やまきたのつどいが目指すもの

やまきたのつどい
目指すもの
少子高齢化、肩車社会を迎える近未来において、
「住み慣れた地域で」
「自分らしい暮らしを」
「人生の最後まで続けることができるよう」
「住まい・医療・介護・予防・生活支援」が一体的に提供される」
『地域包括ケアシステム』の構築が進められています。
地域包括ケアシステムは、画一的な仕組みでなく、地域によって様々である課題や問題点を解決してい
く小さな動きの一歩です。
そのため、システム構築には、お互いを知り、よりよい連携をしていくことが必要不可欠です。
2014 年度、山城北圏域地域リハビリテーション支援センター事業の一つとして、
介護施設従事者交流会(=通称
やまきたのつどい)を開催しました。
同じ圏域内で従事しながらも、個々が「点」での活動となってしまうことで、
同じ指標・目標(例:ケアプラン)であるはずが、包括的・継続的な関わりとならず
結果的に、利用者にとっても総合的なサービス提供につながらなくなってしまっています。
やまきたのつどいは、「お互いを知り理解する」ことを基盤に
「垣根のない顔の見える関係」
「共通言語・共通指標」による連携を徐々に拡げていく事で
地域(街)において「機能的ネットワーク」を構築していくことを目的としています。
ゆくゆくは街全体の資源の共有と有効・相乗活用(=1+1 が2以上になる)により
地域住民(利用者・ご家族・支援者)の生活、充実につながることを目指しています。
(それがそれぞれの地域での包括ケア体制に還元されるとも考えています)
「気軽に集える場」の思いをこめて『やまきたのつどい』と命名しました。
お気軽にご参加いただければ幸いです。
山城北圏域
地域リハビリテーション支援センター
京都岡本記念病院
理学療法士
田後
裕之