英国の EU 離脱に思う J1SXA/池 (3.Jul.2016 記)

英国の EU 離脱に思う
J1SXA/池
人権や民主主義などの価値観を構築し、民族を背景とした国家間の紛争を回避する、
「一
つの欧州」を目指した欧州連合(EU)だったが、僅差とはいえ、英国民は、離脱を選ん
だ、これは、欧州の弱体化であり、ロシアや中国など軍事力を誇示して国際ルールを無視
する勢力と、法の支配という普遍的価値観を共有する日米欧とのバランスも崩しかねない。
世界の経済が大揺れしている、当然日本もこの波に翻弄される、アベノミクスも影響大
だ、EU離脱は綺麗事では済まされない。
佐藤守氏が、ブログで友人からのメールを披露している、…以下引用…何も考えずに「難
民がかわいそう」「平和人権」「人種に関わらず難民の移民を認めよう」とまさにキリス
ト教的偽善ある。自国民、自らの民族の幸せを犠牲にしてできもしない綺麗事で動く世界、
EU しかり国連しかり、結局こんなもんがその国の真面目な勤労者が犠牲になり怒りを爆
発させたのがイギリスの国民投票だったのだ!、偽善を助長する現代社会は必ずかかる反
動を生むのだ!、国家は自国民と民族をまず一番に考えなければならいのだ!、当たり前
の話だ!、まさにキリスト教的偽善が今後欧州で EU 解体に導く政治勢力を勢いつけるの
だ!、できもしない理想の綺麗事を語るなかれ!、まずは自国民の幸福だけを求めよ!、
なんで勤勉な国民が、ただ飯ただ福祉を求めて押し寄せる難民をお抱えせねばならない
の?、ノー・アブソルトリーノーだ!、難民は自国に戻り武器を持って圧制者を自分の手
で倒せ!、これが民族の最低限のマナーだ!、武器の援助なら喜んでしてやろう!、まず
オランダ・フランス・デンマーク・オーストリアで必ずや離脱それは民族主義をもとに来
年爆発するだろう!。…引用終わり。
ごもっともな意見だと思う、我が日本に置き換えて考えて見るに、日本国民の何割が、
自国を守り抜くという考えを持っているのだろうか、左翼のプロパガンダに犯されて、そ
ういう決意がふっ飛んでいる国民が多すぎる、例えば、特定秘密保護法制定の時、安保法
制制定の時、芸能人や映画人、ジャーナリストたちが、日本の民主主義の死というような
過激な反対キャンペーンを張りました、「平和」が大切だという声を挙げる事と、特定の
法案に反対する事は全く意味が違う、法案に反対するのであれば、その法案が本当に平和
を脅かす根拠と、新たな立法措置を取らずとも我が国の平和が守られ続けるという根拠を
持たねばならない、この人達は、「大衆迎合」という EU 離脱派と根は同じだ。
吉永小百合、竹下景子、渡辺謙、笑福亭鶴瓶、樹木希林等々の芸能人が、ツイッターや
テレビ対談等で、反対をアピールしていた、あるいは、政治ジャーナリストの田勢康弘、
映画監督の崔洋一等の発言は、主張するようなことはその後何も起こっていない、法案の
意味や中身を知らずに、後から責任を取れないような出鱈目な批判だったと言っても過言
では無い、正に「無知蒙昧」の人たちだ、この人達の誰一人として、発言の責任を取つた
人はいない、著名人であることを自覚して発言するべきだ。
(3.Jul.2016 記)