ニュースリリース 平成 28年 7月 7日 「新市場創造型標準化制度」を活用した標準化取り組みテーマの決定について 常陽銀行(頭取 寺門 一義)は、このたび、標準化活用支援パートナー機関として当行が支援してきた 株式会社ベテル(代表取締役 鈴木 英一)が、経済産業省の「新市場創造型標準化制度 *1 」を活用した 標準化取り組みテーマに決定されましたので、下記のとおりお知らせいたします。 今回「標準化」の対象となったのは、同社が研究開発に取り組んできた「放熱性シート材料の熱拡散率 を測定する技術」であり、「標準化活用支援パートナーシップ制度 *2」を活用した案件としては、経済産業省 関東経済産業局管内において第 1 号案件となります。 当行は、今後とも、地域のものづくり企業の競争力強化と新たな企業価値の創出に向け 、さまざまな 取り組みを展開してまいります。 *1 新市場創造型標準化制度…中堅・中小企業等が開発した優れた技術や製品を、国内外に売り込む際の市場 での信頼性向上などの有力な手段となる「性能の評価方法」等の標準化を支援 するため、平成 26 年7月に経済産業省が創設した制度。 *2 標準化活用支援パートナーシップ制度…自治体・産業支援機関、地域金融機関などと、一般財団法人日本 規格協会(JSA)が連携し、中堅・中小企業の保有する優れた 技術の標準化 を 通 し て、 当 該技 術 や製品 の 国 内外 に おけ る 事業化 を 支 援す る 。平 成 28 年 6 月 現 在、 全 国で 91 機関 が 登 録を 受 けて い る。 記 「新市場創造型標準化制度」の活用が決定されたテーマの概要等 提 案 企 業 パートナー機関 提 案 テ ー マ 概 株式会社ベテル (本社所在地:茨城県石岡市) 株式会社常陽銀行 放熱性シート材料の熱拡散率の測定方法に関する標準化 携帯デバイス内部等の電子実装部品が発する熱を外部に放出する放熱性 シート材料(グラファイトシート)について、スポット周期加熱放射 測温法を用いた面内方向熱拡散率の測定方法を標準化。 当社の測定方法が標準化されることにより、当社の技術が客観的に評価され、 市場での信頼性向上や他社との差別化が期待出来ます。 要 当社が開発した熱物性 測定装置 今後の スケジュール 今後、一般財団法人日本規格協会が提案企業を含めた原案作成委員会を構成 し、標準化の原案作成が行われます。原案作成後、日本工業標準調査会にお いて審議され、国内標準(JIS)となります。 ※本件に関する経済産業省のプレスリリースは、以下のアドレスによりご確認いただけます。 http://www.meti.go.jp/press/2016/07/20160706001/20160706001.html 以上
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