HOKUYO NEWS PAPER 北洋新聞 札幌No.1無料電子新聞 第786号 平成28年7月5日(火)発行 購読料 無料 発行所 ㈱パンダ不動産 編集発行人 田口宗勝 [email protected] 発表によると、国内の登録件数は、6月1日時点で35, 724件だったものが、7月1日時点で33,575件へ6.0%減 少。国内でも急成長してきたエアビーアンドビーの登録 件数が前月から減少するのは、調査開始以来初めてのこ と。全国の四分の三を占める東京、大阪、京都での減少 が目立っている。 民泊をめぐっては、厚労省と観光庁でつくる「『民泊 サービス』のあり方に関する検討会」が6月に報告書を まとめ、旅館業法に基づく許可制だけでなく、審査が簡 単な届け出・登録制で、住宅地でも営業できる新法制定 を打ち出した。 しかし、報告書では、営業日数について「180日以下 の範囲で設定する」として、事実上、民泊だけでは採算 が取れない方針を打ち出した。さらに、条例で民泊に独 自の規制を設けることも容認したことから、地域によっ ては禁止される懸念が浮上。高収益を目指す運営者が民 泊ビジネスから撤退を始めたと見られる。 新経済連盟の民泊運営者へのアンケートでは、180日 制限ができた場合、家主在室型業者の約7割、家主不在 型では約9割が民泊を続けられなくなると答えている。 次の焦点は、「ヤミ民泊に転じる運営者」と「摘発す る行政」との戦いのようだ。 民泊離れ始まる 民泊仲介サイト最大手エアビーアンドビーの国内登録 件数が減少している。マンションアナリスト竹内修二氏 が分析し、自身のブログで発表した。 |経済 http://www.hokuyonp.com 平成28年7月5日(火) 北洋新聞 狸小路再開発 差し止め訴訟 ドン・キホーテなどが入るサンデパートビル(札幌市中央区南 2条西3丁目)を複合高層ビルに建て替える再開発計画について、 札幌市内の男性が市を相手取り、補助金の支出差し止めを求める 訴訟を札幌地裁に起こした。北海道新聞が報じた。 報道によると男性は、補助金が約64億円(国が半分負担し、市 負担は約32億円)と多額で、総事業費に占める補助率が26.6%と 他の再開発事業に比べて突出して高く、「過剰な支出であり不当」 と主張している。 ビルの延床面積は約44,000㎡で、地下2階~地上6階に商業施 設、地上7階~地上28階に分譲マンション(約140戸)が入る。 マンション部分は事業協力者の大京が手がけると見られる。平成 28年度に解体工事に取り掛かり、平成29年に本体工事着工を目指 している。 弁護士などで構成される監査委員は、5月に監査結果を公表し、 エレベーター付きの地下街出入り口や駐輪場を設置することから 「公共性が高い事業」と認定。補助金の正当性を評価した。 世界で最も物価の高い都市 1位香港・5位東京 マーサージャパンの調査によると、海 外駐在員にとって最も物価が高い都市は 香港だった。同社は、209都市において住 居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、 娯楽費用などを含む200品目以上の価格を 調査し、それぞれを比較。多国籍企業や 政府機関が海外駐在員の報酬・手当を設 定する際に利用されている。 アジアでは、香港がグローバルにおい ても最も物価が高い都市となった。4位 にランクインしたシンガポールは昨年と 変わらず、5位の東京、7位の上海と続 いた。 ランキングの編集責任者であるコンス タンティン・メトラル氏は、「米ドルに 対して日本円が上昇したことにより日本 の都市の順位が上がりました。一方、米 ドルに対する人民元の価値が下がったた め、中国の都市の順位は概ね下がる結果 となりました」と分析。ヨーロッパにつ いては、「全体的に物価上昇は見られる ものの、米ドルに対して一部の国々の自 国通貨が下落したために、幾つかの都市 の順位が下がりました。更に、最近の安 全保障に関わる問題や社会不安、経済の 先行きへの懸念といった要因が影響して います」と述べた。 |不動産 www.hokuyonp.com 平成28年7月5日(火) 北洋新聞 北洋銀行は、住宅ローンの主力商品「ほくようスペシャ ル住宅ローンα」の詳細を、公式サイトで公開した。 道商品は、保証料が金利に含まれているプランで、初 期費用を低く抑えられることから最も人気がある。金利 は3年固定で0.70%と、業界最低水準。住宅ローン利用 者のほとんどから選ばれていると見られている。 同商品は、2月からこの条件だが、同社では、商品の 詳細については店頭のみで説明し、公式サイトには掲載 しない方針を貫いてきた。ちなみに、北海道銀行にも同 等商品があるが、こちらは、サイトで大きく告知し集客 に成功している。 サイトだけで比較するユーザーにとっては、道銀のほ うが魅力的に見えることから、北洋の戦略を疑問視する 声が出ていた。同社がカミングアウトしたのは7月1日。 6月25日の株主総会でも目立った動きはなく、真相は分 からない。 一方、日銀のマイナス金利導入後、企業への貸出が思 うように増えていないとの指摘もある。住宅ローンが主 な収益源であれば、広く告知をして貸出先を増やしたい のは当然の流れだろう。 むしろ、今までの「秘密主義」の目的がわからない。 ネット上で知識を得たユーザーが、店頭でさらに好条件 の商品を提示され、契約を後押しするということが狙い だったのだろうか? 今後は、ネット上でも道銀と同条件であることがわか るため、契約件数が増加する可能性が高い。道銀の反撃 が注目される。 公式サイトで 3年固定0.70% 北洋がカミングアウト |娯楽 「レコチョクランキング」はFlow er「やさしさで溢れるように」が1 位を獲得した。Flowerの12thシング ルとなるこの楽曲は、JUJUの名曲の カヴァーで、6月4日公開の映画 『植物図鑑 運命の恋、ひろいまし た』主題歌。5月25日よりデジタル 先行配信を開始、レコチョクデイリー ランキングで6月3日付から5日間 連続で1位を獲得した。また、6月 10日「ミュージックステーション」 の生出演を受けて、6月9日から4 日間連続で1位に返り咲いている。 6月8日、6月15日発表の週間ラ ンキングで連続1位を獲得し、配信 開始から現在まで1カ月以上トップ1 0内にランクインするロングヒット となり、6月度に最もダウンロード された楽曲となった。 「アルバムランキング」は、藤原 北洋新聞 さくら「Soup」が1位を獲得した。 藤原さくらは6月13日に最終話を迎 えた月9ドラマ『ラヴソング』にヒ ロイン役“佐野さくら”として抜擢 された20歳のシンガーソングライター。 主演の福山雅治が作詞・作曲を手 掛けたドラマ主題歌「Soup」、劇中 歌「好きよ 好きよ 好きよ」を含む アルバム「Soup」は、6月8日の配 信開始と同時に7日間連続1位を獲 得。6月15日付の週間ランキングで も1位を獲得した。また、6月17日 の「ミュージックステーションSP」 歌唱後、6月18日付、19日付のアル バムデイリーランキングで1位に返 り咲き、6月中はトップ10以内にラ ンクインするなど6月度の月間ラン キングで首位を飾った。 アルバムは藤原さくら 「レコチョクアワード 月間最優 秀楽曲賞 2016年6月度」が発表さ れた。 www.hokuyon.com 平成28年7月5日(火)
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