スミルハン・ラディック 寓話集

2016 年 7 月 7 日
アーティスティックでミステリアス。チリ人建築家スミルハン・ラディック氏待望の作品集
『スミルハン・ラディック 寓話集』
刊行のご案内
TOTO 出版は、TOTO ギャラリー・間にて 2016 年 7 月 8 日(金)より
開催する「スミルハン・ラディック展 BESTIARY:寓話集」に併せて、
氏の日本初となる作品集『スミルハン・ラディック 寓話集』を 7 月 7
日(木)に発行しました。
スミルハン・ラディック氏は、2016年のプリツカー賞受賞者であるア
レハンドロ・アラヴェナ氏と並び、現代チリ建築界、ひいては南米建築
界を牽引する建築家のひとりです。
ラディック氏の作品は、氏が親しみ、影響を受けた童話や絵画、チリの
気候や風土など、氏に内包する非常に個人的な原風景を着想の源として
生み出され、その特長は、巨石や膜といった素材を巧みに駆使している
点にあります。時に難解とも評されるその作品は、建築でありながら、
まるで彫刻やインスタレーションといったアート作品にも見える大胆
書
著
定
名=スミルハン・ラディック
者=スミルハン・ラディック
価=本体 3,600 円+税
寓話集
な形態にあり、個人的な内面性から生み出されるにもかかわらず、多く
の人々の共感を喚起します。
発行日=2016 年 7 月 7 日
「寓話集」と名づけられた本作品集では、代表作である「サーペンタイ
体
ン・ギャラリー・パビリオン2014」
(2014年)をはじめ、最新プロジェ
裁=190×250mm、並製、312 頁、
和英併記
ISBN=978-4-88706-360-0
クトのひとつであり、2010年のチリ地震によって、そのファサードを
残してほぼすべてが倒壊した集合住宅の再生プロジェクト「NAVE――
パフォーミング・アーツ・ホール」
(2015年)などを含む18の作品を収
録。それぞれの作品の特徴から、〈テント/膜屋根/隠れ家/タワー/
石/近作〉の5つのカテゴリーに分けて紹介します。本文では、氏によ
る解説、また参照したさまざまな図版、自身によるドローイング、模型、
図面、竣工写真など、豊富なビジュアルで思考のプロセスを紹介します。
巻末には、今や日本を代表する建築家のおひとりである藤本壮介氏との
往復書簡を掲載し、建築の本質に迫る藤本氏の問いかけにより、ラディ
ック氏の深い建築思想があぶり出されます。
決して多くを語ることのない氏の、詩的でアーティスティック、時にミ
ステリアスでさえある世界感を存分に味わっていただきたい一冊です。
URL=http://www.toto.co.jp/publishing/
内容紹介
目次
序文 寓話集
〈テント〉
NAVE―パフォーミング・アーツ・ホール
ルーム
ビオビオ市民劇場
〈膜屋根〉
チリ・プレコロンビア芸術博物館の拡張
ミーティング・ポイント
グアダラハラ環境科学博物館計画案
〈隠れ家〉
直角の詩に捧ぐ家
魚に隠れた少年
卵に隠れた少年
わがままな大男の城
サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2014
〈タワー〉
サンティアゴ・アンテナ・タワー計画案
フラジャイル
ランプの塔
〈石〉
メスチーソ・レストラン
レッド・ストーン・ハウス
〈近作〉
木の家
ルッソ・パーク・プロジェクト
藤本壮介との往復書簡
作品データ
クレジット
略歴
関連展覧会
「スミルハン・ラディック展 BESTIARY:寓話集」
2016 年 7 月 8 日(金)~9 月 10 日(土)
TOTO ギャラリー・間
住所=東京都港区南青山 1-24-3 TOTO 乃木坂ビル 3F
休館日=月曜・祝日・夏期休暇 8 月 6 日(土)~8 月 15 日(月)
TEL=03-3402-1010
URL=http://www.toto.co.jp/gallerma/
プロフィール
スミルハン・ラディック
Smiljan Radić
1965年、チリ、サンティアゴ生まれ。1989年チリ・カトリック大学卒業後、
ヴェネチア建築大学で学ぶ。1995年にSmiljan Radić Arquitectoを開設。2009 年
よりAIA名誉会員。2001年チリ建築家協会35歳以下の最優秀国内建築家賞受
賞。2015年Oris ACO Award受賞。主な作品に「サーぺンタイン・ギャラリー・
パヴィリオン 2014」(イギリス、ロンドン/ 2014年)、「直角の詩に捧ぐ
家」(チリ、ビルチェス/ 2012年)、「NAVE—パフォーミング・アーツ・
ホール」(チリ、サンティアゴ/ 2015年)など。展覧会に、ヴェネチア・ビ
エンナーレ国際建築展(2010年)、TOTOギャラリー・間25周年記念展「GLOBAL
ENDS」(2010年)、銀座メゾンエルメス「クローゼットとマットレス」展(マ
ルセラ・コレアと協働)(2013年)などがある。