *高菜ごはん(阿蘇の郷土料理) *とり天(大分県発祥の郷土料理) *タイピーエン(熊本市のご当地グルメ) *ミニトマト(熊本県のトマト生産は全 国1位) 当日の給食 試食会の様子 *牛乳 *かぼすゼリー(大分県ぶんご産) 北海道猿払村のホタテ貝を使ったカレーライス……あちこちからおいし~い!の声が! 3月10日(木)、内灘町の5小学校、1中学校では、友好都市である北海道猿払村特産のホタテを使っ たカレーライスが一斉に提供されました。 内灘中学校では、卒業式を翌日に控え、3年生にとっては最後の学校給食と なりました。そして、前日までの2日間、公立高校の入試を終えたこともあ り、ホッとした気持ちとおいしさも手伝い、非常に和やかな給食時間でした。 猿払村のホタテ漁は日本一の漁獲量を誇ってい 猿払村のホタテ貝と ます。このホタテ漁の基礎を築いたのが、明治 は? 20年代に、出稼ぎ漁業で猿払村を訪れていた内灘村民だと言われています。こうした縁から、平成27年 10月15日、内灘町と猿払村が友好都市提携の調印を行いました。 一方、猿払村では、村内の5小学校、1中学校で、1月25日(月)、「全国学校給食週間」の一環とし て、石川県及び内灘町の食材を使った、「石川県の給食」が提供されました。 〈献 立〉 *ご飯 本会取扱商品 *治部煮 *めった汁 *牛乳 *ガスエビのから揚げ *さつまいもクレープ 第1回学校給食用パン品質審査会の結果 学校給食用のパンが、安全でより良く作られているかどうかを確認するため、石川県パン協同組合の協 力を得て、年2回「パン品質審査会」を行っています。第1回は、下記のように実施しました。 ◆実施日 平成28年7月1日(金) 外 ◆収集法 6月30日及び7月1日に 焼 納品されたパンを抜取り 形 観 皮 内 体 均 ◆会 場 金沢製粉株式会社研究室 色 整 質 積 ◆審査員 今寺幸雄 氏(金沢製粉㈱企画部次長) コッペパン 10 5 5 10 8 5 4 10 食パン 優 ◆審査項目と配点……右の表による 食 パ ン 可 50.0~ 焼 す 均 だ 等 3 相 色 食 香 ち 相 感 り 10 5 15 15 25 15 5 15 15 20 味 ◆判定基準 コッペパン 優 81.0~ 良 62.5~ 81.5~ 良 62.6~ 可 50.0~ ◆審査結果 コ ッ ペ パ ン 工場名 川岸ベーカリー あづま屋 小西製パン ブ ロ ス ブ ロ ス サンキョウパン サンキョウパン 提出学校等名 湖 北 小 芦 城 中 御 幸 中 寺 井 小 西部共調 津幡南中 内灘共調 良 良 優 優 優 優 優 合計点 80.9 80.4 82.9 86.5 86.2 85.6 81.5 外 観 23.3 24.4 25.7 26.3 26.0 26.6 24.3 内 相 57.6 56.0 57.2 60.2 60.2 59.0 57.2 判 定 コ ッ ペ パ ン 食 パ ン 工場名 サンキョウパン 卜部製パン 佐 野 屋 細 畑 屋 タカマツパン ブ ロ ス 細 畑 屋 提出学校等名 かほく市第2C 志賀共調 七尾東部中 河 井 小 いしかわ特支 三 馬 小 輪 島 中 良 優 良 優 優 良 優 合計点 75.8 84.5 77.6 85.3 85.3 79.1 84.9 外 観 23.4 26.0 24.0 26.9 25.9 24.8 25.2 内 相 52.4 58.5 53.6 58.4 59.4 54.3 59.7 判 定 「味」の審査 試料に対する講評も ◆講評(今寺さん) コッペパンは、総合評価からみて全体的に良い出来栄えであった。ただ、「試料送付票」を読むと、品質 基準の捉え方が、製造者と喫食者に差異(市販パン等の影響か)があるのではないか。製造現場と実需者と の意識調整が必要な状況になってきているように思われる。 食パンは基準と胚芽の2点と少なく、相対評価をすることができなかった。 梅雨であるため、カビの発生に留意するとともに、その生育要因を排除することが肝要である。短期気象 予報では、高温・多雨となっている。いずれも醗酵・衛生管理に関するものであり、十分な注意が必要であ る。最終実需者を念頭にパン作りに努めてほしい。 審査結果については、パン協同組合を通して各委託加工工場へ、パンを提供した学校・共同調理場及 び当該教育委員会へは本会から送付してあります。 2回目の審査会は、11月下旬に実施する予定です。
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