アルコール依存の患者に対するワークブックを用いた個別

様式 3
別添
研究内容説明書
研究協力のお願い
昭和大学附属烏山病院では、下記の臨床研究を行います。研究目的や研究方法は
以下の通りです。この掲示などによるお知らせの後、臨床情報の研究使用を許可し
ない旨のご連絡がない場合においては、ご同意をいただいたものとして実施されま
す。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜
りますようお願い申し上げます。
この研究への参加を希望されない場合、また、研究に関するご質問は問い合わせ
先へご連絡ください。
1.課題名
アルコール依存の患者に対するワークブックを用いた個別入院治療プログラムの実践報告
2.研究責任者
所属
職名
氏名
昭和大学発達障害医療研究所
医師(講師)
太田
晴久
3.研究の概要・計画
研究背景:これまでのアルコール依存の入院治療は主に集団でのプログラムを中心に行われてきまし
た。しかしながら、集団での治療が不得手もしくは不適当な患者さんも相当数存在しています。また、
アルコール依存専門治療病棟での加療は、うつ病などの併存しやすい精神疾患への配慮が不十分である
ことも多い場合があります。そのため、烏山病院では個別性を重視したアルコール依存入院治療プログ
ラムを他職種の関与により行い、プログラムはワークブックを用いて行われ、うつ病の疾病教育も導入
しています。本研究では、診療記録内にある臨床データを用いて、烏山病院で行われているアルコール
依存症への入院治療プログラムの治療内容や効果を検証することにより、今後の望ましい介入のあり方
について検討していくことを計画しました。
調査対象期間:2014 年 4 月1日から 2016 年 6 月 30 日
調査対象情報:烏山病院で行われているアルコール依存症への個別入院治療プログラムの治療内容や効
果、患者背景に関するデータ
調査項目:診療録等の調査項目
・基本情報:性別、年齢、入院日数、家族状況、既往歴、生活歴、現病歴、診断、過去の精神科入院回
数、服薬内容、身体疾患の有無、クリティカルパス内の記録、治療経過
・心理検査:性格検査(YG 検査,MMPI)、抑うつ尺度(CES-D,BDI-Ⅱ,SDS)、物質使用評価尺度
(DAST-20,AUDIT,SOCRATES,物質依存に対する自己効力感尺度)、服薬アドヒアランス尺度(DAI-10)、
機能の全体的評定(GAF)、一般性自己効力感尺度(GSES)
・社会的要因:退院時における今後の治療方針、家族の疾病理解の程度、精神保健福祉手帳の有無、支
援機関の有無
4.研究実施期間
2016 年
7月
6 日 ~ 2018 年 3 月 31 日
2016/07 版
様式 3
別添
研究内容説明書
5.問い合わせ先
所属:昭和大学発達障害医療研究所
職名:医師(講師)
氏名:太田
晴久
住所:157-8577 東京都世田谷区北烏山 6-11-11
電話番号:03-3300-5231
なお、個人情報の保護のため、診療情報はすべて個人を識別できる情報(氏名、住所、生年月日、電話番号など)
を削除し独自の記号を付して取り扱い、研究成果を学会や論文で発表する際も個人情報を出すことはありません。
2016/07 版